JIS A 4417:2005 住宅用便所ユニット

JIS A 4417:2005 規格概要

この規格 A4417は、住宅に使用される便所ユニットについて規定。

JISA4417 規格全文情報

規格番号
JIS A4417 
規格名称
住宅用便所ユニット
規格名称英語訳
Toilet unit for dwellings
制定年月日
1980年2月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.140.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1980-02-01 制定日, 1985-04-01 確認日, 1990-07-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2005-11-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS A 4417:2005 PDF [11]
                                                                                   A 4417 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本住宅
設備システム協会(JHESA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 4417:1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,シックハウス問題に対応するため,ホルムアルデヒドの放散のおそれのある材料に関す
る部分の改正を主たる目的とし,更に JIS Z 8301の様式との整合及びSI単位への移行を行った。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 4417 pdf 1] ―――――

A 4417 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 材料・・・・[1]
  •  3.1 部材・・・・[1]
  •  3.2 部品・・・・[1]
  •  4. 構造・・・・[1]
  •  5. 寸法・・・・[2]
  •  6. 外観・・・・[2]
  •  7. 性能・・・・[2]
  •  7.1 機能・・・・[2]
  •  7.2 性能・・・・[3]
  •  8. 試験方法・・・・[3]
  •  8.1 材料,構造,外観及び機能・・・・[3]
  •  8.2 強度試験・・・・[3]
  •  8.3 配管の漏れ試験・・・・[4]
  •  8.4 通電・作動試験・・・・[4]
  •  8.5 電気絶縁試験・・・・[4]
  •  9. 検査・・・・[4]
  •  9.1 形式検査・・・・[4]
  •  9.2 製品検査・・・・[5]
  •  10. 表示・・・・[5]
  •  11. 取扱説明書及びカタログ・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 4417 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 4417 : 2005

住宅用便所ユニット

Toilet unit for dwellings

1. 適用範囲

 この規格は,住宅に使用される便所ユニット(1)(以下,ユニットという。)について規定す
る。
注(1) 便所ユニットとは,用便のための機能をもつ室形ユニットをいう。

2. 引用規格

 付表3に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

3. 材料

3.1 部材

 部材は,次による。
a) 化粧金属板は,付表1に規定の基準に適合しなければならない。
b) 合板は,日本農林規格に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規定値以下の
ものでなければならない。
c) ガラス繊維強化ポリエステル(以下,FRPという。)板は,付表2に規定の基準に適合しなければな
らない。
d) アルミ押出形材は,JIS H 4100の規定に適合しなければならない。
e) 鋼材は,JIS G 3101又はJIS G 3350の規定に適合しなければならない。
f) 鋼板は,JIS G 3141に,ステンレス鋼板は,JIS G 4305の規定に適合しなければならない。

3.2 部品

 部品は,次による。
a) 衛生陶器(便器,ロータンク及び手洗器)及び附属金具は,JIS A 5207による。
b) 大便器洗浄弁は,逆流防止器付きとしなければならない。
c) 給水栓は,JIS B 2061の規定に適合しなければならない。
d) 配管材料は,JIS A 4413の規定に適合しなければならない。
e) 電気製品は,電気用品安全法などの法規の基準に適合しなければならない。

4. 構造

 ユニットの構造は,次による。
a) ユニット組込み部品などは,表1による。

――――― [JIS A 4417 pdf 3] ―――――

2
A 4417 : 2005
表 1
組み込まれていることが望ましい部品
組み込まれていなければならない部品
水洗便器 コンセント
紙巻器
照明器具
手洗器(手洗器付ロータンクを含む。)
タオル掛け
b) 実用上,十分な耐力をもつ構造とする。
c) ユニットは,自立するか,又は建築く(躯)体に固定することによって安定し,かつ,振動に対して安
全な構造とする。
d) 金属板の端部,小ねじ穴など,さび又は腐食のおそれのある部分は,ユニットの内面に露出しない構
造とする。
e) 水に直接触れる木部は,防腐処理を施す。
f) 部材・部品は,通常,保守,点検及び修理又は交換が可能な構造とする。
g) 輸送,荷下ろしなどにおける振動及び衝撃に耐えられる構造とする。
h) 電気配線が接触又は貫通した金属部材が,人体に触れるおそれがある箇所は,漏電防止構造とする。
i) 部品は,室内での動作が円滑・安全にできるように配置されていなければならない。
j) 1時間に2回以上換気できる構造とする。
k) 床は清掃しやすい構造とする。

5. 寸法

 ユニットの寸法は,JIS A 0012による。

6. 外観

 ユニットの外観は,次による。
a) RP部 表面仕上げが良好で,き裂,欠け,ピンホール,色むら,変形などの著しい欠点があっては
ならない。
b) 金属部 金属部は,次による。
1) 表面仕上げが良好で,割れ,きず,さび,巣などの著しい欠点があってはならない。
2) 塗装部分は,はげ,むら,きず,さびなどの著しい欠点があってはならない。
3) めっき部分は,めっきはげなどの著しい欠点があってはならない。
4) さび止めを必要とする部分には,さび止めの処置が施されていなければならない。
c) その他 その他各部の外観は,著しい欠点がなく,かつ,著しい異臭があってはならない。

7. 性能

7.1 機能

 ユニットの機能は,次による。
a) 用便ができる。
b) 便の始末ができる。
c) 衣服を整える広さがある。
d) 便器の洗浄及び排水ができる。
e) 汚水の悪臭が逆流しない。
f) 1時間に2回以上換気ができる。
g) 出入口にドア(カーテンなどを含む。)がある。

――――― [JIS A 4417 pdf 4] ―――――

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A 4417 : 2005
h) ロック付きのドアの場合には,必要に応じて外部から開けられる。
i) 使用上支障のない照度をもつ。

7.2 性能

 ユニットは,完成品について,8.によって試験したとき,表2の規定に適合しなければならな
い。
表 2 性能
項目 性能 試験方法
強度 衝撃強さ 壁 8.2 a)
使用に支障のある変形,破損,ひび割れなどの欠
床 点を生じてはならない。 8.2 b)
たわみ 天井 最大たわみ量が10 mm以下。 8.2 c)
壁 最大たわみ量が7 mm以下。 8.2 d)
床 最大たわみ量が5 mm以下。 8.2 e)
配管の漏れ 便器及び給水・汚水管 漏れがあってはならない。 8.3
通電・作動 異常があってはならない。 8.4
電気絶縁性 絶縁抵抗 1M 坎 上。 8.5 a)
絶縁耐力 異常があってはならない。 8.5 b)

8. 試験方法

8.1 材料,構造,外観及び機能

 ユニットの材料,構造,外観及び機能について,3.,4.,6.及び7.1の各規
定に適合しているかどうかを調べる。

8.2 強度試験

 強度試験は,次による。
a) 壁に対する衝撃 直径約200 mmの布袋に乾燥した川砂を充てんして,総質量15 kgとした砂袋を,
図1のように,つり元から砂袋の重心までの距離が1 000 mmになるようにひもでつるす。次に,砂
袋を,ひもの角度が30°になるまで持ち上げた後,手放して内側表面に自然衝突させて衝撃を加える。
これを5回繰り返した後,裏打材の脱落,及び壁の表面に使用上支障のあるような変形,ひび割れ,
破損などが生じていないかどうかを調べる。
図 1 壁に対する衝撃
b) 床に対する衝撃 ユニットをコンクリートの床の上に置く。床の中央部に,図2に示す総質量7 kgの
砂袋(2)を,半球部を下にして1 000 mmの高さから自然落下させる。これを5回繰り返した後,床面
の変形,ひび割れ及び破損などが生じないかどうかを調べる。
注(2) 砂袋の半球部には,皮革製又はラバーの円周750780 mmのバスケットボール(検定球)を用
いる。

――――― [JIS A 4417 pdf 5] ―――――

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JIS A 4417:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4417:2005の関連規格と引用規格一覧