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B 2220 : 2012
表1−フランジの種類及びその呼び方
フランジの種類 呼び方 図
溶接式フランジ スリップオン溶接式フランジ SOP
(板フランジ)
スリップオン溶接式フランジ SOH
(ハブフランジ)
ソケット溶接式フランジ SW
突合せ溶接式フランジ WN
遊合形フランジ LJ
ねじ込み式フランジ TR
一体フランジ IT
閉止フランジ BL
表2−呼び圧力20K及び30Kのスリップオン溶接式フランジ(ハブフランジ)(SOH)の形式
フランジの種類 形式 図
スリップオン溶接式フランジ(ハブフランジ) A形
B形
C形
――――― [JIS B 2220 pdf 6] ―――――
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B 2220 : 2012
表3−ガスケット座の種類及びその呼び方
ガスケット座の種類 呼び方 図
全面座 FF
平面座 RF
はめ込み形 メール座 MF MF-M
フィメール座 MF-F
溝形 タング座 TG TG-T
グルーブ座 TG-G
6 亜鉛めっきの呼び方
亜鉛めっきの有無による呼び方は,表4による。
表4−亜鉛めっきの有無による呼び方
呼び方 意味
黒フランジ 亜鉛めっきを施さないフランジ
白フランジ(ZN) 溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを施したフランジ
7 性能
7.1 機械的性質
フランジの機械的性質は,17.5によって試験を行ったとき,表5に示す材料の規格に規定する機械的性
質を満足しなければならない。
JIS G 4051のS 20 Cは,引張強さが400 N/mm2以上,S 25 Cは,引張強さが440 N/mm2以上でなければ
ならない。
7.2 健全性
7.2.1 浸透探傷
鋳鋼品のフランジは,17.1によって試験を行ったとき,各鋳鋼品の規格に規定する浸透探傷による健全
性を満足しなければならない。
7.2.2 磁粉探傷
鋳鋼品のフランジは,17.2によって試験を行ったとき,各鋳鋼品の規格に規定する磁粉探傷による健全
性を満足しなければならない。
――――― [JIS B 2220 pdf 7] ―――――
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B 2220 : 2012
7.2.3 超音波探傷
鍛鋼品及び鋳鋼品のフランジは,17.3によって試験を行ったとき,各鍛鋼品及び各鋳鋼品の規格に規定
する超音波探傷による健全性を満足しなければならない。
JIS G 4051のS 20 C及びS 25 Cの鍛鋼品については,JIS G 3201の規定を準用する。
8 材料
フランジの材料は,表5の材料又はこれらと機械的性質及び耐食性が同等以上の材料とする。溶接式フ
ランジの材料は,溶接に適したものとする。
注記 表5の材料と同等以上と認められるASTM材料を,参考として表6に示す。
表5−材料
材料の種類 圧延材 鍛造材 鋳造材 材料グループ
規格番号 材料記号 規格番号 材料記号 規格番号 材料記号 番号
炭素鋼 JIS G 3101 SS 400 a) JIS G 3201 SF 390A a) JIS G 5101 SC 410 001
JIS G 4051 S 20 C b) JIS G 3202 SFVC 1 JIS G 5151 SCPH 1
JIS G 4051 S 20 C b)
JIS G 4051 S 25 C b) JIS G 3201 SF 440A a) JIS G 5101 SC 480 002
JIS G 4051 S 25 C b)
− − JIS G 3202 SFVC 2A JIS G 5151 SCPH 2 003a
低合金鋼 − − JIS G 3203 SFVA F1 JIS G 5151 SCPH 11 013a
− − JIS G 3203 SFVA F11A JIS G 5151 SCPH 21 015a
ステンレス鋼 JIS G 4304 SUS 304 JIS G 3214 SUS F304 JIS G 5121 SCS 13A 021a
JIS G 4305 SUS 304
− − − − JIS G 5121 SCS 19A 021b
JIS G 4304 SUS 316 JIS G 3214 SUS F316 JIS G 5121 SCS 14A 022a
JIS G 4305 SUS 316
− − − − JIS G 5121 SCS 16A 022b
JIS G 4304 SUS 304L JIS G 3214 SUS F304L − − 023a
JIS G 4305 SUS 304L
JIS G 4304 SUS 316L JIS G 3214 SUS F316L − − 023b
JIS G 4305 SUS 316L
注a) IS G 3101のSS 400並びにJIS G 3201のSF 390A及びSF 440Aは,炭素含有量0.35 %以下のものとする。
b) IS G 4051のS 20 C及びS 25 Cは,JIS G 0404によって検査を行い,S 20 Cは,引張強さが400 N/mm2以上,
S 25 Cは,引張強さが440 N/mm2以上とする。
――――― [JIS B 2220 pdf 8] ―――――
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B 2220 : 2012
表6−ASTM材料(参考)
材料の種類 圧延材 鍛造材 鋳造材 材料グループ
規格番号 材料記号 規格番号 材料記号 規格番号 材料記号 番号
炭素鋼 A 515 70 A 105 − A 216 WCB 1.1
A 516 70 A 350 LF2
A 537 CL1
低合金鋼 A 204 A A 182 F1 A 217 WC1 1.5
A 204 B A 352 LC1
A 387 11 CL2 A 182 F11 CL2 A 217 WC6 1.9
A 182 F12 CL2
ステンレス鋼 A 240 304 A 182 F304 A 351 CF3 2.1
A 240 304H A 182 F304H A 351 CF8
A 240 316 A 182 F316 A 351 CF3M 2.2
A 240 316H A 182 F316H A 351 CF8M
A 240 317 A 351 CG8M
A 240 304L A 182 F304L − − 2.3
A 240 316L A 182 F316L
注記 ここに示した規格については,附属書Gを参照。
9 流体の温度と最高使用圧力との関係
流体の温度と最高使用圧力との関係(以下,圧力−温度基準という。)は,表11による。ただし,呼び
圧力10K薄形のフランジは,通常,温度120 ℃以下で,圧力0.7 MPa以下の静流水に用いる。
白フランジの使用温度は,300 ℃以下とする。
10 フランジの呼び径及び圧力-温度基準の適用
フランジの呼び径,並びにフランジのそれぞれの種類及び呼び径への圧力−温度基準の適用は,表12
による。ただし,呼び圧力10K薄形フランジの呼び径は,圧力−温度基準にかかわらず表7による。
表7−呼び圧力10K薄形フランジの呼び径
呼び フランジ 呼び径 A
圧力 の種類 10 15 20 25 32 40 50 65 80 90 100 125 150 175 200 225 250 300 350 400
10K SOP ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ −
薄形 SOH − − − − − − − − − − − − − − − − − − − ○
11 フランジとガスケット座との組合せ
フランジとガスケット座との組合せは,表8による。
――――― [JIS B 2220 pdf 9] ―――――
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B 2220 : 2012
表8−フランジとガスケット座との組合せ
フランジ ガスケット座
呼び圧力 種類 FF RF MF TG
5K SOP,SOH,SW,TR,BL ○ − − −
WN,IT ○ ○ − −
10K SOP,SOH,SW,TR,BL ○ − ○ ○
WN,IT ○ ○ ○ ○
10K薄形 SOP,SOH ○ − − −
16K SOH,SW,TR,BL ○ − ○ ○
WN,IT ○ ○ ○ ○
20K SOH,SW,TR,WN,IT,BL − ○ ○ ○
30K SOH,WN,IT,BL − ○ ○ ○
40K WN,BL − ○ ○ ○
63K WN,BL − ○ ○ ○
注記 フランジの種類LJには,ガスケット座はない。
12 寸法
12.1 ガスケット座の寸法
フランジのガスケット座の寸法は,表13による。
注記 小平面座の寸法を,附属書Cに示す。
12.2 フランジの寸法
それぞれの呼び圧力のフランジの寸法は,表14表21による。
注記1 表14,表15及び表17表19に示す一体フランジ(IT)の内径(d),ハブの径の大径側(b)
及びすみ肉の半径(r)は,参考である。
なお,内径(d)は,JIS B 2001を参照。
注記2 溶接式フランジの溶接部の詳細を,附属書Dに示す。
注記3 呼び圧力2Kのフランジの圧力−温度基準及び基準寸法を,附属書Eに示す。
注記4 フランジの計算質量を,附属書Fに示す。
12.3 一体フランジ(IT)
表14,表15及び表17表19に示す一体フランジ(IT)の内径(d),ハブの径の大径側(b)及びすみ
肉の半径(r)の数値として,これらの表に示した値と異なる数値を採用する場合は,強度確認を行わなけ
ればならない。
12.4 ねじ
ねじ込み式フランジ(TR)のねじは,JIS B 0203による。
12.5 寸法許容差
フランジの寸法許容差は,表22による。
ねじ込み式フランジ(TR)のねじの軸線のガスケット座面に対する直角度は,軸線の長さ100 mmにつ
き0.9 mm以内でなければならない。
直角度は,JIS B 0621の5.8(直角度)による。
13 外観
フランジは,割れなどの実用上有害な欠陥があってはならない。
――――― [JIS B 2220 pdf 10] ―――――
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JIS B 2220:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.99 : その他の鉄及び鋼製品
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.60 : フランジ,カップリング及びジョイント
JIS B 2220:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0151:2018
- 鉄鋼製管継手用語
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0621:1984
- 幾何偏差の定義及び表示
- JISB1180:2014
- 六角ボルト
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISB1256:2008
- 平座金
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3201:1988
- 炭素鋼鍛鋼品
- JISG3202:1988
- 圧力容器用炭素鋼鍛鋼品
- JISG3203:1988
- 高温圧力容器用合金鋼鍛鋼品
- JISG3214:1991
- 圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4304:2012
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4304:2021
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG5101:1991
- 炭素鋼鋳鋼品
- JISG5121:2003
- ステンレス鋼鋳鋼品
- JISG5151:1991
- 高温高圧用鋳鋼品
- JISH0401:2013
- 溶融亜鉛めっき試験方法
- JISH2107:2015
- 亜鉛地金
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2320-1:2017
- 非破壊試験―磁粉探傷試験―第1部:一般通則
- JISZ2343-1:2017
- 非破壊試験―浸透探傷試験―第1部:一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
- JISZ3001-1:2018
- 溶接用語―第1部:一般
- JISZ3001-2:2018
- 溶接用語―第2部:溶接方法
- JISZ3121:2013
- 突合せ溶接継手の引張試験方法
- JISZ3122:2013
- 突合せ溶接継手の曲げ試験方法