JIS Z 9096:2012 床面に設置する蓄光式の安全標識及び誘導ライン | ページ 4

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Z 9096 : 2012
なガーゼで軽く拭く。
この試験後に,6.10によってりん光輝度の測定を行う。

7 製品の呼び方

  蓄光式の安全標識及び誘導ラインの呼び方は,規格番号,表1による種類の記号及び表3による分類と
する。
例1 蓄光式の安全標識の屋内用のもので,通路の床面に設置するもので,かつ,分類がJBのもの
の呼び方の例を,次に示す。
JIS Z 9096−Si1−JB
例2 蓄光式の誘導ラインの屋内のもので,壁面から200 mm以内の床面に設置するもので,かつ,
分類がJBのものの呼び方の例を,次に示す。
JIS Z 9096−Li2−JB

8 表示

8.1 製品又は包装の表示

  この規格の全ての要求事項に適合した蓄光式の安全標識及び誘導ラインには,次の事項を表示しなけれ
ばならない。
a) 製品の名称,規格番号,種類の記号及び分類
b) 製造業者名又はその略号
c) 誘導ラインの幅(誘導ラインの場合)
d) 製品の数量及び質量
e) 製造年月日又はその略号
f) 製造番号又はロット番号
g) 粘着力(必要な場合)

9 試験報告書及び取扱説明書

  製品に添付する試験報告書及び取扱説明書には,受渡当事者間の協定によって,少なくともそれぞれ次
の事項を含めなければならない。
a) 試験報告書 実施された各試験に関する試験報告書には,次の事項を記載する。
1) 試験の年月日及び場所
2) 試験担当者の氏名
3) 試験見本の出所
4) 箇条6の規定によって行われた試験方法(引用規格を含む。)
5) 指定された試験手順と異なる場合には,その内容
6) 試験見本の説明及び個数
7) 試験結果
8) 製造業者名及びその住所
b) 取扱説明書 取扱説明書には,次の事項を記載する。
1) 蓄光式の安全標識及び誘導ラインの種類
2) 設置可能な照度

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3) 設置及び施工要領
4) 点検内容及び点検要領

10 保守・点検

  設置後における保守点検については,附属書Cに示す。

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附属書A
(参考)
照度計を用いた輝度計の校正及びその相対輝度測定装置を用いた
りん光輝度の値付け
A.1 一般
この附属書は,この規格に規定する蓄光式の安全標識及び誘導ラインのりん光輝度を測定するときの輝
度計を,照度計を用いて校正する方法及びその輝度計を用いて蓄光式の安全標識及び誘導ラインの相対輝
度を測定する測定装置の値付けをする方法について記載したものである。
A.2 照度計
この測定に用いる照度計は,JIS C 1609-2に規定する照度計−取引又は証明用を用いる。ただし,当分
の間,JIS C 1609-1に規定する一般形AA級照度計を用いてもよい。
A.3 照度計を用いた輝度計の校正方法
図A.1 a) のように照明光源を点灯し,光軸に垂直に拡散透過板を置き,裏面側の垂線上に照度計を置く。
透過拡散板の面には面積既知の穴をもつ黒いマスクを重ね合わせ,この開口面を標準輝度面とする。標準
輝度面の輝度は,次の式で求められる。
Ed2
L
A
ここに, L : 標準輝度面の測光軸上の輝度(cd/m2)
E : 照度計による照度測定値(lx)
d : 標準輝度面及び照度計の測定基準面との距離(m)
A : 黒色マスクの穴の面積(m2)
次に,図A.1 b) のように照度計受光部の位置に輝度計を置き,輝度計の指示値を照度計によって得られ
た輝度値に合わせるか,又は補正係数を算出する。
a) 輝度の値付け
b) 輝度計の校正
図A.1−輝度計の校正方法

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A.4 校正された輝度計を用いた相対輝度測定装置の値付け
校正された輝度計を用いて標準輝度面の輝度を,蓄光式の安全標識及び誘導ラインを測定する輝度範囲
になるように調節する[図A.2 a) 参照]。輝度計の代わりに相対輝度測定装置を標準輝度面に密着させ,
測定装置の値付けを行う[図A.2 b) 参照]。ただし,当分の間,照明光源,減光板及び白色拡散透過板は,
蓄光式の安全標識及び誘導ラインで代用することができる。
a) 輝度範囲の調節
b) 測定装置の値付け
図A.2−相対輝度測定装置の値付け
A.5 相対輝度測定装置を用いたりん光輝度の測定
相対輝度測定装置を蓄光式の安全標識及び誘導ラインの測定箇所に密着させ,相対輝度値を読み取る。
注記 測定装置のゼロ調整は,慎重に行い,測定のときには,迷光の影響を受けないように測定面周
辺からの光を十分に遮光することが必要である。

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附属書B
(参考)
設置場所におけるりん光輝度の測定方法
B.1 一般
この附属書は,設置場所における蓄光式の安全標識及び誘導ラインのりん光輝度を測定する方法につい
て記載したものである。測定は,蓄光式の安全標識及び誘導ラインの設置時,設置後の貼り替え時,点検
時及び保守時に実施することが望ましい。
B.2 設置場所による測定,測定場所など
設置した蓄光式の安全標識及び誘導ラインの測定に関わる測定場所及び測定数は,次による。
a) フロア フロアに設置した蓄光式の安全標識及び誘導ラインの測定に関わる測定場所及び測定数は,
次による。
1) 蓄光式の安全標識 各フロアの各部屋に設置した蓄光式の安全標識の測定枚数は,最低2枚以上と
する。2枚のうち1枚は比較的利用頻度が多い場所とし,もう1枚は比較的照度の低い場所とする
ことが望ましい。また,測定に選んだサンプルは,測定サンプルであることが分かるように印を付
けておくことが望ましい。
2) 蓄光式の誘導ライン 各フロアの各部屋に設置した蓄光式の誘導ラインの測定は,設置した始めの
位置の1か所とする。
3) 25 mm幅以下の細い蓄光式の誘導ライン 25 mm幅以下の細い蓄光式の誘導ラインの場合は,測定
を容易にするため,蓄光式の誘導ラインを設置した始めの位置に50 mm×50 mmのサンプル片を設
置した蓄光式の誘導ラインと同一ロットのものを各フロアに設置し,測定することが望ましい。
注記 サンプル片は,がれることを考慮し,あらかじめ複数枚を用意しておくことが望ましい。
また,サンプル片を取り替えた場合は,直ちにりん光輝度を測定し,その記録を保存して
おくことが望ましい。
b) 階段周辺 階段周辺に設置した蓄光式の安全標識及び誘導ラインの測定は,次による。
1) 蓄光式の安全標識 階段周辺に設置した蓄光式の安全標識は,各階ごとの踊り場を挟む階段及び踊
り場に設置した代表のもの各1枚とする。また,測定に選んだサンプルは,測定サンプルであるこ
とが分かるように印を付けておくことが望ましい。
2) 蓄光式の誘導ライン 階段周辺に設置した蓄光式の誘導ラインの測定は,各階ごとの踊り場を挟む
階段の最初のステップ及び最後のステップ中央付近とする。
3) 25 mm幅以下の細い蓄光式の誘導ライン 階段周辺に設置した蓄光式の誘導ラインのうち25 mm
幅以下の細い蓄光式の誘導ラインの場合は,測定を容易にするため,各階ごとに踊り場を挟む最初
のステップ及び最後のステップの壁面側のステップに50 mm×50 mmのサンプル片を設置した蓄光
式の誘導ラインと同一ロットのものを設置し,そのサンプルを測定することが望ましい。
注記 サンプル片は,がれることを考慮し,あらかじめ複数枚を用意しておくことが望ましい。
また,サンプル片を取り替えた場合は,直ちにりん光輝度を測定し,その記録を保存して
おくことが望ましい。

――――― [JIS Z 9096 pdf 20] ―――――

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JIS Z 9096:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 9096:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1451:1994
建築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(回転円盤の摩擦及び打撃による床材料の摩耗試験方法)
JISA1454:2016
高分子系張り床材試験方法
JISA1509-10:2020
セラミックタイル試験方法―第10部:耐薬品性試験方法
JISA1509-4:2014
セラミックタイル試験方法―第4部:曲げ破壊荷重及び曲げ強度の測定方法
JISA5422:2019
窯業系サイディング
JISA5430:2018
繊維強化セメント板
JISA6909:2014
建築用仕上塗材
JISB0601:2013
製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
JISB1501:2009
転がり軸受―鋼球
JISC1609-1:2006
照度計 第1部:一般計量器
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISH8682-1:2013
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の耐摩耗性試験方法―第1部:往復運動平面摩耗試験
JISK2235:1991
石油ワックス
JISK5600-5-6:1999
塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第6節:付着性(クロスカット法)
JISK5600-6-1:2016
塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
JISK6741:2016
硬質ポリ塩化ビニル管
JISK7100:1999
プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
JISK7201-2:2007
プラスチック―酸素指数による燃焼性の試験方法―第2部:室温における試験
JISK7350-2:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第2部:キセノンアークランプ
JISK7350-4:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第4部:オープンフレームカーボンアークランプ
JISK8575:2018
水酸化カルシウム(試薬)
JISL0849:2013
摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JISZ0237:2009
粘着テープ・粘着シート試験方法
JISZ8716:1991
表面色の比較に用いる常用光源蛍光ランプD65―形式及び性能
JISZ9095:2011
安全標識―避難誘導システム(SWGS)―蓄光式
JISZ9101:2018
図記号―安全色及び安全標識―安全標識及び安全マーキングのデザイン通則
JISZ9103:2018
図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法
JISZ9104:2005
安全標識―一般的事項
JISZ9107:2008
安全標識―性能の分類,性能基準及び試験方法