この規格ページの目次
JIS H 8306:2009 規格概要
この規格 H8306は、部品,製品などに対し,耐摩耗性,耐食性,耐熱性などを付与する目的で施すサーメット溶射について規定。
JISH8306 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H8306
- 規格名称
- サーメット溶射
- 規格名称英語訳
- Cermet thermal spraying
- 制定年月日
- 2002年8月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.220.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 金属表面処理 2021
- 改訂:履歴
- 2002-08-20 制定日, 2007-12-20 確認日, 2009-04-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS H 8306:2009 PDF [15]
H 8306 : 2009
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類及び記号・・・・[1]
- 5 溶射加工・・・・[5]
- 5.1 溶射加工品(素材)の前処理・・・・[5]
- 5.2 ブラスト粗面処理・・・・[5]
- 5.3 溶射施工・・・・[6]
- 5.4 溶射後の処理・・・・[6]
- 5.5 安全衛生対策・・・・[6]
- 6 品質・・・・[7]
- 6.1 外観・・・・[7]
- 6.2 溶射皮膜の断面組織・・・・[7]
- 6.3 溶射皮膜の厚さ・・・・[7]
- 6.4 溶射皮膜の引張密着強さ・・・・[7]
- 6.5 溶射皮膜の硬さ・・・・[7]
- 6.6 耐熱衝撃性・・・・[7]
- 6.7 耐食性・・・・[7]
- 6.8 耐摩耗性・・・・[7]
- 7 試験方法・・・・[8]
- 7.1 外観試験・・・・[8]
- 7.2 溶射皮膜の断面組織試験・・・・[8]
- 7.3 溶射皮膜の厚さ試験・・・・[9]
- 7.4 溶射皮膜の引張密着強さ試験・・・・[9]
- 7.5 溶射皮膜の硬さ試験・・・・[9]
- 7.6 耐熱衝撃性試験・・・・[10]
- 7.7 耐食性試験・・・・[10]
- 7.8 耐摩耗性試験・・・・[10]
- 8 検査・・・・[11]
- 9 表示・・・・[12]
- 附属書A(参考)サーメット溶射皮膜記号の表示方法の例・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 8306 pdf 1] ―――――
H 8306 : 2009
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本溶射協会(JTSS)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 8306:2002は改正されこの規格に置き換えられ,また,JIS H 8667:2002及びJIS H
9303:2004は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 8306 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 8306 : 2009
サーメット溶射
Cermet thermal spraying
1 適用範囲
この規格は,部品,製品などに対し,耐摩耗性,耐食性,耐熱性などを付与する目的で施すサーメット
溶射について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様 (GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7734 ヌープ硬さ試験−試験機の検証
JIS G 5903 鋳造ショット及びグリット
JIS H 8200 溶射用語
JIS H 8250 溶射の記号による表示方法
JIS H 8260 溶射用粉末材料
JIS H 8401 溶射皮膜の厚さ試験方法
JIS H 8402 溶射皮膜の引張密着強さ試験方法
JIS H 8503 めっきの耐磨耗性試験方法
JIS R 6111 人造研削材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2251 ヌープ硬さ試験−試験方法
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS H 8200による。
4 種類及び記号
サーメット溶射の種類及び記号は,次による。
a) 溶射方法,溶射材料の種類,皮膜の厚さなどの記号は,JIS H 8250による。
b) 溶射皮膜の種類を表す記号は,JIS H 8260の表11の炭化物サーメット粉末の種類を表す記号をそのま
――――― [JIS H 8306 pdf 3] ―――――
2
H 8306 : 2009
ま用いる。ただし,記号だけでは区別のつかない材料については,記号の後にコードを括弧付きで付
加する。参考のために,サーメット溶射の種類及び記号を,溶射材料のコード番号及び記号との対比,
並びに使用目的とともに表1に記載する。
なお,記号の表示方法の例は,附属書Aを参照。
――――― [JIS H 8306 pdf 4] ―――――
3
H 8306 : 2009
表1−サーメット溶射の種類及び記号
サーメット溶射の種類及び記号 溶射材料のコード番号及び記号 化学成分 主な使用目的
%(質量分率)
種類 記号 コード番号 記号 W Cr Co Ni C
WC/Co 94 6 11.10 WC/Co 94 6 残部 − 57 − 5.2以上
WC/Co 92 8A 11.10A WC/Co 92 8A 残部 − 610 − 5.26.0
WC/Co 88 12 (11.11) 11.11 WC/Co 88 12 残部 − 1113 − 3.64.2
WC/Co 88 12 (11.12) 11.12 WC/Co 88 12 残部 − 1113 − 4.85.5
炭化タングステン・ WC/Co 88 12A 11.12A WC/Co 88 12A 残部 − 1014 − 5.05.8
耐摩耗性
コバルト溶射 WC/Co 83 17 11.13 WC/Co 83 17 残部 − 1618 − 4.8以上
WC/Co 83 17A 11.13A WC/Co 83 17A 残部 − 1519 − 4.65.6
WC/Co 80 20 11.14 WC/Co 80 20 残部 − 1820 − 4.55.0
炭
化 WC/Co 80 20A 11.14A WC/Co 80 20A 残部 − 1822 − 4.55.5
タ W2C/Co 11.15 W2C/Co 残部 − 1821 − 2.42.6
ン
グ WC/Ni 92 8 11.16 WC/Ni 92 8 残部 − − 68 3.54.0
ス WC/Ni 92 8A 11.16A WC/Ni 92 8A 残部 − − 610 5.26.0
テ
ン WC/Ni 88 12 11.17 WC/Ni 88 12 残部 − − 1113 5.05.5
系 炭化タングステン・ WC/Ni 88 12A 11.17A WC/Ni 88 12A 残部 − − 1014 5.05.8 耐摩耗性
サ
ー ニッケル溶射 WC/Ni 85 15 11.18 WC/Ni 85 15 残部 − − 1416 34 耐食性
メ WC/Ni 85 15A 11.18A WC/Ni 85 15A 残部 − − 1317 4.85.6
ッ
ト WC/Ni 83 17 11.19 WC/Ni 83 17 残部 − − 1619 4.55.5
WC/Ni 83 17A 11.19A WC/Ni 83 17A 残部 − − 1520 4.65.6
炭化タングステン・ WC/Co/Cr 86 10 4 11.20 WC/Co/Cr 86 10 4 残部 3.54.5 911 − 3.54.5 耐摩耗性
コバルトクロム溶射 WC/Co/Cr 86 10 4A 11.20A WC/Co/Cr 86 10 4A 残部 3.54.5 812 − 4.95.7 耐食性
炭化タングステン・ WCrC/Ni 93 7 11.21 WCrC/Ni 93 7 残部 2228 − 68 57
耐摩耗性
炭化クロム・
WC/CrC/Ni 73 20 7A 11.21A WC/CrC/Ni 73 20 7A 残部 1520 − 59 6.47.9 耐食性
ニッケル溶射
炭化タングステン・ WC/NiCr 85 15A 11.22A WC/NiCr 85 15A 残部 2.53.5 − 1014 4.75.7 耐摩耗性
ニッケルクロム溶射 WC/NiCr 75 25A 11.23A WC/NiCr 75 25A 残部 4.55.5 − 1822 4.15.1 耐食性
H8 306 : 2009
2
――――― [JIS H 8306 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS H 8306:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.20 : 表面処理
JIS H 8306:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7734:1997
- ヌープ硬さ試験―試験機の検証
- JISB7734:2020
- ヌープ硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISG5903:2018
- 鋳鉄製又は鋳鋼製のショット及びグリット
- JISH8200:2006
- 溶射用語
- JISH8250:2007
- 溶射の記号による表示方法
- JISH8260:2007
- 溶射用粉末材料
- JISH8401:1999
- 溶射皮膜の厚さ試験方法
- JISH8402:2004
- 溶射皮膜の引張密着強さ試験方法
- JISH8503:1989
- めっきの耐磨耗性試験方法
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2251:2009
- ヌープ硬さ試験―試験方法
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方