この規格ページの目次
- 6 定格
- 7 分類
- 7.1 電源の種類による分類
- 7.2 スイッチの各回路で制御する負荷の種類による分類
- 7.3 周囲温度による分類
- 7.4 動作サイクル数による分類
- 7.5 固形異物に対する保護等級
- 7.6 水の浸入に対する保護等級
- 7.7 次の機器に用いる組込スイッチに対する感電保護クラスによる分類
- 7.8 スイッチ内部の汚損度による分類
- 7.9 スイッチ外部の汚損度による分類
- 7.10 表示による分類
- 7.11 グローワイヤ温度に対する着火耐性による分類
- 7.12 定格インパルス耐電圧による分類
- 7.13 定格過電圧カテゴリによる分類
- 7.14 断路の種類による分類
- 7.15 剛性プリント配線板アセンブリのコーティングの種類による分類
- 7.16 スイッチの種類及び/又は接続による分類
- 7.17 スイッチング素子の構成による分類
- 7.18 使用の形式による分類
- 7.19 接点とアクチュエータの速度との関係による分類
- 7.20 端子の種類による分類
- 7.21 保護構造の種類による分類
- 7.22 強制冷却の種類による分類
- 7.23 スイッチに設けるコンデンサによる分類
- JIS C 4526-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 4526-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 4526-1:2020の関連規格と引用規格一覧
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C 4526-1 : 2020
6 定格
6.1 最大定格電圧は,480 Vとする。
6.2 最大定格電流は,63 Aとする。
6.3 信号表示灯の定格電圧は,スイッチと異なってもよい。
6.16.3の適否は,箇条8の検査によって判定する。
6.4 二つ以上の回路をもつスイッチにおいては,各回路が同じ分類である必要はない。実際の使用におい
て,ある特定のスイッチの定格が回路の制御に適しているか決定する際には,附属書Dを用いる。
7 分類
7.1 電源の種類による分類
7.1.1 交流専用スイッチ
7.1.2 直流専用スイッチ
7.1.3 交直両用スイッチ
7.2 スイッチの各回路で制御する負荷の種類による分類
7.2.1 力率0.9以上の抵抗負荷用の回路
7.2.2 抵抗負荷若しくは力率0.6以上の電動機負荷のいずれか,又はその両者を組み合わせた負荷用の回
路
7.2.3 抵抗負荷と容量負荷とを組み合わせた交流負荷用の回路
7.2.4 白熱電球負荷用の回路
7.2.5 製造業者が指定した特定負荷用の回路
7.2.6 20 mA以下の電流用の回路
7.2.7 特定ランプ負荷用の回路
7.2.8 力率0.6以上の誘導負荷用の回路
7.2.9 力率0.6以上及び回転子を拘束した電動機の特定負荷用の回路
7.2.10 力率0.75以上の汎用負荷用の回路
7.3 周囲温度による分類
7.3.1 スイッチの全ての部分を0 ℃55 ℃の範囲の周囲温度で使用するスイッチ
7.3.2 7.3.1及び7.3.3以外のスイッチ
7.3.3 人体に触れやすい部分は,0 ℃55 ℃の範囲内で使用するが,他の部分は0 ℃55 ℃の範囲外の周
囲温度で使用するスイッチ
7.4 動作サイクル数による分類
7.4.1 100 000動作サイクル
7.4.2 50 000動作サイクル
7.4.3 25 000動作サイクル
7.4.4 10 000動作サイクル
7.4.5 6 000動作サイクル
7.4.6 3 000動作サイクル
7.4.7 1 000動作サイクル
7.4.8 300動作サイクル
7.4.9 特定の使用条件に対して製造業者が指定した動作サイクル
――――― [JIS C 4526-1 pdf 21] ―――――
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C 4526-1 : 2020
7.5 固形異物に対する保護等級
注記 保護等級はJIS C 0920:2003による。
7.5.1 製造業者の指定がなければ,無保護(IP0X)
7.5.2 直径50 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している(IP1X)
7.5.3 直径12.5 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している(IP2X)
7.5.4 直径2.5 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している(IP3X)
7.5.5 直径1.0 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している(IP4X)
7.5.6 防じん形(IP5X)
7.5.7 耐じん形(IP6X)
7.6 水の浸入に対する保護等級
注記 保護等級はJIS C 0920:2003及びIPX9についてはIEC 60529:2013による。
7.6.1 製造業者の指定がなければ,無保護(IPX0)
7.6.2 鉛直に落下する水滴に対して保護する(IPX1)
7.6.3 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴に対して保護する(IPX2)
7.6.4 散水(spraying water)に対して保護する(IPX3)
7.6.5 水の飛まつ(splashing water)に対して保護する(IPX4)
7.6.6 噴流(water jet)に対して保護する(IPX5)
7.6.7 暴噴流(powerful jet)に対して保護する(IPX6)
7.6.8 水深1 mまでの水に浸しても影響がないように保護する(IPX7)
7.6.9 水深1 mを超える潜水状況での使用に対して保護する(IPX8)
7.6.10 高圧水に対して保護する(IPX9)
7.7 次の機器に用いる組込スイッチに対する感電保護クラスによる分類
7.7.1 クラス0機器
7.7.2 クラスI機器
7.7.3 クラスII機器
7.7.4 クラスIII機器
注記 各クラスの説明は3.7.8,3.7.9,3.7.10及び3.7.11に規定している。
7.8 スイッチ内部の汚損度による分類
7.8.1 ミクロ環境汚損度1
7.8.2 ミクロ環境汚損度2
7.8.3 ミクロ環境汚損度3
7.9 スイッチ外部の汚損度による分類
7.9.1 マクロ環境汚損度1
7.9.2 マクロ環境汚損度2
7.9.3 マクロ環境汚損度3
注記 ミクロ及びマクロの汚損度の詳細については,3.8及び附属書Fに規定している。
7.10 表示による分類
7.10.1 限定表示UT(unique type reference)スイッチ
7.10.2 全表示CT(common type reference)スイッチ
注記 タイプ参照記号の説明は3.1.8及び3.1.9に規定している。
――――― [JIS C 4526-1 pdf 22] ―――――
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C 4526-1 : 2020
7.11 グローワイヤ温度に対する着火耐性による分類
スイッチの異常過熱に対する耐性は,電気的接続部と接触する,これを維持する又はこれを定位置に保
持する部品の材料(ばね力で電気的接続を維持する部品を含む)の最も低いグローワイヤ温度で表す。
7.11.1 650 ℃
7.11.2 750 ℃
7.11.3 850 ℃
7.11.4 960 ℃
7.12 定格インパルス耐電圧による分類
7.12.1 330 V
7.12.2 500 V
7.12.3 800 V
7.12.4 1 500 V
7.12.5 2 500 V
7.12.6 4 000 V
注記 定格インパルス耐電圧,定格電圧及び過電圧カテゴリ間の関係は,附属書Eに規定している。
7.13 定格過電圧カテゴリによる分類
7.13.1 カテゴリI
7.13.2 カテゴリII
7.13.3 カテゴリIII
注記 定格インパルス耐電圧,定格電圧及び過電圧カテゴリ間の関係は,附属書Eに規定している。
7.14 断路の種類による分類
7.14.1 電子式断路
7.14.2 マイクロ断路
7.14.3 完全断路
7.14.4 断路の組合せをもつスイッチは,その構造を明確に製造業者が指定しなければならない。
注記 断路の説明は3.4.6,3.4.7及び3.4.8に規定している。
7.15 剛性プリント配線板アセンブリのコーティングの種類による分類
7.15.1 タイプ1コーティング
7.15.2 タイプ2コーティング
注記 タイプ1コーティング及びタイプ2コーティングの説明は,附属書Iに規定している。
7.16 スイッチの種類及び/又は接続による分類
7.16.1 極数
7.16.2 投数
7.16.3 極性の反転
7.16.4 全ての極での断路
7.16.5 接続において開閉できない極の数
7.16.6 表2に示すスイッチのタイプのコードによる分類
注記 スイッチのタイプ及び接続の詳細は表2に規定している。
7.17 スイッチング素子の構成による分類
7.17.1 機械式スイッチング素子をもたない半導体素子による電子式スイッチ
――――― [JIS C 4526-1 pdf 23] ―――――
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C 4526-1 : 2020
7.17.2 直列の機械式スイッチング素子をもつ半導体素子による電子式スイッチ
7.17.3 並列の機械式スイッチング素子をもつ半導体素子による電子式スイッチ
7.17.4 直列及び並列の機械式スイッチング素子をもつ半導体素子による電子式スイッチ
7.17.5 半導体素子をもたない機械式スイッチング素子だけからなる電子式スイッチ。半導体素子は最終
の適用において供給される。
7.17.6 スイッチの安全性に影響を与えない電子回路をもつか,又はもたない機械式スイッチ
7.17.7 スイッチの安全性に影響を与える電子回路をもつ機械式スイッチ
7.18 使用の形式による分類
7.18.1 連続使用 : 使用形式S1(図12参照)
7.18.2 短時間使用 : オン及びオフ時間で定義される使用形式S2(図13参照)
7.18.3 反復使用 : オン及びオフ時間で定義される使用形式S3(図14参照)
7.18.4 特定の使用条件に対して製造業者によって指定されるもの
注記 使用の形式の概念は,JIS C 4034-1を参照。
7.19 接点とアクチュエータの速度との関係による分類
7.19.1 接点の開閉速度がアクチュエータの速度に依存する。
7.19.2 接点の開閉速度がアクチュエータの速度に依存しない。
7.20 端子の種類による分類
7.20.1 未処理導体の接続を意図した端子
7.20.2 処理導体の接続を意図した端子
注記 より線をねじって端末を整えた導体も未処理導体である。
7.20.3 より線の可とう導体の接続を意図した端子
7.20.4 より線の硬質導体の接続を意図した端子
7.20.5 単線の導体を意図した端子
7.20.6 表4に従ったサイズの導体を意図した端子
7.20.7 製造業者が指定したサイズの導体を意図した端子
7.20.8 1本の導体だけの接続を意図した端子
7.20.9 2本以上の導体の相互接続を意図した端子
7.20.10 1回の配線を意図した端子
7.20.11 1回を超える配線及び取外しを意図した端子
注記 1回の接続だけ(取外し手段無し)を意図したプッシュイン端子は,1回の配線を意図した端子
(7.20.10)とみなす。取外し手段があるプッシュイン端子及びねじ端子は,1回を超える配線
及び取外しを意図した端子(7.20.11)である。
7.20.12 ねじ端子及びその接続
7.20.13 プッシュイン端子及びその接続
7.20.14 平形クイック接続端子部
注記 標準の端子の寸法はJIS C 2809:2014を参照。
7.20.15 はんだ付け端子
7.20.16 溶接又はリッジ端子
7.20.17 接続用電線
7.20.18 絶縁物を貫通して導体に接続する端子
――――― [JIS C 4526-1 pdf 24] ―――――
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C 4526-1 : 2020
7.20.19 製造業者が指定する端子
注記 端子は複数の特性をもつ。
7.21 保護構造の種類による分類
7.21.1 保護構造をもつ。
7.21.2 保護構造をもたない。
注記 保護構造に対する試験は,箇条23に規定している。
7.22 強制冷却の種類による分類
7.22.1 強制冷却を必要としない
7.22.2 強制冷却を明示し,強制冷却を必要とする
注記 強制冷却に対する試験は,箇条23に規定している。
7.23 スイッチに設けるコンデンサによる分類
7.23.1 コンデンサ クラスX1
7.23.2 コンデンサ クラスX2
7.23.3 コンデンサ クラスX3
7.23.4 コンデンサ クラスY2
7.23.5 コンデンサ クラスY4
注記1 コンデンサ クラスの定義はJIS C 5101-14に規定している。
注記2 コンデンサの要求事項は24.3に規定している。
表2−スイッチのタイプ及び接続
コードa) スイッチ 接続のタイプ 試験回路b)
のタイプ
単投スイッチ
1n極の単投スイッチの原理
1.1 極数指定した接続及び負荷のタイプ
1.2 単極 1負荷
(単極断路)
S=試料
1.3 2極 1負荷
(全極断路)
S=試料
――――― [JIS C 4526-1 pdf 25] ―――――
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JIS C 4526-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61058-1:2016(MOD)
JIS C 4526-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 4526-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC4526-1-1:2020
- 機器用スイッチ―第1-1部:機械式スイッチの要求事項
- JISC4526-1-2:2020
- 機器用スイッチ―第1-2部:電子式スイッチの要求事項
- JISC5101-14:2014
- 電子機器用固定コンデンサ―第14部:品種別通則:電源用電磁障害防止固定コンデンサ
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-11-10:2015
- 耐火性試験―電気・電子―第11-10部:試験炎―50W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
- JISC60695-11-20:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第11-20部:試験炎―500W試験炎による燃焼試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC61000-3-2:2019
- 電磁両立性―第3-2部:限度値―高調波電流発生限度値(1相当たりの入力電流が20A以下の機器)
- JISC61000-4-11:2008
- 電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
- JISC61000-4-2:2012
- 電磁両立性―第4-2部:試験及び測定技術―静電気放電イミュニティ試験
- JISC61000-4-3:2012
- 電磁両立性―第4-3部:試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- JISC61000-4-4:2015
- 電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
- JISC61000-4-5:2018
- 電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
- JISC61000-4-8:2016
- 電磁両立性―第4-8部:試験及び測定技術―電源周波数磁界イミュニティ試験
- JISC6691:2019
- 温度ヒューズ―要求事項及び適用の指針
- JISQ9000:2015
- 品質マネジメントシステム―基本及び用語