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ければならない。
d) 製作公差 収納間仕切りの製作公差は,コーディネーティングサイズに対して,表5による。
表 5 収納間仕切りの製作公差
単位 mm
方向 製作サイズの公差
間口方向 10
奥行方向 3
高さ方向 5
7. 試験
7.1 帆立部の衝撃抵抗性試験
帆立部の衝撃抵抗性試験は,収納間仕切りの背面を壁パネルとして使用
するものは,同製品を自立させ,また,床,壁,天井などに固定する形式のものは固定した後,図1に示
す方法によって,ひもの長さ2 mの先端に砂袋(15 kg,200 mmの直径)のおもりをつるす。おもりの下
端が床から1 200 mmの位置になるように垂直に垂らす。次いで,砂袋を垂直の位置から振り子状に移動
させる。砂袋の移動位置は,垂直時の下端の水平位置から250 mmの高さまで移動させる。その位置から
砂袋を5回自然落下を繰り返して,倒れ破壊などの危険性を確認する。
単位 mm
図 1 帆立部の衝撃抵抗性試験
7.2 安定性試験
安定性試験は,JIS S 1201に従い,使用可能な状態に組み立てられた収納部(以下,収
納部という。)を転倒させようとする力に耐える能力を備えていることを確認するために行う試験で,JIS S
1201の3.(試験装置及び試験条件)に従って,次の試験項目について行う。
7.2.1 力を加えない状態での安定性試験 力を加えない状態での収納部の安定性試験は,JIS S 1201の4.
(力を加えない状態での安定性)に従い,すべての部分を規定の状態にして1分間放置する試験で確認す
る。
7.2.2 可動部に力を加えた状態での安定性(垂直力)試験 可動部に力を加えた状態での収納部の安定性
試験は,JIS S 1201の5.[可動部分に力を加えたときの安定性(垂直力)]に従い,100 Nの垂直力を1分
間加える試験で確認する。
――――― [JIS A 4414 pdf 6] ―――――
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7.2.3 棚板に力を加えた状態での安定性(垂直力及び水平力)試験 7.2.2と同様に棚板に力を加えた状
態での収納部の安定性試験は,JIS S 1201の6.[オープン棚部の棚板に力を加えたときの安定性(垂直力
及び水平力)]に従い,棚板の所定の位置に水平力30 Nを1分間加える試験で確認する。
7.3 強度及び耐久性試験
強度及び耐久性試験は,JIS S 1200に従い,収納部の機能に即した正しい使用
及び通常起こり得る誤用を想定し,それらの状況に相当するおもり,力及び速度を試験品の様々な部分に
加え,材料,設計,構造又は製造工程に関係なく,性能を確認するために行う試験で,JIS S 1200の5.(一
般試験条件)及び6.(試験環境及び試験装置)に従い,次の試験項目について行う。
7.3.1 棚板
7.3.1.1 棚板支持部の強度試験 棚板支持部の強度試験は,JIS S 1200の7.1.1による。棚板上に載せるお
もりの質量及び鋼製衝撃板の種類は,表6のとおりとする。
表 6 棚板支持部の強度試験の載荷質量及び鋼製衝撃板の種類
収納部の種類 試験する以外の 鋼製衝撃板の種類
部分にかける 質量 幅 厚さ 長さ エネルギー
おもり kg mm N・m
試験区分 試験区分 試験区分
kg/dm2 2 3 4 2 3 4 mm mm 2 3 4
衣類用 0.5 0.75 1.1 48 70 10 200 0.74 1.08
食器用 1.1 1.7 70 109 1.08 1.66
書籍用 1.1 1.7 70 109 1.08 1.66
複合用 1.1 1.7 70 109 1.08 1.66
その他 1.1 1.7 70 109 1.08 1.66
7.3.1.2 棚板のたわみ試験 棚板のたわみ強度試験は,JIS S 1200の7.1.2による。棚板にかけるおもりは,
表7のとおりとする。
表 7 棚板のたわみ試験の棚板にかけるおもり
収納部の 試験おもり kg/dm2
種類 試験区分
2 3 4
衣類用 1 1.5
食器用 1.5 2
書籍用 1.5 2
複合用 1.5 2
その他 1.5 2
7.3.2 ハンガー用棒
7.3.2.1 ハンガー用棒の支持具強度試験 ハンガー用棒の支持具強度試験は,JIS S 1200の7.2.1に従い,
試験するハンガー用棒の長さ1 dm当たり質量4 kgのおもりを載せる試験で確認する。
7.3.2.2 ハンガー用棒のたわみ試験 ハンガー用棒のたわみ試験は,JIS S 1200の7.2.2に従い,試験する
ハンガー用棒の長さ1 dm当たり質量4 kgのおもりを載せる試験で確認する。
7.3.3 天板及び底板の強度試験 天板及び底板の強度試験は,JIS S 1200の7.3に従い,天板の強度につ
いては,床から天板上面までの高さ1 050 mm未満の場合は750 N,1 050 mm以上の場合は250 N,また,
底板の強度については,床上収納部の内法の高さに制限なしの場合は750 N,内法高さが1 050 mm未満の
場合は350 Nの力を加える試験で確認する。
7.3.4 開き戸
7.3.4.1 開き戸の垂直力試験 開き戸の垂直力試験は,JIS S 1200の8.1.1.1に従い,質量25 kgのおもり
――――― [JIS A 4414 pdf 7] ―――――
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を載せる試験で確認する。
7.3.4.2 開き戸の水平力試験 開き戸の水平力試験は,JIS S 1200の8.1.1.2に従い,60 Nの水平力を加え
る試験で確認する。
7.3.4.3 開き戸の耐久性試験 開き戸の耐久性試験は,JIS S 1200の8.1.2に従い,扉の裏表にそれぞれの
質量1.5 kgの二つのおもりを取り付けて,40 000回の開閉を繰り返す試験で確認する。
7.3.5 引戸及び巻き戸
7.3.5.1 引戸及び水平巻き戸の急速開閉試験 引戸及び水平巻き戸の急速開閉試験は,JIS S 1200の8.2.1
に従い,m2の値を3 kgとする試験で確認する。
7.3.5.2 引戸及び水平巻き戸の耐久性試験 引戸及び水平巻き戸の耐久性試験は,JIS S 1200の8.2.2に従
い,20 000回の開閉を繰り返す試験で確認する。
7.3.6 フラップ
7.3.6.1 フラップの強度試験 フラップの強度試験は,JIS S 1200の8.3.1に従い,200 Nの力を加える試
験で確認する。
7.3.6.2 フラップの耐久性試験 フラップの耐久性試験は,JIS S 1200の8.3.2に従い,10 000回の開閉を
繰り返す試験で確認する。
7.3.7 巻込み戸
7.3.7.1 巻込み戸の急速開閉試験 巻込み戸の急速開閉試験は,JIS S 1200の8.4.1に従い,上下両方向に
それぞれ30回の自由落下を繰り返す試験で確認する。
7.3.7.2 巻込み戸の耐久性試験 巻込み戸の耐久性試験は,JIS S 1200の8.4.2に従い,10 000回の開閉を
繰り返す試験で確認する。
7.3.8 引出し
7.3.8.1 引出し及びランナーの強度試験 引出し及びランナーの強度試験は,JIS S 1200の8.5.1に従い,
250 Nの力を加える試験で確認する。
7.3.8.2 引出し及びランナーの耐久性試験 引出し及びランナーの耐久性試験は,JIS S 1200の8.5.2に従
い,40 000回の開閉を繰り返す試験で確認する。
7.3.8.3 引出しの急速開閉試験 引出しの急速開閉試験は,JIS S 1200の8.5.3に従い,引出し内には容積
1 dm3当たり0.33 kgのおもりを入れて,引出しの重さが,5 kgのときは1.5 m/s,35 kgのときは1.0 m/sの
速度で,引出しの速度が調整された試験装置(附属書2参照)の試験で確認する。
7.3.8.4 引出しの底部の外れ試験 引出しの底部の外れ試験は,JIS S 1200の8.5.4に従い,60 Nの力を
加える試験で確認する。
7.3.9 構造及び骨組
7.3.9.1 構造及び骨組の強度試験 構造及び骨組の強度試験は,JIS S 1200の9.1に従い,300 Nの力を加
える試験で確認する。
7.3.9.2 壁取付具の強度試験 壁取付具の強度試験は,JIS S 1200の9.2に従い,すべての水平面に1 dm2
当たり2.25 kgのおもりを載せる試験で確認する。
7.4 表面処理試験
表面処理試験に用いる試験片は,供試体から木質系の場合は,長さ約150 mm,幅約
50 mm,鋼板の場合は,長さ約150 mm,幅約50 mm,鋼管の場合は,原形のまま,長さ約150 mmの大き
さのものをとる。ただし,供試体と同一生産条件で生産されたものでもよい。
なお,常温液体に対する試験片は除くものとする。
7.4.1 常温液体に対する表面処理抵抗試験 常温液体に対する表面処理抵抗試験は,JIS A 1531の規定に
――――― [JIS A 4414 pdf 8] ―――――
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よって,酢酸4.4 %,アンモニア10 %溶液,中性洗剤及び事務用インクの4種類の試験液を用いて,6
時間放置した後,試験液をふき取り,表面の異常の有無を調べる。
7.4.2 木部塗膜密着性試験 木部塗膜密着性試験は,試験片に,鋭利な刃物で,刃物が木質素地に達する
ように2 mm間隔で,相互に直交するようにけがき線を11本ずつ引き,1 mm×1 mmのます目を100個作
る。その上に,JIS Z 1522に規定する粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を
調べる。
7.4.3 金属部塗膜密着性試験 金属部塗膜密着性試験は,試験片に鋭利な刃物で,刃が金属素地に達する
ように1 mm間隔で,相互に直交するようにけがき線を11本ずつ引き,2 mm×2 mmのます目を100個作
る。その上に,JIS Z 1522に規定する粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を
調べる。
7.4.4 金属部塗膜防せい性試験 金属部塗膜防せい性試験は,試験片に,図2に示すように刃が金属素地
に達するようにきずを付け,3 %食塩水(1525 ℃)をビーカーに深さ約70 mm入れたものに,きずを
付けた試験片を約半分浸し,100時間経過後,浸せきしたままで,きずの両側3 mmの外側の膨れの有無,
及び引き上げて静かに水洗いした後,乾燥させ,きずの両側3 mmの外側のさびの有無を調べる。
単位 mm
図 2 金属部塗膜防せい性試験
7.4.5 金属部めっき厚さ試験 金属部めっき厚さ試験は,JIS H 8617の5.3(めっきの最小厚さ)又はJIS
H 8610の5.2(めっきの最小厚さ)の規定による。
7.5 絶縁抵抗耐電圧試験
7.5.1 絶縁抵抗試験 絶縁抵抗試験は,通常の使用状態で人体に触れる部分のうち,非充電金属部及び充
電金属部相互間の絶縁抵抗を500 V絶縁抵抗計で測定する。
7.5.2 耐電圧試験 耐電圧試験は,通常の使用状態で人体に触れる部分のうち,非充電金属部及び充電金
属部相互間に交流電圧1 000 Vを1分間加え,異常の有無を調べる。
8. 検査
8.1 形式検査
形式検査は,新規の設計製作による製品及び設計,材質,加工などの変更によって,新
規の設計製作とみなされる製品については,4.,5.,6.,9.及び10.の項目について行い,それぞれの規定に
適合しなければならない。
――――― [JIS A 4414 pdf 9] ―――――
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8.2 受渡検査
受渡検査は既に形式検査に合格したものと同じ設計製作による製品の受渡しに際して,
4.1,5.,6.及び9.の項目について行い,それぞれの規定に適合しなければならない。
9. 表示
9.1 製品に対する表示
製品には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製品のコーディネーションサイズ 間口(W)×奥行(D)×高さ(H)
b) 製造年月又はその略号
c) 製造業者名又はその略号
d) 収納部の種類及び性能レベル
例 衣類−W
e) 商品名
9.2 添付書類による表示
製品の添付書類には,附属書1に基づいた試験結果を表示することができる。
a) 遮音性
b) 地震時における耐転倒性
10. 取扱い上及び維持管理上の注意事項
製品には,取扱い上及び維持管理上の注意事項を添付しなけれ
ばならない。
a) 事故,補修及びメンテナンス時の連絡先
b) 収納物に対する注意事項
c) 使用材料に対する注意事項
1) 使用材料の材質
2) 製品に使用する構成材のホルムアルデヒド放散区分
例 構成材料
内装仕上げ部分 下地部分
ホルムアルデヒド 放散区分 ホルムアルデヒド 放散区分
発散建築材料 発散建築材料
化粧PB F☆☆☆☆ 化粧PB F☆☆☆☆
化粧合板 F☆☆☆☆ 接着剤 F☆☆☆
集成材 F☆☆☆☆ 塗料 F☆☆☆
化粧MDF F☆☆☆☆
――――― [JIS A 4414 pdf 10] ―――――
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JIS A 4414:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 4414:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1416:2000
- 実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法
- JISA1531:1998
- 家具―常温液体に対する表面抵抗の試験方法
- JISA5536:2015
- 床仕上げ材用接着剤
- JISA5549:2003
- 造作用接着剤
- JISA5905:2014
- 繊維板
- JISA5908:2015
- パーティクルボード
- JISA6901:2014
- せっこうボード製品
- JISA9510:2016
- 無機多孔質保温材
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK5961:2003
- 家庭用屋内木床塗料
- JISK5962:2003
- 家庭用木部金属部塗料
- JISK6903:2008
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板
- JISS1200:2012
- 家具―収納ユニット―強度及び耐久性試験方法
- JISS1201:1998
- 家具―収納ユニット―安定性の試験方法
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ2101:2009
- 木材の試験方法