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表17−道路用鉄鋼スラグの環境安全受渡試験成績表
[加熱アスファルト混合物及びれき(瀝)青安定処理(加熱混合)用鉄鋼スラグ]
道路用鉄鋼スラグの環境安全受渡試験成績表
殿 製造業者名 :
製造工場名 :
呼び名 :
ロット番号 :
検査日 :
項目 試験結果 SS−20 SS−13 SS−5 CSS−30 CSS−20 備考
環境安全受渡検査判定値
環 溶 鉛 mg/L 以下
境 出 六価クロム mg/L 以下
安 量
全 セレン mg/L 以下
品 ふっ素 mg/L 以下
質
ほう素 mg/L 以下
含 鉛 mg/kg 以下
有 六価クロム mg/kg 以下
量
セレン mg/kg 以下
ふっ素 mg/kg 以下
ほう素 mg/kg 以下
試験機関名・責任者名 検液の調製及び分析 :
――――― [JIS A 5015 pdf 21] ―――――
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附属書A
(規定)
道路用鉄鋼スラグの呈色判定試験方法
A.1 概要
この附属書は,高炉徐冷スラグを用いた道路用鉄鋼スラグから黄濁水発生の有無を知るための,呈色判
定試験方法について規定する。
A.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
a) 容器及び蓋 容器は,JIS R 3503に規定する呼び容量2 000 mLのビーカーとし,蓋は,時計皿。
b) 加熱装置 加熱装置は,ガスこんろ,ガスバーナ,電熱器など,A.5 b) の操作ができるもの。
c) 漏斗及びろ紙 漏斗は,JIS R 3503に規定する呼び寸法50 mmとし,ろ紙は,JIS P 3801の2.(種類)
に規定する5種B。
d) はかり はかりは,ひょう量1 kg以上,感量0.5 g以下のもの。
e) 比色管 比色管は,JIS K 0101の9.1 (2)(器具)に規定するもの。
A.3 呈色標準液
呈色標準液は,JIS K 8005の箇条4(品目)に規定する二クロム酸カリウムを蒸留水又は脱塩水(イオ
ン交換樹脂によって精製した水)に溶解し,その濃度が0.006 g/Lとなるように調製した溶液とする。呈色
標準液は,約100 mLを比色管に入れ,栓をして保管する。
A.4 試料
試料は,採取後24時間以内のものを使用する。
A.5 手順
手順は,次による。
a) 試料を自然含水状態のままで500 gをはかり,ビーカーに入れ,約1 500 mLの水を加え,その水面に
相当するビーカー外側面の位置に標線を付ける。
b) ビーカーを蓋で覆い,加熱装置によって加熱し,熱源を調整し,加熱開始後約15分で煮沸し始めるよ
うにする。その後は,弱火で約45分間煮沸を継続し,合計60分間加熱する。
c) 加熱終了後,直ちにa) で付けた加熱前の水面標線まで水を追加して,かくはんし,漏斗及びろ紙を
用いてろ過する。
初めの約20 mLのろ液は捨てて,次のろ液の300 mLを検水とする。
d) 直ちに検水の約100 mLを比色管にとり,室内の昼光下で白紙を背面に置き,呈色標準液を基準に,
目視によって比較し,呈色の“あり”又は“なし”を判定する。
この判定は,c) の操作後20分以内に行う。
――――― [JIS A 5015 pdf 22] ―――――
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A.6 記録
試験結果は,呈色の“あり”又は“なし”を記録する。
――――― [JIS A 5015 pdf 23] ―――――
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附属書B
(規定)
道路用鉄鋼スラグの水浸膨張試験方法
B.1 概要
この附属書は,製鋼スラグを用いた道路用鉄鋼スラグの膨張性を評価するための,水浸膨張比を求める
試験方法について規定する。
B.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
a) モールド,カラー及びスペーサーディスク JIS A 1210の5.1(モールド,カラー,底板及びスペーサ
ーディスク)に規定する15 cmモールド,カラー及びスペーサーディスク。
b) 有孔底板及び軸付き有孔板 JIS A 1211の箇条5(試験装置及び器具)に規定するもの。
c) 突き棒 直径約9 mm,長さ約30 cmの丸鋼とし,その先端を半球状にしたもの。
d) ランマー JIS A 1210の5.2(ランマー)に規定する4.5 kgランマー。
e) 膨張量測定装置 JIS A 1211の箇条5に規定するもの。
f) はかり ひょう量20 kg以上,感量10 g以下のもの。
g) ふるい JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで,公称目開き31.5 mm,26.5 mm,13.2 mm,4.75 mm,
2.36 mm,425 m及び75 mのもの。
h) 含水比測定器具 JIS A 1203の箇条4(試験器具)に規定するもの。
i) 混合器具及び直ナイフ JIS A 1210の5.3(その他の器具)に規定するもの。
j) 養生装置 15 cmモールドを3個以上収納できる恒温水槽とし,水温は,80±3 ℃で6時間以上保持
できるもの。
B.3 試料
B.3.1 試料の採取
試料の採取は,次による。
a) 水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調整鉄鋼スラグ及びクラッシャラン鉄鋼スラグの試料は,ロットを
代表するように採取する。
b) 単粒度製鋼スラグ及びクラッシャラン製鋼スラグの試料は,自然乾燥した試料を,公称目開き31.5
mm,26.5 mm,13.2 mm,4.75 mm,2.36 mm,425 m及び75 mの各網ふるいで各粒径群にふるい分
け,表B.1に示す粒度分布に従い,粒度調整した試料から採取する。
表B.1−粒度分布
単位 %
ふるいの公称目開き 31.5 mm 26.5 mm 13.2 mm 4.75 mm 2.36 mm 425 m 75 m
通過質量分率 100 97.5 70 47.5 35 20 6
B.3.2 試料の調製
試料の調製は,次による。
――――― [JIS A 5015 pdf 24] ―――――
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a) 採取した試料約30 kgに最適含水比との差が1 %以内になるように水を加え,水分が均一になるよう
によく混合し,含水比が変わらないように24時間以上保存する。
含水比の測定は,JIS A 1203による。
最適含水比の試験方法の種類は,JIS A 1210の表1(突固め方法の種類)に規定する“突固め方法
の呼び名E”及び表2(試料の準備方法及び使用方法の組合せ)に規定する“試料の準備方法及び使
用方法の組合せの呼び名b”による。
b) ) の試料を縮分して,供試体3個を作製するために必要な試料を得る。
B.4 手順
B.4.1 供試体の作製
供試体の作製は,次による。
a) モールドにカラー及び有孔底板を装着し,スペーサーディスクを入れ,その上にろ紙を敷く。
b) .3.2 b) の試料からそれぞれの供試体を作製するため,試料用スコップで落差を約5 cmに保ってモー
ルドに入れ,3層に分けて突き固める。突固め後の各層の厚さは,ほぼ等しくなるようにする。
なお,含水比の測定は,供試体を作製した試料の残りから500 g以上の試料を2個とって行い,最
適含水比と1 %以上差がある場合は,改めて供試体を作り直す。
c) .3.2 b) の試料をモールドに入れたとき,各層とも,突き棒で周囲に沿って約15回突く。
d) ランマーは,各突固め面から45 cmの高さから92回自由落下させ,均等に突き固める。突固めは,コ
ンクリート床のような堅固で平らなところで行う。
e) 突き終わった面は,先のとがった鋼棒などで,表面を軽くかき起こし,各層の密着をよくする。
f) 突固めが終わったらカラーを取り外し,モールド上部の余分の試料を直ナイフで注意深く削りとる。
このとき,粗粒材料を取り除いたために表面にできた穴は,細粒材料で埋め,上面を整形する。
g) モールド中の供試体が崩れたり,落下しないように,整形した上面に蓋をして押さえながら,モール
ドを静かに倒置してから,有孔底板を外し,スペーサーディスクを取り出す。
h) ろ紙を有孔底板の上に置き,再びモールドを静かに倒置してから,ろ紙に密着するように有孔底板に
再び結合する。
i) モールド及び有孔底板の外部に付いた試料をよく拭き取り,全体の質量をはかる。
j) 突き固めた供試体並びにモールド及び有孔底板の質量から,モールド及び有孔底板の質量を減じ,モ
ールド容積2 209 cm3で除して,突き固めた供試体の湿潤密度(ρt)とする。
B.4.2 供試体の養生及び測定操作
供試体の養生及び測定操作は,次による。
a) モールド内供試体の上面のろ紙の上に軸付き有孔板を載せる。
b) 変位計(ダイヤルゲージ)及びその取付具(ゲージホルダ)を正しく設置する。これを図B.1のよう
に養生装置に浸し,ダイヤルゲージの最初の読みを記録する。
c) 養生方法は,80±3 ℃で6時間保持した後,養生装置内で放冷する。
d) ) の操作を1日1回で,10日間繰り返す。
e) 養生期間が終了後,ダイヤルゲージの終わりの読みを記録した後,ダイヤルゲージ及びゲージホルダ
を除き,水中からモールドを取り出し,軸付き有孔板を載せたまま静かに傾け,たまっている水を除
く。その後15分間静置し,ろ紙を取り除いてから質量をはかる。
――――― [JIS A 5015 pdf 25] ―――――
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JIS A 5015:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 5015:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1102:2014
- 骨材のふるい分け試験方法
- JISA1103:2014
- 骨材の微粒分量試験方法
- JISA1104:2019
- 骨材の単位容積質量及び実積率試験方法
- JISA1110:2020
- 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1121:2007
- ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法
- JISA1203:2020
- 土の含水比試験方法
- JISA1210:2020
- 突固めによる土の締固め試験方法
- JISA1211:2020
- CBR試験方法
- JISK0058-1:2005
- スラグ類の化学物質試験方法―第1部:溶出量試験方法
- JISK0058-2:2005
- スラグ類の化学物質試験方法―第2部:含有量試験方法
- JISK0101:1998
- 工業用水試験方法
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISQ17025:2018
- 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
- JISQ17050-1:2005
- 適合性評価―供給者適合宣言―第1部:一般要求事項
- JISQ17050-2:2005
- 適合性評価―供給者適合宣言―第2部:支援文書
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISR5211:2009
- 高炉セメント
- JISR5212:2009
- シリカセメント
- JISR5213:2009
- フライアッシュセメント
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい
- JISZ9015-0:1999
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第0部:JIS Z 9015抜取検査システム序論