JIS B 4213:1996 ストレートシャンク台形ランナエンドミル

JIS B 4213:1996 規格概要

この規格 B4213は、金型のランナを加工するために使用する小端外径2mm以上,12mm以下,テーパ半角が7°,10°,12°,15°である,ストレートシャンク台形ランナエンドミルについて規定。

JISB4213 規格全文情報

規格番号
JIS B4213 
規格名称
ストレートシャンク台形ランナエンドミル
規格名称英語訳
Tapered end mills for trapeziform runner with parallel shanks
制定年月日
1996年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1996-12-20 制定日, 2002-02-20 確認日, 2007-04-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 4213:1996 PDF [6]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4213-1996

ストレートシャンク台形ランナエンドミル

Tapered end mills for trapeziform runner with parallel shanks

1. 適用範囲 この規格は,主として金型のランナ(1)を加工するために使用する小端外径が2mm以上,
12mm以下,テーパ半角が7°,10°,12°,15°であるストレートシャンク台形ランナエンドミル(以
下,エンドミルという。)について規定する。
注(1) プラスチック金型及びダイキャスト金型に使用される湯道。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0021 幾何公差の図示方法
JIS B 0172 フライス用語
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 1011 センタ穴
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 4005 フライス用ストレートシャンク部−形状・寸法
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7540 Vブロック
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験機
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0172による。
3. 種類 エンドミルの種類は,シャンクの形状によって,(プレイン)ストレートシャンク台形ランナエ
ンドミル(2)とフラット付きストレートシャンク台形ランナエンドミルの2種類とし,底刃の形状は,スク
エア刃とする。

――――― [JIS B 4213 pdf 1] ―――――

2
B 4213-1996
注(2) 紛らわしくない場合には,括弧を付けた文字は,省略してもよい。
4. 形状・寸法 エンドミルの形状及び寸法は,表1による。
表1 エンドミルの形状及び寸法
単位mm
テーパ半角 小端外径 シャンク径 d 刃長 全長 参考
2 D 基準 許容差 大端外径
基準角度 許容差 基準寸法 許容差寸法 プレインストレート フラット付きストレ
js12 シャンク ートシャンク
h8 h6
l L D1
7° ±15′ 2 ±0.050 6 0 0 4 52 2.98
2.5 −0.018 −0.008 5 3.73
3 6 4.47
3.5 ±0.060 7 5.22
4 8 5.96
4.5 8 0 0 9 54 6.71
5 −0.022 −0.009 10 7.46
6 10 12 62 8.95
8 ±0.075 12 0 0 16 77 11.93
10 −0.027 −0.011 20 14.91
12 ±0.090 16 24 84 17.89
10° ±15′ 2 ±0.050 6 0 0 4 52 3.41
2.5 −0.018 −0.008 5 4.26
3 6 5.12

――――― [JIS B 4213 pdf 2] ―――――

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B 4213-1996
単位mm
テーパ半角 小端外径 シャンク径 d 刃長 全長 参考
2 D 基準 許容差 大端外径
基準角度 許容差 基準寸法 許容差寸法 プレインストレート フラット付きストレ
js12 シャンク ートシャンク
h8 h6
l L D1
10° ±15′ 3.5 ±0.060 6 0 0 7 52 5.97
−0.018 −0.008
4 8 0 0 8 54 6.82
4.5 −0.022 −0.009 9 7.67
5 10 10 62 8.53
6 12 0 0 12 77 10.23
8 ±0.075 −0.027 −0.011 16 13.64
10 16 20 84 17.05
12 ±0.090 20 0 0 24 90 20.46
−0.033 −0.013
12° 2 ±0.050 6 0 0 4 52 3.70
2.5 −0.018 −0.008 5 4.63
3 6 5.55
3.5 ±0.060 8 0 0 7 54 6.48
4 −0.022 −0.009 8 7.40
4.5 10 9 62 8.33
5 10 9.25
6 12 0 0 12 77 11.10
8 ±0.075 −0.027 −0.011 16 14.80
10 16 20 84 18.50
12 ±0.090 20 0 0 24 90 22.20
−0.033 −0.013
15° 2 ±0.050 6 0 0 4 52 4.14
2.5 −0.018 −0.008 5 5.18
3 8 0 0 6 54 6.22
3.5 ±0.060 −0.022 −0.009 7 7.25
4 10 8 62 8.29
4.5 9 9.32
5 12 0 0 10 77 10.36
6 −0.027 −0.011 12 12.43
8 ±0.075 16 16 84 16.57
10 20 0 0 20 90 20.72
12 ±0.090 25 −0.033 −0.013 24 100 24.86
備考1. 小端外径D及びシャンク径dの許容差は,JIS B 0401による。
2. 刃長l及び全長Lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。
3. センタ穴のある場合のセンタ穴は,JIS B 1011による。
4. プレインストレートシャンクの形状及び寸法は,JIS B 4005のR形による。
5. フラット付きストレートシャンクの形状及び寸法は,JIS B 4005による。
6. 刃数は,2枚刃とする。

――――― [JIS B 4213 pdf 3] ―――――

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B 4213-1996
5. 品質
5.1 外観 エンドミルの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さび,接合不良などの欠点がな
く,仕上げは良好でなければならない。
5.2 表面粗さ エンドミルの刃部及びシャンクの表面粗さは,7.1による試験を行ったとき,JIS B 0601
に規定する0.80 刀愀 3.20 刀 ‰
5.3 硬さ エンドミルの硬さは,7.2による試験を行ったとき,刃部の硬さは,63HRC以上又は772HV
以上とし,シャンクの硬さは,40HRC以上又は392HV以上とする。
5.4 振れ エンドミルの刃部の振れは,7.3による試験を行ったとき,表2による。
表2 エンドミルの刃部の振れの公差値
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
単位mm
小端外径基準寸法外周刃の振れの公差値底刃の振れの公差値
D tr ta
2以上 4.5以下 0.032 0.025
5以上 10以下 0.04 0.032
12 0.05 0.04
6. 材料 エンドミルの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51又はこれと同等以上の性能をもつものとす
る。
なお,溶接エンドミルのシャンクの材料は,JIS G 4051に規定するS55C又は使用上これと同等以上の
性能をもつものとする。
7. 試験方法
7.1 表面粗さ エンドミルの刃部及びシャンクの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較
用表面粗さ標準片と比較測定する。
7.2 硬さ エンドミルの硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z 2245
に規定するロックウェル硬さ試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定
できない場合は,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いてJIS Z 2244に規定するビッカース
硬さ試験方法によって測定してもよい。
また,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
7.3 振れ エンドミルの刃部の振れは,図1のようにエンドミルを精密定盤上に置いたVブロックで支
え,ダイヤルゲージを外周刃及び底刃の切れ刃に垂直に当て,矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指
針の動きを読む。読みの最大値と最小値との差を測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。

――――― [JIS B 4213 pdf 4] ―――――

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B 4213-1996
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.001mmダイヤルゲージとする。
3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。
4. 鋼球は,JIS B 1501による。
図1 エンドミルの刃部の振れの測定方法
備考 測定方法及び測定器具は,一般的な例を示したものである。
8. 検査 エンドミルの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ4.,
5.15.4の規定に適合しなければならない。
9. 製品の呼び方 エンドミルの呼び方は,種類,小端外径D×テーパ半角2 慓 び刃部の材料記号(3)によ
る。
例 ストレートシャンク台形ランナエンドミル 2×10° SKH51
フラット付きストレートシャンク台形ランナエンドミル 2×7° HSS-Co
注(3) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合には
HSS-Coと呼んでもよい。
10. 表示
10.1 製品の表示 エンドミルには,シャンク又は首部に刃部を下又は左にして,次の事項を横書きに表
示する。

(1) 小端外径D×テーパ半角2 懿 2×10°
(2) 刃部の材料記号 (4) : SKH51
(3) 製造業者名又はその略号
注(4) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合には
HSS-Coと表示してもよい。
10.2 包装の表示 エンドミルの包装には,種類,及び10.1に規定する事項を表示する。

――――― [JIS B 4213 pdf 5] ―――――

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JIS B 4213:1996の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 4213:1996の関連規格と引用規格一覧