JIS B 2316:2017 配管用鋼製差込み溶接式管継手 | ページ 4

14
B 2316 : 2017
A.5 PS370,PS410及びPS480のシャルピー衝撃試験
A.5.1 PS370,PS410及びPS480のシャルピー衝撃試験は,供試材から試験片を採取して行う。
A.5.2 供試材は,管継手に使用する材料とし,その同一溶鋼ごとに1個の供試材を採取し,これに管継手
と同一条件の熱処理を施した後,一組(3個)の試験片を採取する。
A.5.3 PS370,PS410及びPS480のシャルピー衝撃試験の吸収エネルギー,試験温度,試験片の形状及び
試験方法は,JIS G 3455のJA.4[シャルピー衝撃試験(Z5)]による。
A.6 ステンレス鋼の腐食試験
A.6.1 ステンレス鋼の腐食試験は,管継手に使用する材料又は管継手の供試製品から試験片を採取して行
う。
A.6.2 管継手に使用する材料から供試材を採取する場合は,管継手に使用する材料の同一溶鋼ごとに1
個の供試材を採取し,これに管継手と同一条件の熱処理を施した後,1個の試験片を採取する。
A.6.3 供試製品から供試材を採取する場合は,管継手のロットから1個の供試材を採取し,この供試材か
ら試験片を採取する。
なお,ロットは同一材料及び同一製造方法の管継手とし,ロットの製造数量は受渡当事者間の協定によ
る。
A.6.4 ステンレス鋼の腐食試験は,JIS G 3459のJA.4[腐食試験(Z6)]によって,注文者の指定する項
目について実施する。
A.6.5 ステンレス鋼の腐食試験の耐食性及び試験方法は,JIS G 3459のJA.4による。
A.7 管継手の浸透探傷試験及び検査
A.7.1 管継手の浸透探傷試験の方法及び浸透指示模様の分類は,JIS Z 2343-1による。
A.7.2 管継手の浸透探傷検査は,管継手1個ごとに行い,探傷検査の適用範囲については受渡当事者間の
協定による。
A.7.3 管継手の浸透探傷検査の判定基準は,次による。
a) 割れによる浸透指示模様は,あってはならない。
b) 線状浸透指示模様,円形状浸透指示模様,連続浸透指示模様及び分散浸透指示模様については,受渡
当事者間の協定による。
A.8 製品分析
A.8.1 製品分析の方法及び分析値は,表3に規定する材料に関するJISの規定による。
A.8.2 供試材は,管継手に使用する材料又は管継手の供試製品から採取することとし,供試材から採取す
る製品分析用試料の数は同一溶鋼ごとに1個とする。

――――― [JIS B 2316 pdf 16] ―――――

                                                                                             15
B 2316 : 2017
附属書B
(参考)
JISの材料に対応するASTM規格の材料
B.1 JISの材料に対応するASTM規格の材料における種類の記号の対比表
JISの材料に対応するASTM規格の材料における種類の記号の対比は,表B.1による。
表B.1−表3に規定する材料に対応するASTM規格の材料
JISの材料 ASTM規格の材料
JIS G 3202のSFVC2A A105/A105M
JIS G 3205のSFL2 A350/A350M Gr. LF2 Class1
JIS G 3203のSFVAF1 A182/A182M Gr. F1
JIS G 3203のSFVAF12 A182/A182M Gr. F12 Class1,
A182/A182M Gr. F12 Class2
JIS G 3203のSFVAF11A A182/A182M Gr. F11 Class1,
A182/A182M Gr. F11 Class2
JIS G 3203のSFVAF11B A182/A182M Gr. F11 Class3
JIS G 3203のSFVAF22A A182/A182M Gr. F22 Class1
JIS G 3203のSFVAF22B A182/A182M Gr. F22 Class3
JIS G 3203のSFVAF5A及びSFVAF5B A182/A182M Gr. F5
JIS G 3203のSFVAF9 A182/A182M Gr. F9
JIS G 3205のSFL3 A350/A350M Gr. LF3 Class1
参考文献 JIS B 8265 圧力容器の構造−一般事項

JIS B 2316:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2316:2017の関連規格と引用規格一覧