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B 1220 : 2015
6.2 ABR490
ABR490の引張降伏耐力は,表3による。
表3−ABR490の引張降伏耐力
ねじの呼び 基準軸径 軸部断面積 ねじ部有効 引張降伏耐力(kN)
断面積 ねじ部引張降伏耐力 軸部引張降伏耐力
d (mm) (mm2) (mm2) (参考値)
M16 14.54 166 157 51.0以上 54.0以上
M18 16.20 206 192 62.4以上 67.0以上
M20 18.20 260 245 79.6以上 84.5以上
M22 20.20 320 303 98.5以上 104以上
M24 21.85 375 353 115以上 122以上
M27 24.85 485 459 149以上 158以上
M30 27.51 594 561 182以上 193以上
M33 30.51 731 694 226以上 238以上
M36 33.17 864 817 266以上 281以上
M39 36.17 1 030 976 317以上 335以上
M42 38.83 1 180 1 120 364以上 384以上
M45 41.83 1 370 1 310 386以上 404以上
M48 44.48 1 550 1 470 434以上 457以上
6.3 ABM400及びABM520SUS
ABM400及びABM520SUSの引張降伏耐力は,表4による。
表4−ABM400及びABM520SUSの引張降伏耐力
ねじの呼び 基準軸径 軸部断面積 ねじ部有効 引張降伏耐力(kN)
断面積 ねじ部引張降伏耐力a) 軸部引張降伏耐力
d (mm) (mm2) (mm2)a) (参考値)
M24 24 452 384 (353) 90.2 (83.0) 以上 106以上
M27 27 573 496 (459) 117 (108) 以上 135以上
M30 30 707 621 (561) 146 (132) 以上 166以上
M33 33 855 761 (694) 179 (163) 以上 201以上
M36 36 1 020 865 (817) 203 (192) 以上 240以上
M39 39 1 190 1 030 (976) 242 (229) 以上 280以上
M42 42 1 390 1 210 (1 120) 260 (263) 以上 299 (327) ) 以上
M45 45 1 590 1 340 (1 310) 288 (308) 以上 342 (374) ) 以上
M48 48 1 810 1 540 (1 470) 331 (345) 以上 389 (425) ) 以上
注a) 引張降伏耐力の括弧内の数値は,ABM520SUSの場合の値を示す。
――――― [JIS B 1220 pdf 6] ―――――
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B 1220 : 2015
6.4 ABM490
ABM490の引張降伏耐力は,表5による。
表5−ABM490の引張降伏耐力
ねじの呼び 基準軸径 軸部断面積 ねじ部有効 引張降伏耐力(kN)
断面積 ねじ部引張降伏耐力 軸部引張降伏耐力
d (mm) (mm2) (mm2) (参考値)
M24 24 452 384 125以上 147以上
M27 27 573 496 161以上 186以上
M30 30 707 621 202以上 230以上
M33 33 855 761 247以上 278以上
M36 36 1 020 865 281以上 332以上
M39 39 1 190 1 030 335以上 387以上
M42 42 1 390 1 210 357以上 410以上
M45 45 1 590 1 340 395以上 469以上
M48 48 1 810 1 540 454以上 534以上
M52 52 2 120 1 820 537以上 625以上
M56 56 2 460 2 140 631以上 726以上
M60 60 2 830 2 480 732以上 835以上
M64 64 3 220 2 850 841以上 950以上
M68 68 3 630 3 240 956以上 1 070以上
M72 72 4 070 3 460 1 020以上 1 200以上
M76 76 4 540 3 890 1 150以上 1 340以上
M80 80 5 030 4 340 1 280以上 1 480以上
M85 85 5 670 4 950 1 460以上 1 670以上
M90 90 6 360 5 590 1 650以上 1 880以上
M95 95 7 090 6 270 1 850以上 2 090以上
M100 100 7 850 6 990 2 060以上 2 320以上
7 セットの引張降伏耐力の確認試験
7.1 装置
試験に用いる装置は,次による。
a) 試験機は,JIS B 7721で校正された引張試験機で,表2表5に示すねじ部引張降伏耐力を,7.2で規
定する試験体に加えるのに十分な能力をもつものとする。
b) 試験体取付け金具(以下,金具という。)は,7.2で規定する試験体にねじ部引張降伏耐力を加えたと
きに,金具のたわみが1 mm以内になるような断面積でなければならない。金具の形状の例を,図2
に示す。また,金具の孔径(d1)は,ボルトのねじの呼びより大きく,かつ,ねじの呼びに5 mmを
加えた寸法より小さくなければならない。
なお,金具の形状は,試験機の台座の形状に合わせて外側の形を決め,必要な断面積となるように
金具の板厚(t)を決めるとよい。
c) 長さ測定器は,JIS B 7512に規定する目量が1 mmの鋼製巻尺,JIS B 7516に規定する目量が1 mmの
金属製直尺又はJIS B 7507に規定するノギスとする。
――――― [JIS B 1220 pdf 7] ―――――
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B 1220 : 2015
図2−試験体取付け金具(例)
7.2 試験体
試験体は,図3による。
図3−試験体
7.3 試験手順
試験手順は,次による。
a) 図3に示す試験体の試験長さは,取り付けたナットの軸部側端部から10 d以上の寸法を確保した任意
の点(標点)との間の長さとする。このとき,ナットは,ボルト頭部側にねじ山を3山残して取り付
ける。試験長さは,7.1 c) に規定した長さ測定器を用いて測定し,その長さを試験前の試験長さとす
る。
b) 7.2に規定した試験体を,7.1 b) に規定した金具に取り付ける。
c) 試験体を取り付けた金具を,7.1 a) に規定した試験機に図4のように取り付ける。
d) 図4に示すように試験体の軸方向に,表2表5に示すねじ部引張降伏耐力を15秒間加えた後,試験
体を試験機から取り外して試験長さを7.1 c) に規定した長さ測定器を用いて測定し,その長さを試験
後の試験長さとする。
e) 永久変形の比率は,次の式(1)によって求める。
l1 l0
m ×100 (1)
l0
ここに, εm : 永久変形の比率(%)
l0 : 試験体の試験前の試験長さ(mm)
l1 : 試験体の試験後の試験長さ(mm)
――――― [JIS B 1220 pdf 8] ―――――
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B 1220 : 2015
図4−試験体の取付け(例)
8 セットの検査
セットの検査は,形式検査又は受渡当事者間の協定に基づく合理的な抜取方式を用いて箇条7の試験を
行い,7.3 e) に規定した永久変形の比率(εm)が0.5 %以内であれば,箇条6に適合したものとする。
9 セットの呼び方
セットの呼び方は,規格番号,セットの種類を表す記号,ねじの呼び×ボルトの長さ及び両端のねじ部
長さとする。表面処理を施す場合は,末尾に表面処理の記号を追記する。
セットの呼び方を例1例4に示す。
例1 ボルトに転造ねじ加工を施した引張強さ490 N/mm2,ねじの呼びM48,ボルトの長さ1 440 mm,
両端のねじ部長さ200 mmのセットの場合
JIS B 1220 ABR490 M48×1 440 S=200×200
両端のねじ部長さ
ねじの呼び×ボルトの長さ
セットの種類を表す記号
規格番号
例2 ボルトに切削ねじ加工を施した引張強さ490 N/mm2,ねじの呼びM72,ボルトの長さ2 160 mm,
座金取付け側のねじ部長さが300 mm,定着板取付け側のねじ部長さが250 mmのセットの場合
JIS B 1220 ABM490 M72×2 160 S=300×250
両端のねじ部長さ
ねじの呼び×ボルトの長さ
セット種類を表す記号
規格番号
――――― [JIS B 1220 pdf 9] ―――――
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B 1220 : 2015
例3 ボルトに転造ねじ加工を施した引張強さ400 N/mm2,ねじの呼びM24,ボルトの長さ600 mm,
両端のねじ部長さ80 mm,表面処理が溶融亜鉛めっきのセットの場合
JIS B 1220 ABR400 M24×600 S=80×80 HDZ 35
表面処理の記号
両端のねじ部長さ
ねじの呼び×ボルトの長さ
セット種類を表す記号
規格番号
例4 ボルトに転造ねじ加工を施した引張強さ400 N/mm2,ねじの呼びM27,ボルトの長さ800 mm,
両端のねじ部長さ100 mm,表面処理が電気めっきのセットの場合
JIS B 1220 ABR400 M27×800 S=100×100 EP
表面処理の記号
両端のねじ部長さ
ねじの呼び×ボルトの長さ
セット種類を表す記号
規格番号
10 セットの包装
セットの包装は,次による。
a) ねじ部に損傷及びじんあいの付着を生じないように,包装しなければならない。
b) ボルト,ナット及び座金をセットにして,包装しなければならない。ただし,ナット及び座金は必ず
しもボルトに取り付ける必要はない。
11 セットの表示
セットの表示は,包装ごとに次の事項を,荷札などに表示する。
a) セットの呼び方
b) 数量
c) 製造業者名又はその略号
d) セットの製造ロット番号
セットの製造ロット番号は,生産単位,ボルトの材料及びボルトのねじの呼びごとに決めなければ
ならない。
12 検査成績書
製造業者は,発注者から製品の検査成績書の提出を求められた場合は,次の事項を記載した検査成績書
を発行しなければならない。ただし,f) の事項については,必要がある場合に限る。
a) 規格名称
b) セットの明細
――――― [JIS B 1220 pdf 10] ―――――
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JIS B 1220:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.30 : 座金,ロッキングエレメント
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.20 : ナット
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.10 : ボルト,ねじ,びょう
JIS B 1220:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0101:2013
- ねじ用語
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-4:2001
- 一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
- JISB0209-3:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第3部:構造体用ねじの寸法許容差
- JISB1052-2:2014
- 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:強度区分を規定したナット―並目ねじ及び細目ねじ
- JISB1054-1:2013
- 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第1部:ボルト,小ねじ及び植込みボルト
- JISB1054-2:2013
- 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:ナット
- JISB1071:2010
- 締結用部品―精度測定方法
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG3138:2005
- 建築構造用圧延棒鋼
- JISG3138:2021
- 建築構造用圧延棒鋼
- JISG4321:2000
- 建築構造用ステンレス鋼材
- JISH8641:2007
- 溶融亜鉛めっき
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法