JIS L 1015:2010 化学繊維ステープル試験方法 | ページ 11

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L 1015 : 2010
附属書D
(参考)
データ集
この附属書は,本体の規定に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
D.1 計算方法
D.1.1 開差率
開差率は,次の式によって算出する。
a b
Pb
b
ここに, Pb : 開差率(%)
a : 測定平均値
b : 表示値
D.1.2 変動率
変動率は,次の式によって算出する。
CV 100
ここに, CV : 変動率(%)
2
x x
n 1
n : 全測定回数
x : 各測定値
x : 全平均値
注記 は,次の式によって算出してもよい。
R
d2
ここに, : 標準偏差
R : Rの平均値
R : 測定値群中の最大値と最小値との差
d2 : 母標準偏差推定係数
d2は,表D.1の値を用いる。試料の大きさが0より大きいとき
は,適切な等しい大きさの小グループにランダムに区切ってR
を求める。
表D.1−母標準偏差推定係数
n' d2 n' d2 n' d2
2 1.128 7 2.704 12 3.258
3 1.693 8 2.847 13 3.336
4 2.059 9 2.970 14 3.407
5 2.326 10 3.078 15 3.472
6 2.534 11 3.173
注記 表中n' は,測定値群中の試料の大きさを示す。

――――― [JIS L 1015 pdf 51] ―――――

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L 1015 : 2010
D.1.3 乾湿強力比
乾湿強力比は,次の式によって算出する。
W
SR 100
D
ここに, SR : 乾湿強力比(%)
SD : 標準時引張強さ(N)
SW : 湿潤時引張強さ(N)
D.1.4 結節強力比
結節強力比は,次の式によって算出する。
SKD
SKR 100
D
ここに, SKR : 結節強力比(%)
SD : 標準時引張強さ(N)
SKD : 湿潤時結節強さ(N)
D.1.5 引掛強力比
引掛強力比は,次の式によって算出する。
LD
SLR 100
D
ここに, SLR : 引掛強力比(%)
SD : 標準時引張強さ(N)
SLD : 湿潤時引掛強さ(N)
D.2 試験回数の求め方
試験回数を別に決める場合は,次の方法によるのが適切である。試験回数は,各試験項目の変動率(%)
[標準偏差の推定値1) を平均値で除して100を乗じた値]及び必要とする精度2),確率によって,図D.1
又は図D.2を用いて求める。図D.1又は図D.2の用い方は,変動率と精度を結ぶ直線と試験回数との交点
を所定の確率の目盛から読み取り,整数位未満は切り上げる。
注1) 標準偏差の推定値の求め方は,JIS Z 9041-2に準じる。
2) 精度とは,問題とする平均値の差を平均値で除して100を乗じた値をいう。
参考文献 JIS Z 9041-2 データの統計的な解釈方法−第2部 : 平均と分散に関する検定方法と推定方法

――――― [JIS L 1015 pdf 52] ―――――

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L 1015 : 2010
図D.1−試験回数計算図表

――――― [JIS L 1015 pdf 53] ―――――

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L 1015 : 2010
図D.2−試験回数計算図表

JIS L 1015:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1973:1976(NEQ)
  • ISO 5079:1977(NEQ)
  • ISO 6989:1981(NEQ)
  • ISO 6989:1981(NEQ)

JIS L 1015:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1015:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0061:2001
化学製品の密度及び比重測定方法
JISK8034:2006
アセトン(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8103:2013
ジエチルエーテル(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8155:2017
塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8223:2016
過塩素酸(試薬)
JISK8230:2016
過酸化水素(試薬)
JISK8271:2007
キシレン(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8372:2013
酢酸ナトリウム(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8567:2018
硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8680:2006
トルエン(試薬)
JISK8799:2020
フェノールフタレイン(試薬)
JISK8858:2007
ベンゼン(試薬)
JISK8886:2008
無水酢酸(試薬)
JISK8891:2006
メタノール(試薬)
JISK8893:2020
メチルオレンジ(試薬)
JISK8937:2020
リグロイン(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8960:2008
硫酸アンモニウム(試薬)
JISK9701:2013
ヘプタン(試薬)
JISK9702:2014
ジメチルスルホキシド(試薬)
JISL0101:1978
テックス方式
JISL0105:2020
繊維製品の物理試験方法通則
JISL0204-1:1998
繊維用語(原料部門)―第1部:天然繊維
JISL0204-2:2010
繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
JISL0204-2:2020
繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
JISL0204-3:1998
繊維用語(原料部門)―第3部:天然繊維及び化学繊維を除く原料部門
JISL0208:2006
繊維用語―試験部門
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISZ8401:2019
数値の丸め方
JISZ8701:1999
色の表示方法―XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系
JISZ8722:2009
色の測定方法―反射及び透過物体色