JIS E 4048:2008 鉄道車両―旅客車用構体―スポット溶接継手の設計方法 | ページ 3

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E 4048 : 2008
T≦n×t1
T : 重ね合わせる板の合計の厚さ
t1 : 薄い方の板厚
n=5 : 普通鋼材及びステンレス鋼材
n=4 : アルミニウム合金材
ただしt1 図3−重ね板厚比(1)
2) 板を3枚又は4枚重ね合わせる場合,最も厚い板の厚さと外側の薄い方の板の厚さとの比は,図4
に示すように普通鋼材及びステンレス鋼材では3以下,アルミニウム合金材では4以下とする。ま
た,ステンレス鋼材の場合には,最も薄い板の厚さは,図5に示すように,外側の薄い方の板の厚
さの1/2以上とする。
t3≦m×t1 1
t3 ≧ t1
m=3 : 普通鋼材及びステンレス鋼材 2
m=4 : アルミニウム合金材
ただしt1 図4−重ね板厚比(2) 図5−重ね板厚比(3)
e) その他 溶接ピッチは,同一設計では,なるべくそろ(揃)えることが望ましい。

――――― [JIS E 4048 pdf 11] ―――――

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E 4048 : 2008
附属書A
(参考)
溶接の等級及び対象部位

序文

  この附属書は,溶接の等級及び対象部位について記載するものであって,規定の一部ではない。
A.1 溶接の等級及び対象部位
構体に対するスポット溶接の等級及び対象部位は,通常,表A.1による。必要に応じて,これと異なる
溶接等級を図面に指定することができる。
表A.1−スポット溶接の等級及び対象部位
溶接の等級 対象部位
普通鋼材 ステンレス アルミニウ
鋼材 ム合金材
−a) A級及び −b) 完成した台枠,側構,妻構及び屋根構を構体に組み立てる最終溶接。
A級及び AF級 A級及び 台枠骨組の主要部分の溶接。
AF級 AF級 側構骨組の組立及びこれらの主要部分(柱,長手方向部材など)と外
板との溶接。
妻構骨組の組立及びこれらの主要部分(柱,横手方向部材など)と外
板との溶接。
その他指定された部分の溶接。
−a) 外板と外板との溶接。
B級及び B級及び 床板(波形鋼板を含む。)の溶接。
BF級 B級及び BF級 屋根構骨組の組立及びこれらの主要部分[た(垂)るき,縦けた(桁)
BF級 など]と屋根板との溶接。
外板と外板補強との溶接。
仕切類の組立及び溶接。
車体外部設備品の車体への溶接。
その他比較的重要な部分の溶接。
C級及び C級及び C級及び 電気機器ケース,防熱板などの溶接。
CF級 CF級 CF級 ねじの裏座類の溶接。
その他A級,AF級,B級及びBF級を除く一般部分の溶接。
注a) 普通鋼材の場合,接合面の腐食が強度面に影響を及ぼす部位のため,通常,スポット溶接は用いない。
b) アルミニウム合金材の場合,接合部位の強度を確保するため,通常,この部位にスポット溶接は用いない。

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