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K 2397-1991
6301の5.2[スプリング式硬さ試験(A形及びC形)]に規定するA形のもの。
(2) 恒温槽 50±2℃に保つことができるもの。
(3) 試験容器 JIS K 2839の図20に規定するもの。ただし,ふたにあなを開けないもの。
(4) デシケーター 6.3.1(9)のもの。
(5) 化学はかり 6.3.1(3)による。
6.4.2 試薬 試薬は,次のとおりとする。
(1) エタノール JIS K 8102に規定するもの。
(2) 天然ゴム 市販のもの。
(3) 亜鉛華 JIS K 1410に規定するもの。
(4) ステアリン酸 JIS K 3331に規定する工業用ステアリン酸。
(5) 加硫促進剤DPG JIS K 6202に規定するもの。
(6) 加硫促進剤TMTP JIS K 6202に規定するもの。
(7) 老化防止剤D 市販のもの。
(8) ゴム用粉末硫黄 JIS K 6222に規定するもの。
(9) RFカーボンブラック 市販のもの。
(10) ナフテン系プロセスオイル 市販のもの。
(11) マイクロクリスタリンワックス 市販のもの。
(12) 老化防止剤IPPD JIS K 6211に規定するもの。
(13) 加硫促進剤EU JIS K 6202に規定するもの。
(14) スルホン酸ソーダ 市販のもの。
6.4.3 試験片 試験に用いるゴム試験片は,次の標準ゴムとする。
(1) 配合 標準ゴムの配合は,表3のとおりとする。
表3 標準ゴムの配合
種類 配合剤 配合比
天然ゴム 天然ゴム 100
亜鉛華 5
ステアリン酸 2
加硫促進剤DPG 1.5
加硫促進剤TMTP 0.2
老化防止剤D 1
ゴム用粉末硫黄 2.5
SRFカーボンブラック 70
ナフテン系プロセスオイル 5
マイクロクリスタリンワックス1
老化防止剤IPPD 1
クロロプレ クロロプレンゴム(耐結晶性) 100
ン系ゴム 亜鉛華 5
ステアリン酸 0.5
老化防止剤D 2
ゴム用酸化マグネシウム 4
SRFカーボンブラック 40
ナフテン系プロセスオイル 4
加硫促進剤EU 1
――――― [JIS K 2397 pdf 6] ―――――
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K 2397-1991
参考 標準ゴム試験片には,財団法人化学品検査協会
で作製されたものがある。
なお,老化防止剤Dは毒性問題より製造中止
で,その代替品として,化学物質審査規制法(昭
48,法律117)に登録された既存化学物質番号
(3)301,145,146などの製品がある。
(2) 作製方法 JIS K 6300の3.(試料作製方法)によって,天然ゴムは温度140度で30分間,クロロプレ
ン系ゴムは温度150度で30分間,それぞれ加熱して作製する。
(3) 表面処理 次の方法で表面処理を行う。
(a) 天然ゴムの場合は,臭素ガスを充満させた密閉容器内で,約30分間常温で放置した後水洗いする。
(b) クロロプレン系ゴムの場合は,温度約70度に保ったスルホン酸ソーダの10パーセント水溶液に,
約1時間浸せきした後水洗いする。
(4) 大きさは20×50×2mmのもの。
6.4.4 試験片の準備 天然ゴム及びクロロプレンゴム3枚を用い,水で湿した清浄なガーゼで軽くふいた
後,約24時間デシケーター中に入れておく。
6.4.5 操作 操作は,次のとおり行う。
(1) 試験片の質量をそれぞれ0.1mgのけたまで量る。
(2) 試験片のそれぞれの硬さを,硬さ試験機を用いて測定する。
(3) 試験容器に試料150ml量り取り,2個作製する。
(4) 質量及び硬さを測定した試験片を,ゴムの材質ごとにそれぞれの試験容器に入れてふたをして,50±
2℃で48時間保った後取り出す。
(5) 試験片表面に温度20±10℃の空気を吹き付けて速やかに乾燥させ,その表面状態を目視及び触感によ
って調べる。
(6) それぞれの試験片の硬さを6.4.5(2)によって測定する。
(7) エタノールで湿らせたガーゼで軽くふいた後,50±2℃で6時間乾燥させ,質量をそれぞれ0.1mgの
けたまで量る。
6.4.6 計算及び記録 質量の変化及び硬さの変化は,次の式によって算出する。質量の変化及び硬さの変
化は,3枚の平均値を記録する。
なお,硬さの変化については,IRHD又はHsのいずれかを明記する。
(1) 質量の変化
W2 W1
W 100
W1
ここに, W : 質量の変化 (%)
W1 : 試験前の試験片の質量 (mg)
W2 : 試験後の試験片の質量 (mg)
(2) 硬さの変化
H=H2−H1
ここに, H : 硬さの変化(IRHD又はHs)
H1 : 試験前の試験片の硬さ(IRHD又はHs)
H2 : 試験後の試験片の硬さ(IRHD又はHs)
6.4.7 外観の判定 6.4.5(5)で表面状態を目視及び触感によって調べたとき,表面のねばつき,カーボン
ブラックの脱離及びき裂がないこと。
――――― [JIS K 2397 pdf 7] ―――――
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K 2397-1991
6.5 塗膜に対する影響
6.5.1 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
(1) 鉛筆引っかき試験用鉛筆 JIS K 5400に規定するもの。
(2) 鉛筆引っかき試験機 JIS K 5401に規定するもの。
(3) 活栓付きビュレット JIS R 3505に規定する呼び容量10ml。
(4) 時計皿 直径5080mmのもの。
(5) 恒温槽 50±2℃に保つことができるもの。
(6) デシケーター 6.3.1(9)のもの。
(7) 研磨紙 JIS R 6252に規定する400番。
(8) 消しゴム JIS S 6050に規定するもの。
6.5.2 試験板の準備 試験板の準備は,次のとおりとする。
(1) 試験原板の材質及び形状は,JIS G 3303に規定するSPB又はJIS G 3141に規定するSPCC。形状は,
90×150mmとする。
(2) ぶりき原板及び鋼については,鉄面が現れるまで研磨紙でよく研磨し,JIS K 5538に規定するラッカー
シンナーで脱脂する。
また,鋼についても同様に行う。
(3) 塗料は,次のものを用いる。
焼付アクリル樹脂エナメル塗装板には,市販の焼付アクリル樹脂エナメルのメタリックを用い,色
は青とする。アミノアルキド樹脂エナメル塗装板には,JIS K 5652に規定する1種を用い,色は白及
び黒(ソリッド色)とする。
(4) 塗装方法は,JIS K 5400の3.3(試験片の作製)による。この場合,塗膜厚は2030
6.5.3 操作 操作は,次のとおり行う。
(1) 水で湿らせた清浄なガーゼを用いて試験板の表面を軽くふいた後,常温において1時間デシケーター
中に入れる。
(2) 試験板上の3か所に試料各0.3mlをビュレットを用いて滴下する。
(3) 滴下部分を時計皿で覆って50±2℃の恒温槽中に6時間静置した後,時計皿を外して水を軽く吹き付
け洗浄する。常温で1時間静置し,塗膜の表面を目視によって調べる。引き続き滴下した試験板の3
か所について鉛筆引っかき試験を行う。
(4) 鉛筆引っかき試験は,JIS K 5400の8.4(鉛筆引っかき値)に規定する試験機法又は手かき法のいずれ
かによる。
6.5.4 記録 記録は,次のとおりとする。
鉛筆引っかき値の記録は,5回の測定値のうち,2回以上の測定値が同一であればその値を記録し,それ
ぞれの値が異なるときは中間の値を記録する。
6.5.5 外観の判定 試験後の塗膜表面で時計皿接触部を除いたところを目視によって調べたとき,塗膜の
膨れがなく,解氷剤に含まれる色素の定着が無視できるほどわずかであること。
6.6 プラスチックに対する形響
6.6.1 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
(1) 恒温槽 50±2℃に保つことができるもの。
(2) 広口共栓瓶 JIS R 3503に規定する容量500ml。
(3) 化学はかり 6.3.1(3)による。
――――― [JIS K 2397 pdf 8] ―――――
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(4) デシケーター 6.3.1(9)による。
6.6.2 試薬 エタノールは,6.4.2(1)による。
6.6.3 試験片 試験片は次のとおりとし,約80×50×2mmのものを各二組用意する。
(1) ポリエチレン樹脂 JIS K 6748に規定するもの。
(2) BS樹脂 JIS K 6873に規定するもの。
(3) ポリプロピレン樹脂 JIS K 6747に規定するもの。
6.6.4 試験片の準備 試験片はエタノールを湿らせた清浄なガーゼで軽くふき,温度20±10℃の空気を
吹き付けて乾燥し,約24時間デシケーター中に入れる。
6.6.5 操作 操作は,次のとおり行う。
(1) 試験片の質量を,それぞれ0.1mgのけたまで量る。
(2) 3個の広口共栓瓶に,それぞれ質量を量った同一材質の試験片2枚を接触しない状態にして入れ,そ
れぞれに試料300mlを加え栓をする。
(3) 広口共栓瓶を50±2℃に調節した恒温槽に入れ,48時間保つ。
(4) 広口共栓瓶から試験片を取り出し,エタノールを湿らせた清浄なガーゼで軽くふいて,目視によって
外観を調べ,常温で3時間自然乾燥させた後,質量を量る。
6.6.6 計算 質量の変化は,次の式によって算出し,同じ材質の2枚の平均値を取る。
W2 W1
C
S
ここに, C : 質量の変化 (mg/cm2)
W1 : 試験前の試験片の質量 (mg)
W2 : 試験後の試験片の質量 (mg)
S : 試験前の試験片の全表面積 (cm2)
6.6.7 外観の判定 目視によって調べたとき,表面のき裂,著しい変形がないこと。
7. 容器 容器は漏れなどを起こさない構造のものでなければならない。
8. 検査 検査は,6.によって試験し,表1に適合しなければならない。
9. 表示 解氷剤の表示は,容器の見やすいところに次の事項を表示しなければならない。
(1) 規格名称
(2) 成分名(有機溶剤を含むものに限る)
(3) 製造業者名又はその略号及び所在地(7)
(4) 製造年月日又はその略号
(5) 正味容量
(6) 使用方法
注(7) 所在地は,都道府県の区別とする。
10. 取扱い上の注意事項 取扱い上の注意事項は,容器の見やすいところに次の事項を表示しなければな
らない。
(1) 用途以外に使用しないこと。
――――― [JIS K 2397 pdf 9] ―――――
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K 2397-1991
(2) 火気厳禁。
(3) 吸入飲用不可。
(4) 万一誤飲した場合は,直ちに吐かせ医師の指示に従うこと。
(5) 皮膚及び目に接触させないこと。
(6) 幼児の手の届かないところに置くこと。
付表1 引用規格
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS D 2609 自動車用液圧ディスクブレーキのゴムシール
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS G 4314 ばね用ステンレス鋼線
JIS H 2201 ダイカスト用亜鉛合金塊
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 1410 亜鉛華(酸化亜鉛)
JIS K 2839 石油類試験用ガラス器具
JIS K 3331 工業用硬化油・脂肪酸
JIS K 5400 塗料一般試験方法
JIS K 5401 塗膜用鉛筆引かき試験機
JIS K 5538 ラッカーシンナー
JIS K 5652 アミノアルキド樹脂エナメル
JIS K 6202 ゴム用有機加硫促進剤
JIS K 6211 ゴム用老化防止剤
JIS K 6222 ゴム用粉末硫黄
JIS K 6300 未加硫ゴム物理試験方法
JIS K 6301 加硫ゴム物理試験方法
JIS K 6747 ポリプロピレン成形材料
JIS K 6748 ポリエチレン成形材料
JIS K 6873 ABS樹脂板
JIS K 6888 四ふっ化エチレン樹脂板
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)[エチルアルコール(95)](試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製化学用体積計
JIS R 6252 研摩紙
JIS R 6253 耐水研摩紙
JIS S 6050 プラスチック字消し
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
――――― [JIS K 2397 pdf 10] ―――――
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JIS K 2397:1991の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.99 : その他の自動車システム
JIS K 2397:1991の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISD2609:2002
- 自動車―非鉱油系液圧ディスクブレーキのゴムシール
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3303:2017
- ぶりき及びぶりき原板
- JISG4314:2013
- ばね用ステンレス鋼線
- JISH2201:2015
- ダイカスト用亜鉛合金地金
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK1410:1995
- 酸化亜鉛
- JISK2839:1990
- 石油類試験用ガラス器具
- JISK3331:2009
- 工業用硬化油・脂肪酸
- JISK5538:2002
- ラッカー系シンナー
- JISK5600-1-1:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK5651:2002
- アミノアルキド樹脂塗料
- JISK6220-2:2018
- ゴム用配合剤―有機薬品―試験方法―第2部:スルフェンアミド促進剤
- JISK6220-3:2018
- ゴム用配合剤―有機薬品―試験方法―第3部:パラフェニレンジアミン(PPD)系老化防止剤
- JISK6222-2:1998
- ゴム用粉末硫黄
- JISK6300-1:2013
- 未加硫ゴム―物理特性―第1部:ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
- JISK6873:1975
- ABS樹脂板
- JISK6921-2:2018
- プラスチック―ポリプロピレン(PP)成形用及び押出用材料―第2部:試験片の作製方法及び特性の求め方
- JISK6922-2:2018
- プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第2部:試験片の作製方法及び特性の求め方
- JISK7137-1:2001
- プラスチック―ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材―第1部:要求及び分類
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISR6252:2006
- 研磨紙
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JISS6050:2002
- プラスチック字消し
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8802:2011
- pH測定方法