JIS A 5015:2018 道路用鉄鋼スラグ | ページ 8

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するために用いる。装置は,所要温度に保つことができる温度調節器のあるものがよい。電熱器,ガ
スこんろなどを使用するときは,部分的な加熱を避けるために適切な風よけ,波形板又は砂浴を用い
る。
f) 混合器 手混合に用いる容量35 Lの鍋若しくは鉢,又は所要の混合温度に保ちながら十分な混合が
できる適切な混合器。
g) 骨材加熱用金属製容器 耐熱性で,骨材を乾燥するために十分な大きさの金属製容器。
h) アスファルト加熱用金属容器 耐熱性で,アスファルトを加熱するために十分な容量の金属容器。
i) 混合用器具 こね返し,手混合用のこて,へら等。
j) 温度計 最大目盛200 ℃で目量1 ℃のもの。
k) はかり ひょう(秤)量5 kg以上で,感量1.0 g以下のもの。
l) その他の器具 手袋,ゴム手袋,ノギス,バケツ,小形スコップ,パテナイフなど。
E.3 作製方法
作製の方法は,次による。
a) 骨材の準備 骨材は,105110 ℃で一定質量になるまで乾燥する。必要に応じて粗骨材は,JIS Z
8801-1に規定する公称目開き19 mm,13.2 mm,4.75 mm及び2.36 mmの網ふるいを用いて,乾式で
ふるい分けておく。
b) 混合及び締固め温度の決定 アスファルトの動粘度が180±20 mm2/s及び300±30 mm2/sになるとき
の温度を,それぞれ混合温度及び締固め温度とする。ただし,ポリマー改質アスファルトを使用する
際,試験事業者の推奨温度がある場合には,これによるとよい。
c) 混合 締固め後の成形体試料の高さが63.5±1.3 mmになるように,各骨材を所要の配合割合に従って
計量し,1成形体分(約1 200 g)の骨材とする。計量した骨材は混合温度より1030 ℃高い温度に
加熱する。混合器に移して空練りし,すり鉢状に広げて,所要量のアスファルトを計量して加える。
このときの骨材及びアスファルトの温度は,所要の混合温度の範囲内にならなければならない。骨材
がアスファルトによって十分被覆されるまで素早く混合する。
d) 締固め モールドとハンマーの面とを十分に洗浄し,乾燥器又は加熱板によって95150 ℃に加熱す
る。1バッチの混合物は均等に四つに分けてモールドの4方向から入れ,へら又はこてで周囲に沿っ
て15回,中央部を10回突き,表面の中央部が僅かに高くなるように丸みを付けてならす。締固め直
前の混合物の温度は,所要の締固め温度の範囲内になければならない。混合物を入れたモールド一式
を自動締固め装置に固定し,モールドのカラー内にハンマーを挿入して所要回数で締め固める2)。締
固めハンマーの軸は,モールドの板に対し垂直になるよう支持する。片面からの締固めが終わったら,
モールドを逆にして組み立て,成形体の裏面をもう一度同じ回数で締め固める。このとき,モールド
中の成形体が底板に落ち着くまでダンパで軽く打ってから締固めを始める。底板及びカラーを取り外
し,モールドのまま室温になるまで放冷した後,成形体を成形体押出し器で抜き取る。抜き取った成
形体は注意深く取り扱い,端部などに付着している余分なモルタル分をパテナイフなどで除去する。
注2) 締固め回数は,加熱アスファルト混合物の種類,使用場所などによって異なるが,通常50回
又は75回である。

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A5
2
附属書F
01
(参考)
5 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
0 18
技術上重要な 現行規格(JIS A 5015:2018) 旧規格(JIS A 5015:2013) 改正理由
改正項目 箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
水硬性粒度調 5 品質の表 5 品質の表
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調 蒸気エージング(配管蒸気エージング及び加圧
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調
整鉄鋼スラ 2 2
整鉄鋼スラグ,クラッシャラン鉄鋼 蒸気エージング)の普及に伴い,蒸気エージン
整鉄鋼スラグ,クラッシャラン鉄鋼
グ,粒度調整 スラグの水浸膨張比の規格値を スラグの水浸膨張比の規格値を グ材を対象にした実路でのトラブル発生の実態
鉄鋼スラグ, 1.0 %以下と規定。 1.5 %以下と規定。 調査,及びモデル路盤を構築して異なるエージ
クラッシャラ 10 報告の 10 報告の
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調 ング方法(大気,配管蒸気,加圧蒸気など)に
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調
ン鉄鋼スラグ 表11 表11
整鉄鋼スラグ,クラッシャラン鉄鋼 よる製鋼スラグの膨張が路面及び路盤の支持力
整鉄鋼スラグ,クラッシャラン鉄鋼
の水浸膨張比 スラグの水浸膨張比の規格値は スラグの水浸膨張比の規格値は に与える影響調査を実施した結果,実路でのト
の規格値の変 1.0 %以下。 1.5 %以下。 ラブル発生の実態調査では,水浸膨張比が1.0 %
更 以下であればトラブルの発生がないこと,モデ
ル路盤による製鋼スラグの膨張が路面及び路盤
の支持力に与える影響調査では,水浸膨張比は
1.2 %以下で管理すれば良いとの結果が得られ
た。以上の結果から,水浸膨張比の規格値を
1.0 %以下に引き下げた。

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A 5015 : 2018
技術上重要な 現行規格(JIS A 5015:2018) 旧規格(JIS A 5015:2013) 改正理由
改正項目 箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
エージング方 3.1 エージ 高炉徐冷スラグの黄濁水発生防止3.1 エージ 高炉徐冷スラグの黄濁水発生防止 現状,各事業所における促進エージングは,蒸
法の記載の変 ング 及び製鋼スラグの膨張性安定化をング 及び製鋼スラグの膨張性安定化を 気による促進エージングだけであるため,温水
更 目的とし,冷却固化した高炉徐冷ス による促進エージングの記載を消去。
目的とし,冷却固化した高炉徐冷ス
ラグ及び製鋼スラグを破砕後,空気 これに伴い,エージング方法の名称を実際に現
ラグ及び製鋼スラグを破砕後,空気
及び水と反応させる処理。エージン 場で使われている名称に変更した。
及び水と反応させる処理。エージン
グ方法には,空気及び水による大気 グ方法には,空気及び水による通常
エージング(通常エージングともい エージングと温水又は蒸気による
う。)と蒸気による蒸気エージング 促進エージングとがある。
(促進エージングともいう。)とが
ある。
6.1 水硬性 6.1 水硬性
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調 各事業所における蒸気エージング(配管蒸気エ
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ,粒度調
粒度調整鉄 整鉄鋼スラグ及びクラッシャラン粒度調整鉄 整鉄鋼スラグ及びクラッシャラン ージング及び加圧蒸気エージング)の普及に伴
鋼スラグ, 鋼スラグ,
鉄鋼スラグに用いる製鋼スラグは, い,蒸気エージングを主流とした記載に変更し
鉄鋼スラグに用いる製鋼スラグは,
粒度調整鉄 蒸気エージング(配管方式,加圧方
粒度調整鉄 6か月以上通常エージングをしたもた。また,促進エージングの“施工実績などを
鋼スラグ及 式など)又は6か月以上大気エージ
鋼スラグ及 参考にし,膨張性が安定したことを十分確認し
のでなければならない。ただし,電
びクラッシ ングをしたものでなければならなびクラッシ 気炉系スラグを3か月以上通常エ てエージング期間を短縮することができる。”と
ャラン鉄鋼 い。ただし,電気炉系スラグを3か
ャラン鉄鋼 ージングをし,水浸膨張比が 0.6 %
いう記載に関しては,蒸気エージング材を対象
スラグに用 スラグに用
月以上大気エージングをし,水浸膨 以下となる場合及び製鋼スラグを とした実路でのトラブル発生の実態調査を行
いる製鋼ス 張比が0.6 %以下となる場合は,施
いる製鋼ス い,水浸膨張比が1.0 %以下であれば,トラブ
促進エージングをした場合は,施工
ラグ ラグ
工実績などを参考にし,膨張性が安 ルの発生がないことが確認されたため,記載を
実績などを参考にし,膨張性が安定
定したことを十分確認してエージ したことを十分確認してエージン 消去した。
ング期間を短縮することができる。 グ期間を短縮することができる。
6.2 単粒度 単粒度製鋼スラグ及びクラッシャ6.2 単粒度 単粒度製鋼スラグ及びクラッシャ
製鋼スラグ ラン製鋼スラグに用いる製鋼スラ製鋼スラグ ラン製鋼スラグに用いる製鋼スラ
及びクラッ グは,3か月以上大気エージングを
及びクラッ グは,3か月以上通常エージングを
シャラン製 したものでなければならない。 シャラン製 したものでなければならない。
鋼スラグに 鋼スラグに
用いる製鋼 用いる製鋼
スラグ スラグ
A5 015 : 2
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JIS A 5015:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5015:2018の関連規格と引用規格一覧