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C 4523 : 2018
附属書A
(参考)
リードリレーの動作に関する説明
A.1 動作及び復帰に関する用語
リードリレーの動作及び復帰に関する用語を,図A.1に示す。
1 : 初期状態 8 : メーク接点の電圧
2 : 動作 9 : ブレーク接点の電圧
3 : 動作状態 10 : 動作時間
4 : 復帰(リセット) 11 : 復帰時間
5 : 復帰状態 12 : バウンス時間
6 : コイル電圧 13 : 開離状態
7 : 可動部品の変位 14 : 閉成状態
図A.1−リードリレーの動作及び復帰に関する用語
――――― [JIS C 4523 pdf 31] ―――――
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C 4523 : 2018
A.2 動作範囲
コイル電圧に対する動作範囲を,図A.2及び図A.3に示す。
a) 5.2 a)による動作範囲 b) 5.2 b)による動作範囲
U : コイル電圧
TA : 周囲温度
1 : コイル定格電圧又はコイル定格電圧範囲の下限
2 : コイル電圧の動作範囲の下限
例 1の80 %(クラス1の場合)
3 : コイル定格電圧又はコイル定格電圧範囲の上限
4 : コイル電圧の動作範囲の上限
例 3の110 %(クラス1の場合)
5 : コイル定格電圧範囲
6 : コイル電圧の動作範囲
7 : コイル定格電圧又はコイル定格電圧範囲に対する最大許容周囲温度
8 : 復帰電圧(コイル定格電圧又はコイル定格電圧範囲の上限の5 %以上)
9 : コイル電圧の動作範囲の下限U1
10 : コイル電圧の動作範囲の上限U2(最大電圧)
11 : コイル電圧の動作範囲
12 : 復帰電圧(U1の10 %以上)
図A.2−コイル電圧の作用している範囲に関する説明
――――― [JIS C 4523 pdf 32] ―――――
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C 4523 : 2018
1 : 熱平衡に達するまでコイル定格電圧(又はコイル定格電圧範囲の上限)で励磁。
2 : 電圧除去
3 : コイル電圧除去後,直ちにコイル定格電圧の80 %(又はコイル定格電圧範囲の下限)で再励磁。
要求 : リレーが動作しなければならない。
図A.3−5.2 a)(クラス1)による動作電圧の前処理及び試験
――――― [JIS C 4523 pdf 33] ―――――
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C 4523 : 2018
附属書B
(参考)
リードリレーの種類
B.1 構造によるリードリレーの種類
B.1.1 構造によるリードリレーの種類は,表B.1に示す。
表B.1−構造による種類
種類 構造
直流駆動形 開放形 リード接点ユニットを用いた機械的要素で,動作・復帰する電気リレーで,保
護カバーがない構造のもの(図B.1参照)。
磁気シールド形 開放形リードリレーに,外部磁界の影響を低減するため,及び駆動コイルの磁
気効率を向上するため,磁性体材料で駆動コイルの外部を遮蔽する構造のもの
(図B.2参照)。
静電シールド形 磁気シールド形リードリレーのリード接点ユニット表面を,磁性体ではない金
属で周囲を囲い,接地又は電荷を与える構造のもの(図B.3参照)。
高耐圧形 開放形又は磁気シールド形と同様であるが,高耐圧形リード接点ユニットを使
用し,接点間及びその他導電体を絶縁耐力が高い物質で絶縁し,入出力間又は
接点間が最大20 kV DCまで絶縁された構造のもの(図B.4参照)。
高絶縁形 リード接点ユニットとコイルとの間をエポキシ樹脂等の絶縁物で強化絶縁し,
入出力間又は接点間が最大1015 Ωまで絶縁された端子間構造のもの(図B.5参
照)。
高周波形 静電シールド形の一種で,最大20 GHzまでの高周波数信号を伝送するために,
リード接点ユニットと金属の囲いとの間でインピーダンス整合を図ったもの
(図B.6参照)。
交流駆動形 全波整流回路及び電磁石によって,リード接点ユニットを駆動する構造のもの
(図B.7参照)。
B.1.2 リードリレーの構造を,次に示す。
a) 開放形 開放形の構造を,図B.1に示す。
1 : コイル
2 : 端子
3 : ベース
4 : リード接点ユニットa)
注a) 適用するリード接点ユニットは,JIS C 62246-1で
規定するリード接点ユニットの種類から製造業者
が決める。
図B.1−開放形の構造
――――― [JIS C 4523 pdf 34] ―――――
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C 4523 : 2018
b) 磁気シールド形 磁気シールド形の構造を,図B.2に示す。
1 : コイル
2 : 端子
3 : ベース
4 : リード接点ユニットa)
5 : 磁気シールド
注記 ダイオード付きもある。
注a) 適用するリード接点ユニットは,JIS C 62246-1で
規定するリード接点ユニットの種類から製造業者
が決める。
図B.2−磁気シールド形の構造
c) 静電シールド形 静電シールド形の構造を,図B.3に示す。
1 : コイル
2 : 端子
3 : ベース
4 : リード接点ユニットa)
5 : 磁気シールド
6 : 静電シールド
注a) 適用するリード接点ユニットは,JIS C 62246-1で
規定するリード接点ユニットの種類から製造業者
が決める。
図B.3−静電シールド形の構造
d) 高耐圧形 高耐圧形の構造を,図B.4に示す。
1 : コイル
2 : 端子
3 : ベース
4 : リード接点ユニットa)
注a) 適用するリード接点ユニットは,JIS C 62246-1で
規定する高耐圧形リード接点ユニットの種類から
製造業者が決める。
図B.4−高耐圧形の構造
――――― [JIS C 4523 pdf 35] ―――――
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JIS C 4523:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4523:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC4540-1:2010
- 電磁式エレメンタリ リレー―第1部:一般要求事項
- JISC5101-1:2019
- 電子機器用固定コンデンサ―第1部:品目別通則
- JISC60068-2-1:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-1部:低温(耐寒性)試験方法(試験記号:A)
- JISC60068-2-11:1989
- 環境試験方法(電気・電子)塩水噴霧試験方法
- JISC60068-2-2:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B)
- JISC60068-2-20:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-20部:試験―試験T―端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
- JISC60068-2-21:2009
- 環境試験方法―電気・電子―第2-21部:試験―試験U:端子強度試験方法
- JISC60068-2-27:2011
- 環境試験方法―電気・電子―第2-27部:衝撃試験方法(試験記号:Ea)
- JISC60068-2-30:2011
- 環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
- JISC60068-2-78:2015
- 環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-2-10:2015
- 耐火性試験―電気・電子―第2-10部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―グローワイヤ試験装置及び一般試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC60695-2-12:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
- JISC60695-2-13:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
- JISC60721-3-3:1997
- 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋内固定使用の条件
- JISC62246-1:2016
- リードスイッチ―第1部:品目別通則
- JISE3014:1999
- 鉄道信号保安部品―振動試験方法
- JISE3015:1992
- 鉄道信号保安部品―衝撃試験方法
- JISE3019:2018
- 鉄道信号保安部品の高温及び低温試験方法
- JISE3020:1981
- 鉄道信号保安部品の温度サイクル試験方法
- JISE4031:2013
- 鉄道車両用品―振動及び衝撃試験方法
- JISE4035:1995
- 鉄道車両部品―高温及び低温試験方法
- JISE4037:2001
- 鉄道車両―構成部品―耐候性試験方法