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JIS A 5541:2008 規格概要
この規格 A5541は、主にJIS A 5540建築用ターンバックルに使用される建築用ターンバックル胴について規定。
JISA5541 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5541
- 規格名称
- 建築用ターンバックル胴
- 規格名称英語訳
- Body of turnbuckle for building
- 制定年月日
- 1971年4月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.060.99, 91.080.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, ねじ II 2020
- 改訂:履歴
- 1971-04-01 制定日, 1974-04-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1982-10-15 改正日, 1987-12-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 1998-03-20 確認日, 2003-02-20 改正日, 2008-10-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS A 5541:2008 PDF [9]
A 5541 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類及び記号・・・・[1]
- 4 性能・・・・[2]
- 4.1 引張強度・・・・[2]
- 4.2 永久変形・・・・[2]
- 5 形状,寸法,質量及びその許容差並びにねじの種類・・・・[2]
- 5.1 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[2]
- 5.2 ねじの種類・・・・[3]
- 6 外観・・・・[4]
- 7 材料・・・・[4]
- 8 製造方法・・・・[5]
- 9 試験方法・・・・[5]
- 9.1 形状,寸法及び質量の測定・・・・[5]
- 9.2 ねじの精度の測定・・・・[5]
- 9.3 引張強度・・・・[5]
- 9.4 永久変形・・・・[5]
- 10 検査・・・・[6]
- 10.1 形状,寸法及び質量・・・・[6]
- 10.2 ねじの精度・・・・[6]
- 10.3 外観・・・・[6]
- 10.4 引張強度・・・・[6]
- 10.5 永久変形・・・・[6]
- 11 ねじ部の処理及び包装・・・・[6]
- 11.1 ねじ部の処理・・・・[6]
- 11.2 包装・・・・[6]
- 12 製品の呼び方・・・・[6]
- 13 表示・・・・[6]
- 13.1 包装の表示・・・・[6]
- 13.2 製品の表示・・・・[6]
- 14 報告書・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 5541 pdf 1] ―――――
A 5541 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鋼構
造協会(JSSC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5541:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 5541 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5541 : 2008
建築用ターンバックル胴
Body of turnbackle for building
1 適用範囲
この規格は,主にJIS A 5540建築用ターンバックルに使用される建築用ターンバックル胴(以下,胴と
いう。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5540 建築用ターンバックル
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部 : 構造体用ねじの寸法許容差
JIS B 0209-5 一般用メートルねじ−公差−第5部 : めっき前に公差位置hの最大寸法をもつ溶融亜鉛
めっき付きおねじと組み合わせるめねじの許容限界寸法
JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3138 建築構造用圧延棒鋼
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3446 機械構造用ステンレス鋼鋼管
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管
JIS G 3475 建築構造用炭素鋼鋼管
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4321 建築構造用ステンレス鋼材
JIS H 8641 溶融亜鉛めっき
3 種類及び記号
胴の種類及び記号は,その形状及び製品の区分によって表1のように表す。胴は,使用する材料の鋼種
及びめっき処理の有無によって,炭素鋼製品,溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品及びステンレス鋼製品に区
分される。
――――― [JIS A 5541 pdf 3] ―――――
2
A 5541 : 2008
表1−種類及び記号
種類 記号a) 製品の区分
割枠式 ST 炭素鋼製品
溶融亜鉛めっき付き割枠式 ST-HDZ 溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品
ステンレス割枠式 ST-SUS ステンレス鋼製品
パイプ式 PT 炭素鋼製品
溶融亜鉛めっき付きパイプ式 PT-HDZ 溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品
ステンレスパイプ式 PT-SUS ステンレス鋼製品
注a) 接続用ターンバックル胴はST又はPTの後ろに“J”を付ける。
例 PTJ パイプ式接続用ターンバックル胴
4 性能
4.1 引張強度
胴の引張強度は,9.3によって試験したとき,表2を満足しなければならない。
4.2 永久変形
胴の永久変形は,9.4の試験方法によって表2に示す保証荷重に相当する力を加えた後,胴の長さ(L)の
伸びが0.5 %以内とする。
表2−性能
単位 kN
製品
炭素鋼製品a), ステンレス鋼製品
ねじの呼び
溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品b)
引張強度(最小値) 保証荷重c) 引張強度(最小値) 保証荷重c)
M6 10.6 4.87 − −
M8 19.4 8.96 − −
M10 30.9 14.2 33.3 14.2
M12 44.9 20.7 48.4 20.7
M14 61.7 28.4 − −
M16 83.1 38.3 89.7 38.3
M18 103 47.6 − −
M20 131 60.2 141 60.2
M22 161 74.3 174 74.3
M24 188 86.8 203 86.8
M27 244 112 − −
M30 299 138 − −
M33 369 170 − −
注a) 炭素鋼製品のパイプ式は,M6M33,割枠式はM10M33とする。
b) 溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品は,M10M33とする。
c) 保証荷重は,短期許容応力に相当する。
5 形状,寸法,質量及びその許容差並びにねじの種類
5.1 形状,寸法,質量及びその許容差
胴の形状,寸法及びその許容差は表3及び表4による。炭素鋼製品及び溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品
の割枠式の質量は,表3による。
――――― [JIS A 5541 pdf 4] ―――――
3
A 5541 : 2008
5.2 ねじの種類
ねじの種類は,JIS B 0205-2の並目ピッチとし,ねじの精度は,JIS B 0209-3の公差域クラス7H又は8G
とする。
溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品のねじ加工は,めっき後に行う。この場合のめねじの許容限界寸法は,
JIS B 0209-5の公差域クラス6AXとする。
表3−炭素鋼製品a) 及び溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品b) の形状,寸法,質量並びにその許容差
ねじの呼び M6 M8 M10 M12 M14 M16 M18 M20 M22 M24 M27 M30 M33
L : mm
割枠式
許容差± 100 125 150 200 230 250 280 300 330 350 400 400 450
又はパ
3%
イプ式
A : mm c) 9 12 14 17 20 23 25 28 31 34 38 42 46
割枠式 質量 : kg d)− − 0.153 0.300 0.480 0.640 0.900 1.20 1.54 2.09 3.01 3.66 4.94
注a) 炭素鋼製品のパイプ式は,M6M33,割枠式はM10M33とする。
b) 溶融亜鉛めっき付き炭素鋼製品は,M10M33とする。
c) 寸法の値は最小値を示す。
d) 質量の値は最小値を示す。
――――― [JIS A 5541 pdf 5] ―――――
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JIS A 5541:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.060 : 建築物の構成要素 > 91.060.99 : その他の建築物構成要素
JIS A 5541:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5540:2008
- 建築用ターンバックル
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0209-3:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第3部:構造体用ねじの寸法許容差
- JISB0209-5:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第5部:めっき前に公差位置hの最大寸法をもつ溶融亜鉛めっき付きおねじと組み合わせるめねじの許容限界寸法
- JISB0251:2008
- メートルねじ用限界ゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3138:2005
- 建築構造用圧延棒鋼
- JISG3138:2021
- 建築構造用圧延棒鋼
- JISG3445:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼管
- JISG3445:2021
- 機械構造用炭素鋼鋼管
- JISG3446:2017
- 機械構造用ステンレス鋼鋼管
- JISG3459:2016
- 配管用ステンレス鋼鋼管
- JISG3459:2021
- 配管用ステンレス鋼鋼管
- JISG3475:2014
- 建築構造用炭素鋼鋼管
- JISG3475:2021
- 建築構造用炭素鋼鋼管
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISG4321:2000
- 建築構造用ステンレス鋼材
- JISH8641:2007
- 溶融亜鉛めっき