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C 4526-1 : 2020
サンプル数は,JIS C 4526-1-1の表101(試験試料)又はJIS C 4526-1-2の表101(試験試料)による。そ
れらは附属書Mに従ったファミリでグループ化してもよい。そのときは,試験は,附属書Mに従ってフ
ァミリから選択していたサンプルで行ってもよい。附属書Mは,この目的のためにスイッチファミリにス
イッチのタイプをグループ化するための一つの例を示している。その他のグループ化システムもまた,こ
の目的のために使用してもよい。
L.3.3 手順書に記載された期間内に箇条21に従ったグローワイヤ試験及びボールプレッシャー試験並び
に附属書Cに従った保証トラッキング試験が工程内の異なったスイッチ構造と材料を製造業者が指定して
いるサンプルについて行う。しかし,これらの試験は,形式試験と同じ原材料,金型及び工程が使用され
ているということが確認できれば,適用しなくてもよい。これは,成形業者の確認プログラムの一部とな
ることがある。これらの試験は,工程試験の一部としてよりは,むしろ受入検査の一部となる場合がある。
――――― [JIS C 4526-1 pdf 96] ―――――
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C 4526-1 : 2020
附属書M
(参考)
スイッチファミリ
M.1 概要
この附属書は,L.3.2に記載された試験に関連して,スイッチのタイプをスイッチファミリにグループ化
するためのシステム例を示す。他のグループ化システムをこの目的のために使用してもよい。この附属書
で使用する“スイッチファミリ”とは,構造及び特性においてスイッチを代表するスイッチタイプが異な
るが単一グループであることを指す。
M.2 一般
あるスイッチタイプは,スイッチファミリの最も厳しいケースを試験の代表的ケースとして,試験を行
う度に合格することができる場合,スイッチファミリの一員にグループ化することができる。毎回のテス
トは最も深刻なケースを表すことができる。
または,スイッチファミリが異なった定格のスイッチタイプを含む場合,製造量に比例して試験用にス
イッチを選択し,選択したスイッチタイプの最も厳しい定格で毎回試験する。
スイッチファミリは,次のバリエーションを含む。
a) 次のものを採用するスイッチの異なった電気定格
1) 接点の直径,厚さ又は材料を除いて,同じ固定接点構造
2) 同じ内部接点(固定及び可動)形状
3) 同じ極数
b) 端子,アクチュエータなどの異なった外部部分
c) 単方向,双方向及び多投タイプスイッチ
d) 常開及び常閉の自動復帰スイッチ
e) 次の条件下で異なった接点構造のスイッチ
接点の直径,厚さ又は材料を除いて,同じ固定接点構造を使用している同じ及び異なった電気定格
のスイッチは,同じ内部接点(固定部及び可動部)形状及び同じ極数という条件で,同じスイッチフ
ァミリに含んでもよい。
f) 電気定格が同じで,同じ内部接点(固定及び可動)形状のとき単極,2極及び多極のスイッチ
g) 同一構造内で,電気定格,温度及び動作回数が異なった組合せのスイッチ
M.3 試験のためのスイッチファミリ内のスイッチの選び方のガイド
M.3.1 同じファミリ内の単方向/双方向,又は自動復帰スイッチ
利用可能なものに基づいて選択する。
M.3.2 同じスイッチファミリ内の異なった極数
選択は,製造量に比例してローテーションする。
M.3.3 同一構造内にある同じ電気定格の異なった動作サイクル定格及び電気,温度及び動作サイクルの異
なった組合せ
各タイプの相対的な製造量に比例して,スイッチタイプの選択をローテーションする。
――――― [JIS C 4526-1 pdf 97] ―――――
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C 4526-1 : 2020
M.3.4 同じスイッチファミリで異なった電気定格の同じ接点
スイッチファミリがいろいろな定格を含む場合,スイッチタイプの選択は,各タイプの製造量に比例し
てローテーションする。耐久性試験は,選択されたスイッチタイプで適用できる最も高い電圧の下で,最
大VA定格で行う。また,温度試験は選択されたスイッチタイプに適用できる最も高い電流定格で行う。
M.3.5 同じスイッチファミリ内の異なった接点及び異なった定格
試験用スイッチタイプの選択は,使用する各接点タイプの製造量に基づいてローテーションする。耐久
性試験は,毎回選択された接点タイプごとに適用できる最も高い電圧の下で,最大VA定格で行う。温度
試験は,毎回選択した接点タイプごとに適用できる最も高い電流定格で行う。
M.3.6 同じスイッチファミリ内で同等の電気定格(すなわち,異なった電圧と電流とで同じVA定格)
M.3.4に記載するスイッチファミリの最大定格を考慮して,製造量に基づいてスイッチタイプの選択を
ローテーションする。
――――― [JIS C 4526-1 pdf 98] ―――――
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C 4526-1 : 2020
附属書N
(参考)
スイッチのタブの寸法
JIS C 2809:2014(IEC 61210:2010)を参照。
――――― [JIS C 4526-1 pdf 99] ―――――
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C 4526-1 : 2020
附属書O
(参考)
一般的な最終製品の規格
この規格に適合したスイッチは,追加要件をもつ最終製品で使用できる。
対象となる最終製品の規格には,次が含まれる。
− JIS C 6065 オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器−安全要求事項
− JIS C 6950(規格群) 情報技術機器−安全性
− JIS C 9335(規格群) 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性
− JIS C 9745(規格群) 手持ち形電動工具−安全性
――――― [JIS C 4526-1 pdf 100] ―――――
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JIS C 4526-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61058-1:2016(MOD)
JIS C 4526-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4526-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC4526-1-1:2020
- 機器用スイッチ―第1-1部:機械式スイッチの要求事項
- JISC4526-1-2:2020
- 機器用スイッチ―第1-2部:電子式スイッチの要求事項
- JISC5101-14:2014
- 電子機器用固定コンデンサ―第14部:品種別通則:電源用電磁障害防止固定コンデンサ
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-11-10:2015
- 耐火性試験―電気・電子―第11-10部:試験炎―50W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
- JISC60695-11-20:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第11-20部:試験炎―500W試験炎による燃焼試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC61000-3-2:2019
- 電磁両立性―第3-2部:限度値―高調波電流発生限度値(1相当たりの入力電流が20A以下の機器)
- JISC61000-4-11:2008
- 電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
- JISC61000-4-2:2012
- 電磁両立性―第4-2部:試験及び測定技術―静電気放電イミュニティ試験
- JISC61000-4-3:2012
- 電磁両立性―第4-3部:試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- JISC61000-4-4:2015
- 電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
- JISC61000-4-5:2018
- 電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
- JISC61000-4-8:2016
- 電磁両立性―第4-8部:試験及び測定技術―電源周波数磁界イミュニティ試験
- JISC6691:2019
- 温度ヒューズ―要求事項及び適用の指針
- JISQ9000:2015
- 品質マネジメントシステム―基本及び用語