JIS C 8211:2020 住宅及び類似設備用配線用遮断器

JIS C 8211:2020 規格概要

この規格 C8211は、周波数50 Hz,60 Hz又は50 Hz/60 Hzの交流440 V以下(線間)又は交流300 V以下(対地間),定格電流が150 A以下,定格短絡遮断容量が25 kA以下の気中で遮断する交流の配線用遮断器について規定。

JISC8211 規格全文情報

規格番号
JIS C8211 
規格名称
住宅及び類似設備用配線用遮断器
規格名称英語訳
Circuit-breakers for overcurrent protection for household and similar installations
制定年月日
1999年3月20日
最新改正日
2020年3月23日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60898-1:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

29.120.50, 91.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1999-03-20 制定日, 2004-12-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS C 8211:2020 PDF [184]
                                                                                   C 8211 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[3]
  •  3 用語及び定義・・・・[4]
  •  3.1 機器に関する用語・・・・[5]
  •  3.2 共通的な用語・・・・[5]
  •  3.3 構成の主要部品及び要素に関する用語・・・・[7]
  •  3.4 操作条件に関する用語・・・・[10]
  •  3.5 特性値に関する用語・・・・[10]
  •  3.6 絶縁協調の定義に関する用語・・・・[14]
  •  4 分類・・・・[16]
  •  4.1 一般事項・・・・[16]
  •  4.2 極数による分類・・・・[16]
  •  4.3 外部の影響に対する保護による分類・・・・[17]
  •  4.4 取付方式による分類・・・・[17]
  •  4.5 接続方式による分類・・・・[17]
  •  4.6 瞬時引外し電流による分類・・・・[17]
  •  4.7 ジュール積分(I2t)特性による分類・・・・[18]
  •  4.7A 電気設備規定による分類・・・・[18]
  •  5 遮断器の特性・・・・[18]
  •  5.1 特性項目・・・・[18]
  •  5.2 定格値・・・・[18]
  •  5.3 標準値及び推奨値・・・・[19]
  •  6 表示及び他の製品情報・・・・[21]
  •  7 標準使用条件・・・・[23]
  •  7.1 一般事項・・・・[23]
  •  7.2 周囲温度範囲・・・・[23]
  •  7.3 標高・・・・[23]
  •  7.4 雰囲気・・・・[23]
  •  7.5 取付条件・・・・[23]
  •  7.6 汚損度・・・・[23]
  •  8 構造及び動作に対する要求事項・・・・[23]
  •  9 試験・・・・[24]
  •  附属書1(規定)JIS C 60364低圧電気設備規定対応形配線用遮断器・・・・[37]
  •  附属書2(規定)在来電気設備規定対応形配線用遮断器・・・・[77]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8211 pdf 1] ―――――

C 8211 : 2020

pdf 目次

ページ

  •  附属書A(参考)短絡力率の決定・・・・[107]
  •  附属書B(規定)沿面距離及び空間距離の決定・・・・[108]
  •  附属書C(規定)試験シーケンス及び供試品数・・・・[113]
  •  附属書D(参考)配線用遮断器と同一回路内に組み合わせた別の短絡保護装置(SCPD)との間の短絡条件下での協調・・・・[118]
  •  附属書E(規定)安全特別低電圧(SELV)用の補助回路に関する個別要求事項・・・・[125]
  •  附属書F(参考)端子の例・・・・[126]
  •  附属書G(参考)附属書1で用いるJISで規定する銅導体とAWG銅導体との対比・・・・[129]
  •  附属書H(規定)短絡試験での配置・・・・[130]
  •  附属書I(規定)受渡試験・・・・[133]
  •  附属書J(規定)外部銅導体接続用ねじなし端子の配線用遮断器の個別要求事項・・・・[134]
  •  附属書K(規定)平形接続子方式の配線用遮断器の個別要求事項・・・・[141]
  •  附属書L(規定)外部接続前未処理アルミニウム電線用ねじ式端子付,及び銅又はアルミニウム導体用アルミニウムねじ式端子付遮断器の個別要求事項・・・・[147]
  •  附属書JA(規定)単相3線式中性線欠相保護付配線用遮断器・・・・[148]
  •  附属書JB(参考)電灯分電盤用協約形配線用遮断器・・・・[153]
  •  附属書JC(参考)住宅用分電盤分岐用配線用遮断器・・・・[155]
  •  附属書JD(規定)定格インパルス耐電圧を表示しない装置の絶縁距離・・・・[157]
  •  附属書JE(参考)遮断器の極数及び短絡性能の試験回路一覧・・・・[165]
  •  参考文献・・・・[175]
  •  附属書JF(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[176]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8211 pdf 2] ―――――

                                                                                   C 8211 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本電機工業会(JEMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規
格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規
格である。これによって,JIS C 8211:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 8211 pdf 3] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
C 8211 : 2020

住宅及び類似設備用配線用遮断器

Circuit-breakers for overcurrent protection for household and similar installations

序文

  この規格は,2015年に第2版として発行されたIEC 60898-1を基とし,我が国で従来から広く一般に使
用されている製品の構造,性能を含めて規定化するため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格で
ある。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JFに示す。また,附属書JA附属書JEは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,周波数50 Hz,60 Hz又は50 Hz/60 Hzの交流440 V以下(線間)又は交流300 V以下(対
地間),定格電流が150 A以下,定格短絡遮断容量が25 kA以下の気中で遮断する交流の配線用遮断器(以
下,遮断器という。)について規定する。
この規格では,電気設備規定の要求事項の差異によって,異なる性能の二つの遮断器を,次の附属書に
分けて規定する。
附属書1 : JIS C 60364低圧電気設備規定対応形配線用遮断器
附属書2 : 在来電気設備規定対応形配線用遮断器
なお,附属書1の遮断器は在来電気設備規定の回路には用いない。また,附属書2の遮断器をJIS C 60364
の規格群による回路には用いない。
注記0A 在来電気設備規定とは,電気事業法に基づく電気設備の技術基準の解釈の第218条及び第219
条を除く規定をいう。
この規格は,可能な限りJIS C 8201-2-1:2011に規定する要求事項に一致する。
この遮断器は,住宅又は類似施設の配電設備を過電流に対して保護することを目的としている。さらに,
専門の知識をもたない人が使用することを前提に,また,保守をしないことを前提に設計している。
この規格の遮断器は,汚損度2の環境で使用することを意図している。
この規格の附属書1で規定する遮断器は,断路用に適している。附属書2で規定する遮断器は,断路用
に適しているか否かを製造業者が宣言する。
定格電圧が100 V又は100/200 V(表1参照)及び中性線を開放しないものを除く,附属書1で規定する
遮断器は,ITシステムでの使用に適している。
この規格の附属書1で規定する遮断器は,定格インパルス耐電圧(Uimp)の値をもっていなければなら
ない。附属書2で規定する遮断器は,定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を製造業者が宣言するか否かを

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C 8211 : 2020
選択する。附属書2に規定する遮断器であって,定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を製造業者が宣言し
ない遮断器は,雷インパルス耐電圧値に耐えなければならない。
定格を変更することが可能な遮断器は,通常の使用中に触れることができてはならない。
なお,工具を用いなければ定格を変更できないような構造の遮断器の場合は,複数の定格電流を設定で
きる引外し機構のものであってもよい。
この規格は,次のものには適用しない。
− 誘導電動機の保護を目的とした遮断器
− 通常使用状態で使用者が電流設定することが可能な定格電流可調整形の遮断器
JIS C 0920に規定するIP20より高い保護等級をもつ遮断器を,厳しい環境条件の場所[例えば,多湿,
高温,低温又はじんあい(塵埃)の堆積する場所など],又は危険が想定される場所(例えば,爆発が発生
するおそれがある場所)で使用するために,遮断器に特殊な構造を要求する場合がある。
単相3線式回路の中性線欠相保護機能をもつ配線用遮断器に対する個別要求事項は,附属書JAによる。
電灯分電盤用協約形配線用遮断器に対する個別要求事項は,附属書JBによる。
住宅用分電盤分岐用配線用遮断器に対する個別要求事項は,附属書JCによる。
定格インパルス耐電圧を表示しない配線用遮断器の絶縁距離に対する個別要求事項は,附属書JDによ
る。
交流及び直流で動作する遮断器は,IEC 60898-2による。
住宅及び類似設備用漏電遮断器−過電流保護装置付き(RCBOs)については,JIS C 8222による。
遮断器と他の短絡保護装置(以下,SCPDという。)との間の短絡条件下での保護協調は,附属書Dによ
る。より厳しい過電圧条件に対しては,他の規格による回路遮断器(例えば,JIS C 8201-2-1:2011)を適
用する。
より厳しい汚損度の環境に対しては,適切な保護レベルをもつエンクロージャを使用する。
注記1 附属書1で規定する遮断器(タイプJを除く。)は,その引外し特性及び配電設備の条件によ
っては,地絡故障時の感電に対する保護用に使用してもよい。この目的のための基準は,JIS
C 60364の規格群で取り扱う。
注記1A JIS C 60364-4-41:2006の413.1.4.4には,“過電流保護器をTT系統の間接接触保護に使用でき
るのは,RA(露出導電部を接続する保護導体の抵抗と接地極の接地抵抗との合計)が非常に
低い場合だけである。”旨の規定があるが,RAを低く管理するのは難しいため,我が国の在
来電気設備規定では,遮断器(過電流保護機能)で感電保護を行わず,漏電遮断器で行って
いる。
この規格には,形式試験によって,機器に対して要求されている動作特性への適合を確実にするための,
全ての要求事項を含んでいる。
試験結果の再現性を確実にするために必要な試験項目及びその試験方法に関しても詳細に規定する。
この規格では,次の事項を規定する。
a) 遮断器の特性
b) 遮断器が満たす必要がある次の条件
1) 通常時の動作及びその性能
2) 過負荷時の動作及びその性能
3) 定格短絡遮断容量以下の短絡電流発生時の動作及びその性能
4) 耐電圧性能

――――― [JIS C 8211 pdf 5] ―――――

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JIS C 8211:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60898-1:2015(MOD)

JIS C 8211:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8211:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2809:2014
平形接続子
JISC3306:2000
ビニルコード
JISC3307:2000
600Vビニル絶縁電線(IV)
JISC3662-3:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第3部:固定配線用シースなしケーブル
JISC3664:2007
絶縁ケーブルの導体
JISC60068-2-27:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-27部:衝撃試験方法(試験記号:Ea)
JISC60068-2-30:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
JISC60068-2-6:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
JISC60664-1:2009
低圧系統内機器の絶縁協調―第1部:基本原則,要求事項及び試験
JISC60695-2-10:2015
耐火性試験―電気・電子―第2-10部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―グローワイヤ試験装置及び一般試験方法
JISC60695-2-12:2013
耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
JISC60695-2-13:2013
耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
JISC8201-1:2020
低圧開閉装置及び制御装置―第1部:通則
JISC8201-2-2:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器
JISC8222:2004
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8222:2021
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8306:1996
配線器具の試験方法