JIS K 0072:1998 化学製品の硫酸着色試験方法 | ページ 2

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4) 液50mLの硫酸銅 (II) の濃度を64.2mg/mLとするために必要な塩酸 (1+39) の量 (mL) の計算
次の式によって算出する。
(
=K −64)2. 50
M
642.
ここに, M : J液50mLに添加する塩酸 (1+39) の量 (mL)
K : J液の硫酸銅 (II) の濃度 (mg/mL)
k) クロム酸カリウムの色の比較原液 クロム酸カリウムの色の比較原液の調製は,次のとおりとする。
JIS K 8312に規定するクロム酸カリウムをすりつぶして粉末とし,21℃の飽和水溶液を調製する。
l) 二クロム酸カリウムの色の比較原液 二クロム酸カリウムの色の比較原液の調製は,次のとおりとす
る。
JIS K 8517に規定する二クロム酸カリウムをすりつぶして粉末とし,21℃の飽和水溶液を調製し,
等量の水を加える。
m) 色の混合比較原液X溶液 色の混合比較原液X溶液の調製は,次のとおりとする。
5.のh), i)及び水をメスピペットを用い,体積比で0.35 : 3.65 : 9.00の割合で混合する。
n) 色の混合比較原液Y溶液 色の混合比較原液Y溶液の調製は,次のとおりとする。
5.のh)及びi)をメスピペットを用い,体積比で0.35 : 3.65の割合で混合する。
o) 色の比較液 (AT) 5. のh),i),j)及び水をメスピペットを用い,表1に規定するそれぞれの割合
で混合する。
表1 色の比較液 (AT) の調製
単位 mL
色の比較液 色の比較原液 水
の記号 塩化コバルト (II) 塩化鉄 (III) 硫酸銅 (II)
A 0.20 0.80 0.20 8.80
B 0.60 1.80 0.60 7.00
C 0.20 1.20 0.20 8.40
D 0.60 1.20 0.80 7.40
E 0.80 2.40 0.60 6.20
F 0.60 2.40 − 7.00
G 1.00 2.40 0.40 6.20
H 0.40 3.00 − 6.60
I 0.80 4.40 0.20 4.60
J 0.80 7.00 0.20 2.00
K 1.00 9.00 − −
L 1.60 7.60 0.20 0.60
M 0.20 4.00 0.20 5.60
N − 9.80 0.20 −
O 0.20 9.60 0.20 −
P 0.40 0.80 0.20 8.60
Q 0.40 0.60 0.20 8.80
R 0.60 0.80 0.40 8.20
S 0.40 0.20 − 9.40
T 1.00 1.00 0.80 7.20
p) 色の比較液 (014) 色の比較液 (014) の調製は,次のとおりとする。
5.のk),l),m),n)及び水を用いて,表2に規定するそれぞれの割合で混合する。

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表2 色の比較液 (014) の調製
単位 mL
色の比較液 色混合比較原液 色の比較原液 水
の番号 X溶液 Y溶液 クロム酸 二クロム酸
カリウム カリウム
0 − − − − 1.00
1 1.00 − − − 1.00
2 5.50 − − − 2.00
3 1.00 − − − −
4 − 1.00 − − 1.00
5 − 5.50 − − 2.00
6 − 1.00 − − −
7 − − 5.00 − 2.00
8 − − 1.00 − −
9 − − 7.00 0.50 −
10 − − 6.50 1.00 −
11 − − 5.50 2.00 −
12 − − 1.00 1.00 −
13 − 2.00 5.00 −
14 − − − 1.00 −
6. 操作 操作は,次のとおり行う。
a) 試料が硫酸と混和する液体の場合 試料が硫酸と混和する液体の場合は,次のとおりとする。
1) 試料5mLを4.b)に規定する共通すり合わせ平底試験管(以下,試験管という。)に量り取り,加熱
又は冷却して,温度を約10℃とする。
2) 硫酸5mLを別の試験管に量り取り,加熱又は冷却して,温度を約10℃とする。
3) 試験管に入れた温度約10℃の試料を振り混ぜながら,温度約10℃の硫酸5mLを温度が30℃を超え
ないように徐々に加える。
なお,温度が30℃を超えた場合は,やり直す。
4) 試験管の中の溶液を,それぞれ,速やかに加熱又は冷却して,約10℃又はほぼ個別規格に規定した
温度(例えば,約25℃)とした後,温度を10+1℃,又は個別規格に規定する温度±1℃に調節した
恒温水槽に浸して15分間放置する。
5) 拡散昼光又はそれとほぼ同等な光の下で,白を背景として溶液の着色を,同種の試験管に入れた規
格に規定する色の比較液10mLの色と側方から比較する。
備考1. 試験条件が個別規格に規定のある場合は,それに従う。
2. 硫酸の濃度は,必ず規定された範囲とする。
3. 硫酸を入れた試験管を振る場合は飛散しないようにする。
4. 比較に際しては,試料を色の比較液と同種の試験管に入れる。
5. 調製した色の比較液を保存する場合は,試験管に入れ,栓をして,パラフィンワックスでシ
ールして,密封することが望ましい。
b) 試料が硫酸と混和する固体の場合 試料が硫酸と混和する固体の場合は,6.のa)のとおりとする。た
だし,必要な場合,1)の操作は,試料を粉砕した後行う。
c) 試料が硫酸と混和しない液体の場合 試料が硫酸と混和しない液体の場合は,次のとおりとする。
1) 試料10mLを4.c)に規定する共通すり合わせメスシリンダー(以下,メスシリンダーという。)に量

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り取り,加熱又は冷却して,温度を約10℃とする。
2) 硫酸10mLを試験管に量り取り,加熱又は冷却して温度を約10℃とする。
3) メスシリンダーに入れた試料を振り混ぜながら,温度約10℃の硫酸10mLを温度が30℃を超えない
ように徐々に加えた後,2分間激しく振り混ぜる。
なお,温度が30℃を超えた場合は,やり直す。
4) メスシリンダー中の溶液を,速やかに約10℃又は個別規格に規定した温度(例えば,約25℃)とし
た後,それぞれ温度を約10±1℃又は個別規格に規定した温度の±1℃に調節した恒温水槽に浸して,
15分間放置する。
5) 拡散昼光又はそれとほぼ同等の光の下で,白を背景として硫酸層又は試料の着色を,同種のメスシ
リンダーに入れた個別規格で規定する量の色の比較液と側方から比較する。
備考 6.のa)の備考1.5.に同じ。ただし,メスシリンダーは計量器であるため,室温以上の加熱は
しない。
d) 試料が硫酸と混和しない固体の場合 試料が硫酸と混和しない固体の場合は,c)のとおりとする。た
だし,必要な場合,1)の操作は,試料を粉砕した後行う。
7. 判定 判定は,試験操作後の試料溶液の着色が,個別規格に規定された色の比較液と比較して,色の
濃さが同等又はそれより濃くない場合は,試験に合格とする。

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化学製品の色及び硫酸着色試験方法改正原案作成委員会及び分科会 構成表
氏名 所属 委員会 分科会
(委員長) 荒 木 峻 東京都立大学名誉教授 ◎
増 田 優 通商産業省基礎産業局 ○
大 嶋 清 治 工業技術院標準部 ○
小 倉 悟 工業技術院標準部 ○
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会 ○
堀 本 能 之 工業技術院物質工学研究所 ○
政 岡 進 通商産業省製品評価技術センター ○
嶋 貫 孝 社団法人日本分析化学会 ○
神 代 啓 社団法人日本化学工業協会 ○
並 木 昭 財団法人化学品検査協会 ○
平 井 敏 夫 財団法人日本色彩研究所 ○ ◎
竹 内 幸 夫 和光純薬工業株式会社大阪工場 ○ ○
大 森 道 昭 株式会社離合社浦和工場 ○ ○
檀 上 秀 夫 日本化薬株式会社化学品研究所 ○ ○
岡 田 憲 治 社団法人日本芳香族協会 ○ ○
近 藤 暁 弘 社団法人村上色彩研究所 ○ ○
伊 藤 尚 美 社団法人日本分析機器工業会 ○ ○
(事務局) 三 須 武 社団法人日本化学工業協会 ○ ○
内 田 幹 雄 社団法人日本化学工業協会 ○ ○
備考 ◎委員長及び分科会主査を示す。
○委員会及び分科会の委員を示す。
文責 竹内 幸夫 和光純薬工業株式会社大阪工場

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