JIS C 1010-2-30:2019 測定用,制御用及び試験室用電気機器の安全性―第2-30部:試験回路又は測定回路をもつ機器に対する個別要求事項 | ページ 5

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C 1010-2-30 : 2019
a) 表K.102表K.104の該当する試験電圧を用いた5秒以上の6.8.3.1の交流電圧試験,6.8.3.3のインパ
ルス電圧試験,又は直流だけのストレスを受ける測定回路に対して,5秒以上の6.8.3.2の直流電圧試
験。
直流試験電圧は,交流実効値試験電圧に2を乗じた値とする。
b) 表K.105の該当する試験電圧を用いた1分以上の6.8.3.1の交流電圧試験,又は直流だけのストレスを
受ける測定回路に対して,6.8.3.2の1分以上の直流電圧試験。
注記 試験a)は,過渡過電圧の影響を確認し,試験b)は,固体絶縁の長期ストレスの影響を確認す
る。
固体絶縁は,該当する場合には,次の要求事項も満たさなければならない。
1) 外装又は保護用バリアとして用いる固体絶縁は,箇条8の要求事項
2) 成型部分及び含浸部分は,K.101.4.2の要求事項
3) プリント配線板の絶縁層は,K.101.4.3の要求事項
4) 薄膜絶縁は,K.101.4.4の要求事項
適合性は,該当する場合には,K.101.4.2K.101.4.4,及び箇条8によって確認する。
表K.102−測定カテゴリIIの測定回路における固体絶縁の電気的強度を試験するための電圧
単位 V
測定する主電源の公称ライン 試験電圧
対中性点間電圧(U) 5秒間交流電圧試験 インパルス電圧試験
交流実効値又は直流 実効値 ピーク値
基礎絶縁及び 強化絶縁 基礎絶縁及び 強化絶縁
補強絶縁 補強絶縁
U≦ 150 840 1 390 1 550 2 500
150 300 600 1 000 注a) 直流電圧だけに適用する。
表K.103−測定カテゴリIIIの測定回路における固体絶縁の電気的強度を試験するための電圧
単位 V
測定する主電源の公称ライン 試験電圧
対中性点間電圧(U) 5秒間交流電圧試験 インパルス電圧試験
交流実効値又は直流 実効値 ピーク値
基礎絶縁及び 強化絶縁 基礎絶縁及び 強化絶縁
補強絶縁 補強絶縁
U≦ 150 1 390 2 210 2 500 4 000
150 300 600 1 000 注a) 直流電圧だけに適用する。

――――― [JIS C 1010-2-30 pdf 21] ―――――

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表K.104−測定カテゴリIVの測定回路における固体絶縁の電気的強度を試験するための電圧
単位 V
測定する主電源の公称ライン 試験電圧
対中性点間電圧(U) 5秒間交流電圧試験 インパルス電圧試験
交流実効値又は直流 実効値 ピーク値
基礎絶縁及び 強化絶縁 基礎絶縁及び 強化絶縁
補強絶縁 補強絶縁
U≦ 150 2 210 3 510 4 000 6 400
150 300 600 1 000 注a) 直流電圧だけに適用する。
表K.105−測定回路における固体絶縁の長期間ストレスを試験するための電圧
単位 V
測定する主電源の公称ライン 試験電圧
対中性点間電圧(U) 1分間交流電圧試験 1分間直流電圧試験
交流実効値又は直流 実効値
基礎絶縁及び 強化絶縁 基礎絶縁及び 強化絶縁
補強絶縁 補強絶縁
U≦ 150 1 350 2 700 1 900 3 800
150 300 600 1 000 注a) 直流電圧だけに適用する。
K.101.4.2 成型部分及び含浸部分
基礎絶縁,補強絶縁及び強化絶縁のために,一体成型した同じ二つの層間にある導体は,成型した後,
表K.9の該当する最小距離以上で分離しなければならない(図K.1のL参照)。
適合性は,検査,及び分離部分の測定又は製造業者の仕様の検査のいずれかによって確認する。
K.101.4.3 プリント配線板の絶縁層
基礎絶縁,補強絶縁及び強化絶縁のために,同じ二つの層間にある導体は,表K.9の該当する最小距離
以上で分離しなければならない(図K.2のL参照)。
適合性は,検査,及び分離部分の測定又は製造業者の仕様の検査のいずれかによって確認する。
プリント配線板の絶縁層の強化絶縁は,それぞれの層に,適切な電気的強度がなければならない。次の
いずれかの方法を用いなければならない。
a) 絶縁の厚さは,表K.9の該当する値以上である。
適合性は,検査,及び分離部分の測定又は製造業者の仕様の検査のいずれかによって確認する。
b) 絶縁は,プリント配線板材料の二つ以上の分離層で構成し,各分離層の電気的強度に対する材料製造
業者による定格は,表K.102表K.104の基礎絶縁に対する該当する試験電圧以上である。
適合性は,製造業者の仕様の検査によって確認する。
c) 絶縁は,プリント配線板材料の二つ以上の分離層で構成し,組み合わせた分離層の電気的強度に対す

――――― [JIS C 1010-2-30 pdf 22] ―――――

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る材料製造業者による定格は,表K.102表K.104の強化絶縁に対する該当する試験電圧以上である。
適合性は,製造業者の仕様の検査によって確認する。
K.101.4.4 薄膜絶縁
基礎絶縁,補強絶縁及び強化絶縁のために,同じ二つの層間にある導体は,K.101.2及びK.101.3の該当
する空間距離及び沿面距離以上で分離しなければならない(図K.3のL参照)。
適合性は,検査,及び分離部分の測定又は製造業者の仕様の検査のいずれかによって確認する。
薄膜絶縁の層からなる強化絶縁は,適切な電気的強度がなければならない。次のいずれかの方法を用い
なければならない。
a) 絶縁の厚さは,表K.9の該当する値以上である。
適合性は,検査,及び分離部分の測定又は製造業者の仕様の検査のいずれかによって確認する。
b) 絶縁は,薄膜材料の二つ以上の分離層で構成し,各分離層の電気的強度に対する材料製造業者による
定格は,表K.102表K.104の基礎絶縁に対する該当する試験電圧以上である。
適合性は,製造業者の仕様の検査によって確認する。
c) 絶縁は,薄膜材料の三つ以上の分離層で構成し,いずれの二つの組合せの分離層も,適切な電気的強
度を示すために試験してある。
適合性は,表K.102表K.104の強化絶縁に対する該当する試験電圧を,二つの層に印加する1分
間の6.8.3.1の交流電圧試験によって確認する。
この試験の目的のために,材料を二層で構成する特別なサンプルを用いてもよい。
K.102 過電圧制限デバイスの使用による過渡過電圧の低減
回路又は部品の組合せで回路内の過渡過電圧を制限することがある。このような用途に使用できる部品
には,バリスタ及びガス封入サージアレスタを含む。
過電圧制限デバイス又は回路が,それに続く回路の空間距離を短縮できるように,過渡過電圧を低減す
ることを意図している場合に,次の両方の観点を考慮して,リスクアセスメント(箇条17参照)を行わな
ければならない。
a) 回路は,単一故障状態下でも,過渡過電圧を設計によってより低い電圧値に減じる。
単一故障状態には,MOV(金属酸化物バリスタ)の短絡及び開放を含む。
b) 回路は,繰返しの過渡過電圧に耐えた後でも,意図するように動作する。
測定カテゴリ及び測定する主電源電圧に従って発生し得る最大過渡過電圧は,表K.106を参照する。
適合性は,リスクが除去されたか,又は許容可能なリスクだけが残っているかを確実にするために,リ
スクアセスメント文書の評価によって確認する。

――――― [JIS C 1010-2-30 pdf 23] ―――――

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表K.106−最大過渡過電圧
単位 V
測定する主電源の公称ライ 最大過渡過電圧
ン対中性点間電圧(U) ピーク値
交流実効値又は直流 測定カテゴリII a) 測定カテゴリIII a) 測定カテゴリIV a)
U≦ 50 500 800 1 500
50 100 150 300 600 1 000 我が国では,公称電圧が100 Vの場合に,150 Vまでの最大過渡過電圧を適用する。
注a) 測定カテゴリII,III及びIVは,交流実効値1 000 V及び直流1 500 Vまでの主電源の測定にだ
け適用する。
b) 直流電圧だけに適用する。

――――― [JIS C 1010-2-30 pdf 24] ―――――

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附属書L
(参考)
定義した用語の索引
<次の用語をリストに追加する。>
測定カテゴリ(measurement category) 3.5.101

――――― [JIS C 1010-2-30 pdf 25] ―――――

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JIS C 1010-2-30:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61010-2-030:2017(MOD)

JIS C 1010-2-30:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 1010-2-30:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0448:1997
表示装置(表示部)及び操作機器(操作部)のための色及び補助手段に関する規準
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC1010-2-32:2015
測定用,制御用及び試験室用電気機器の安全性―第2-32部:電気的試験及び測定のための手持形及び手で操作する電流センサに対する個別要求事項
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固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
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耐火性試験―電気・電子―第11-10部:試験炎―50W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
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レーザ製品の安全基準
JISC7550:2011
ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性
JISC8201-2-1:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-1部:回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断器)
JISC8201-2-2:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器
JISC8201-3:2009
低圧開閉装置及び制御装置―第3部:開閉器,断路器,断路用開閉器及びヒューズ組みユニット
JISC8285:2018
工業用プラグ,コンセント及びカプラ
JISC8286:2013
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC8286:2021
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC9335-2-89:2005
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JISC9335-2-89:2021
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-89部:業務用冷凍冷蔵機器及び製氷機の個別要求事項
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プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
JISZ8736-1:1999
音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第1部:離散点による測定