JIS C 8211:2020 住宅及び類似設備用配線用遮断器 | ページ 33

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注記4 “空間距離”とは,空気を介する部分の最短距離(の和)をいい,“沿面距離”とは,絶縁物
表面に沿った最短距離(の和)をいう。
空間距離及び沿面距離の測定方法は,図JD.1によるものとし,スイッチの可動片,可動金属部などはそ
の可動範囲内のあらゆる位置で測定する。
L=a+b+c+d+e (c≧1 mm)
L=a+c+e (c<1 mm)
G=a+c+e
L=a+b+c (c≧1 mm)
L=a+(b−T)+c (c<1 mm)
G=a+e又はa+gのいずれか小さい方
L=a+2b+c+e (a≧1 mm,e≧1 mm)
L=a+2 (b−T)+c+e (a<1 mm,e<1 mm)
L=a+b+(b−T)+c+e (a≧1 mm,e<1 mm)
G=g1+c+g2 (b>T)
G=a+c+e (b≦T)
L=G
G=a+e (a≧1 mm,e≧1 mm)
G=a (e<1 mm)
G=e (a<1 mm)
L=a+c+e (f≧1 mm)
L=a+e+2f又はL=a+c+eのいずれか小さい方 (f<1 mm)
G=a+e (a≧1 mm,e≧1 mm)
G=a (e<1 mm)
G=e (a<1 mm)
L=G
L=a+b+c+d+e
(絶縁物の接合部は単純な突き合わせである)
記号
G : 空間距離
L : 沿面距離
A及びB : 充電部又は接地するおそれのある非充電金属部
E : 接地するおそれのない非充電金属部
図JD.1−空間距離及び沿面距離の測定方法の例

――――― [JIS C 8211 pdf 161] ―――――

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機能を発揮するために設ける特殊な目的をもった放電ギャップなどの電極間には,空間距離及び沿面距
離の規定は適用しない。
絶縁変圧器以外のものを用いて電圧降下をさせている充電部の電圧は,極性が異なる充電部相互間の場
合,その電圧とし,充電部とその他の部分間の場合,入力電圧とする。
充電部と人が触れるおそれのある非金属部の表面との間の空間距離及び沿面距離は,開口部(くぼみを
含む。)をもつ場合,図JD.2による。この場合において,図8に示す試験指に30 Nの力を加えたときに変
化する場合は,変形した位置から測定する。
a) b)
c)
図JD.2−充電部と人が触れるおそれのある非金属部の表面との間の空間距離及び沿面距離の例
非金属製外郭の突合せ面を介して人が触れる部分と充電部との間は,“充電部と人が触れるおそれのある
非金属部の表面との間”とみなす。ただし,突合せ面が接着剤で固定してある場合には,空間距離及び沿
面距離は適用しない。
定格電流が15 A以上のもので,電流計を部品として使用するものは,電流計の内部の空間距離を3 mm
以上,沿面距離を4 mm以上とすることができる。
定格電流が“15 A以上のもの”の制御回路及び励磁コイル(過電流引外しコイルは除く。)の極性が異
なる充電部相互間(これらの回路と主回路との間は除く。)の空間距離又は沿面距離は,“その他のもの”
の欄を適用する。
空間距離を測定する場合,器具の外面は,30 N,器具の内部は2 Nの力を加えて測定する。
ばね,ジャンパ線であって,機能上やむを得ない部分には,無理な方向に2 Nの力を加えない。
外郭の突合せ面の間隙が0.3 mm以下の場合,充電部と人が触れるおそれのある非金属部の表面との間
の空間距離及び沿面距離は,1.5 mm以上とすることができる。ただし,造営材(分電盤を含む。)に取り
付けるものの取付面には適用しない。
定格電流が15 A以上のものであって,蓋又は外郭を使用者が開けることのできない構造のものの端子部
以外の箇所は,沿面距離を4 mm以上とすることができる。
線間電圧又は対地電圧が15 V以下の部分であって,耐湿性の絶縁皮膜をもつ場合,その空間距離及び沿
面距離は,0.5 mm以上とすることができる。
次の箇所の閉路したとき同極となり,開路したとき異極となる部分の極間には,空間距離及び沿面距離

――――― [JIS C 8211 pdf 162] ―――――

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の規定は適用しない。開閉器の遮断距離及び開閉接触部の近傍の図例を,図JD.3に示す。
a) b)
図JD.3−開閉器の遮断距離及び開閉接触部の近傍図の例
“端子部”とは,電源及び負荷用接続端子の端子金具をいい,次の部分を含む。
なお,電線の接続箇所を特定できないものは,端子金具を端子部とみなす。
a) 端子ねじの頭部で電線(又はコード),座金などを締め付ける端子構造のものは,端子ねじの頭径から
1 mm大きい範囲内(座金,当て金を含む。)の頭側(図JD.4参照)。
図JD.4−端子ねじの頭部で電線(又はコード),座金などを締め付ける端子構造の例
b) 端子ねじの先端で電線(又はコード),当て金などを押締めする端子構造のもの及び端子ねじに設けた
引締め金具で電線(又はコード)を引き締める構造のものは,端子ねじ,当て金(引締め金具を含む。)
及び端子金具の電線挿入孔内面(図JD.5参照)。

――――― [JIS C 8211 pdf 163] ―――――

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図JD.5−端子ねじの先端で電線(又はコード),当て金などを押締めする端子構造のもの及び
端子ねじに設けた引締め金具で電線(又はコード)を引き締める構造の例
c) ) 及びb) を併用できる端子構造のものは,a) 及びb) を適用した範囲。
d) 端子にはんだ付け,かしめ又は溶接するものは,端子金具のうちこれらの加工を施すことができる範
囲(図JD.6参照)。
ショルダ
図JD.6−加工を施すことができる範囲の例
e) 平形接続子は,メールタブのショルダ以外の部分(図JD.7参照)。
図JD.7−メールタブのショルダ以外の部分の例
f) 速結端子(スプリング式ねじなし端子)は,端子金具のうち電線を挿入した状態において接触し得る

――――― [JIS C 8211 pdf 164] ―――――

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部分(図JD.8参照)。
図JD.8−電線を挿入した状態において接触し得る部分の例
“極性が異なる充電部相互間”の“端子部”の空間距離及び沿面距離の測定は,図JD.9に示す。
指定箇所
A-B
A-B
A-C
B-C
A-B B-C
A-C B-D
A-D C-D
A-B
A-C
図JD.9−“極性が異なる充電部相互間”の“端子部”の空間距離及び沿面距離の測定の例
注記5 “端子部とその他の箇所との間”及び“端子部”は,電線を取り付けた状態で距離が変化
するものは,器具の定格に応じた太さの電線及び取り付けることができる最小の太さの電
線を表11に規定するトルクを加えて取り付けたときの距離をいう。
“固定している部分”には,導電金具が開閉動作などによって定められた範囲内を移動するものを
含む。
口出し線付きのものの場合,口出し線の接続が器具内部の端子部にはんだ付け,かしめ又は溶接し
てあるものであって,器具がリベットなどで組み立てられ容易に解体できないものの口出し線取付部
は,“端子部”には含まない。
開閉動作によって発生する金属粉の発生箇所に直面する箇所及びこれらの金属粉が堆積するおそれ

――――― [JIS C 8211 pdf 165] ―――――

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JIS C 8211:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60898-1:2015(MOD)

JIS C 8211:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8211:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2809:2014
平形接続子
JISC3306:2000
ビニルコード
JISC3307:2000
600Vビニル絶縁電線(IV)
JISC3662-3:2003
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第3部:固定配線用シースなしケーブル
JISC3664:2007
絶縁ケーブルの導体
JISC60068-2-27:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-27部:衝撃試験方法(試験記号:Ea)
JISC60068-2-30:2011
環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
JISC60068-2-6:2010
環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
JISC60664-1:2009
低圧系統内機器の絶縁協調―第1部:基本原則,要求事項及び試験
JISC60695-2-10:2015
耐火性試験―電気・電子―第2-10部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―グローワイヤ試験装置及び一般試験方法
JISC60695-2-12:2013
耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
JISC60695-2-13:2013
耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
JISC8201-1:2020
低圧開閉装置及び制御装置―第1部:通則
JISC8201-2-2:2011
低圧開閉装置及び制御装置―第2-2部:漏電遮断器
JISC8222:2004
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8222:2021
住宅及び類似設備用漏電遮断器―過電流保護装置付き(RCBOs)
JISC8306:1996
配線器具の試験方法