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b) 図1に示すように,左右の甲板着席側端面に中央に合わせて置いた甲板用当て板を介して,甲板上面
にそれぞれ75 kgのおもりをほぼ等分布になるように固定する。同様に棚板用当て板を介して,左右
の棚板上にそれぞれ16 kgのおもりをほぼ等分布になるように固定する。
c) 中央座面の幅方向の中心線上で,座前縁から100 mm後方の位置に,座面から150 mmの高さから座
面衝撃体を1分間20回の割合で10回自然落下する。
d) 力を加えたままの状態で,図1に示す中央座面の先端から床までの距離(A部)及び左右の着席側端の
中央の甲板上面から床面までの距離(B部)を測定する。
e) 座面衝撃体の自然落下を更に繰り返し,合計8 000回行い,A部及びB部を測定する。
f) 移動量は10回目と8 000回目との差とする。
g) 荷重を取り去り,各部の状態を調べる。
単位 mm
図1 垂直力強度試験
図 1 垂直力強度試験
9.2.2 水平力強度試験 水平力強度試験は,次によって行う。
a) 3人用机・いすを水平になるように床上に固定し,甲板端部の位置を測定する。
b) 図2に示すように,甲板の奥行きの中心線の方向に,甲板端面に600 Nの水平力を左右交互に10回ず
つ加える。この力は少なくとも5秒間維持する。
c) 左及び右のそれぞれ10回目の荷重時における甲板端部の位置を測定する。
d) 移動量は,力を加えない状態における甲板端部から10回目の力を加えたときの甲板端部までの水平変
位差とする。
e) 荷重を取り去り,各部の状態を調べる。
――――― [JIS S 1016 pdf 6] ―――――
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図2 水平力強度試験
図 2 水平力強度試験
9.3 表面処理試験
表面処理試験に用いる試験片は,供試体から木質系及び鋼板の場合は長さ約150 mm,
幅約50 mm,鋼管の場合は原形のまま,長さ約150 mmの大きさのものとする。ただし,9.3.1の常温液体
に対する表面抵抗性試験の場合は除く。また,試験片は,供試体と同一生産条件で製作されたものでもよ
い。
9.3.1 常温液体に対する表面抵抗性試験 常温液体に対する表面抵抗性試験は,JIS A 1531の規定に従い,
酢酸4.4 %溶液,アンモニア10 %溶液,中性洗剤及び事務用インクの4種類の試験液を用いて,6時間放
置した後,試験液をふき取り,塗装面の異常の有無を調べる。
9.3.2 木部塗膜密着性試験 木部塗膜密着性試験は,試験片に鋭利な刃物で,刃が木質素地に達するよう
に2 mm間隔で,相互に直交するようにけがき線を11本ずつ引き,2×2 mmの升目を100個作る。その上
に,JIS Z 1522に規定する粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を調べる。
9.3.3 金属部塗膜密着性試験 金属部塗膜密着性試験は,試験片に鋭利な刃物で,刃が金属素地に達する
ように1 mm間隔で,相互に直交するようにけがき線を11本ずつ引き,1×1 mmの升目を100個作る。そ
の上に,JIS Z 1522に規定する粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を調べる。
9.3.4 金属部塗膜防せい(錆)性試験 金属部塗膜防せい(錆)性試験は,試験片に鋭利な刃物で,刃が
金属素地に達するように,各対角線にきずを付け,図3に示すように3 %食塩水(1525 ℃)をビーカーに
深さ70 mm入れたものに,きずを付けた試験片を約半分浸し,100時間経過後,浸せきしたままで,きず
の両側3 mmの外側の膨れの有無,及び引き上げて静かに水洗した後,乾燥させ,きずの両側3 mmの外
側のさびの有無を調べる。
――――― [JIS S 1016 pdf 7] ―――――
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図 3 金属部塗膜防せい(錆)性試験
9.4 絶縁抵抗・耐電圧試験
9.4.1 絶縁抵抗試験 絶縁抵抗試験は,通常の使用状態で人体に触れる部分のうち,非充電金属部及び充
電金属部相互間の絶縁抵抗を500 V絶縁抵抗計で測定する。
9.4.2 耐電圧試験 耐電圧試験は,通常の使用状態で人体に触れる部分のうち,非充電金属部及び充電金
属部相互間に交流電圧1 000 Vを1分間印加し,耐えられるかどうかを調べる。
10. 検査
製品の検査は,寸法,品質,構造及び表示について行い,4.,6.,7.,及び11.の規定に適合し
なければならない。
なお,合理的な抜取検査方式を用いてもよい。
11. 表示
製品には,次の事項を表示しなければならない。
a) 種類
b) 製造年又はその略号
c) 製造業者名又はその略号
12. 取扱い上及び維持管理上の注意事項
製品には,次の注意事項を添付しなければならない。
a) 取扱い上の注意事項
b) 維持管理上の注意事項(手入れの方法など)
――――― [JIS S 1016 pdf 8] ―――――
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付表 1 引用規格
JIS A 1531 家具−常温液体に対する表面抵抗の試験方法
JIS A 5549 造作用接着剤
JIS A 5905 繊維板
JIS A 5908 パーティクルボード
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H 4100 アルミニウム及びアルミニウム合金押出形材
JIS H 5202 アルミニウム合金鋳物
JIS H 5301 亜鉛合金ダイカスト
JIS H 5302 アルミニウム合金ダイカスト
JIS H 8610 電気亜鉛めっき
JIS H 8617 ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき
JIS K 6804 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
JIS K 6903 熱硬化性樹脂高圧化粧板
JIS S 1015 講義室用連結机・いすの寸法
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
JIS Z 2101 木材の試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
日本農林規格(JAS) 合板
日本農林規格(JAS) 製材
関連規格 JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物
放散測定方法−小形チャンバー法
JIS S 1016:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.140 : 家具
JIS S 1016:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1531:1998
- 家具―常温液体に対する表面抵抗の試験方法
- JISA5549:2003
- 造作用接着剤
- JISA5905:2014
- 繊維板
- JISA5908:2015
- パーティクルボード
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3445:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼管
- JISG3445:2021
- 機械構造用炭素鋼鋼管
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISH5202:2010
- アルミニウム合金鋳物
- JISH5301:1990
- 亜鉛合金ダイカスト
- JISH5302:2006
- アルミニウム合金ダイカスト
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK6804:2003
- 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤
- JISK6903:2008
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板
- JISS1015:1974
- 講義室用連結机・いすの寸法
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ2101:2009
- 木材の試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態