JIS K 8882:2020 D(-)-マンニトール(試薬)

JIS K 8882:2020 規格概要

この規格 K8882は、試薬として用いるD(-)-マンニトールについて規定。

JISK8882 規格全文情報

規格番号
JIS K8882 
規格名称
D(-)-マンニトール(試薬)
規格名称英語訳
D(-)-Mannitol (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-11-01 改正日, 1985-03-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS K 8882:2020 PDF [12]
                                                                                   K 8882 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C6H14O6)・・・・[3]
  •  6.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 融点・・・・[4]
6.5 比旋光度寰α(ほう酸錯体) 4
D
  •  6.6 乾燥減量(105 ℃)・・・・[5]
  •  6.7 強熱残分(硫酸塩)・・・・[5]
  •  6.8 酸(CH3COOHとして)・・・・[6]
  •  6.9 塩化物(Cl)・・・・[7]
  •  6.10 硫酸塩(SO4)・・・・[7]
  •  6.11 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[8]
  •  6.12 還元糖(マンノースとして)・・・・[9]
  •  7 容器・・・・[10]
  •  8 表示・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8882 pdf 1] ―――――

K 8882 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8882:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年8月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8882:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8882 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
K 8882 : 2020

D(−)-マンニトール(試薬)

D(-)-Mannitol (Reagent)

                                                   C6H14O6       FW : 182.17

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるD(−)-マンニトールについて規定する。
注記 別名 : マンニット,オスミトール

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0063 化学製品の旋光度測定方法
JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8249 過よう素酸カリウム(試薬)
JIS K 8536 (+)-酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)

――――― [JIS K 8882 pdf 3] ―――――

2
K 8882 : 2020
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  D(−)-マンニトールは,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,グリセリンにやや溶けやすく,

エタノール(99.5)にやや溶けにくい。水溶液の比旋光度 0.5°である。
D

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 280 cm-1,1 418 cm-1,1 077 cm-1,
1 018 cm-1及び878 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117の5.2 b)(錠
剤法)による。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 8882 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8882 : 2020
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C6H14O6) 質量分率 % 99.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
融点 ℃ 165170 6.4
比旋光度寰 懿 ほう酸錯体)
D ° +22.0+25.0 6.5
乾燥減量(105 ℃) 質量分率 % 0.2以下 6.6
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.05以下 6.7
酸(CH3COOHとして) 質量分率 % 0.006以下 6.8
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.003以下 6.9
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005以下 6.10
鉛(Pb) 質量分率ppm 5以下 6.11
鉄(Fe) 質量分率ppm 5以下 6.11
還元糖(マンノースとして) 質量分率 % 0.05以下 6.12

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(C6H14O6)

  純度(C6H14O6)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) よう化カリウム JIS K 8913に規定するもの。
2) 過よう素酸カリウム溶液(2.8 g/L) JIS K 8249に規定する過よう素酸カリウム2.8 gをはかりとり,
水200 mLを加え,JIS K 8951に規定する硫酸20 mLを振り混ぜながら加えて溶かし,冷却後,水
を加えて1 000 mLにしたもの。
3) でんぷん溶液 JIS K 8659に規定する特級又は1級のでんぷん(溶性)1.0 gに水10 mLを加えてか
き混ぜながら熱水200 mL中に入れて溶かしたもの。これを約1分間煮沸した後に冷却する。冷所
に保存し,10日以内に使用する。
4) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 JIS K 8637に規定するチオ硫酸ナトリウム五水和物及びJIS K
8625に規定する炭酸ナトリウム又はJIS K 8051に規定する3-メチル-1-ブタノールを用い,JIS K
8001のJA.6.4 t) 2)(0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算したもの。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
・ 水浴 沸騰水浴として使用することができ,蒸発皿,ビーカーなどを載せられるもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.2 gを全量フラスコ200 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,水約50 mLを加えて溶かし,更
に水を標線まで加えて混合する。
2) 1)の溶液20 mL(試料量0.02 g)を共通すり合わせ三角フラスコ200 mLなどに正確にとり,過よう
素酸カリウム溶液(2.8 g/L)50 mLを正確に加え,沸騰水浴中で15分間加熱する。
3) 冷却後,よう化カリウム2.5 gを加え,栓をして振り混ぜて溶かし,直ちに5分間暗所に放置し,0.1
mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。
4) この場合,でんぷん溶液は,終点間際で液の色がうすい黄になったときに約0.5 mLを加える。
5) 終点は,液の青が消える点とする(滴定量a mL)。

――――― [JIS K 8882 pdf 5] ―――――

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JIS K 8882:2020の関連規格と引用規格一覧