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H 4080 : 2015
表19−曲がり
単位 mm
lt 全長
ht 全長に対する曲がり
hs 任意の箇所の長さ300 mmに対する曲がり
外径 曲がり
普通級 特殊級
押出管 引抜管 任意の箇所の 全長(lt)a) 任意の箇所の 全長(lt)a)
長さ300につき につき 長さ300につき につき
hs ht hs ht
tl以下 tl以下
− 9以下 20以下 13以下
20×300 13×300
tl以下 tl以下
13以上 150以下 9を超え 150以下 0.5以下 0.3以下
0.5×300 0.3×300
tl以下 tl以下
150を超え 300以下 − 0.8以下 0.5以下
0.8×300 0.5×300
tl以下 tl以下
300を超え 450以下 − 1.2以下 0.9以下
1.2×300 0.9×300
注a) 全長(lt)/300の値が整数にならない場合は,その値を切り上げた整数に300 mmを乗じた値を全長(lt)とす
る。
7 試験
7.1 分析試験
化学成分の分析試験は,次に示すJISによる。
JIS H 1305,JIS H 1306,JIS H 1307,JIS H 1351,JIS H 1352,JIS H 1353,JIS H 1354,JIS H 1355,
JIS H 1356,JIS H 1357,JIS H 1358,JIS H 1359,JIS H 1360,JIS H 1361,JIS H 1362,JIS H 1363,
JIS H 1364,JIS H 1365,JIS H 1366,JIS H 1367,JIS H 1368
また,アルミニウム純度99.00 %以上の成分値の表し方は,JIS H 1351による。
なお,その他の元素の分析試験において,該当するJISがない場合は,受渡当事者間の協定による。
7.2 引張試験
引張試験は,JIS Z 2241に基づき,試験片は11号試験片又は4号試験片とする。ただし,11号試験片
又は4号試験片を用いることができない場合は,12A号,12B号,12C号,14A号,14B号又は14C号試
験片とする。
なお,試験片の採取方向は,受渡当事者間での協定がない限り,展伸加工方向に採取する。
7.3 導電率試験
導電率試験は,JIS H 0505によって行う。
なお,JIS H 0505に規定された条件で渦電流式導電率計を用いて測定してもよい。
7.4 応力腐食割れ試験
応力腐食割れ試験は,JIS H 8711,EN 754-1又はEN 755-1によって行う。
――――― [JIS H 4080 pdf 26] ―――――
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H 4080 : 2015
注記1 EN 754-1及びEN 755-1には,ASTM G47が引用されているため,ASTM G47は,EN 754-1
及びEN 755-1と同等である。
注記2 EN 754-1は,対応国際規格であるISO 6363-2に記載がないが,記載漏れであるため追加した。
7.5 試験試料の採取数
引張試験及び導電率試験は,特に注文者の要求がない限り,合金番号,製品区分,等級,質別及び断面
寸法の同じ管につき,通常,次を一組の検査ロットとし,各組から任意に1本以上を採取し,試験片を作
る。
− 1 m当たり1 kg以下のものは,1 000 kg及びその端数
− 1 m当たり1 kgを超え5 kg以下のものは,2 000 kg及びその端数
− 1 m当たり5 kgを超えるものは,3 000 kg及びその端数
8 検査
検査は,次による。
a) 一般事項は,JIS H 0321による。
b) 管は,外観・寸法を検査するとともに箇条7によって試験を行い,箇条5及び箇条6の規定に適合し
たものを合格とする。
9 表示
この規格の全ての要求事項に適合した管は,1包装ごと,一束ごと,又は1製品ごとに貼付ラベルなど
適切な方法によって,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格番号及び製品記号(記号及び質別)
例1 JIS H 4080 A6063TES-T6
b) 寸法
例2 断面寸法 100×10(外径×肉厚),100×80(外径×内径)
例3 長さ 4 000
c) 製造番号,製造年月又はその略号
d) 製造業者名又はその略号
参考文献 IEC 60028,International standard of resistance for copper
ASTM G47,Standard Test Method for Determining Susceptibility to Stress-Corrosion Cracking of
2XXX and 7XXX Aluminum Alloy Products
――――― [JIS H 4080 pdf 27] ―――――
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H 4080 : 2015
H4
2
附属書JA
6
08
(参考)
0 : 2
JISと対応国際規格との対比表
015
ISO 209:2007,Aluminium and aluminium alloys−Chemical composition
JIS H 4080:2015 アルミニウム及びアルミニウム合金
継目無管 ISO 6362-1:2012,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 1:
Technical conditions for inspection and delivery
ISO 6362-2:2014,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 2:
Mechanical properties
ISO 6362-6:2012,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 6: Round,
square, rectangular and hexagonal tubes−Tolerances on shape and dimensions
ISO 6362-7:2014,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 7:
Chemical composition
ISO 6363-1:2012,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires−Part 1:
Technical conditions for inspection and delivery
ISO 6363-2:2012,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars and tubes and wires−Part 2:
Mechanical properties
ISO 6363-6:2012,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires−Part 6: Drawn
round tubes−Tolerances on form and dimensions
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格番 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
号
箇条番号 内容 箇条番 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 号 の評価
1 適用範 アルミニウム及び ISO 6362-1 1 押出加工したアルミニウ 変更 JISは,規格体系を変更し,管国内の商取引として使用してい
囲 アルミニウム合金 ISO 6362-2 1 ム及びアルミニウム合金 るため,JISは,製品ごとに規定
だけについて,押出加工したも
の継目無管につい ISO 6362-6 1 の棒,管及び形材につい の及び引抜加工したものを一 した。
て規定 ISO 6362-7 1 て,化学成分,機械的性 つの規格として規定した。
質,寸法の許容差,検査
及び引渡しの技術的条件
などをパートごとに規定
――――― [JIS H 4080 pdf 28] ―――――
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格番 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
号
箇条番号 内容 箇条番 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 号 の評価
1 適用範 ISO 6363-1 1 引抜加工したアルミニウ
囲 ISO 6363-2 1 ム及びアルミニウム合金
(続き) ISO 6363-6 1 の棒,管及び形材につい
て,化学成分,機械的性
質,寸法の許容差,検査
及び引渡しの技術的条件
などをパートごとに規定
適用される断面の ISO 6362-1 3.2 “断面の外側と内側の形 削除 断面形状は円形の管だけに適 断面が円形以外のものは,その用
形状を規定 ISO 6363-1 3.2 状が同一の心,同一の形 用し,円形以外は削除した。 途がJIS H 4100の形状と同様で
及び同一の向きをもつ” あり,JIS H 4100で規定する方が
と規定され,押出管につ 適切であるため削除した。
いては,円形,正方形,
長方形及び正六角形を対
象と規定
2 引用規
格
4 合金番 41種類の合金番号 − − − 追加 JISは,適合性評価を実施するた
製品区分,等級及び記号並びに
号,製品区について,製品区 特性及び用途例を規定した。 め,必要な規定項目及び内容を追
分,等級及分,等級及び記号並 加した。
び記号 びに特性及び用途
例を規定
5 品質 5.2 化学成分 ISO 209 3 棒,管及び形材について 変更 ISO規格の管に規定のある2 日本独自の合金は製造実績があ
41種類の合金番号 ISO 6362-7 4 規定。管については,67 り,JISとして規定する。
種類(3102,6463)の合金番号
について規定 種類の合金を規定 国内での製造実績のない合金番
は,国内の実績があるため採用
した。国内で実績のない27種 号はJISとして規定しない。今後,
類は,JISへの追加を見送った。
国内で製造実績が確認された場
合,JISに追加を検討する。
H4
追加 日本独自の1合金(合金番号 日本独自の合金は製造実績があ
08
3021)を追加した。 り,JISとして規定する。合金番
0 : 2
号3021の登録をISOに提案する。
01
2
5
6
――――― [JIS H 4080 pdf 29] ―――――
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H 4080 : 2015
H4
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
6
国際規格番 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
080
号
: 2
箇条番号 内容 箇条番 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 号 の評価
15
5 品質 5.3 機械的性質 ISO 6362-2 5 冷却が制御され,固溶状 変更 国内の製造実績に合わせて,JIS
冷却が制御され,室温で固溶状
(続き) ISO 6363-2 5 態が保たれた材料の適用 態が保たれた材料の適用対象 として規定する。
対象を規定 として,押出管では,2011な
ど4合金を追加し,引抜管で
は,溶体化処理を伴わない質別
に適用した。
伸びは,二つの異なった 変更 引抜管の表4のA50 mmの伸びに国内の試験実績に合わせて,JIS
標点距離(A50 mm又はA) として規定する。
ついて,適用試験片を規定し,
による規格を規定 12号試験片の伸び規格値を追
加した。
ISO 6362-2 5 − 追加 7204-T4の機械的性質の確認をT4又はT6のいずれかの質別で評
T6で行ったときは,報告書に 価したのかが分かるようにする
記載することにした。 ため,規定した。
ISO 6363-2 5 合金番号5056で質別H22 変更 質別H12に変更した。 国内の商取引などで使用されて
を規定 いるため,旧規格のままとした。
質別の変更をISOに提案する。
5.4 導電率 − − − 追加 導体として使用する合金につ 導電率は,国内の商取引で使用さ
いて,導電率の規定を追加し れているためJISとして規定す
た。 る。
5.5 応力腐食割れ性 ISO 6362-1 5.7 合金番号7075の応力腐食 変更 試験方法に関する記載を変更 技術的差異はない。
6.2.6 割れ性を規定 した。
ISO 6363-1 5.7
6.2.5
6 寸法及 6.2 標準寸法 − − − 追加 標準寸法を追加した。 標準寸法は,国内の商取引などで
びその許 使用されているためJISとして規
容差並び 定する。
に形状
――――― [JIS H 4080 pdf 30] ―――――
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JIS H 4080:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 209:2007(MOD)
- ISO 6362-1:2012(MOD)
- ISO 6362-2:2014(MOD)
- ISO 6362-6:2012(MOD)
- ISO 6362-7:2014(MOD)
- ISO 6363-1:2012(MOD)
- ISO 6363-2:2012(MOD)
- ISO 6363-6:2012(MOD)
JIS H 4080:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.15 : 非鉄金属管
JIS H 4080:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0001:1998
- アルミニウム,マグネシウム及びそれらの合金―質別記号
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH0505:1975
- 非鉄金属材料の体積抵抗率及び導電率測定方法
- JISH1305:2005
- アルミニウム及びアルミニウム合金の発光分光分析方法
- JISH1306:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金の原子吸光分析方法
- JISH1307:1993
- アルミニウム及びアルミニウム合金の誘導結合プラズマ発光分光分析方法
- JISH1351:1972
- アルミニウム及びアルミニウム合金の分析方法通則
- JISH1352:2007
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法
- JISH1353:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉄定量方法
- JISH1354:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金中の銅定量方法
- JISH1355:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のマンガン定量方法
- JISH1356:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金中の亜鉛定量方法
- JISH1357:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のマグネシウム定量方法
- JISH1358:1998
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のクロム定量方法
- JISH1359:1998
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のチタン定量方法
- JISH1360:1997
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のニッケル定量方法
- JISH1361:1997
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のすず定量方法
- JISH1362:1994
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のバナジウム定量方法
- JISH1363:2003
- アルミニウム合金中のジルコニウム定量方法
- JISH1364:2002
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のビスマス定量方法
- JISH1365:2003
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のほう素定量方法
- JISH1366:2002
- アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉛定量方法
- JISH1367:2005
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のベリリウム定量方法
- JISH1368:2005
- アルミニウム及びアルミニウム合金中のガリウム定量方法
- JISH8711:2000
- アルミニウム合金の応力腐食割れ試験方法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法