JIS K 5651:2002 規格概要
この規格 K5651は、金属製品の塗料に用いられるアミノアルキド樹脂塗料について規定。
JISK5651 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K5651
- 規格名称
- アミノアルキド樹脂塗料
- 規格名称英語訳
- Aminoalkyd resin paint
- 制定年月日
- 1957年4月26日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.140.99, 87.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 塗料 2020
- 改訂:履歴
- 1957-04-26 制定日, 1960-04-26 確認日, 1963-04-15 確認日, 1966-01-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1977-01-01 改正日, 1979-11-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-03-01 確認日, 1992-11-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2010-05-20 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 5651:2002 PDF [18]
K 5651 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料
工業会 (JPMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS K 5651 : 1992は,改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 5651 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 5651 : 2002
アミノアルキド樹脂塗料
Aminoalkyd resin paint
1. 適用範囲 この規格は,主に金属製品の塗装に用いられるアミノアルキド樹脂塗料について規定する。
備考 この規格で規定するアミノアルキド樹脂塗料は,アルキル化アミノ樹脂とアルキド樹脂とを塗
膜形成要素とし,塗り付けた後加熱して両樹脂の共縮合体を主成分とする塗膜を形成する塗料
で,大別してクリヤとエナメルとがある。
a) クリヤは,アルキル化アミノ樹脂,アルキド樹脂,溶剤を主な原料とした透明な液状塗料で
ある。
b) エナメルは,クリヤと顔料を練り合わせた不透明な液状塗料である。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,こめ規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
JIS K 5582 塩化ビニル樹脂エナメル
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第2節 : サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第4節 : 試験用標準試験板
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第6節 : 養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第7節 : 膜厚
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第8節 : 見本品
JIS K 5600-2-1 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第1節 : 色数(ガードナー法)
JIS K 5600-2-2 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第2節 : 粘度
JIS K 5600-2-7 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第7節 : 貯蔵安定性
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第3節 : 色の目視比較
JIS K 5600-4-7 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第7節 : 鏡面光沢度
JIS K 5600-5-1 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第1節 : 耐屈曲性(円筒形マンドレ
ル法)
JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第3節 : 耐おもり落下性
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第4節 : 引っかき硬度(鉛筆法)
――――― [JIS K 5651 pdf 2] ―――――
2
K 5651 : 2002
JIS K 5600-5-6 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第6節 : 付着性(クロスカット法)
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部 : 塗膜の化学的性質−第1節 : 耐液体性(一般的方法)
JIS K 5600-6-2 塗料一般試験方法−第6部 : 塗膜の化学的性質−第2節 : 耐液体性(水浸せき法)
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第1節 : 耐中性塩水噴霧性
JIS K 5600-7-2 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第2節 : 耐湿性(連続結露法)
JIS K 5600-7-6 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第6節 : 屋外暴露耐候性
JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第7節 : 促進耐候性(キセノンラン
プ法)
JIS K 5600-8-6 塗料一般試験方法−第8部 : 塗膜劣化の評価−第6節 : 白亜化の等級
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第2節 : 加熱残分
JIS K 5628 鉛丹ジンククロメートさび止めペイント
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS S 6026 クレヨン及びパス
日本農林規格 しょうゆ
3. 定養 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。
4. 種類 種類は,表1とする。
表1 種類
種類 用途
クリヤ 1種 アミノアルキド樹脂エナメル1種の仕上塗りに用いる。
2種 アミノアルキド樹脂エナメル2種の仕上塗りに用いる。
エナメル 1種 耐候性を重視する焼付塗装の上塗りに用いる。
2種1号 低温焼付塗装を必要とする場合の上塗りに用いる。
2種2号 一般焼付塗装の上塗りに用いる。
3種 耐食性を重視する焼付塗装の上塗りに用いる。
5. 品質 品質は,7.によって試験したとき,表2とする。
表2 品質
種類
項目 クリヤ エナメル
1種 2種 1種 2種1号 2種2号 3種
容器の中での状態 − − かき混ぜたとき,堅い塊がなくて一様になるものとする。
透明性 透明であるものとする。 − − − −
色数(ガードナー) 11以下 − − − −
塗装作業性 塗装作業に支障がないものとする。
――――― [JIS K 5651 pdf 3] ―――――
3
K 5651 : 2002
種類
項目 クリヤ エナメル
1種 2種 1種 2種1号 2種2号 3種
加熱乾燥性 140±10℃ 130±10℃ 140±10℃ 110±10℃ 130±10℃ 140±10℃
25±5分
塗膜の外観及び色 塗膜の外観が正常であるものとする。
変色の程度が大きくないものと
耐光性(水銀ランプ式) − − − −
する。
鏡面光沢度(1)(60度) − − 90以上
重ね塗り適合性 重ね塗りに支障がないものとする。
にじみがないものとする(白は,試験を省く)。ただし,色の指定
にじみ(2) − − によってにじみがあるものの場合には,見本品と比べてにじみが
大きくないものとする。
付着性(クロスカット法) 1以下(5%以下)
耐衝撃性 鏡面光沢度 40cmの高さから落とした500gのおもりの衝撃による変形で,割れ及びはがれができないものとす
70以上
(デュポン式) る。
鏡面光沢度 30cmの高さから落とした500gのおもりの衝撃による変形で,割
− −
70未満30以上 れ及びはがれができないものとする。
鏡面光沢度 20cmの高さから落とした500gのおもりの衝撃による変形で,割
− −
30未満 れ及びはがれができないものとする。
鉛筆引っかき値(試験器法) HB以上 F以上 HB以上 F以上 HB以上
耐屈曲性 鏡面光沢度 直径3mmの折り曲げに耐えるものとする。
70以上
鏡面光沢度 直径4mmの折り曲げに耐えるものとする。
70未満30以上
鏡面光沢度 直径6mmの折り曲げに耐えるものとする。
30未満
耐過熱焼付性 直径10mmの折り曲げに耐えるものとする。
耐水性 24時間浸した 48時間浸した 24時間浸した 24時間浸した 72時間浸した
− とき,異常がな とき,異常がな とき,異常がな とき,異常がな とき,異常がな
いものとする。
いものとする。 いものとする。
いものとする。 いものとする。
耐アルカリ性白及びクリヤ炭酸ナトリウム溶液に規定時間浸したとき,異常がないものとする。
120時間 96時間 144時間 72時間 96時間 144時間
その他の色 炭酸ナトリウム溶液に規定時間浸したとき,異常がないものとす
− − る。
72時間 24時間 48時間 72時間
耐酸性 硫酸溶液に規定時間浸したとき,異常がないものとする。
24時間 72時間
耐湿性(回転式) 72時間試験したとき,異常がな 72時間試験し 24時間試験したとき,異常がな 96時間試験し
いものとする。 たとき,異常が いものとする。 たとき,異常が
ないものとす ないものとす
る。 る。
耐汚染性(原状比較法) 色及びつやの 色及びつやの変化が大きくなく,膨れが認められ
変化が大きく ないものとする。
− なく,膨れが認 −
められないも
のとする。
耐揮発油性 試験用揮発油1号に24時間浸し 試験用揮発油2号に24時間浸したとき,異常がないものとする。
たとき,異常がないものとする。
――――― [JIS K 5651 pdf 4] ―――――
4
K 5651 : 2002
種類
項目 クリヤ エナメル
1種 2種 1種 2種1号 2種2号 3種
耐塩水噴霧性 48時間試験したとき,異常がな 72時間試験し 48時間試験し 72時間試験し 96時間試験し
いものとする。 たとき,異常が たとき,異常が たとき,異常が たとき,異常が
ないものとす ないものとす ないものとす ないものとす
る。 る。 る。 る。
白 A法 − 60以上
加
B法 − 45以上
熱
淡彩 A法 − 55以上
残
B法 − 40以上
分
銀色・その他の色 A法 50以上 47以上
%
透明 B法 30以上 32以上
加温貯蔵安定性 50℃で72時間貯蔵しても,安定であるものとする。
促進耐候性 720時間照射 360時間照射 720時間照射 360時間照射で,さび,膨れ及び 360時間照射
(キセノンランプ法) で,さび,膨れ で,さび,膨れ で,さび,膨れ はがれの等級が0であり,見本 で,さび,膨れ
及びはがれの 及びはがれの 及びはがれの 品と比べて色の変化の程度が大 及びはがれの
等級が0であ 等級が0であ 等級が0であ きくなく,光沢保持率は70%以 等級が0であ
り,見本品と比 り,見本品と比 り,見本品と比 上とする。 り,見本品と比
べてつやの変 べてつやの変 べて色の変化 べて色の変化
化とワニス皮 化とワニス皮 の程度が大き の程度が大き
膜の失透及び 膜の失透及び くなく,白亜化 くなく,白亜化
着色の程度が 着色の程度が の等級は3以下 の等級は3以下
大きくないも 大きくないも とする。また, とする。
のとする。 のとする。 360時間照射し
たときの光沢
保持率は80%
以上とする。
耐候性 24か月の試験 24か月の試験 12か月の試験
で,膨れ,はが で,膨れ,割れ, で,膨れ,割れ,
れ及びさびを はがれ及びさ はがれ及びさ
認めず,見本品 びを認めず,見 びを認めず,見
と比べてつや 本品と比べて 本品と比べて
の変化及び明 色とつやの変 色とつやの変
らかに認めら − 化の程度が大 − − 化の程度が大
れた場合のワ きくなく,白亜 きくなく,白亜
ニス皮膜の失 化の等級は3以 化の等級は3以
透及び着色の 下とする。 下とする。
程度が大きく
ないものとす
る。
注(1) 鏡面光沢度が90未満で,特定の値の範囲を当事者間で協定した場合には,その値を適用することができる。ただ
し,この場合,その範囲を9.の規定に従って表示する。
(2) 色の指定によって,にじみがあることを受渡当事者間で協定した場合には,これによることができる。ただし,
この場合,にじみがあることを9.の規定に従って表示する。
6. 見本品 見本品は,JIS K 5600-18(見本品)に規定する区分によって,表3とする。
――――― [JIS K 5651 pdf 5] ―――――
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JIS K 5651:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.99 : その他のゴム及びプラスチック製品
JIS K 5651:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3303:2017
- ぶりき及びぶりき原板
- JISK5500:2000
- 塗料用語
- JISK5572:2010
- フタル酸樹脂エナメル
- JISK5582:2003
- 塩化ビニル樹脂エナメル
- JISK5600-1-1:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK5600-1-3:2015
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-6:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
- JISK5600-1-7:2014
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
- JISK5600-1-8:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
- JISK5600-2-1:2014
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第1節:色数(目視法)
- JISK5600-2-2:1999
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第2節:粘度
- JISK5600-2-7:1999
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第7節:貯蔵安定性
- JISK5600-4-3:1999
- 塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
- JISK5600-4-7:1999
- 塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第7節:鏡面光沢度
- JISK5600-5-1:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第1節:耐屈曲性(円筒形マンドレル法)
- JISK5600-5-3:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第3節:耐おもり落下性
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK5600-5-6:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第6節:付着性(クロスカット法)
- JISK5600-6-1:2016
- 塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
- JISK5600-6-2:2016
- 塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第2節:耐液体性(水浸せき法)
- JISK5600-7-1:1999
- 塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第1節:耐中性塩水噴霧性
- JISK5600-7-2:1999
- 塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第2節:耐湿性(連続結露法)
- JISK5600-7-6:2002
- 塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第6節:屋外暴露耐候性
- JISK5600-7-7:2008
- 塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第7節:促進耐候性及び促進耐光性(キセノンランプ法)
- JISK5600-8-6:2014
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―欠陥の量,大きさ及び外観の変化に関する表示―第6節:白亜化の等級(テープ法)
- JISK5601-1-1:1999
- 塗料成分試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK5601-1-2:2008
- 塗料成分試験方法―第1部:通則―第2節:加熱残分
- JISK5674:2019
- 鉛・クロムフリーさび止めペイント
- JISK8594:2015
- 石油ベンジン(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JISS6026:2007
- クレヨン及びパス