JIS S 1038:1994 事務いす用キャスター

JIS S 1038:1994 規格概要

この規格 S1038は、事務いす用キャスターについて規定。ただし,ストップ付きのものは除く。

JISS1038 規格全文情報

規格番号
JIS S1038 
規格名称
事務いす用キャスター
規格名称英語訳
Castors for office chairs
制定年月日
1967年8月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.140
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1967-08-01 制定日, 1972-04-01 確認日, 1972-07-01 改正日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1983-12-01 確認日, 1988-08-01 改正日, 1994-06-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2006-05-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS S 1038:1994 PDF [10]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 1038-1994

事務いす用キャスター

Castors for office chairs

1. 適用範囲 この規格は,事務いす用キャスター(以下,キャスターという。)について規定する。ただ
し,ストッパ付きのものは除く。
備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参
考値である。
2. 種類,記号及び各部の名称
2.1 種類及び記号 種類及び記号は,次による。
(1) キャスターの車輪数による区分は,表1のとおりとする。
表1
車輪数による区分 記号
単輪キャスター V
双輪キャスター W
(2) キャスターの取付方法による区分は,表2のとおりとする。
表2
取付方法による区分 記号
ねじ込み形 S
リング形 R
2.2 各部の名称 キャスターの各部の名称は,図1による。

――――― [JIS S 1038 pdf 1] ―――――

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S 1038-1994
図1(例図)
番号 部品名称 番号 部品名称
1 本体 5 鋼球
2 上皿 6 車軸
3 主軸 7 リング
4 下皿 8 車輪
3. 性能 キャスターの性能は,8.によって試験を行い,表3の規定に適合しなければならない。
表3
項目 性能 試験方法
車輪の振れ 縦振れ,横振れ共に1.0mm以内であること。 8.(1)
耐荷重性 8.(2)
車輪は,復元性が良好で有害な き裂,離脱などがないこと。
荷重走行性能 円滑に作動し,有害な き裂,離脱などがないこと。 8.(3)
衝撃走行性能 円滑に作動し,各部に破損のないこと。 8.(4)
4. 構造及び加工
4.1 旋回部分の作動は,滑らかで,緩みが生じないよう確実に緊締されていなければならない。
4.2 車輪は,円滑に回転するように組み立てられていなければならない。

――――― [JIS S 1038 pdf 2] ―――――

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S 1038-1994
4.3 単輪キャスターの車軸は,本体に固定され,回転しないように加工されていなければならない。
4.4 主軸は,容易に本体から離脱しない構造でなければならない。
4.5 単輪キャスターにおける本体,上皿,及び下皿の鋼板は,呼び厚さ1.6mm以上のものとする。
4.6 鉄素地にめっきを施す場合は,JIS H 8617に規定する等級2級以上,又はJIS H 8610に規定する等
級2級以上とする。
5. 寸法 キャスターの主要寸法は,表4による。

――――― [JIS S 1038 pdf 3] ―――――

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S 1038-1994
表4
単位mm
種類 車輪 H Hの L E 主軸径 w wの t Bナ Bの 車軸 d2の
車輪数によ キャスター の呼 許容 d1 許容 ット 許容 径 許容
る区分 の取付方法 び外 差 差 の二 差 d2 差
による区分 径D 面幅
50 67 ±1.0 13以上 1722 M12×1.25 20以上 ±0.7 4以上 19
単輪キャス ねじ込み形 0 6以上 0
ター (V) (S) 71 −0.8 −0.2
015
リング形 50 67 20以上 11 −.0 20以上 − − − 6以上
(R)
50 64 ±1.0 13以上 1722 M12×1.25
双輪キャス ねじ込み形 9以上 ±0.7 4以上 19 0 6以上 0
ター (W) (S) 67 −0.8 −0.2
015
リング形 50 61 20以上 11 −.0 9以上 − − − 6以上
(R) 64
備考1. ねじ込み形のねじは,JIS B 0207の3級による。
2. 寸法w1は約20mm,t1は約4mm,d3は約15mmとする(参考値)。

――――― [JIS S 1038 pdf 4] ―――――

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S 1038-1994
6. 外観
(1) 仕上げは良好で,きず,ばりなどの欠点があってはならない。
(2) めっきは,下地及び素地の露出があってはならない。
7. 材料 キャスターに使用する材料は,表58に規定するもの,又はこれらと同等以上の品質をもつも
のとする。
(1) 金属材料 金属材料は,表5のとおりとする。
表5
規格番号 種類
JIS G 3101
JIS G 3131
JIS G 3141
JIS G 3505
JIS G 3506
JIS G 3522
JIS G 4305
JIS G 4801
JIS H 3100
JIS H 3130
JIS H 3260
JIS H 5301 亜鉛合金ダイカストに規定するZDC-2
JIS H 5302 アルミニウム合金ダイカストに規定するADC-12
鋼球 硬さHRC57以上
01
−.002
mm
直径の許容差 −.0
(2) ゴム材料
(a) はん用ゴムの物理的性質は,JIS K 6301によって試験を行い,表6のとおりとする。
表6
硬さ 引張強さ 伸び 耐油性(1)
Hs N/cm2 [{kgf/cm2}] % (体積変化率)%
80以上 883 [{90}] 以上 230以上 −10+15
注(1) IS K 6301の12.(浸せき試験)によって温度70℃±1K [{70±1℃}] の潤滑油No.1に
70時間浸せきしたときの体積変化率。
(b) ウレタンゴムの物理的性質は,JIS K 6301によって試験を行い,表7のとおりとする。
表7
硬さ 引張強さ 伸び 引裂強さ
Hs N/cm2 [{kgf/cm2}] % N/cm [{kgf/cm}]
70以上 1 961 [{200}] 以上 250以上 294 [{30}] 以上
(3) プラスチック材料 プラスチック材料の物理的性質は,次の試験方法によって行い,表8のとおりと
する。
JIS K 6810
JIS K 7202

――――― [JIS S 1038 pdf 5] ―――――

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