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JIS K 8984:2018 規格概要
この規格 K8984は、試薬として用いる硫酸銅(II)について規定。
JISK8984 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8984
- 規格名称
- 硫酸銅(II)(試薬)
- 規格名称英語訳
- Copper (II) sulfate (Reagent)
- 制定年月日
- 1951年11月28日
- 最新改正日
- 2018年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1951-11-28 制定日, 1954-11-27 改正日, 1957-10-30 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8984:2018 PDF [12]
K 8984 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度(CuSO4)・・・・[2]
- 6.3 希硫酸溶状・・・・[3]
- 6.4 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.5 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[6]
- 6.6 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 7 容器・・・・[10]
- 8 表示・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8984 pdf 1] ―――――
K 8984 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8984:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8984:1995によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8984 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8984 : 2018
硫酸銅(II)(試薬)
Copper (II) ulfate (Reagent)
CuSO4 FW : 159.61
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硫酸銅(II)について規定する。
警告1 硫酸銅(II)は劇物なので,粘膜及び皮膚に付着しないようにする。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
――――― [JIS K 8984 pdf 3] ―――――
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K 8984 : 2018
3 種類
種類は,1級とする。
4 性質
4.1 性状
硫酸銅(II)は,白又は灰白色の粉末で,吸湿すると青みを帯びる。水に溶けやすく,エタノール(99.5)
にほとんど溶けない。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに塩化バリウム溶液(100 g/L)2 mLを加え
ると,白い沈殿が生じる。
b) 液10 mLにアンモニア水(2+3)5 mLを加えると,濃い青になる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(CuSO4) 質量分率 % 97.5以上 6.2
希硫酸溶状 − 試験適合 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.003以下 6.4
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.1以下 6.5
カリウム(K) 質量分率 % 0.1以下 6.5
鉛(Pb) 質量分率 % 0.05以下 6.6
鉄(Fe) 質量分率 % 0.03以下 6.6
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(CuSO4)
純度(CuSO4)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) アンモニア水(1+10) JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)の体積1
と水の体積10とを混合したもの。
2) 塩化アンモニウム溶液(60 g/L) JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム6.0 gをビーカー200 mL
などにはかりとり,水に溶かし,更に水を加えて100 mLにしたもの。
3) ムレキシド希釈粉末 ムレキシド(鋭敏度が保証された指示薬)0.10 gをはかりとり,JIS K 8962
に規定する硫酸カリウム10 gを加えて混合したもの。
4) 0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.01 mol/L EDTA2Na溶液) JIS K
8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4
c) 4)(0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液)に従って調製,標定及び計算
――――― [JIS K 8984 pdf 4] ―――――
3
K 8984 : 2018
する。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.5 gを0.1 mgの桁まではかりとり,全量フラスコ250 mLに入れ,水を加えて溶かした後,更
に水を標線まで加える。
2) この液25 mL(試料量0.05 g)を正確にとり,水75 mL,塩化アンモニウム溶液(60 g/L)10 mL及
びアンモニア水(1+10)1 mLを加えた後,指示薬としてムレキシド希釈粉末を少量加え,よく振
り混ぜながら0.01 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。
3) 終点は,液の色が黄から赤紫に変わる点とする。
c) 計算 純度(CuSO4)は,次の式を用いて計算する。
V
.0001 596 1 f
A 100
25
m
250
ここに, A : 純度(CuSO4)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.01 mol/L EDTA2Na溶液の体積(mL)
f : 0.01 mol/L EDTA2Na溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.001 596 1 : 0.01 mol/L EDTA2Na溶液1 mLに相当するCuSO4の質
量を示す換算係数(g/mL)
6.3 希硫酸溶状
希硫酸溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,水を加
えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 硫酸(1+5) 水の体積5を冷却してかき混ぜながら,JIS K 8951に規定する硫酸の体積1を徐々に
加えたもの。
4) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)を調製する場合,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウム
1.65 gを全量フラスコ1 000 mLにはかりとり,水を加えて溶かし,更に水を標線まで加えて混合す
る。この液10 mLを全量フラスコ1 000 mLに正確にとり,水を標線まで加えて混合する。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“僅かな微濁”を用いる。
僅かな微濁の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)1.2 mLを共通すり合わせ平底試
験管[c)参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,水を加
えて20 mLとし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
− 共通すり合わせ平底試験管 例えば,容量50 mL,直径約23 mmで目盛のあるもの。
d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.2 gを共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,硫酸(1+5)1 mLを加え,水15 mLを加え
て溶かし,更に水を加えて20 mLにする。
――――― [JIS K 8984 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8984:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8984:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0127:2013
- イオンクロマトグラフィー通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)