JIS F 7425:2006 船用鋳鉄弁

JIS F 7425:2006 規格概要

この規格 F7425は、船の蒸気,清水・海水,油,空気管系などに用いる鋳鉄弁について規定。

JISF7425 規格全文情報

規格番号
JIS F7425 
規格名称
船用鋳鉄弁
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Cast iron valves
制定年月日
1996年11月8日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

47.020.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1996-11-08 制定日, 2002-05-07 確認日, 2006-08-10 改正日, 2012-02-24 確認日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS F 7425:2006 PDF [44]
                                                                                   F 7425 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 7425:1996は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS F 7425には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)仕切弁の弁箱の形状(呼び圧力5K又は10K)
附属書2(参考)仕切弁のふたの形状(呼び圧力5K又は10K)
附属書3(参考)仕切弁の弁体の形状(呼び圧力5K又は10K)
附属書4(参考)仕切弁のドレンプラグ用座及び掃除穴
附属書5(参考)呼び圧力5Kの仕切弁で使用圧力が0.20 MPaの場合の開閉力
附属書6(参考)29度台形ねじ

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 7425 pdf 1] ―――――

F 7425 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 流体の状態と最高使用圧力との関係・・・・[1]
  •  5. 構造,形状及び寸法・・・・[2]
  •  6. 材料・・・・[2]
  •  7. 検査・・・・[2]
  •  8. 製品の呼び方・・・・[2]
  •  9. 表示・・・・[2]
  •  附属書1(参考)仕切弁の弁箱の形状(呼び圧力5K又は10K)・・・・[34]
  •  附属書2(参考)仕切弁のふたの形状(呼び圧力5K又は10K)・・・・[35]
  •  附属書3(参考)仕切弁の弁体の形状(呼び圧力5K又は10K)・・・・[36]
  •  附属書4(参考)仕切弁のドレンプラグ用座及び掃除穴・・・・[37]
  •  附属書5(参考)呼び圧力5Kの仕切弁で使用圧力が 0.20 MPaの場合の開閉力・・・・[38]
  •  附属書6(参考)29度台形ねじ・・・・[39]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 7425 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 7425 : 2006

船用鋳鉄弁

Shipbuilding−Cast iron valves

1. 適用範囲

 この規格は,船の蒸気,清水・海水,油,空気管系などに用いる鋳鉄弁について規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部 : 基準山形
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部 : ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS B 1532 平面座スラスト玉軸受
JIS B 1575 グリースニップル
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS F 7335 船用ホース金物
JIS F 7400 船用弁及びコックの検査通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS H 3260 銅及び銅合金線
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物

3. 種類

 鋳鉄弁の種類,呼び圧力及び呼び径は,付表1による。

4. 流体の状態と最高使用圧力との関係

 鋳鉄弁に対する流体の状態と最高使用圧力との関係は,付表2
6による。

――――― [JIS F 7425 pdf 3] ―――――

2
F 7425 : 2006

5. 構造,形状及び寸法

 鋳鉄弁の構造,形状及び寸法は,付表1による。

6. 材料

 鋳鉄弁の材料は,付表1による。

7. 検査

 鋳鉄弁の検査は,JIS F 7400によって,次のa)   e) について行う。
a) 材料検査
b) 外観検査
c) 寸法検査
d) 組立検査
e) 耐圧検査 耐圧検査は次の1) 及び2) とし,付表1に示す試験圧力で行う。
1) 弁座水漏れ検査
2) 弁箱水圧検査

8. 製品の呼び方

 鋳鉄弁の呼び方は,規格の名称,呼び圧力,呼び径,弁の種類及び材料系列記号,又
はその略号による。鋳鉄弁の呼び方及び略号を,付表7に示す。

9. 表示

 鋳鉄弁の表示は,次のa) 及びb) による。
a) 鋳鉄弁の弁箱の側面に,付表8の事項を表示する。
b) ねじ締め逆止め玉形弁及びねじ締め逆止めアングル弁は,弁棒の頭部に十字の溝を切って墨入れを行
い,逆止め弁であることを表示する。

――――― [JIS F 7425 pdf 4] ―――――

                                                                                                                                                                                                                     3
F 7425 : 2006
付表 1 鋳鉄弁の種類,種類の略号,呼び圧力,呼び径,材料,試験圧力,構造,形状及び寸法
鋳鉄弁の種類の 呼び 呼び径 材料 試験圧力 構造,形状及び寸法
種類 略号 圧力 50 65 80 200 250 300 350450 600 MPa
100 400500 弁座水漏れ検査 弁箱 参照付図番号 その他
125 550 水圧
150 検査
FGF
玉形弁,ア 5K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図4及び付図6の太
呼び径300以下 0.77 1.05 付図1及び 15
弁箱肉厚aの許容差は,10 とする。ただし,許容差の計算値が1 mm未満の
ングル弁 FLF 字で示した材料のとおりとする。 付図5 場合は,1 mmまで許容する。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。ただし, 呼び径450以上のもののハンドル車は,注文者の指定があれば歯車装置付き
呼び径250以上のものについては,B系列だけとする。 呼び径350及び400 0.66 0.9 としてもよい。
FGF 10K ○ ○ ○ ○ ○ ○ 呼び径200以下
弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図4及び付図8の太 1.54 2.1 付図2及び
字で示した材料のとおりとする。 付図7
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。ただし,
FLF ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 呼び径250以上のS系列のものは,弁体及び弁座をSC450にしてもよい。
呼び径250以上 1.1 1.5
この場合,弁座面にステンレス鋼の盛り金を行う。
FGF 16K ○ ○ ○ ○ 弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図4の太字で示した 2.42 3.3 付図3
FLF 材料のとおりとする。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
FGFN
ねじ締め逆 5K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 呼び径 弁体の
弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図12及び付図14の 弁体の上方から 付図9及び
止め玉形 太字で示した材料のとおりとする。 下方から 付図13
弁,ねじ締 なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。ただし,
300以下 0.77 1.05
0.77から0.4まで減圧する。
め逆止めア
FLFN ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 呼び径250以上のものは,B系列だけとする。 350及び400 0.66 0.9
0.66から0.3まで減圧する。
ングル弁 450以上 0.55 0.75
0.55から0.2まで減圧する。
FGFN 10K ○ ○ ○ ○ 弁体の下方から1.54
弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図12の太字で示した 2.1 付図10
FLFN 材料のとおりとする。 弁体の上方から1.54から0.4まで減圧する。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
FGFN 16K ○ ○ ○ 弁体の下方から2.42
弁箱,ふた及び要部(弁体,弁座及び弁棒)は,付図12の太字で示した 3.3 付図11
FLFN 材料のとおりとする。 弁体の上方から2.42から0.4まで減圧する。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
FGFLN
リフト逆止 5K ○ ○ ○ 弁体の上方から0.77から0.4まで減圧する。
弁箱,ふた,弁体及び弁座は,付図15の太字で示した材料のとおりとす 1.05 付図15 15
弁箱肉厚aの許容差は,10 とする。ただし,許容差の計算値が1 mm未満の
め玉形弁, る。 場合は,1 mmまで許容する。
リフト逆止
めアングル
FLFLN ○ ○ ○ ○

FGFSN
スイング逆 5K ○ ○ ○ ○ ○ 弁箱,ふた,弁体,弁座,アーム及びピンは,付図17の太字で示した材
出口側から0.7から0.4まで減圧する。 1.05 付図16 とする。ただし,許容差の
弁箱の肉厚a及びふたの肉厚a1の許容差は, 1510
止め弁 料のとおりとする。 計算値が1 mm未満の場合は,1 mmまで許容する。
10K ○ ○ ○ ○ 出口側から1.54から0.4まで減圧する。
弁箱,ふた,弁体,弁座,アーム及びピンは,付図17の太字で示した材 2.1 なお,使用温度70 ℃以下の場合の弁体の弁座は,注文者の指定があれば合
料のとおりとする。 成ゴム座の焼付けとしてもよい。
仕切弁 FSF 5K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 弁箱,ふた,要部(弁体,弁座及び弁棒)及びねじこまは,付図20及び
呼び径400以下 0.77 1.05 付図18及び とする。ただし,許容差の
弁箱の肉厚a及びふたの肉厚a1の許容差は, 1510
付図23の太字で示した材料のとおりとする。 呼び径450600 0.55 0.75 付図21 計算値が1 mm未満の場合は,1 mmまで許容する。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
ただし,呼び径300以上のものの弁座水漏れ検査は なお,弁箱,ふた及び弁体には,必要に応じ適切なリブを設ける。呼び径
上記に示す圧力以下で,注文者の指定する圧力によ 450600のものの開閉機構は,使用圧力0.2 MPa以下の場合は,注文者の指
ることができる。 定があればスラスト玉軸受を省略し,ハンドル車直接開閉方式にしてもよい。
とする。ただし,許容差の
10K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 弁箱,ふた,要部(弁体,弁座及び弁棒)及びねじこまは,付図20及び
呼び径400以下 1.54 2.1 付図18及び弁箱の肉厚a及びふたの肉厚a1の許容差は, 1510
付図23の太字で示した材料のとおりとする。 呼び径450600 1.32 1.8 付図22 計算値が1 mm未満の場合は,1 mmまで許容する。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
ただし,呼び径300以上のものの弁座水漏れ検査は なお,弁箱,ふた及び弁体には,必要に応じ適切なリブを設ける。
上記に示す圧力以下で,注文者の指定する圧力によ
ることができる。
16K ○ ○ 付図20による。 2.4 付図19
1.76。ただし,この圧力以下で注文者の指定する圧力
としてもよい。
なお,材料の組合せによって,B系列とS系列とに区分する。
FGFH
玉形ホース 5K ○ 弁箱,ふた,要部(弁体,弁座及び弁棒)及びホース元継手は,付図25 1.05 付図24 15
弁箱肉厚aの許容差は,10 とする。ただし,許容差の計算値が1 mm未満の
0.77
FLFH
弁,アング の太字で示した材料のとおりとする。 場合は,1 mmまで許容する。
ルホース弁 10K ○ ○ 弁箱,ふた,要部(弁体,弁座及び弁棒)及びホース元継手は,付図25 2.1
1.54
の太字で示した材料のとおりとする。
備考1. 呼び径欄の○印のあるものは,この規格に規定のあるものを示す。
2. ホース弁の元継手水圧試験はホース金物として,次の試験圧力で行う。
なお,元継手を弁箱に取り付けた状態で,弁箱の水圧試験圧力で同時に行ってもよい。
ホース金物試験圧力
呼び圧力 試験圧力
MPa
5K 0.77
10K 1.54
3. 呼び径50の鋳鉄弁は,弁座水漏れ検査に代えて弁座空気漏れ検査を行う場合,0.6 MPaの空気試験圧力とする。
4. 呼び径50の鋳鉄弁は,弁箱水圧検査に代えて弁箱空気漏れ検査を行う場合,0.6 MPaの空気試験圧力とする。ただし,この検査を行う場合には,形式別及び圧力別に事前に各弁規定の水圧による代表試験の自主検査に合格し,その記録を保管する。
5. 表中のB系列とは,要部(弁体,弁座及び弁棒)材料に銅合金系材料を使用し,S系列とは,要部材料にステンレス鋼系材料を使用したものをいう。
6. フランジの外形は,機械仕上げ又は黒皮のいずれでもよい。

――――― [JIS F 7425 pdf 5] ―――――

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