JIS C 9730-1:2019 自動電気制御装置―第1部:一般要求事項 | ページ 3

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特別低電圧回路に給電するような構造の変圧器。
2.1.7
同極性(same polarity)
充電部間相互の接続によって負荷を通じて電流が流れ,この電流が負荷によって制限されるような,充
電部間の関係。
2.1.8 (規定なし)
2.1.9
制限二次絶縁回路(isolated limited secondary circuit)
容量が100 VA以下で,開路の二次定格電圧が1 000 V以下の変圧器の絶縁二次巻線からの回路。
2.1.10
パイロット負荷(pilot duty)
最終目的の電気負荷を,リレー又は接触器のような外部手段によって制御する動作クラス。
2.1.11
過渡過電圧(transient overvoltage)
数ms以下の短時間の過電圧。振動形又は非振動形であって,通常,急速に減衰する。
(IEC 60050のIEV 604-03-13参照)
2.1.12
定格インパルス電圧(rated impulse voltage)
製造業者がその装置又は部分に対して指定するインパルス耐電圧。過電圧に対して絶縁の規定耐容量を
特性付けるものである。
2.1.13
過電圧カテゴリ(overvoltage category)
過渡過電圧状態の特徴を示す数字値。
注記 過電圧カテゴリとしては,I,II,III又はIVを用いる(附属書L参照)。
2.1.14
露出導電部(exposed-conductive-part)
装置の導電部であって,通常は充電部ではないが,基礎絶縁不良が生じた場合に充電部となる,触れる
ことができる部分。
注記 充電部になる露出導電部との接触を通じてだけ充電部となる制御装置の導電部は,露出導電部
とは考えない。
(IEC 60050のIEV 195-06-10参照)
2.1.15
(導電)遮蔽体[(conductive) creen]
電気回路及び/又は導体を覆う又は分離する導電部。
(IEC 60050のIEV 195-02-38参照)
2.1.16
(電気的)保護遮蔽体[(electrically) rotective screen]
危険な充電部から電気回路及び/又は導体を分離するために用いる導電遮蔽体。
(IEC 60050のIEV 195-06-17参照)

――――― [JIS C 9730-1 pdf 11] ―――――

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2.1.17
(電気的)保護遮蔽[(electrically) rotective screening]
保護等電位ボンディングシステムに接続した電気的保護遮蔽体による,危険な充電部からの電気回路及
び/又は導体の分離。感電に対する保護の装備を意図する。
(IEC 60050のIEV 195-06-18参照)
2.1.18
単純分離(simple separation)
基礎絶縁による,回路相互間又は回路と大地との間の分離。
(JIS C 0365の3.23参照)
2.1.19
(電気的)保護分離[(electrically) rotective separation]
次のいずれかの方法による,一つの電気回路と他との分離。
− 二重絶縁
− 基礎絶縁及び電気的保護遮蔽
− 強化絶縁
(IEC 60050のIEV 195-06-19参照)
2.1.20
SELVシステム(SELV system)
次のいずれの場合においても,電圧がELVを超えない電気的システム。
− 通常状態
− 他の回路の地絡故障を含む,単一故障状態
(JIS C 0365の3.26.1参照)
2.1.21
PELVシステム(PELV system)
次のいずれの場合においても,電圧がELVを超えない電気的システム。
− 通常状態
− 他の回路の地絡故障を除く,単一故障状態
(JIS C 0365の3.26.2参照)
2.2 目的に関する制御装置のタイプの定義
2.2.1
電気制御装置(electrical control)
機器からの出力を変化させる,又は変更する目的で,機器内若しくは機器表面又は機器と組み合わせて
使用し,開始,伝達及び動作の各状態を実現させるための装置。
注記1 電気制御装置は,以下,制御装置という。
注記2 これらのうち一つ又はそれ以上の状態は,電気式又は電子式である。
2.2.2
手動制御装置(manual control)
操作によって開始し,伝達及び動作がいずれも直接で,意図的な時間遅延がない制御装置。

――――― [JIS C 9730-1 pdf 12] ―――――

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2.2.3
自動制御装置(automatic control)
一つ又はそれ以上の状態の変更が,手動でない制御装置。
2.2.4
検出制御装置(sensing control)
特定の作動量に対して,感度をもつ素子によって開始する自動制御装置。例えば,特定の作動量とは,
温度,電流,湿度,光,液体レベル,位置,圧力又は速度である。
2.2.5
熱によって動作する制御装置(thermally operated control)
熱的駆動装置によって伝達を行う自動制御装置。
2.2.6
自動温度調節器(thermostat)
通常の動作状態において,特定の二つの値の間に温度を維持するような構造のサイクル動作をする温度
検出制御装置。使用者設定用手段を備えていてもよい。
2.2.7
温度制限装置(temperature limiter)
通常の動作状態において,一つの特定値より下又は上に温度を維持するような構造の温度検出制御装置。
使用者設定用手段を備えていてもよい。
注記 温度制限装置は,自動復帰形又は手動復帰形のものであってもよい。それは,機器の通常のデ
ューティサイクル中,逆方向の動作をしない。
2.2.8
温度過昇防止装置(thermal cut-out)
異常動作状態において,ある特定値の上又は下に温度を維持する目的の温度検出制御装置。これは,使
用者設定用手段を備えていない。
注記1 温度過昇防止装置は,自動復帰形又は手動復帰形のいずれであってもよい。
注記2 通常,温度過昇防止装置は,タイプ2作動をもつ。
2.2.9 (規定なし)
2.2.10
エネルギー調整器(energy regulator)
負荷装置に供給するエネルギーを変えるセルフサイクリングの制御装置。供給する平均エネルギーを変
えるために使用者設定用手段を備えていてもよい。
注記 オン時間とオフ時間との和に対するオン時間の比は,供給される平均エネルギーで決定する。
2.2.11
タイムベース制御装置(time-based control)
タイムベース駆動装置又はタイムベース電気回路によって伝達を行う自動制御装置。
2.2.12
電気的に動作する制御装置(electrically operated control)
電気的駆動装置によって伝達を行い,その動作が電気回路を制御し,意図的な有効遅延時間がない自動
制御装置。
注記1 例えば,リレーである。その要求事項は,附属書Uによる。

――――― [JIS C 9730-1 pdf 13] ―――――

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注記2 当事者間の協定によって,スラッジドリレーは,電気的に動作する制御装置又はタイムベー
ス制御装置のいずれかであってもよい。
2.2.13
タイマ(timer)
次のサイクルを実施する前に操作が必要な,タイムベース制御装置。
注記 あるサイクルにおいては,そのサイクルを継続するために休止位置から動く前に,外部から電
気的又は機械的信号が必要な場合がある。例えば,プログラミング装置である。
2.2.14
タイムスイッチ(time switch)
先行するサイクルが完了したときに後続サイクルを続ける,タイムベース制御装置。
注記 例えば,蓄熱ヒータ上の24時間制御装置である。
2.2.15
モータ保護装置(motor protector)
モータの巻線を過熱から保護するための特別な構造の自動制御装置。
2.2.16
感熱式モータ保護装置(thermal motor protector)
過負荷運転及び始動不良による過熱からモータを保護するための特別な構造の,モータ組込み又は外面
取付けの自動制御装置。
注記1 制御装置にはモータ電流が流れ,また,モータ温度及びモータ電流を検知する。
注記2 制御装置は,モータ温度が復帰値まで低下する場合,手動又は自動のいずれかによって復帰
させる。
2.2.17
電動バルブ(electrically operated valve)
電気的駆動装置によって伝達を行い,その動作が液体又はガスの流れを制御する自動制御装置。
2.2.18
電気駆動機構(electrically operated mechanism)
電気駆動装置によって伝達を行い,その動作が機械装置を制御する自動制御装置。
注記1 電気駆動機構の例は,回転乾燥機の蓋に用いる電気式インタロックである。
注記2 モータは,この定義の中には含まれない。
2.2.19
動作制御装置(operating control)
通常動作中に機器を始動又は調整する制御装置。
2.2.20
保護制御装置(protective control)
その動作が,機器の異常動作時に危険な状況を阻止することを意図した制御装置。
2.2.21
多目的制御装置(multipurpose control)
複数の目的に分類及び使用できる制御装置。
注記 多目的制御装置の例は,温度制限装置としても使用できる自動温度調節器である。

――――― [JIS C 9730-1 pdf 14] ―――――

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2.2.22
多機能制御装置(multifunctional control)
複数の機能を組み込んだ制御装置。
注記 多機能制御装置の例は,自動温度調節器と恒湿計との組合せである。
2.2.23
システム(system)
制御装置,制御センサ及びアプリケーション又はプロセスに適用する制御装置と制御用のセンサ及び/
又はアクチュエータとの組合せ。
2.3 制御装置の機能に関する定義
2.3.1
開始(initiation)
制御装置が伝達及び動作するため必要である,制御装置の状態の変更。
2.3.2
伝達(transmission)
その制御装置が目的を果たすために必要となる,開始と動作との間の基礎的な結合。
注記 次のいずれかの使用状態を含む。ただし,これらに限定しない。
a) 通信線・プロトコル
b) 追加のハードウェア及び/又はソフトウェア
c) R・RF伝達
d) 上記a) c)の全ての組合せ。例えば,モデム,携帯電話などを経由してインターネットに
用いられる。
2.3.3
動作(operation)
機器又は機器の部分の入力を変える,制御装置の状態の変化。
2.3.4
自動作動(automatic action)
伝達及び動作が,操作の結果でない開始によって起きる自動制御装置の作動。
2.3.5
スローメイク及びスローブレイク自動作動(slow-make slow-break automatic action)
接点閉路及び/又は接点開路の速度が,直接的に作動量の変化率又は駆動装置の運動速度に比例する場
合の動作モード。
注記 この作動は,閉路及び/又は開路に適用できる。
2.3.6
手動作動(manual action)
伝達及び動作が,操作の結果である開始によって起きる自動制御装置又は手動制御装置の作動。
2.3.7
操作(actuation)
使用者の手,足,その他の人体の活動による,制御装置の操作部の運動。

――――― [JIS C 9730-1 pdf 15] ―――――

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JIS C 9730-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60730-1:2013(MOD)
  • IEC 60730-1:2013/AMENDMENT 1:2015(MOD)

JIS C 9730-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9730-1:2019の関連規格と引用規格一覧

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JISC61000-4-4:2015
電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
JISC61000-4-5:2018
電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
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電磁両立性―第4-6部:試験及び測定技術―無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対するイミュニティ
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