JIS E 3007:2021 連続誘導式自動列車制御装置の試験方法 | ページ 2

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図1−試験構成ブロック

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5 試験の種類及び項目

5.1 試験の種類

  試験の種類は,形式試験,受渡試験及び特殊試験の3種類とし,次による。
a) 形式試験 当該装置の設計が関係する製品規格への適合を評価することを目的とし,同一の設計ごと
に一つの製品について行う。ただし,装置の一部が既に該当する試験を行ったものと同一の場合は,
これらの試験を省略してもよい。また,受渡当事者間の協議によってこれらと異なるものとしてもよ
い。
b) 受渡試験 当該装置が正常に機能動作することを確認することを目的とし,製作した装置全数につい
て行う。ただし,受渡当事者間の協議によってこれらと異なるものとしてもよい。
c) 特殊試験 装置の使用条件などについて,付加的な情報を得ることを目的として,受渡当事者間の協
議によって必要に応じて行う。

5.2 試験項目

  試験項目は,表1のとおりとする。

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表1−試験項目
項番 試験項目 試験の種類 該当箇条
形式試験 受渡試験 特殊試験 番号
1 電気的特性 性能試験 車上受電器定数試験 〇 〇 − 6.1
2 動作試験 〇 〇 − 6.2
3 受信レベル変動試験 〇 − 〇 6.3
4 周波数特性試験 〇 − 〇 6.4
5 環境試験 耐妨害試験 〇 − 〇 6.5
6 温度サイクル試験 〇 − − 6.6
7 電源電圧変動試験 〇 〇 − 6.7
8 振動試験 〇 − − 6.8
9 温度試験 〇 − − 6.9
10 共通試験 絶縁抵抗試験 〇 〇 − 6.10
11 耐電圧試験 〇 〇 − 6.11
12 機能試験 安全性試験 フェールセーフ試験 〇 − − 6.12
13 インタフェー インタフェース入出力 〇 〇 − 6.13
ス試験 試験
14 装置間インタフェース 〇 〇 − 6.14
試験
15 故障動作試験 故障検知機能試験 〇 〇 − 6.15
16 多重系回路動作試験 〇 〇 − 6.16
17 総合試験 制御信号試験 〇 〇 − 6.17
18 組合せ試験 〇 − − 6.18
19 最大消費電力測定試験 〇 − − 6.19
20 電磁両立性(EMC)試 〇 − ○ 6.20

21 連続通電試験 ○ ○ − 6.21
22 構造及び外観 構造確認 寸法,構造及び外観の ○ ○ − 6.22
確認
23 車上受電器耐じんあい
耐じん(塵)·防 ○ − ○ 6.23
水試験 (塵埃)試験
24 防水試験 ○ − ○ 6.24

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6 試験方法

6.1 車上受電器定数試験

  共振式車上受電器の定数試験は,図2の回路によって測定し,その数値の算出方法は,図3による。
なお,非共振式の場合は,この試験を適用しない。
記号説明
C1 : 同調用コンデンサ(内部同調形の場合は不要)
R1 : 入力インピーダンスの1/2に相当する車上受電器の負荷抵抗器
図2−定数試験測定回路
f0
Q=−
f2f1
記号説明
Q : 車上受電器の共振せん(尖)鋭度
f0 : 共振周波数
図3−受電電圧周波数特性

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6.2 動作試験

6.2.1 車上受電器動作試験
車上受電器動作試験は,次による。ただし,誘導線を使用した方式において,利得向上のために2個以
上の加極接続をする場合は受渡当事者間の協議によって行うが,これにならうのでもよい。
a) 車上受電器加極試験 車上受電器加極試験は,車上受電器2個を所定の長さのレールに対して所定の
位置に置き,加極に接続してレールに所定の信号電流を流し,車上受電器の出力電圧を測定する。た
だし,試験コイルによる場合は,図4の回路による。
b) 車上受電器減極試験 車上受電器減極試験は,a)と同様な方法で,車上受電器2個を減極に接続し,
車上受電器の出力電圧を測定する。
記号説明
C2 : 同調用コンデンサ(内部同調形の場合は不要で,コンデンサの容量は,同調用コンデンサC1の1/2とする。)
R2 : 入力インピーダンスに相当する車上受電器の負荷抵抗器(抵抗値は,負荷抵抗器R1の2倍とする。)
図4−車上受電器試験測定回路
6.2.2 地上送信部動作試験
地上送信部動作試験は,所定の純抵抗負荷によって,次の項目について確認する。
a) 搬送波周波数及び変調波周波数
b) 送信出力レベル
c) 変調度,マークスペース比又は周波数偏移
1) 正弦波振幅変調波形については,図5によって変調度(Mdr)を算出する。

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