この規格ページの目次
JIS K 8965:2019 規格概要
この規格 K8965は、試薬として用いる硫酸銀(I)について規定。
JISK8965 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8965
- 規格名称
- 硫酸銀(I)(試薬)
- 規格名称英語訳
- Silver (I) sulfate (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年11月10日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1950-11-10 制定日, 1953-10-02 確認日, 1956-10-02 確認日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8965:2019 PDF [11]
K 8965 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度(Ag2SO4)・・・・[2]
- 6.3 希硝酸溶状・・・・[3]
- 6.4 窒素化合物(Nとして)・・・・[4]
- 6.5 塩酸で沈殿しない物質・・・・[7]
- 6.6 銅(Cu)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 7 容器・・・・[9]
- 8 表示・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8965 pdf 1] ―――――
K 8965 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8965:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8965:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8965 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8965 : 2019
硫酸銀(I)(試薬)
Silver (I) ulfate (Reagent)
Ag2SO4 FW : 311.80
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硫酸銀(I)について規定する。
警告1 硫酸銀は劇物なので,粉じんを吸入しないようにし,粘膜,皮膚に付着しないようにする。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
――――― [JIS K 8965 pdf 3] ―――――
2
K 8965 : 2019
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9000 チオシアン酸アンモニウム(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硫酸銀は,白い結晶又は結晶性粉末で,光によって徐々に着色する。水に溶けにくく,硝酸に溶ける。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに硝酸2 mL及び水50 mLを加え,加熱して溶かす(A液)。A液5 mLに塩酸(2+1)1 mL
を加えると,白い沈殿が生じる。
b) 液5 mLに硝酸バリウム溶液(50 g/L)2 mLを加えると,白い沈殿が生じる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Ag2SO4) 質量分率 % 99.5 以上 6.2
希硝酸溶状 − 試験適合 6.3
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.001 以下 6.4
塩酸で沈殿しない物質 質量分率 % 0.03 以下 6.5
銅(Cu) 質量分率 % 0.004 以下 6.6
鉄(Fe) 質量分率 % 0.004 以下 6.6
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(Ag2SO4)
純度(Ag2SO4)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸 JIS K 8541に規定する質量分率60 %61 %の特級のもの。
2) 硫酸鉄(III)アンモニウム溶液 JIS K 8982に規定する硫酸アンモニウム鉄(III)・12水10 gをは
かりとり,硝酸(1+2)10 mL及び水80 mLを加えて溶かしたもの。
――――― [JIS K 8965 pdf 4] ―――――
3
K 8965 : 2019
なお,硝酸(1+2)の調製は,JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積
1と水の体積2とを混合する。
3) 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液 JIS K 9000に規定するチオシアン酸アンモニウムを用
い,JIS K 8001のJA.6.4 s)(0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液)によって,調製,標定及び
計算したもの。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.5 gを三角フラスコ200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,硝酸5 mLを加えて溶かす。
2) 水50 mLを加え,硫酸鉄(III)アンモニウム溶液を指示薬として加え,0.1 mol/L チオシアン酸ア
ンモニウム溶液で,よくかき混ぜながら滴定する。
3) 終点は液の色が,褐色となる点とする。
c) 計算 純度(Ag2SO4)は,次の式によって算出する。
.0015 590V f
A 100
m
ここに, A : 純度(Ag2SO4)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液
の体積(mL)
f : 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.015 590 : 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液1 mLに相当す
るAg2SO4の質量を示す換算係数(g/mL)
6.3 希硝酸溶状
希硝酸溶状の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸 6.2 a) 1) による。
2) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
3) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,水を加
えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
4) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)を調製する場合は,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウ
ム1.65 gを全量フラスコ1 000 mLにはかりとり,水を加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する。
この液10 mLを全量フラスコ1 000 mLに正確にとり,水を標線まで加えて混合する。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“澄明”を用いる。
澄明の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)0.2 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)
参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,水を加えて20 mL
とし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 例えば,容量50 mL,直径約23 mmで目盛のあるもの。
d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.2 gを共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,硝酸1 mLを加え,水を加えて20 mLにし,
加熱して溶かす。
――――― [JIS K 8965 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8965:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8965:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8653:2018
- デバルダ合金(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK9000:2008
- チオシアン酸アンモニウム(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISZ0701:1977
- 包装用シリカゲル乾燥剤