JIS K 6901:2008 液状不飽和ポリエステル樹脂試験方法 | ページ 11

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(I) ISの規定 (II) 国際規格番 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の
(IV) ISと国際規格との技術的差異
号 の項目ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
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表示箇所 : 本体
: 2
表示方法 : 点線の下線又は側線
008
項目番号 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 評価
2.引用規格 JIS K 1524他を追加 MOD/追加 JISとして必要規格を日本の顧客要求により追加した。
追加。
3.試験項目 密度,色数,酸価,水酸基価 − − − − − ISO規格は,各々独立した7規格か
など,13項目。 らなるので,試験項目一覧はない。
4.試験の一
般条件
4.1 試験場所の状態 − − − MOD/追加 JISとして必要な,一般要件を規定。
日光,紫外線及び熱線
の直射を受けない,な
どの規定を追加。
4.2 試料の採取方法 JISに同じ。 IDT − −
5.試験方法 5.1.1浮ひょう法 ISO 3675 − − MOD/追加 ISO 3675の規格内容をJISとして追
5.1密度 − 加した。ISO規格の次回見直し時の
改正提案を検討する。
5.1.2ピクノメータ法 ISO 1675 − − MOD/追加 ISO 1675の規格内容をJISとして追
加した。ISO規格の次回見直し時の

改正提案を検討する。
5.2色数 5.2.1ハーゼン色数法 ISO 2211 − − MOD/追加 ISO 2211の規格内容をJISとして追
− 加した。ISO規格の次回見直し時の
改正提案を検討する。
5.2.2ガードナー色数法 ISO 630 − − MOD/追加 ISO 4630の規格内容をJISとして追
− 加した。ISO規格の次回見直し時の
改正提案を検討する。
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(I) ISの規定 (II) 国際規格番 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の
(IV) ISと国際規格との技術的差異
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号 の項目ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
01 : 2
表示箇所 : 本体
0
表示方法 : 点線の下線又は側線
08
項目番号 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 評価
5.3酸価 5.3.1部分酸価(電位差滴定法) ISO 2114 310 JISとほぼ同じ。 MOD/追加 必要な試薬のJISを 実質的な技術的差異はない。
追加
5.3.2部分酸価(指示薬滴定法) JISとほぼ同じ。 MOD/選択 ISO規格の指示薬の 混合指示薬の方が,滴定終了の判定
ほかに,混合指示薬 が容易なため。実質的な差異はな
の使用も可とした。 い。
5.3.3全酸価(電位差滴定法) JISとほぼ同じ。 MOD/追加 必要な試薬のJISを 実質的な技術的差異はない。
追加
5.3.4全酸価(指示薬滴定法) JISとほぼ同じ。 MOD/選択 ISO規格の指示薬の 混合指示薬の方が,滴定終了の判定
ほかに,混合指示薬 が容易なため。実質的な差異はな
の使用も可とした。 い。
5.4水酸基 中和滴定法 ISO 2554 310 JISとほぼ同じ。 MOD/追加 必要な試薬のJISを 実質的な技術的差異はない。
価 追加
5.5粘度 ISO 2555
5.5.1ブルックフィールド形粘 26 − MOD/追加 ISO 1652及びISO 2555の規格内容
度計法 ISO 1252 210 をJISとして追加した。

ISO規格の次回見直し時の改正提
案を検討する。
対応国際規格はない。 ISO規格の次回見直し時の改正提
5.5.2泡粘度計法 − − − MOD/追加
案を検討する。
5.6揺変度 ブルックフィールド形粘度計 − − − MOD/追加 対応国際規格はない。 −

5.7 80 ℃ 5.7.1 A法 − A法 : 対応国際規格は 我が国で用いている方法も,使用可
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高温硬化特 ない。 能とした。
MOD/選択
9
性 5.7.2 B法 ISO 584 26 − ISO規格の次回見直し時の改正提
01 : 2
(発熱法) 案を検討する。
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(I) ISの規定 (II) 国際規格番 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の
(IV) ISと国際規格との技術的差異
号 の項目ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
901
表示箇所 : 本体
: 2
表示方法 : 点線の下線又は側線
008
項目番号 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 評価
5.8 130 ℃ 発熱法 ISO 14848 39 − ISO規格に規定以外 我が国で用いている熱電対も,使用
高温硬化特 の熱電対の使用も可 可能とした。
MOD/選択
性 とした。 ISO規格の次回見直し時の改正提
(発熱法) 案を検討する。
5.9 常温硬 発熱法 − − − 対応国際規格はない。 −
化特性 MOD/追加
(発熱法)
5.10 常温 5.10.1 A法 − A法 : 対応国際規格は B法の測定機は,我が国では入手が
ゲル化時間 ない。 困難である。
(凝固法) 我が国で有用な試験方法も使用可
MOD/選択
5.10.2 B法 ISO 2535 410 能とした。
ISO規格の次回見直し時の改正提
案を検討する。
5.11 揮発分 加熱減量法 − − − ISO規格の次回見直し時の改正提
対応国際規格はない。
MOD/追加
案を検討する。
5.12体積収 密度法 ISO 3521 39 JISとほぼ同じ。 硬化後の質量測定 蒸留水は,密度/温度の正確な価が
縮率 で,ISO規格のシリコ 判明しているため。実質的な差異は
MOD/選択 ーンオイル以外に, ない。
蒸留水の使用も可と
した。
5.13全塩素 5.13.1過酸化ナトリウム法 ISO 4615 28 JISとほぼ同じ。 MOD/追加 必要な試薬のJISを 実質的な技術的差異はない。
含有量 5.13.2酸素ガス法 追加
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
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備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
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― IDT·················· 技術的差異がない。
01 : 2
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/選択········· 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
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2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
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JIS K 6900:1994の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6901:2008の関連規格と引用規格一覧