JIS C 8306:1996 配線器具の試験方法 | ページ 5

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(2) 塩化アンモニウム試験 表面処理を施した鋼製の導電部品の塩化アンモニウム試験は,グリースをす
べて取り除き(防食の目的でグリースを十分塗布され,かつ,そのグリースが使用中に塗布された部
分から著しく流出しない構造の場合は取り除かない。),20±5℃の塩化アンモニウムの10%水溶液に
10分間浸せきした後に取り出し,乾燥せずに水滴を振り切ってから20±5℃の飽和水蒸気を含む容器
中に10分間入れた後,これを100±5℃の温度の空気中で10分間乾燥させたとき,その表面に機能を
損なう腐食の有無を調べる。
18. アンモニアガス耐久試験 アンモニアガス耐久試験は,次によって行い試験後の端子ねじ及びその他
の黄銅部材の破損,ひび及び割れの有無を調べる。
(1) 直接電線を接続する端子は,各端子ごとに表2に示す長さ10cmの電線を,圧着接続用端子は圧着端
子を用いて個別規格に規定された締付けトルクで接続し,端子カバーのあるものはそれを取り付け,
差込接続器などでは適合するプラグを差し込み,刃形開閉器は刃を差し込んだ状態で,試験液1lを底
部に入れた内容積10lのデシケータの中に入れ,個別規格に規定された時間保持する。デシケータを
放置する室温は20±2℃とする。
この場合,試験中デシケータのふたを取るなどしてアンモニアガスを拡散させてはならない。ただ
し,試験の都合上,試験条件が同等とみなされる場合は,黄銅製部材だけで試験を行ってもよい。そ
の後試験品を取り出し,端子ねじ又はその他の黄銅製部材に破損,ひび及び割れがないか目視で調べ
る。
(2) 上記試験の試験液は,JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム107gを約700mlの蒸留水に溶かし,そ
の溶液にJIS K 8576に規定する特級水酸化ナトリウム5070gを約250mlの蒸留水に溶かした液を加
え,水素イオン濃度 (pH) が10になったとき,全量が約1lになるように調製する。

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付図1 試験指の形状及び寸法[3.(4)参照]
備考1. 角度の許容差は,±5'とする。
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2. 寸法の許容差は,25mm以下は.0 mm,25mmを超える寸法は±0.2mmと
する。
3. 使用材料は,黄銅とする。
4. 試験品の導電部は,一括して接続する。

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付図2 空間距離及び沿面距離の例[3.(3)参照]

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付図3 2極及び3極の温度上昇試験接続図例[4.(3)(a)参照]
付図4 曲げ試験装置[13.1.2(2)参照]

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付図5 コード引出部曲げ試験[13.2.2(1)参照]

――――― [JIS C 8306 pdf 25] ―――――

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