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JIS B 4236:1998 規格概要
この規格 B4236は、JIS B 1176に規定するねじの呼びがM3~M27の六角穴付きボルトに対応する座ぐり穴の加工に用いる,六角穴付きボルト用沈めフライスについて規定。
JISB4236 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4236
- 規格名称
- 六角穴付きボルト用沈めフライス
- 規格名称英語訳
- Milling cutters -- Counterbores for hexagon socket head bolts
- 制定年月日
- 1964年12月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1964-12-01 制定日, 1966-08-01 改正日, 1969-08-01 確認日, 1972-07-01 確認日, 1974-05-01 改正日, 1977-05-01 確認日, 1980-05-01 確認日, 1986-10-01 確認日, 1989-09-01 改正日, 1996-02-01 確認日, 1998-08-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4236:1998 PDF [7]
B 4236 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4236-1989は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 4236 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4236 : 1998
六角穴付きボルト用沈めフライス
Milling cutters−Counterbores for hexagon socket head bolts
序文 この規格は,1989年に第3版として発行されたJIS B 4236を,技術的内容を変更することなく,JIS
Z 8301(規格票の様式)に基づき,様式の変更をして作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS B 1176に規定するねじの呼びがM3M27の六角穴付きボルトに対応す
る座ぐり穴の加工に用いる,六角穴付きボルト用沈めフライス(以下,フライスという。)について規定す
る。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B -0172 フライス用語
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 1001 ボルト穴径及び座ぐり径
JIS B 1011 センタ穴
JIS B 1176 六角穴付きボルト
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 3301 モールステーパゲージ
JIS B 4003 モールステーパ部をもつシャンク及びソケット−形状・寸法
JIS B 4005 フライス用ストレートシャンク部−形状・寸法
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7540 Vブロック
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
――――― [JIS B 4236 pdf 2] ―――――
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B 4236 : 1998
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0101及びJIS B 0172による。
4. 種類 フライスの種類は,外径によって,シャンクの形状は(プレイン)ストレートシャンク(1),モ
ールステーパシャンクの2種類,モールステーパシャンクは全長との組合せによって,1形及び2形の2
種類とする。
注(1) 紛らわしくない場合は,括弧を付けた文字を省略してもよい。
5. 形状・寸法 フライスの形状及び寸法は,表1による。
表1 フライスの形状及び寸法
備考 図は,4枚刃のものを例として示す。
単位 mm
呼び 直径D パイロット径dp シャンク径d 全長 モールステ刃長 パイロット
L ーパ番号 l の長さ
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 1形 2形 1形 2形 lp
z9 e8 h8
M3 6.5 +0.078 3.2 −0.020 6 0 71 − − − 14 3
M 4 8 +0.042 4.3 −0.038 −0.018 85 4
M 5 9.5 5.3 8 0 80 95 18 5
M 6 11 +0.093 6.4 −0.025 −0.022 106 6
M 8 14 +0.050 8.4 −0.047 12 0 100 118 22 8
−0.027
M10 17.5 +0.103 10.5 −0.032 − − 140 170 2 2 25 10
+0.060 −0.059
M12 20 +0.125 13 190 12
(M14) 23 +0.073 15 150 212 3 30 14
M16 26 +0.140 17 180 236 3 35 16
(M18) 29 +0.088 19 −0.043 250 18
M20 32 +0.174 21 −0.073 190 280 4 40
(M22) 35 +0.112 23 300 20
M24 39 25 315 22
(M27) 43 +0.198 28 236 355 4 50 25
+0.136
――――― [JIS B 4236 pdf 3] ―――――
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B 4236 : 1998
単位 mm
備考1. 呼びは,六角穴付きボルトのねじの呼びと対応する。
2. パイロット径dpの基準寸法は,JIS B 1001に規定するボルト穴径の1級とする。
3. 直径D,シャンク径d,及びパイロット径dpの許容差は,JIS B 0401-2による。
4. 全長L,刃長l及びパイロットの長さlpの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。
5. センタ穴は,JIS B 1011による。
6. ストレートシャンクは,JIS B 4005に規定するプレインストレートシャンクとする。
7. モールステーパシャンクは,JIS B 4003による。
8. 呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。
6. 品質
6.1 外観 フライスの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,接合不良などの欠点がなく,仕上
げは良好でなければならない。
6.2 表面粗さ フライスの刃部の表面粗さは,8.1による試験を行ったとき,すくい面でJIS B 0601に規
定する1.60 刀愀 6.3 刀 下とする。
6.3 硬さ フライスの硬さは,8.2による試験を行ったとき,刃部の硬さは,63HRC以上又は772HV以
上とする。シャンクは,有害な変形又は損傷を起こさないよう適切な熱処理を施さなければならない。
6.4 振れ フライスの刃部の振れは,8.3による試験を行ったとき,表2による。
表2 刃部の振れの公差
単位 mm
呼び 振れの公差t
M 3 M 6 0.032
M 8 M18 0.040
M20 M27 0.050
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
7. 材料 フライスの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
なお,溶接フライスのシャンクの材料は,JIS G 4051に規定するS55C又はこれと同等以上の性能をも
つものとする。
8. 試験方法
8.1 表面粗さ フライスの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比
較測定する。
8.2 硬さ フライスの硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z 2245に規
定するロックウェル硬さ試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定でき
ない場合は,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定するビッカース硬
さ試験方法によって測定してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
――――― [JIS B 4236 pdf 4] ―――――
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B 4236 : 1998
8.3 振れ フライスの刃部の振れは,ストレートシャンクの場合は,図1のようにフライスを精密定盤
の上に置いたVブロックで支え,また,テーパシャンクの場合は,図2のようにフライスのシャンクを測
定用ゲージに挿入し,そのゲージの外周を精密定盤の上に置いたVブロックで支え,切れ刃に垂直にダイ
ヤルゲージを当て,矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値と
の差を測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.001mmダイヤルゲージとする。
3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。
4. 測定用ゲージは,テーパ穴をもち,その精度は,JIS B 3301による。測定用ゲージの外周の
真円度及びテーパ部と外周との同軸度は,それぞれ2 下とする。
5. 鋼球は,JIS B 1501による。
図1 フライスの刃部の振れの測定方法(ストレートシャンク)
図2 フライスの刃部の振れの測定方法(テーパシャンク)
9. 検査 フライスの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ5.及
び6.16.4の規定に適合しなければならない。
10. 製品の呼び方 フライスの呼び方は,名称,種類,呼び及び刃部の材料記号(2)による。
例1. ストレートシャンク六角穴付きボルト用沈めフライス 1形 M6 SKH51
例2. テーパシャンク六角穴付きボルト用沈めフライス 2形 M12 HSS-Co
注(2) 使用材料が,SKH51又はこれと同等以上の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等以上の
場合は,HSS-Coと呼んでもよい。
11. 表示
――――― [JIS B 4236 pdf 5] ―――――
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JIS B 4236:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4236:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0021:1998
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―幾何公差表示方式―形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式
- JISB0101:2013
- ねじ用語
- JISB0172:1993
- フライス用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB1001:1985
- ボルト穴径及びざぐり径
- JISB1011:1987
- センタ穴
- JISB1176:2014
- 六角穴付きボルト
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB3301:2008
- テーパゲージ―モールステーパ及びメトリックテーパ
- JISB4003:1999
- 工具用テーパシャンク部及びソケット―形状・寸法
- JISB4005:1998
- フライス用ストレートシャンク部―形状・寸法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7540:1972
- Vブロック
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法