JIS B 7607:2018 自動捕捉式はかり | ページ 15

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B 7607 : 2018
− 最大加算風袋量(T=+.....)
− 最大減算風袋量(T=−.....)
注3) 既に使用されている自動捕捉式はかりの検査目量(e)は,実際の表示目量とは異なってもよ
い。初回検定時において検査目量(e)が定まっていない場合,検定の実施機関は自動捕捉式
はかりの使用者と検査目量(e)について協議し決定する場合もある。
JA.4.1.3 性能
性能は,次による。
a) 最大許容標準偏差は,4.5.1.1.2による(カテゴリXだけ適用する。)。
b) ゼロ点設定精度は,ゼロ点設定後の計量結果に対するゼロ点の偏差が,目量(e)の1/2(0.5 e)を超
えてはならない。
JA.4.2 検定公差
検定公差は,JB.3.2による。
JA.4.3 構造検定の方法
JA.4.3.1 一般
次の規定を適用する。
a) 試験荷重及び試験計量回数は,JA.3.3.1 a)による。
b) 計量範囲は,JA.3.3.1 b)による。
c) 動作速度は,JA.3.3.1 c)による。
JA.4.3.2 検定の方法
構造検定の方法は,次による。
a) 最大許容標準偏差は,A.3.1.1による(カテゴリXだけ適用する。)。
b) ゼロ点設定精度は,ゼロ点設定装置を作動させ,表示によって確認する。
JA.4.4 器差検定の方法
器差検定は,JA.3.4による。
JA.4.5 検定後の分解等に関する留意事項
JA.3.5による。
JA.4.6 検定後の移動に関する留意事項
JA.3.6による。
JA.4.7 精度等級に関する特例
JA.3.7による。
JA.5 使用中検査
使用中検査は,附属書JBによる。
JA.6 修理
修理は,附属書JDによる。
JA.7 対応関係
JIS項目と特定計量器検定検査規則(以下,検則という。)項目との対応関係は,表JA.1による。

――――― [JIS B 7607 pdf 71] ―――――

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B 7607 : 2018
表JA.1−JIS項目と検則項目との対比表
JIS項目 検則項目
JA.3.1.1 表記 第3章第1節第1款第1目 “表記事項”
JA.3.1.2 性能 第3章第1節第1款第3目 “性能”
JA.3.1.3 個々に定める性能の技術上の基準
JA.3.2 検定公差 第3章第1節第2款 “検定公差”
JA.3.3 構造検定の方法 第3章第1節第3款第1目 “構造検定の方法”
JA.3.3.2 個々に定める性能の検定の方法
JA.3.4 器差検定の方法 第3章第1節第3款第2目 “器差検定の方法”
JB.3.1 性能に係る技術上の基準 第3章第2節第1款 “性能に係る技術上の基準”
JB.3.2 使用公差 第3章第2節第2款 “使用公差”
JB.3.3 性能に関する検査の方法 第3章第2節第3款第1目 “性能に関する検査の方法”
JB.3.4 器差検査の方法 第3章第2節第3款第2目 “器差検査の方法”

――――― [JIS B 7607 pdf 72] ―――――

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B 7607 : 2018
附属書JB
(規定)
使用中検査
JB.1 一般
この附属書は,取引又は証明に使用する自動捕捉式はかりの使用中検査について規定する。
JB.2 用語及び定義
この附属書に用いる主な用語及び定義は,箇条3及びJA.2によるほか,次による。ただし,箇条3の定
義において“最大許容誤差”とある場合は“使用公差”と読み替えて適用する。また,本体及び附属書A
において,この附属書が準用する規定中に“最大許容平均誤差”又は“最大許容誤差”とある場合は,“使
用公差”と読み替えて適用する。
JB.2.1
使用公差
使用中検査における器差の許容値。
JB.3 使用中検査
JB.3.1 性能に係る技術上の基準
性能の技術上の基準は,JA.3.1.1及びJA.3.1.2によるほか,次による。
a) 最大許容標準偏差は,表JB.1に等級指定係数(x)を乗じた値とする(カテゴリXだけ適用する。)。
表JB.1−最大許容標準偏差
質量 等級指定係数(x)=1に対する
最大許容標準偏差
(g) (%はmに対する割合を表す。)
m≦50 0.6 %
50 100 200 300 500 1000 10000 15000b) ゼロ点設定精度は,ゼロ点設定後の計量結果に対するゼロ点の偏差が,目量(e)の1/2(0.5 e)を超
えてはならない。
c) 代替動作速度は,4.5及び7.1.4による。ただし,プリセット速度の規定は除く。
JB.3.2 使用公差
使用公差は,JB.3.2.1及びJB.3.2.2による。

――――― [JIS B 7607 pdf 73] ―――――

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B 7607 : 2018
JB.3.2.1 カテゴリXの自動捕捉式はかり
使用公差は,表JB.2による。
表JB.2−カテゴリXの使用公差
目量(e)で表した質量(m) カテゴリXの自動
XI XII XIII XIIII 捕捉式はかりの
使用公差
0≦m≦50000 0≦m≦5000 0≦m≦500 0≦m≦50 ±1 e
50000 200000JB.3.2.2 カテゴリYの自動捕捉式はかり
使用公差は,表JB.3による。
表JB.3−カテゴリYの使用公差
目量(e)で表した質量(m) カテゴリYの自動
Y(I) Y(II) Y(a) Y(b) 捕捉式はかりの
使用公差
0≦m≦50000 0≦m≦5000 0≦m≦500 0≦m≦50 ±1.5 e
50000 200000JB.3.3 性能に関する検査の方法
JB.3.3.1 一般
次の規定を適用する。
a) 試験荷重及び試験計量回数は,JA.3.3.1 a)による。
b) 計量範囲は,JA.3.3.1 b)による。
c) 動作速度は,JA.3.3.1 c)による。
JB.3.3.2 検査の方法
性能に関する検査の方法は,次による。
a) 最大許容標準偏差は,A.3.1.1による(カテゴリXだけ適用する。)。
b) ゼロ点設定精度は,ゼロ点設定装置を作動させ,表示によって確認する。
c) 代替動作速度は,A.3.8による。ただし,プリセット速度の規定は除く。
JB.3.4 器差検査の方法
器差検査の方法は,JA.3.4による。ただし,JA.3.4において“器差検定”とある場合は“器差検査”と
読み替えて適用する。また,JA.3.4.1が引用する附属書JCにおいて“検定公差”とある場合は“使用公差”
と読み替えて適用する。
JB.4 既に使用されている自動捕捉式はかり(平成34年3月31日以前から検定証印が付されていない状
態で取引又は証明における法定計量単位による計量に使用されている自動捕捉式はかり)の使用中検査
JB.4.1 性能に係る技術上の基準
性能の技術上の基準は,JA.4.1.1及びJA.4.1.2によるほか,次による。
a) 最大許容標準偏差は,JB.3.1 a)による(カテゴリXだけ適用する。)。

――――― [JIS B 7607 pdf 74] ―――――

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B 7607 : 2018
b) ゼロ点設定精度は,JB.3.1 b)による。
JB.4.2 使用公差
使用公差は,JB.3.2による。
JB.4.3 性能に関する検査の方法
性能に関する検査の方法は,JB.3.3.1によるほか,次による。
a) 最大許容標準偏差は,JB.3.3.2 a)による(カテゴリXだけ適用する。)。
b) ゼロ点設定精度は,JB.3.3.2 b)による。
JB.4.4 器差検査の方法
器差検査の方法は,JB.3.4による。

――――― [JIS B 7607 pdf 75] ―――――

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JIS B 7607:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R 51-1:2006(MOD)

JIS B 7607:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7607:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7611-2:2015
非自動はかり―性能要件及び試験方法―第2部:取引又は証明用
JISB7612-1:2008
質量計用ロードセル―第1部:アナログロードセル
JISB7612-2:2008
質量計用ロードセル―第2部:デジタルロードセル
JISC60068-2-1:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-1部:低温(耐寒性)試験方法(試験記号:A)
JISC60068-2-2:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B)
JISC60068-2-78:2015
環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
JISC60068-3-1:2016
環境試験方法―電気・電子―第3-1部:低温(耐寒性)試験及び高温(耐熱性)試験の支援文書及び指針
JISC60068-3-4:2004
環境試験方法―電気・電子―第3-4部:高温高湿試験の指針
JISC61000-4-11:2008
電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
JISC61000-4-2:2012
電磁両立性―第4-2部:試験及び測定技術―静電気放電イミュニティ試験
JISC61000-4-3:2012
電磁両立性―第4-3部:試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
JISC61000-4-4:2015
電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
JISC61000-4-5:2018
電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
JISC61000-4-6:2017
電磁両立性―第4-6部:試験及び測定技術―無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対するイミュニティ
JISZ8103:2019
計測用語