JIS B 3402:2000 規格概要
この規格 B3402は、機械工業の分野においてCADによって行う製図について規定。
JISB3402 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B3402
- 規格名称
- CAD機械製図
- 規格名称英語訳
- Drawing practices for mechanical engineering by CAD
- 制定年月日
- 1989年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.100.01, 35.240.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 製図 2020
- 改訂:履歴
- 1989-03-01 制定日, 1993-12-01 改正日, 1998-09-20 確認日, 2000-12-20 改正日, 2006-02-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 3402:2000 PDF [24]
B 3402 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本設計工学会 (JSDE) /財団法人
日本規格協会 (JSA) から,日本工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B 3402 : 1993
は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 3402 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 3402 : 2000
CAD機械製図
Drawing practices for mechanical engineering by CAD
1. 適用範囲 この規格は,主として機械工業の分野においてCADによって行う製図(以下,CAD製図
という。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されたことによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0022 幾何公差のためのデータム
JIS B 0023 製図−幾何公差表示方式−最大実体公差方式及び最小実体公差方式
JIS B 0024 製図−公差表示方式の基本原則
JIS B 0026 製図−寸法及び公差の表示方式−非剛性部品
JIS B 0028 製図−寸法及び公差の表示方式−円すい
JIS B 0029 製図−姿勢及び位置の公差表示方式−突出公差域
JIS B 0031 製図−面の肌の図示方法
JIS B 0401-1 寸法公差及びはめあいの方式−第1部 : 公差,寸法差及びはめあいの基礎
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 0419 普通公差−第2部 : 個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0610 表面うねりの定義と表示
JIS B 3401 CAD用語
JIS Z 3021 溶接記号
JIS Z 8114 製図−製図用語
JIS Z 8311 製図−製図用紙のサイズ及び図面の様式
JIS Z 8312 製図−表示の一般原則 : 線の基本原則
JIS Z 8321 製図−表示の一般原則 : CADに用いる線
JIS Z 8316 製図−図形の表し方の原則
JIS Z 8317 製図−寸法記入方法−一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法
JIS Z 8318 製図−長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 3401及びJIS Z 8114による。
――――― [JIS B 3402 pdf 2] ―――――
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B 3402 : 2000
4. 一般事項
4.1 具備すべき情報 CAD製図は,次の事項を備えなければならない。
a) 図面管理上必要な情報(例えば,図面名称,図面番号,製図者,図面承認者など。)
b) 形状に必要な情報(例えば,投影図,断面図,寸法,三次元形状データなど。)
c) 属性情報(例えば,材料,表面粗さ,熱処理条件,試験条件,引用規格など。)
4.2 基本要件
a) 4.1の情報を明確に表現しなければならない。
b) あいまいな解釈が生じないように,表現の一義性 (sufficiently definitive) をもたなければならない。
c) 複写したものは,鮮明に読むことができなければならない。
d) AD製図は,適切なシステムを用い,手書き製図と混用しない。ただし,製図者,設計者,図面承認
者などの署名は,混用とはみなさない。また,製品(又は部品)の製作のためのCAD図面情報は,
管理状態になければならない。
5. 図面の大きさ及び様式
5.1 図面の大きさ 図面の大きさは,JIS Z 8311に規定するA系列を標準とする。
5.2 図面の様式 図面の様式は,次による。
a) 図面用紙は,長辺を横方向に置いて用いるが,A4の図面用紙については縦方向に置いて用いてもよい。
b) 図面には,表1の寸法によってマージンを設けて,線の太さが最小0.5mm以上の輪郭線を引く。
表1 図面の輪郭
用紙サイズ c(最小) d(最小)
とじない場合 とじる場合
A0 20 20 20
A1
A2 10 10
A3
A4
備考 dの部分は,図面をとじるために折りたたんだとき,表題欄
の左側になる側に設ける。
c) 図面には,輪郭線の内側に接してその右下隅に表題欄を設け,投影法,尺度,製図年月日,CADシス
テム名,図面番号,図名,企業(団体)名,設計責任者の署名などを記入する。
d) IS Z 8311に規定する図面管理上で必要な事項(マーク,文字記号など)を輪郭線の外側に付記する。
――――― [JIS B 3402 pdf 3] ―――――
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B 3402 : 2000
e) 図面に必要な3D CADデータを関係付ける場合には,その管理番号を表題欄の中又はその付近に示す。
6. 線
6.1 線の種類及び用途 線の種類及びその用途は,表2による。ただし,その他の線を用いる必要があ
る場合には,表3によるのがよい。
6.2 線の太さ 線の太さの基準は,0.13, 0.18, 0.25, 0.35, 0.5, 0.7, 1.0, 1.4及び2mmとする。
表2の細い線,太い線及び極太の線の太さの比は,1 : 2 : 4とする。
なお,計画図,設備配置図などで筆記具にボールペンを用いる場合には,線の太さは問わない。
6.3 線の要素の長さ 線の要素の長さは,JIS Z 8321に基づいて,次の計算による値がよい。
6.3.1 破線 図1に示す破線のそれぞれの要素の長さは,次によるのがよい。
注(1) 線の構成単位
l1min=l2+3d+l2=12d+3d+12d=27d
図1 破線
6.3.2 一点長鎖線 図2に示す一点長鎖線のそれぞれの要素の長さは,次によるのがよい。
図2 一点長鎖線
6.3.3 二点長鎖線 図3に示す一点長鎖線のそれぞれの要素の長さは,次によるのがよい。
――――― [JIS B 3402 pdf 4] ―――――
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B 3402 : 2000
図3 二点長鎖線
6.3.4 点線 図4に示す点線のそれぞれの要素の長さは,次によるのがよい。
図4 点線
6.4 線の組合せ 線の基本形を2本組合せて,意味をもった線として使用することができる。
例1. 実線と破線との組合せ(図5)
例2. 実線と一様な波形実線との組合せ(図6)
図5 実線と破線との組合せ
図6 実線と一様な波形実線との組合せ
表2 線の種類及び用途
用途による名称 線の種類 線の用途
外形線 太い実線 対象物の見える部分の形状を表すのに用いる。
寸法線 細い実線 寸法を記入するのに用いる。
寸法補助線 寸法を記入するために図形から引き出すのに用いる。
引出線 記述・記号などを示すために引き出すのに用いる。
回転断面線 図形内にその部分の切り口を90度回転して表すのに
用いる。
中心線 図形に中心線を簡略に表すのに用いる。
水準面線(2) 水面,液面などの位置を表すのに用いる。
かくれ線 細い破線又は太い 対象物の見えない部分の形状を表すのに用いる。
破線
中心線 細い一点鎖線 a) 図形の中心を表すのに用いる。
b) 中心が移動する中心軌跡を表すのに用いる。
基準線 特に位置決定のよりどころであることを明示するのに
用いる。
ピッチ線 細い一点長鎖線 繰返し図形のピッチをとる基準を表すのに用いる。
特殊指定線 太い一点鎖線 特殊な加工を施す部分など特別な要求事項を適用すべ
き範囲を表すのに用いる。
――――― [JIS B 3402 pdf 5] ―――――
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JIS B 3402:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.10 : コンピュータ支援自動設計(CAD)
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.01 : 工業製図一般
JIS B 3402:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0021:1998
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―幾何公差表示方式―形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式
- JISB0022:1984
- 幾何公差のためのデータム
- JISB0023:1996
- 製図―幾何公差表示方式―最大実体公差方式及び最小実体公差方式
- JISB0024:2019
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―基本原則―GPS指示に関わる概念,原則及び規則
- JISB0026:1998
- 製図―寸法及び公差の表示方式―非剛性部品
- JISB0028:2017
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―寸法及び公差の表示方式―円すい
- JISB0029:2000
- 製図―姿勢及び位置の公差表示方式―突出公差域
- JISB0031:2003
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状の図示方法
- JISB0401-1:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第1部:サイズ公差,サイズ差及びはめあいの基礎
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0419:1991
- 普通公差―第2部:個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0610:1961
- テーパ
- JISB0610:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―転がり円うねりの定義及び表示
- JISB3401:1993
- CAD用語
- JISZ3021:2016
- 溶接記号
- JISZ8114:1999
- 製図―製図用語
- JISZ8311:1998
- 製図―製図用紙のサイズ及び図面の様式
- JISZ8312:1999
- 製図―表示の一般原則―線の基本原則
- JISZ8316:1999
- 製図―図形の表し方の原則
- JISZ8317:1999
- 製図 ― 寸法記入方法 ― 一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法
- JISZ8318:2013
- 製品の技術文書情報(TPD)―長さ寸法及び角度寸法の許容限界の指示方法
- JISZ8321:2000
- 製図―表示の一般原則―CADに用いる線