JIS C 8201-2-2:2021 低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器 | ページ 11

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C 8201-2-2 : 2021
8.3.6.6(耐電圧の検証)による過負荷引外しの正常動作を検証するために,電圧相の全ての可能な
組合せで順番に行う2極試験の代わりに,JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.5.1(一般)に規定する
単極試験を行う。過負荷引外し装置の動作の検証を,単極で実施可能な漏電遮断器には,単極で実
施してもよい。
2) 組合せ試験シーケンス JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.8.1(一般)による過負荷引外しの正常動
作を検証するために,電圧相の全ての可能な組合せで順番に行う2極試験の代わりに,JIS C
8201-2-1の附属書2の8.3.5.1に規定する単極試験を行う。
JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.8.7(温度上昇の検証)による過負荷引外しの正常動作を検証す
るために,JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.3.8に規定する試験に三相電源を用いる。
過負荷引外しの試験方法として,3極を直列に接続して試験電流を通電してもよい。
c) 漏電引外し装置の検証 JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.6(試験シーケンスIV : 定格短時間耐電流)
又はJIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.8(試験シーケンスVI : 組合せ試験シーケンス)の試験に引き続
き,漏電引外し装置の検証を,8.2.4.4に従って行う。
8.1.2.2.4 ヒューズ組込み形漏電遮断器(試験シーケンスV)
過負荷引外し装置の正常動作を検証するために,電圧相の全ての可能な組合せで順番に行う2極試験の
代わりに,JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.7.4(耐電圧の検証)及びJIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.7.8
(耐電圧の検証)に規定する単極試験を行う。試験条件は,JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.7.4及びJIS C
8201-2-1の附属書2の8.3.7.8の規定による。ただし,過負荷引外し装置の動作の検証を,単極で実施可能
な漏電遮断器は,単極で実施してもよい。
JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.7(試験シーケンスV : ヒューズ組込み形回路遮断器の性能)の試験後,
漏電遮断器の正常動作の検証を,8.2.4.3に従って行う。
8.1.2.2.5 試験シーケンスVI(組合せ試験)
JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.8(試験シーケンスVI : 組合せ試験シーケンス)の試験後,漏電遮断器
の正常動作の検証を,8.2.4.3に従って行う。
8.1.3 追加試験シーケンス
JIS C 8201-2-1の附属書2への追加試験シーケンスを,表5Aに従って,漏電遮断器について行う。

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表5A−追加試験シーケンス
シーケンス 試験 箇条番号
I 動作特性 8.2
耐電圧性能 8.3
定格電圧の限界値におけるテスト装置の動作 8.4
過電流状態における不動作過電流限界値 8.5
インパルスサージ電流耐不要動作に対する漏電遮断器の性能 8.6
A形漏電遮断器及びB形漏電遮断器に対する追加検証 適用しない
B形漏電遮断器に対する追加検証 適用しない
3.1.2.1に基づいて分類する電源電圧依存形漏電遮断器の動作 適用しない
3.1.2.2.0Aに基づいて分類する電源電圧依存形漏電遮断器の動作適用しない
II 定格漏電短絡投入及び遮断容量(I 適用しない
III 環境条件の影響 8.12
IV 電磁両立性 8.13
イミュニティ試験 8.13.1
エミッション試験 8.13.2
1台の供試品を,各追加試験シーケンスI及びIIIに対して試験する。
追加試験シーケンスIVに対しては,製造業者の判断によって,各試験に新しい供試品を用いてもよく,
1台の供試品を幾つかの試験に用いてもよい。
8.2 動作特性の検証
8.2.1 試験回路
漏電遮断器を,製造業者が指定する使用状態で取り付ける。試験回路は,図1の回路を用いる。
8.2.2 電源電圧非依存形漏電遮断器に対する試験電圧
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.2.3 電源電圧依存形漏電遮断器に対する試験電圧
次の電圧値を適切な端子に印加して試験を行う。
− 8.2.4及び8.2.5.2に規定する試験に対しては,最小定格電圧の0.85倍
− 8.2.5.3に規定する試験に対しては,最大定格電圧の1.1倍
複数の定格周波数をもつ漏電遮断器,又は定格周波数に範囲をもつ漏電遮断器は,最小及び最大の定格
周波数のそれぞれの場合について試験する。ただし,50 Hz及び60 Hz定格の漏電遮断器に対しては,50 Hz
又は60 Hzの試験のいずれか一方だけでよい。
定格電流以上を通電する試験(例 8.2.5.3を参照)は,実用上の理由から低電圧電流源を使用するため
に,検出回路の電源線を主回路から切り離したサンプルを使用することができる。変更の詳細は,製造業
者と試験機関との間で合意し,試験報告書に記載しなければならない。
8.2.4 20 ℃±5 ℃における無負荷試験
8.2.4.1 一般事項
漏電遮断器は,図1のように接続して8.2.4.28.2.4.4の試験を行う。該当する場合には,8.2.4.5の試験
も行う。全てを任意に選んだ1極だけで行う。各試験は,3回の測定又は検証を行う。
その他に規定がない場合,連続設定又は複数設定の感度電流値をもつ漏電遮断器に対する試験は,最大
及び最小の設定並びに一つの中間設定で行う。
8.2.4.2 漏電電流が一様に増加する場合の正常動作の検証

――――― [JIS C 8201-2-2 pdf 52] ―――――

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可調整時延をもつ漏電遮断器に対して,この試験は,最小設定で行う。
スイッチS1,スイッチS2及び漏電遮断器を閉路とし,漏電電流を0.2 I 湎 下から開始して約30秒でI
に到達するように徐々に増大させて,各回の動作電流を測定する。3回の測定値は,I I 湎 下
でなければならない。
8.2.4.3 漏電電流を投入したときの正常動作の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.2.4.4 漏電電流の急激な増加時における正常動作の検証
試験回路は,4.2.4.1又は4.2.4.2に規定する漏電電流(I の値の各々に設定し,スイッチS1及び漏電遮
断器を閉路しておき,スイッチS2を閉路して,急に漏電電流を流す。
漏電遮断器は,各試験中に動作しなければならない。
動作時間の3回の測定を漏電電流(I の各値で行う。その値は,関連する限界値以下でなければなら
ない。
8.2.4.5 時延形漏電遮断器の慣性不動作時間の検証
試験回路を,10 A又は定格感度電流(I 滿 の20倍の値のいずれか大きい値に設定する。スイッチS1及
び漏電遮断器を閉路位置にする。スイッチS2を閉路して,漏電電流を製造業者が指定する慣性不動作時間
に等しい時間通電する。次に,定格感度電流(I 滿 の2倍の値において同様に試験する。
各々の通電条件で,3回の検証をしたとき,漏電遮断器が動作してはならない。漏電遮断器が可調整感
度電流設定及び/又は可調整時延をもつ場合には,試験を,最小感度電流及び最大設定時延時間で行う。
8.2.5 温度限界値での試験
8.2.5.1 一般事項
上限の温度は,基準周囲温度でもよい。
この要求事項の温度の限界値は,受渡当事者間の協定によって超えてもよい。その場合には,試験を合
意した温度の限界値で行う。
8.2.5.2 −5 ℃における無負荷試験
漏電遮断器を,−7 ℃−5 ℃の範囲内で安定した内部温度の槽に入れる。温度が安定状態に達した後,
8.2.4.4の試験を行い,該当する場合には8.2.4.5の試験を行う。
8.2.5.3 40 ℃又は基準周囲温度における負荷試験
図1に従って接続した漏電遮断器を基準周囲温度[JIS C 8201-2-1の4.7.3(過電流引外しの電流設定)],
又は基準温度が未決定の場合は,40 ℃±2 ℃に等しい安定した周囲温度の槽に入れる。定格電流(In)に
等しい負荷電流(図1には図示していない。)を全ての相に通電する。
温度が安定状態に達した後,漏電遮断器は,8.2.4.4の試験を行う。また,該当する場合には8.2.4.5の試
験を行う。
定格電流が100 Aを超えるものは,負荷電流を通電しなくてもよい。
8.3 耐電圧性能の検証
漏電遮断器は,JIS C 8201-2-1の附属書2の8.3.3.3(耐電圧性能試験)に適合しなければならない。
8.4 定格電圧の限界値におけるテスト装置の動作の検証
定格電圧の限界値におけるテスト装置の動作の検証は,次による。
a) 漏電遮断器に最大定格電圧の1.1倍の電圧を印加し,テスト装置を25回操作する。漏電遮断器は,各
動作の前に再閉路する。
b) a)の試験を最小定格電圧の0.85倍の電圧で繰り返し,操作回数は25回ではなく3回とする。

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c) 漏電遮断器を閉路位置にしておき,最大定格電圧の1.1倍の電圧を印加し,テスト装置を操作して5
秒間操作位置に保持する。
これらの試験に対しては,次による。
− 電源端子と負荷端子とを識別した漏電遮断器の場合には,電源は,表示どおりに,電源端子側及び負
荷端子側に接続する
− 電源端子と負荷端子とを識別しない漏電遮断器の場合には,電源は,電源端子側及び負荷端子側に順
次接続するか,又は両方同時に接続しなければならない。
各試験において,漏電遮断器は動作しなければならない。
可調整感度電流をもつ漏電遮断器においては,次による。
− a)の試験及びc)の試験は,最小設定で行う。
− b)の試験は,最大設定で行う。
可調整時延をもつ漏電遮断器は,試験を最大設定時延時間で行う。
注記 テスト装置の耐久性の検証は,8.1.2.1の試験に含むと考える。
8.5 過電流状態における不動作過電流限界値の検証
試験は,図2に従って接続し,単相負荷で行う。
次の二つの値の小さい方に等しい電流を回路に流すように,可変インピーダンスZを調整する。
− 定格電流の6倍の電流
− 最大瞬時引外し電流設定の80 %の電流(瞬時引外し電流を指定しているものに適用する。)
注記 この電流調整において,供試漏電遮断器を無視できる可変インピーダンスの接続によって置き
換えることができる。
感度電流可調整形漏電遮断器は,最小設定で試験する。
漏電遮断器には,その定格電圧(又は該当する場合には,定格電圧の範囲内の電圧値)を電源側に印加
する。
試験は,力率0.5で行う。
開路状態のスイッチS1を閉路し,2秒後に再開路する。試験は,電流経路の各々可能な組合せについて,
各々閉路動作を1分間隔で3回行う。
漏電遮断器は,動作してはならない。
2秒の時間は,漏電遮断器の過負荷引外し装置による動作の可能性を避けるために短縮してもよい。た
だし,最小動作時間以上でなければならない。
8.6 インパルスサージ電流耐不要動作に対する漏電遮断器の性能の検証
8.6.1 一般
可調整時延形漏電遮断器(3.3.2.2参照)においては,時延時間を最小値に設定する。
図0Aの試験回路において定格電圧を加え,閉路状態で,表5Bに示す雷インパルス電圧を正負それぞれ
1分間隔で3回印加する。
試験中,漏電遮断器は動作してはならない。

――――― [JIS C 8201-2-2 pdf 54] ―――――

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表5B−試験電圧
試験電圧 波形
(波高値)
kV 波頭長 波尾長
7±0.21 1.2±0.36 50±10
図0A−雷インパルス不動作試験回路
8.6.2 ネットワーク静電容量負荷時の耐不要動作性能の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.6.3 続流電流のないフラッシオーバの場合の耐不要動作性能の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.7 A形漏電遮断器及びB形漏電遮断器に対する追加検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.8 B形漏電遮断器に対する追加検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.9 3.1.2.1に基づいて分類する電源電圧依存形漏電遮断器の動作の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.10 3.1.2.2.0Aに基づいて分類する電源電圧依存形漏電遮断器の動作の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.11 定格漏電短絡投入及び遮断容量の検証
この細分箇条は,この附属書では適用しない。
8.12 環境条件の影響の検証
試験は,JIS C 60068-2-30に従って行う。
上限温度は,55 ℃±2 ℃(方法1)とする。サイクル数は,次のとおりとする。
− 定格感度電流(I 滿 が1 Aを超える場合,6サイクル
− 定格感度電流(I 滿 が1 A以下の場合,28サイクル
28サイクル試験は,感度電流可調整形で,可能な設定の一つが定格感度電流(I 滿 が1 A以下となる漏

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JIS C 8201-2-2:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60947-2:2016(MOD)
  • IEC 60947-2:2016/AMENDMENT 1:2019(MOD)

JIS C 8201-2-2:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8201-2-2:2021の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC3307:2000
600Vビニル絶縁電線(IV)
JISC3662-3:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第3部:固定配線用シースなしケーブル
JISC60068-2-14:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-14部:温度変化試験方法(試験記号:N)
JISC60068-2-30:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
JISC61000-4-11:2008
電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
JISC61000-4-11:2021
電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験(1相当たりの入力電流が16A以下の機器)
JISC8201-1:2020
低圧開閉装置及び制御装置―第1部:通則
JISC8201-2-1:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-1部:回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断器)
JISC8201-2-1:2021
低圧開閉装置及び制御装置―第2-1部:回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断器)
JISC8201-2-2:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器
JISC8201-2-2:2021
低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器
JISC8201-4-1:2020
低圧開閉装置及び制御装置―第4-1部:接触器及びモータスタータ:電気機械式接触器及びモータスタータ
JISC8221:2020
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置なし(RCCBs)
JISC8222:2004
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8222:2021
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8300:2019
配線器具の安全性