JIS K 3800:2021 バイオハザード対策用クラスIIキャビネット

JIS K 3800:2021 規格概要

この規格 K3800は、バイオハザード対策用クラスIIキャビネットの性能,構造,材料及び試験方法について規定。

JISK3800 規格全文情報

規格番号
JIS K3800 
規格名称
バイオハザード対策用クラスIIキャビネット
規格名称英語訳
Class II biological safety cabinets
制定年月日
1994年7月1日
最新改正日
2021年7月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

07.100.01, 11.100, 13.340.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1994-07-01 制定日, 2000-03-20 改正日, 2009-04-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認日, 2021-07-20 改正
ページ
JIS K 3800:2021 PDF [77]
                                                                                   K 3800 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号・・・・[5]
  •  5 バイオハザード対策用キャビネット・・・・[6]
  •  5.1 バイオハザード対策用キャビネットの分類・・・・[6]
  •  5.2 バイオハザード対策用クラスIIキャビネットの分類・・・・[7]
  •  6 要求性能・・・・[10]
  •  6.1 密閉度・・・・[10]
  •  6.2 HEPA・ULPAフィルタ・・・・[10]
  •  6.3 送風機・・・・[10]
  •  6.4 気流バランス・・・・[10]
  •  6.5 風速及び風量・・・・[10]
  •  6.6 気流方向・・・・[11]
  •  6.7 騒音レベル・・・・[11]
  •  6.8 照度・・・・[11]
  •  6.9 振動変位・・・・[11]
  •  6.10 安定度及び強度・・・・[11]
  •  6.11 シンクの漏水・・・・[12]
  •  6.12 衝撃に対する風速の安定性・・・・[12]
  •  6.13 絶縁抵抗・・・・[12]
  •  6.14 耐電圧・・・・[12]
  •  6.15 ダクト接続部静圧・・・・[12]
  •  6.16 遠隔送風機の能力・・・・[12]
  •  6.17 キャビネットとダクトとの間隙・・・・[12]
  •  6.18 ダクトの警報及びインターロック・・・・[12]
  •  6.19 排気口周りの設置状況・・・・[13]
  •  7 キャビネットの構造・・・・[13]
  •  7.1 一般・・・・[13]
  •  7.2 清掃及び除染に対する考慮・・・・[13]
  •  7.3 作業台及び作業空間の隅部・・・・[13]
  •  7.4 外側の角・・・・[14]
  •  7.5 汚染プレナムの内部つなぎ目・・・・[14]
  •  7.6 溶接・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 3800 pdf 1] ―――――

           K 3800 : 2021

pdf 目次

ページ

  •  7.7 ねじの使用方法・・・・[14]
  •  7.8 補強材・・・・[14]
  •  7.9 送風機及びフィルタの配置・・・・[14]
  •  7.10 汚染プレナム・・・・[14]
  •  7.11 電気部品及び配線・・・・[14]
  •  7.12 モータ・・・・[15]
  •  7.13 静圧タップ・・・・[15]
  •  7.14 速度調節器・・・・[16]
  •  7.15 間接ダクト接続・・・・[16]
  •  7.16 直接ダクト接続・・・・[17]
  •  7.17 ダクトの警報及びインターロック・・・・[17]
  •  7.18 前面パネル高さ位置の警報・・・・[17]
  •  7.19 HEPA・ULPAフィルタの配置・・・・[17]
  •  7.20 シンク・・・・[18]
  •  7.21 ガス,真空配管などのコック・・・・[18]
  •  7.22 脚・・・・[18]
  •  7.23 据付け・・・・[18]
  •  7.24 高さ及び奥行き・・・・[18]
  •  7.25 部品・・・・[18]
  •  8 材料・・・・[18]
  •  8.1 基本事項・・・・[18]
  •  8.2 内部作業面・・・・[18]
  •  8.3 外部表面・・・・[18]
  •  8.4 前面パネル・・・・[18]
  •  8.5 ガスケット及びシール材・・・・[18]
  •  8.6 消音材・・・・[19]
  •  9 試験方法・・・・[19]
  •  9.1 試験環境・・・・[19]
  •  9.2 密閉度・・・・[19]
  •  9.3 HEPA・ULPAフィルタ透過率・・・・[19]
  •  9.4 気流バランス・・・・[22]
  •  9.5 平均吹出し風速・・・・[28]
  •  9.6 平均流入風速・・・・[30]
  •  9.7 間口1 m当たりの排気風量・・・・[35]
  •  9.8 気流方向・・・・[36]
  •  9.9 騒音レベル・・・・[37]
  •  9.10 照度・・・・[38]
  •  9.11 振動変位・・・・[38]
  •  9.12 安定度及び強度・・・・[39]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 3800 pdf 2] ―――――

                                                                                   K 3800 : 2021
K 3800 : 2021目次

ページ

  •  9.13 シンクの漏水・・・・[41]
  •  9.14 送風機・・・・[41]
  •  9.15 衝撃に対する風速の安定性・・・・[42]
  •  9.16 絶縁抵抗・・・・[42]
  •  9.17 耐電圧・・・・[42]
  •  9.18 キャビネットの設置状態・・・・[42]
  •  10 検査・・・・[43]
  •  10.1 一般・・・・[43]
  •  10.2 形式検査・・・・[44]
  •  10.3 全数検査・・・・[44]
  •  10.4 検査報告書・・・・[44]
  •  10.5 現場検査票・・・・[45]
  •  11 表示及び取扱説明書・・・・[46]
  •  11.1 仕様銘板・・・・[46]
  •  11.2 配線図・・・・[47]
  •  11.3 取扱説明書・・・・[47]
  •  附属書A(規定)枯草菌芽胞液の調製及び定量・・・・[48]
  •  附属書B(参考)除染及び除染方法の評価・・・・[50]
  •  附属書C(参考)キャビネットの設置及び排気・・・・[59]
  •  附属書D(参考)キャビネットの購入に当たって・・・・[63]
附属書E(参考)クラスIキャビネット,クラスIIIキャビネット及び
古典型クラスIIキャビネットの基本構造 70
  •  附属書F(規定)平均流入風速代替試験の申請及び評価・・・・[72]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS K 3800 pdf 3] ―――――

           K 3800 : 2021

pdf 目次

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本空気清浄協会(JACA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業
規格である。これによって,JIS K 3800:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 4)

――――― [JIS K 3800 pdf 4] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
K 3800 : 2021

バイオハザード対策用クラスIIキャビネット

Class II biological safety cabinets

序文

  この規格は,NSF/ANSI 49 Biosafety Cabinetry : Design, Construction, Performance, and Field Certificationを
参考にして,1994年に制定された。今回,技術の進歩,使用現場での性能確認の重要性,及びNSF/ANSI 49
が2014年に改訂されたことに伴い,この規格の改正を行った。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,バイオハザード対策用クラスIIキャビネットの性能,構造,材料及び試験方法について規
定する。バイオハザード対策用クラスIIキャビネットに,排気ダクト及び遠隔送風機が接続されている場
合はそれらを含む。この規格は,正圧汚染プレナムが直接外壁に接する古典型クラスIIキャビネットには,
適用しない。
警告1 バイオハザード対策用クラスIIキャビネットの利用者は,病原微生物等の取扱い,及びバイ
オハザード対策用クラスIIキャビネットの取扱いに十分な知識をもち,その運用に当たって
は,生物災害担当者又は責任者の指示に従う。この規格は,その使用に関連して起こる全て
の安全上の問題を取り扱うものではない。
警告2 クリーンベンチは,作業空間に清浄空気を送り,取り扱う試料の汚染を防ぐのが目的の機器
であり,作業者及び環境のバイオハザード対策を目的とした機器ではない。外観,空気の流
れ及び構造は,比較的似ているが,バイオハザード対策を必要とする作業にクリーンベンチ
を用いてはならない。
注記1 ここでいうバイオハザード対策用クラスIIキャビネットは,感染症の予防及び感染症の患者
に対する医療に関する法律施行規則(平成10年厚生省令第99号,第31条の2第10号)の
規定に基づき厚生労働大臣が定める安全キャビネットである。家畜伝染病予防法施行規則(昭
和26年農林省令第35号,第56条の8)に定める安全キャビネット,遺伝子組換え生物等の
使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)(平成15年法律第97
号)及び研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止
措置等を定める省令(平成16年1月29日文部科学省·環境省令第1号)別表第二,研究用
安全キャビネットでもある。
注記2 令和5年1月19日までの間は,JIS K 3800:2009によることができる。

――――― [JIS K 3800 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 3800:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 3800:2021の関連規格と引用規格一覧