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C 6065 : 2016
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及び
国際 その内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
14.11 電池 14.11 JISとほぼ同じ 追加 電気用品安全法に配慮した。
14.11.1,14.11.4及び14.11.5において,密閉型小
型二次電池に適合する規格として,JIS C 8712
を追加した。
14.12 オプトカプラ 14.12 JISとほぼ同じ 変更 13.1は一般事項であるため,要求事項
空間距離及び沿面距離を規定する箇所として,
13.1を箇条13へ変更した。 の範囲を明確化した。
変更 附属書Nの耐電圧試験は,附属書JA
製造時における耐電圧試験の附属書番号を修正
した。 に置き換えたため,引用先を変更し
た。
14.13 サージ抑制バリス 14.13 JISとほぼ同じ 変更 外部アンテナ接続機器の雷サージに
サージ抑制バリスタを主電源に接続した部分と
タ 対する保護として,サージ抑制バリス
可触導電部との間に接続する場合の要求事項を
明確にした。 タとガス放電管とを直列に接続する
方法が必要なため,これを認めた。
15.1 プラグ及びソケッ 15.1 JISとほぼ同じ 追加 関連するJISの要求事項と同等以上の性能をも電気用品安全法に配慮するとともに,
ト この要求事項に適合するJISを明確に
つ主電源プラグ及びコンセントも認めた。また,
した。
同等以上の性能をもつものとして技術基準の解
釈の別表第四を例示した。さらに,この要求事
項に適合する関連JISを例示した。
追加 JIS C 8283-1に規定した125 V 15 Aカプラを用
市場からの要望を配慮し,安全確保の
ため要求事項を追加した。
いた電源コードセットを用いることができるよ
うに,機器のインレットを125 V 15 Aで用いる
ための要求事項を追加した。
追加 クラス0I機器にクラスII機器用の主
クラス0I機器には主電源コンセント及び相互接
続用カプラを設けないことを課した。 電源コンセント及び相互接続用カプ
ラを備えると,クラス0I機器が保護
接地しない状態で接続できる。この可
能性を排除し,クラス0I機器の安全
性を確保するため,追加した。
C6
変更 我が国のコンセントは100 V用の平刃
15.1.2の注記において,対応国際規格ではバナ
06
(平行刃)が主流であり,バナナプラ
ナプラグを要求事項に適合しないものの例とし
5 : 2
ているが,JISでは不適合とは判断しないことと
グが刺さらないため,禁止する必要が
01
した。 ない。
6
4
――――― [JIS C 6065 pdf 156] ―――――
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C 6065 : 2016
C6
4
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及び
国際 その内容 理由及び今後の対策
065
規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
16
15.1 変更 15.1.3において,“IEC 60038の表1に基づく標
我が国の配電事情及び標準的なプラ
(続き) グ形状を考慮した。
準公称主電源電圧”を“標準公称主電源電圧”
とした。また,対応国際規格のIEC/TR 60083
をJIS C 8303に置き換えた。
15.2 保護接地のための 15.2 JISとほぼ同じ 追加 クラス0I機器の安全性を確保するた
クラス0I機器を追記し,単一絶縁不良で危険に
規定 なる可触部の接地接続要求を課した。 め,要求事項を追加した。
“接地用口出し線付き主電源プラグの接地用口
出し線は,クリップによって接地してはならな
い。”及び“接地用口出し線付き主電源プラグの
定格電圧は,交流150 V未満でなければならな
い。”を追加した。
15.3 外部可とうコード 15.3 JISとほぼ同じ 変更 内線規程に従い,公称断面積0.5 mm2
表15において,電流値3 A以下の部分を削除し,
用及び主電源への 電流値3 Aを超え6 A以下を電流値6 A以下に の電線の使用を認めないため,変更し
恒久接続用端子 置き換えた。 た。
15.4 主電源プラグの一 15.4 JISとほぼ同じ 変更 主電源プラグの寸法例として参照するIEC/TR 我が国の標準的な主電源プラグ形状
部を形成するデバ 60083をJIS C 8303に置き換えた。 を考慮した。
イス(ダイレクト 追加 表17において,我が国の平行刃に対し, 我が国の平行刃に対する適用を明確
プラグイン機器) 化した。
“130/250 V 10 Aを超え,16 A以下”を適用す
ることを追加した。
16 外部可とうコード 16 JISとほぼ同じ 追加, 16.1において,関連するJISと同等以上の特性電気用品安全法に配慮した。
変更 をもつシース付きコードも認めた。また,同等
以上の特性をもつものとして,技術基準の解釈
の別表第一のシース付きコードを例示した。
追加 クラス0I機器の安全確保のため,追
16.1において,クラス0I機器の外部接地線は,
加した。
緑及び黄の線とし,主電源プラグの先に付ける
接地用口出し線の長さは10 cm以上とした。
追加 我が国の配電事情を考慮した。
16.2において,技術基準の解釈の別表第一のシ
ース付きコードを使用する場合の事項を注記と
して追記した。
――――― [JIS C 6065 pdf 157] ―――――
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C 6065 : 2016
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及び
国際 その内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
16(続き) 変更 表18において,電流値3 A以下の部分を削除し,
外部可とうコードの断面積に関し,内
電流値3 Aを超え6 A以下を電流値6 A以下に 線規程を適用した。
置き換えた。
追加 安全確保のため,クラスI機器と同様,
16.5において,クラス0I機器についても,主電
クラス0I機器にも要求した。
源可とうコード用端子の配置又は張力及びねじ
れ保護デバイスと端子との間の導体の長さを工
夫して,コードが張力及びねじれ保護デバイス
から外れても,危険な活電導体が保護接地端子
に接続した導体よりも先にぴんと張るようにな
っていなければならないことを要求した。
17 電気的接続及び機 17 JISとほぼ同じ 追加 17.9Aにおいて,機器用カプラの抜き差しで,電気用品安全法の要求事項に配慮し
械的固定 た。
機器用インレットの端子はんだ付け部に機械的
応力が加わらない構造を課した。
附属書B ネットワーク線に 附属 JISとほぼ同じ 追加, 法制度等,諸般の事情を考慮した。
注記1において,“IEC 62151に記載のある国々
(規定) 接続する機器 書B 変更 ITU-T Recommendation K.11に基づ
では,特別の国家条件を適用する。”を削除し,
き,過電圧が1.5 kV(ピーク)以下に
1.5 kV(ピーク)を超える過電圧が機器にかか
抑制されるとは限らない我が国の事
るような設置環境の下での措置に関する情報を
追加した。 情を配慮して,適切な措置について,
附属書JBを参照することとした。
附属書J 最小空間距離を求 附属 JISとほぼ同じ 追加 ネットワーク線の過渡電圧が1.5 kV
J.4において,“ネットワーク線の過渡電圧が1.5
(規定) めるための代替方 書J kVを超える可能性がある場合は,附属書Bの注を超える場合を配慮した。
法 記1参照。”を追加した。
附属書N ルーチン試験 附属 JISとほぼ同じ 追加 N.2.3において,クラス0I機器を追加し,工程クラス0I機器にも接地接続が必要と
(参考) 書N なるため,クラスI機器と同等の試験
及び最終製造工程において,保護接地用口出し
を推奨した。
線,機器用インレットの保護接地接続又は外部
保護接地端子と可触部とみなせる端子を含む,
保護接地端子に接続する必要がある可触導電部
C6
との間で保護接地接続の連続性の確認を推奨し
06
た。また,N.3.3において,これに対する試験を
5 : 2
推奨した。
016
4
――――― [JIS C 6065 pdf 158] ―――――
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C6
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及び
国際 その内容 理由及び今後の対策
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規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
16
附属書N 削除 製造時の耐電圧試験を附属書JAに規
N.3.2において,対応国際規格の“N.3.2 耐電圧
(続き) 試験”を削除した。 定として移動したため,削除した。
附属書JA 製造時における耐 − − 追加 対応国際規格のN.3.2の内容を,附属書JA(規参考事項では製造時の耐電圧試験の
(規定) 電圧試験 定)として独立させた。 規定として有効とならないため,独立
させた。
附属書JB 過電圧・過電流に − − 追加 1.5 kV(ピーク)を超える過電圧が機
附属書JBとして,1.5 kVピークを超える過電圧
(参考) 関する設置環境の 器にかかる可能性を低減するために,
が機器にかかるような設置環境の場合,サージ
現状及び対処法 ITU-T Recommendation K.11に基づ
抑制などの追加措置を講じるための望ましい設
いて適切な措置が講じられているこ
置環境及び国内の過電圧・過電流に対する設置
環境について記載した。 とを前提として,この規格の要求事項
が定められているため。1.5 kV(ピー
ク)を超える過電圧が機器にかかるよ
うな設置環境の下では,サージ抑制な
どの追加措置を講じることが必要な
場合があるため,追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 60065:2014,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
JIS C 6065:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60065:2014(MOD)
JIS C 6065:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.030 : 家庭用電気機具一般
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.160 : オーディオ,ビデオ及びAV技術 > 33.160.01 : オーディオ,ビデオ及びAV技術一般
JIS C 6065:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-3:2001
- 一般用メートルねじ―第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
- JISC2107:1950
- 電気用ゴムテープ類試験方法
- JISC2107:2011
- 電気絶縁用粘着テープ試験方法
- JISC2134:2007
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2134:2021
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2336:2012
- 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
- JISC2338:2012
- 電気絶縁用ポリエステル粘着テープ
- JISC2814-2-2:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC3216-3:2011
- 巻線試験方法―第3部:機械的特性
- JISC3216-5:2019
- 巻線試験方法―第5部:電気的特性
- JISC3662-2:2009
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第2部:試験方法
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60068-2-78:2015
- 環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
- JISC60664-3:2019
- 低圧系統内機器の絶縁協調―第3部:汚損保護のためのコーティング,ポッティング及びモールディングの使用
- JISC6575:1975
- 電子機器用筒形ヒューズ
- JISC6950-1:2016
- 情報技術機器―安全性―第1部:一般要求事項
- JISC6965:2007
- ブラウン管の機械的安全性
- JISC8283-1:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
- JISC8283-2-2:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-2部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ
- JISC8283-2-3:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8283-2-3:2021
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8283-3:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第3部:スタンダードシート及びゲージ
- JISC8285:2018
- 工業用プラグ,コンセント及びカプラ
- JISC8286:2013
- 電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
- JISC8286:2021
- 電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8513:2015
- リチウム一次電池の安全性
- JISC8513:2020
- リチウム一次電池の安全性
- JISC8712:2015
- ポータブル機器用二次電池(密閉型小型二次電池)の安全性
- JISC9335-1:2014
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
- JISK7341:2006
- プラスチック―小火炎に接触する可とう性フィルムの垂直燃焼性試験方法