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B 7957 : 2006
付表1 引用規格
JIS B 7551 フロート形面積流量計
JIS B 7952 大気中の二酸化硫黄自動計測器
JIS B 7953 大気中の窒素酸化物自動計測器
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS K 0001 標準物質−標準ガス−一酸化窒素
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0212 分析化学用語(光学部門)
JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8118 りん酸二水素カリウム(オキシダント測定用)(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8827 よう化カリウム(オキシダント測定用)(試薬)
JIS K 8828 りん酸水素二ナトリウム・12水(オキシダント測定用)(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 9005 りん酸(試薬)
JIS Z 8103 計測用語
参考 高圧ガスの安全取扱い方法については,高圧ガス保安法(昭和26年6月7日法律第204号)に
よる(参照 : 環境大気自動測定における高圧ガス管理取扱い手引き書,環境庁大気測定安全対
策委員会,昭和48年10月)。
環境大気中の光化学オキシダント濃度の測定については次のものがある。
環境大気測定機維持管理要綱(環境庁大気保全局 平成10年9月)
オキシダント自動計測器の動的校正マニュアル(環境庁大気保全局 昭和52年7月)
大気中の二酸化硫黄等の測定方法の改正について(環境庁大気保全局 平成8年10月25日)
関連規格 ISO 4226 Air quality−General aspects−Units of measurment
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9019 りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬)
――――― [JIS B 7957 pdf 11] ―――――
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B 7957 : 2006
附属書1(規定)計測器の種類及び測定範囲
1. 適用範囲
この附属書は,計測器の原理別種類及び測定範囲(以下,レンジという。)について規定す
る。
2. 計測器の種類及びレンジ 計測器の種類は原理別に分類し,個々の計測器のレンジは,附属書1表1
のとおりとする。
なお,レンジは,附属書1表1で示した間で適切なものを選ぶ。
附属書1表1 計測器の種類及びレンジ
計測器の種類 測定原理 レンジ ppm (1) 測定対象物質 備考
オゾン自動計測 紫外線吸収方式 00.1から05 オゾン 芳香族炭化水素,水分などの影響を無
器 化学発光方式 視できる場合又は影響を除去できる場
合に適用できる。
オキシダント自 吸光光度方式 00.2から00.5 オキシダント 二酸化硫黄などの影響を無視できる場
動計測器 合又は除去できる場合に適用できる。
注(1) このレンジ内で測定目的によって,適切に分割したレンジをもつ。
備考 オキシダント自動計測器における光化学オキシダント体積濃度の算出は,次による。
RNO 2 RNO
Aox Cox CNO 2 CNO
100 100
ここに,AOX : 光化学オキシダント体積濃度 [ppmO3(2) ]
COX : オキシダント体積濃度 (ppmO3)
CNO2 : 大気中の二酸化窒素体積濃度 (ppm)
CNO : 大気中の一酸化窒素体積濃度 (ppm)
RNO2 : 計測器の二酸化窒素に対する影響率 (%)
RNO : 計測器の一酸化窒素に対する影響率 (%)
なお,SO2スクラバを取り除いた場合には,一酸化窒素の影響は無視できる。
(2) pmO3とは,オゾン換算値をいう。
――――― [JIS B 7957 pdf 12] ―――――
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B 7957 : 2006
附属書2(規定)紫外線吸光光度計によるオゾン濃度の値付け方法
1. 適用範囲
この附属書は,大気中のオゾン自動計測器,オキシダント自動計測器の校正及び試験に用
いるオゾンの濃度を値付けする方法について規定する。
2. 原理 紫外吸光光度計を用いて,既知のセル長における253.7 nmでの吸光度を測定し,オゾンの吸光
係数から附属書2の5.に規定する式によってオゾンの濃度を求める。
なお,紫外吸光光度計は,オゾン濃度の値付け専用機として実験室において十分に精度管理された状態
で維持されているものを用いる。
3. 構成
3.1 オゾン発生装置 オゾン発生装置は,ゼロガス,流量調整弁,オゾン発生器などで構成する。装置
の構成例を,附属書2図1に示す。
附属書2図1 オゾン発生装置の構成例
a) ゼロガス ゼロガスは,高圧容器詰めの高純度空気又はJIS K 0055の4.(校正用ガス)によるものを
用いる。
b) オゾン発生器 オゾン発生器は,水銀放電管を用いて一定濃度及び必要な量のオゾンを発生できるも
ので,オゾン発生に使用する空気は,a)で規定したゼロガスを用いる。
c) 流量調整部 流量調整部は,使用期間中,安定した流量を保持可能なものを用いる。濃度可変オゾン
発生器が利用可能でない場合,ゼロガスでオゾンを適切に薄める流路を追加する。
なお,流量計の値は,オゾンの濃度の計算には使用しないが,オゾンのおおむねの濃度を求めるた
めなどに用いる。
d) マニホールド マニホールドは,ほうけい酸ガラス及びふっ素系樹脂のように,オゾンに不活性な材
質のものを用いる。
3.2 紫外吸光光度計 オゾン濃度の値付け用紫外吸光光度計は,吸収セル,光学フィルタ,検出器など
で構成する。装置の構成例を,附属書2図2に示す。
――――― [JIS B 7957 pdf 13] ―――――
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B 7957 : 2006
附属書2図2 オゾン濃度値付け用紫外線吸光光度計の構成例
a) 吸収セル 吸収セルは,単光路又は復光路のものがあり,セルの光路長は,±0.5 %の正確さで測定さ
れているものを用いる。ガス接触面は,オゾンの損失を最小限にするような材質のものを用いる。
b) 光学フィルタ 光学フィルタは,吸収セル内でのオゾンの発生を防止するために,185 nmの波長をカ
ットし,計測に用いる253.7 nmの波長を通過させるもので,石英窓などを用いる。
c) 検出器 検出器は,波長253.7 nmの透過率を計測可能で,他の波長域の影響を0.5 %未満としたもの
で,セシウムテルル光電管などを用いる。
d) 温度・圧力指示計 温度・圧力指示計は,吸収セル内の温度及び圧力をそれぞれ±0.5 ℃,±0.2 kPa
で計測可能なものを用いる。
e) 吸引ポンプ 吸引ポンプは,試料ガスを吸収セルに導入するために用いる。通常,毎分2 L程度で吸
引できるもの。
4. 操作 操作は,次による。
a) オゾン発生装置及び紫外吸光光度計を接続し,暖機運転する。
なお,設置する室内は,周囲温度の影響を小さくするために温度管理しておく。
b) ガス発生流量はマニホールドからの排気流量が紫外吸光光度計の総吸引流量の20 %以上となるよう
に調節する。
c) ゼロガスを導入し,指示値が安定した後,紫外線光光度計のゼロ調節を行う。
d) オゾンを発生させ,紫外線吸光光度計に導入する。指示値が安定した後,指示値を記録する。紫外吸
光光度計の吸収セル内の温度及び圧力の記録をとる。
e) 附属書2の5.に規定する式によってオゾンの濃度を計算する。
備考1. a) e)の手順を繰り返し行い,値付けの精度を見積ることができる。
2. 精度を上げるために,紫外吸光光度計の吸収セル表面におけるオゾンの損失量を求め,補正
する。
3. これらの操作の再現性は,信頼度95 %で5 %以下であり,濃度の正確さは±4 %である。
5. オゾン濃度の計算 紫外吸光光度計による基準状態 (Tref ℃,101.325 kPa) におけるオゾン濃度の計算
は,次の式による。
101.325 (T 273)2. In(I / I0 )
1
Cref 5
P (Tref 273)2. .144 10 d
ここに, 最一
Cref : 基準状態におけるオゾン濃度 (
d : 吸収セル長 (m)
I/I0 : 透過率
――――― [JIS B 7957 pdf 14] ―――――
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B 7957 : 2006
P : 吸収セル内の圧力 (kPa)
T : 吸収セル内の温度 (℃)
Tref : 基準温度 (℃)
1.44×10−5 : オゾンの吸光係数 (m2/最
備考 オゾンの質量濃度及び体積濃度の換算は,次による。
1 mg/m3= (1/2.141) pm(0 ℃,101.325 kPaにおいて)
1 mg/m3= (1/1.995) pm(20 ℃,101.325 kPaにおいて)
1 mg/m3= (1/1.962) pm(25 ℃,101.325 kPaにおいて)
――――― [JIS B 7957 pdf 15] ―――――
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JIS B 7957:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10313:1993(MOD)
- ISO 13964:1998(MOD)
- ISO 13964:1998(MOD)
JIS B 7957:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7957:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7551:1999
- フロート形面積流量計
- JISB7952:2004
- 大気中の二酸化硫黄自動計測器
- JISB7953:2004
- 大気中の窒素酸化物自動計測器
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISK0001:1998
- 標準物質 ― 標準ガス ― 一酸化窒素
- JISK0055:2002
- ガス分析装置校正方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0212:2016
- 分析化学用語(光学部門)
- JISK0213:2014
- 分析化学用語(電気化学部門)
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8118:2004
- りん酸二水素カリウム(オキシダント測定用)(試薬)
- JISK8118:2021
- りん酸二水素カリウム(オキシダント測定用)(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8827:2004
- よう化カリウム(オキシダント測定用)(試薬)
- JISK8828:2004
- りん酸水素二ナトリウム・12水(オキシダント測定用)(試薬)
- JISK8920:2008
- よう素(試薬)
- JISK9005:2006
- りん酸(試薬)
- JISZ8103:2019
- 計測用語