JIS B 8445:2016 ロボット及びロボティックデバイス―生活支援ロボットの安全要求事項 | ページ 13

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B 8445 : 2016 (ISO 13482 : 2014)
表A.1−生活支援ロボットの危険源(続き)
番 危険源の種別 危険源分析 関連する安 注記
号 危険源 潜在的結果 全要求事項
の箇条
27. 有害な振動 有害な振動レベル けん(腱)の炎症,腰痛, 5.7.2
不快感,神経症,関節炎,
乗物酔い,及びその他の
振動関連の傷害
28. 振動による,ディスプレユーザの正しくない行 5.7.2
イの読み取りやすさの低動,又はユーザが制御を
下 失うことで生じる有害な
事象
29. 有害物質及び 生活支援ロボットから放やけど,炎症,感作 5.7.3
流動体 出された有害物質,流動
体(作動油など)との接

30. 生活支援ロボットの放出感作,炎症,窒息,失明 5.7.3
する揮発性溶媒,煙
31. ロボット表面との接触に炎症,感作 5.7.3
よるアレルギー反応
32. 危険な環境条 高いレベルのじんあい 火災,その他の危険源 5.15 次のようなところで生活
件 支援ロボットを運転する
意図がある場合に検討す
る。
− 家庭内環境
− 大量の粉体又は細か
い粒状物質があると
ころ(キッチンなど)
− ロボットの保守点検
の間隔を長期間とっ
て運転するように意
図されている場合
33. 砂 鋭利な端部を形成するす 5.15 生活支援ロボットを屋外
りそ()がれた表面, 環境で運転するように意
不安全な姿勢・配置の原 図されている場合に検討
因となる可動部のジャミ する。
ング,衝突の原因となる
制動性能の低下
34. 生活支援ロボットの雪,可動部のジャミング,短 5.15 生活支援ロボットを冬の
氷などへの暴露 絡危険源,センサの干渉 環境又は寒帯で運転する
による正しくない動作, ように意図されている場
その他の危険源 合に検討する。
35. 生活支援ロボットの水,機能不良,火災,出力低 5.15 生活支援ロボットを大
水蒸気への暴露 下の原因となる短絡 洋,海又は他の塩水域近
くの屋外環境(又はボー
ト上若しくは船上)で運
転するように意図されて
いる場合に検討する。

――――― [JIS B 8445 pdf 61] ―――――

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B 8445 : 2016 (ISO 13482 : 2014)
表A.1−生活支援ロボットの危険源(続き)
番 危険源の種別 危険源分析 関連する安 注記
号 危険源 潜在的結果 全要求事項
の箇条
36. 危険な環境条 ロボットの塩水環境又は構造故障,その他,腐食 5.15 生活支援ロボットを大
件 塩水噴霧(例えば,海洋誘起機能故障を原因とす 洋,海又は他の塩水域近
又は海岸環境)への暴露る危険源,電池・動力装 くの屋外環境(又はボー
置の故障,短絡の危険源 ト上若しくは船上)で運
転するように意図されて
いる場合に検討する。
37. 極端な温度 高温表面 やけど,ストレス,不快 5.7.4

38. 低温表面 やけど,凍そう(瘡),ス 5.7.4
トレス,不快感
39. ディスプレイの読み取り正しくないユーザの行動 5.7.4
やすさの低下 又はユーザが制御を失う
ことによって生じる有害
事象
40. 有害な非電離 ロボットが有害な非コヒやけど,眼の外傷 5.7.5
放射 ーレント光線(レーザ)
を発する。
41. ロボットが有害なコヒー眼の外傷(盲点,全盲) 5.7.5 人間装着型身体アシスト
レント光線(レーザ)を ロボットには適用しな
発する。 い。
42. ロボットが有害なレベル医療インプラント・装置この規格の
のEMIを発する。 への有害な作用,外部の対象外。関
機械,電子装置への有害連要求事項
な作用,インフラ制御シについては
ステム(例えば,輸送,EMC規格
配電,照明システム,電(例えば,
気通信)への有害な作用IEC 61000
規格群)を
参照
43. 有害な電離放 ロボットが有害なレベル放射線病,生殖機能への 5.7.6 電離放射線源は,ロボッ
射線 の電離放射線を発する。影響,突然変異 トの意図した用途に対
し,代用可能なものがな
い限り,生活支援ロボッ
トには使用しないことが
望ましい。
電離放射線の使用につい
ては全て,個別なリスク
アセスメントを受けるこ
とが望ましい。
44. EMI・EMCの 外部からのEMIによる安 機能ごとに定義 5.8 生活支援ロボットの全て
危険源 全機能の喪失 の安全機能について検討
する。

――――― [JIS B 8445 pdf 62] ―――――

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B 8445 : 2016 (ISO 13482 : 2014)
表A.1−生活支援ロボットの危険源(続き)
番 危険源の種別 危険源分析 関連する安 注記
号 危険源 潜在的結果 全要求事項
の箇条
45. EMI・EMCの 外部からのEMIに誘発さ 機能ごとに定義 5.8 生活支援ロボットの全て
危険源 れた,機能の偶発的な作 の機能(アプリケーショ
動 ン・サービス機能及び安
全機能の両方)について
検討する。
結果及び影響を受ける領
域は,機能的危険源分析
(番号78.参照)によって
決めたとおりにする。
46. 外部からのEMIに誘発さ 押し潰し,閉込み,衝撃, 5.8
れた,生活支援ロボット衝突,切断,断裂
の危険な動作(例えば,
暴走,意図しないアーム
の動き)
47. 外部からのEMIに誘発さ 押し潰し,閉込み,衝撃, 5.8
れた,安全ではないロボ切断,断裂,火災,やけ
ットの状態 ど
48. ストレス,姿勢ロボットの運転に要求さ筋骨格の不調 5.9.2
及び使用法に れる無理な姿勢
49. よる危険源 身体的不快感の原因とな過労,筋肉硬直 5.9.2 過労は,不快なレベルの
る運転環境 音・騒音,光,熱,又は
その他の要素への恒常的
暴露が原因のことがあ
る。
50. ユーザの身体サイズに対無理な姿勢,ユーザの疲 5.9
する正しくない思い込み労,筋肉傷害・不調
51. 貧弱なユーザインタフェユーザの生活支援ロボッ 5.9.3
ース設計,表示器及び画トへの誤解による不快感
像指示器の位置
52. 危険な状況でのユーザの 5.9.3 ユーザインタフェースを
反応遅れ 介してユーザにタイムリ
ーな操作を要求する,全
ての安全機能について検
討する。
53. 誤検知によってアラーム 5.9.3
が多すぎて,ユーザにア
ラームの無視,スイッチ
オフの行動を引き起こ
し,そのためにアラーム
信号への対応不履行へつ
な(繋)がる。
54. 制御と表示との関係が分 5.9.3 ユーザの体調が悪化して
かりにくく,そのために いる場合は,ユーザの能
ユーザの反応が誤った・ 力が変化することにも配
適切なものとなる。 慮しなければならない。

――――― [JIS B 8445 pdf 63] ―――――

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B 8445 : 2016 (ISO 13482 : 2014)
表A.1−生活支援ロボットの危険源(続き)
番 危険源の種別 危険源分析 関連する安 注記
号 危険源 潜在的結果 全要求事項
の箇条
55. ストレス,姿勢生活支援ロボットの貧弱ヒューマンエラーの結果 5.9
及び使用法に な視認性 として,その他の危険源
よる危険源 が発生
56. ロボットの動 5.10.2
機械的な不安定性(転倒, 押し潰し,閉込み,負荷
作による危険 転落,過度の傾き) の落下
57. 源 機械的な不安定性−荷重押し潰し,閉込み,負荷 5.10.2
取扱中の転倒 の落下
58. 移動の不安定性−基本の押し潰し,閉込み,切断・5.10.3 基本の行動パターンは,
行動パターンでの横転 断裂,負荷の落下 次のものを含む。
59. 移動の不安定性−基本の衝突,負荷の落下,環境 5.10.3 − 前進・後退移動
行動パターンでの暴走 の損傷 − 回転
− ターン・Uターン
− 加速
− 減速
人間装着型身体アシスト
ロボットには適用しな
い。
60. 移動の不安定性−搭乗者押し潰し,閉込み,切断・5.10.3 搭乗型ロボットにだけ適
の位置が悪いことによる断裂,負荷の落下 用
横転
61. 負荷運搬中の不安定性−環境の損傷,有害物質の 5.10.4
タスク実行中に安全関連放出,やけど(高温流体
物体が転落又は落下 の場合),切断・断裂(鋭
利な物体の場合)
62. 衝突時の不安定性−衝突押し潰し,閉込み,切断・5.10.5 人間装着型身体アシスト
後の横転又は転倒 断裂,負荷の落下 ロボットには適用しな
い。
63. 衝突時の不安定性−衝突衝突,負荷の落下,環境 5.10.5 人間装着型身体アシスト
後の暴走 の損傷 ロボットには適用しな
い。
64. 衝突後の本体部品の脱落押し潰し,閉込み 5.10.5
65. 人間装着型身体アシスト押し潰し,閉込み,衝撃 5.10.6 人間装着型身体アシスト
ロボット装着中の不安定傷害 ロボットにだけ適用

66. 人間装着型身体アシスト押し潰し,閉込み, 5.10.6 人間装着型身体アシスト
ロボット取外し中の不安 ロボットにだけ適用
定性
67. 搭乗者乗降時の横転 搭乗者が転落し,傷害, 5.10.7 搭乗型ロボットにだけ適
押し潰し,閉込みを被る。 用
68. 搭乗者乗降時の暴走 搭乗者が転落し,傷害, 5.10.7 搭乗型ロボットにだけ適
押し潰し,閉込みを被る。 用

――――― [JIS B 8445 pdf 64] ―――――

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B 8445 : 2016 (ISO 13482 : 2014)
表A.1−生活支援ロボットの危険源(続き)
番 危険源の種別 危険源分析 関連する安 注記
号 危険源 潜在的結果 全要求事項
の箇条
69. 安全関連障害 安全関連物体との衝突 鈍的外傷,切断・断裂 5.10.8 人間装着型身体アシスト
物との衝突 ロボットには適用しな
い。
70. 飼育動物との衝突 動物の死傷 5.10.8 動物の反応には,次のも
のが含まれる。
パニック状態に陥った動 − 動物がロボットにか
物が人を傷付け,又は環 み付く。
境に損害を与える。 − 動物がロボットを踏
みつける。
− 動物がロボットを恐
れて逃げる。
− 動物がロボットの存
在に衝撃又は苦痛を
受ける。
− ロボットのタスク行
動で動物が怪我をす
る。
人間装着型身体アシスト
ロボットには適用しな
い。
71. 他のロボットとの衝突 押し潰し,閉込み,負荷 5.10.8 人間装着型身体アシスト
の落下 ロボットには適用しな
い。
72. 壊れやすい安全関連物体環境の損傷,負荷の落下,5.10.8 人間装着型身体アシスト
との衝突 有害物質の放出,やけど ロボットには適用しな
(高温流体の場合),切 い。
断・断裂(鋭利な安全関
連物体の場合)
73. 壁,恒久的・動かせない環境の損傷,負荷の落下,5.10.8 人間装着型身体アシスト
障壁との衝突 有害物質の放出,やけど ロボットには適用しな
(高温流体の場合),切 い。
断・断裂(鋭利な安全関
連物体の場合)
74. 活動空間内での安全関連安全関連物体との衝突 5.10.9 全ての機能及びタスクに
物体の検知失敗 (番号69.参照) ついて検討する(サービ
ス・アプリケーション関
連及び安全関連)。
人間装着型身体アシスト
ロボットには適用しな
い。

――――― [JIS B 8445 pdf 65] ―――――

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JIS B 8445:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13482:2014(IDT)

JIS B 8445:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8445:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0134:2015
ロボット及びロボティックデバイス―用語
JISB8361:2013
油圧―システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項
JISB8370:2013
空気圧―システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項
JISB8433-1:2015
ロボット及びロボティックデバイス―産業用ロボットのための安全要求事項―第1部:ロボット
JISB8433-2:2015
ロボット及びロボティックデバイス―産業用ロボットのための安全要求事項―第2部:ロボットシステム及びインテグレーション
JISB9703:2019
機械類の安全性―非常停止機能―設計原則
JISB9705-1:2019
機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部:設計のための一般原則
JISB9710:2019
機械類の安全性―ガードと共同するインターロック装置―設計及び選択のための原則
JISB9711:2002
機械類の安全性―人体部位が押しつぶされることを回避するための最小すきま
JISB9714:2006
機械類の安全性―予期しない起動の防止
JISB9715:2013
機械類の安全性―人体部位の接近速度に基づく安全防護物の位置決め
JISB9716:2019
機械類の安全性―ガード―固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事項
JISB9718:2013
機械類の安全性―危険区域に上肢及び下肢が到達することを防止するための安全距離
JISB9960-1:2019
機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
JISC0365:2007
感電保護―設備及び機器の共通事項
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC6802:2014
レーザ製品の安全基準
JISC7550:2011
ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性
JISC9335-1:2014
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
JISC9335-2-29:2019
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-29部:バッテリチャージャの個別要求事項
JISZ8737-2:2000
音響―作業位置及び他の指定位置における機械騒音の放射音圧レベルの測定方法―第2部:現場における簡易測定方法
JISZ9101:2018
図記号―安全色及び安全標識―安全標識及び安全マーキングのデザイン通則