この規格ページの目次
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C 9730-1 : 2019
2.3.8
定位置(located position)
操作部を僅かに動かした後に開放したとき,操作部がその位置に復帰するときの操作部の位置。
2.3.9
中間位置(intermediate position)
いずれの操作部についても定位置に隣接している位置で,そこに操作部がとどまり,また,その制御装
置の動作が中間状態になる操作部の位置。
2.3.10
作動量(activating quantity)
変動又は安定性を検出している媒体の物理特性。
2.3.11
動作値(operating value)
検出制御装置が作動量の上昇又は降下に基づいて動作する,関連温度,圧力,電流などの値。
2.3.12
動作時間(operating time)
タイムベース制御装置の自動作動中に発生する,電気的又は機械的な二つの機能の間の経過時間又は時
間差。
2.3.13
動作シーケンス(operating sequence)
制御装置の自動作動又は手動作動の結果として,制御装置の電気的又は機械的機能の動作を発生させる
ような構造のシーケンス,順序又はパターン。
注記 動作シーケンスには,次のいずれかの位置における開路又は閉路接点のパターンも含む。
a) 定位置
b) 中間位置
c) 製造業者又は使用者による設定位置
2.3.14
応答値(response value)
制御装置が特定の機器に関与したときの動作時間又は動作シーケンスの動作値。
2.3.15
トリップフリー(trip-free)
復帰機構の操作又はその位置と独立するような構造の復帰操作部をもつ自動作動。
2.3.16
漏えい電流(leakage current)
装置の露出導電表面と,装置のその他の露出導電表面又は大地との間に流れる容量性結合電流を含む全
ての電流。
2.3.17
設定(setting)
動作値を選択するための,制御装置の部分の機械的な位置決め。
――――― [JIS C 9730-1 pdf 16] ―――――
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C 9730-1 : 2019
2.3.18
制御装置製造業者による設定(setting by the control manufacturer)
制御装置の製造業者による設定。この設定には,機器製造業者,設置者又は使用者による変更を意図し
ていない。
2.3.19
機器製造業者による設定(setting by the equipment manufacturer)
機器の製造業者による設定。この設定には,設置者又は使用者による変更を意図していない。
2.3.20
設置者による設定(setting by the installer)
機器製造業者又は制御装置製造業者の指示に従って設置者が実施する設定。この設定には,使用者によ
る変更を意図していない。
2.3.21
使用者による設定(setting by the user)
動作値の選択を使用者の操作によって行う設定。
2.3.22
設定点(set point)
設定によって選択した値。
2.3.23
可変設定点(adjustable set point)
設定において選ぶことができる,範囲内の複数の値。
2.3.24
デューティサイクル(duty cycle)
非制御機器の1回の起動から完了までの動作の中に含まれる,全ての自動作動及び手動作動。
2.3.25
接点動作サイクル(cycle of contact operation)
接点の1回の閉路及びそれに引き続く接点の1回の開路作動,又は接点の1回の開路及びそれに引き続
く接点の1回の閉路作動。
2.3.26
動作偏差(operating differential)
動作値の上限値と下限値との間の差。
2.3.27
可変偏差(adjustable differential)
手動操作機構の動作によって,定格限度値内で変更ができる動作偏差。
2.3.28
固定偏差(fixed differential)
製造業者の設定値から変更ができない動作偏差。
2.3.29
最大動作圧力(最大定格圧力)[maximum working pressure (maximum rated pressure)]
制御装置又はその部品が受けるおそれがある,ライン又はシステムの最大の動作圧力。
――――― [JIS C 9730-1 pdf 17] ―――――
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2.3.30
最高温度,Tmax(maximum temperature)
スイッチヘッドが通常の動作中にさらされる最高連続周囲温度。
2.3.31
遠隔駆動形制御機能(remotely actuated control function)
外部の手段を経由した,制御装置による動作を備えた機能。
注記 次のいずれかの使用状態を含む。ただし,これらに限定しない。
a) 通信線・プロトコル
b) 追加のハードウェア及び/又はソフトウェア
c) R・RF伝達
d) 上記a) c)の全ての組合せ。例えば,モデム,携帯電話などを経由してインターネットに
用いられる。
2.3.32
安全停止(safety shut-down)
制御装置の重要な全ての電気的出力が停止を含む安全な状態に移行するような,全ての電気的出力の状
態の変更。
2.4 断路及び開路に関する定義
制御装置によっては,2種類以上の回路の断路又は開路形式のものを組み込んでいるものもある。
2.4.1
全極断路(all-pole disconnection)
単相交流機器及び直流機器に対しては,単一切替作動による電源導体の両極断路,又は3個以上の電源
導体に接続する機器に対しては,単一切替作動による接地導体を除いた全電源導体の断路。
注記 保護用接地導体は,電源導体ではない。
2.4.2
完全断路(full-disconnection)
商用主電源と断路する部分との間に基礎絶縁と同等な絶縁を保証する,接地以外の全ての電源極におけ
る接点の分離。
注記1 耐電圧及び距離の要求事項が存在する。
注記2 制御装置の極数が,それを接続する機器の電源の極数に等しい場合,完全断路は全極断路で
ある。
注記3 (H.2.4.2の注記3参照)
2.4.3
マイクロ断路(micro-disconnection)
機能上の確実性を保証するための,1極以上における十分な接点の分離。
注記1 接点ギャップの耐電圧要求事項はあるが,距離要求事項はない。
注記2 マイクロ断路は,非検出制御装置においては,この断路による制御機能は確実であり,検出
制御装置においては,表1の項目36に製造業者が宣言する作動量の限度値間で確実であるこ
とを表す。
注記3 (H.2.4.3の注記3参照)
――――― [JIS C 9730-1 pdf 18] ―――――
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2.4.4
マイクロ開路(micro-interruption)
サイクル作動又は非サイクル作動による接点の分離による開路。完全断路又はマイクロ断路を保証しな
い。
注記1 接点ギャップに対しては,耐電圧及び距離要求事項はない。
注記2 (H.2.4.4の注記2参照)
2.4.5
オフ位置(OFF position)
完全断路又はマイクロ断路の可視的又はそれと分かる位置。
2.4.6 (H.2.4.6による。)
2.5 構造に関する制御装置のタイプの定義
2.5.1
一体形制御装置(integrated control)
機器中の適切な取付け及び固定に依存し,機器の関連部品と組み合わせたときに限り,試験ができる制
御装置。
注記1 機器には,電気,ガス,油,固体燃料又はこれらの組合せを制御するものもある。
注記2 一体形制御装置とは,より複雑な制御装置と(電気的又は非電気的に)一体である制御装置
とを含む。
2.5.2
組込形制御装置(incorporated control)
機器内又は機器の表面に組み込むように意図しているが,分離して試験を行うことができる制御装置。
注記1 組込形制御装置は,分離して試験ができるが,4.3.1.1に規定するように機器に入れて試験を
受けてはならないということではない。
注記2 機器には,電気,ガス,油,固形燃料又はこれらの組合せを制御するものもある。
注記3 組込形制御装置には,より複雑な制御装置に(電気的又は非電気的に)組み込むような制御
装置も含む。
2.5.3
インラインコード形制御装置(in-line cord control)
可とうコード,機器用インレット又はコンセントによって電源及び機器に接続するような構造とし,分
離したケースに入れた制御装置。手動操作を意図している。
注記 プラグの中のヒューズは,制御装置の一部ではない。
2.5.4
自立構造形制御装置(free-standing control)
卓上又は床上に自立するインラインコード形制御装置。
注記 自立構造形制御装置は,手,足,その他の人の行動によって操作できてもよい。
2.5.5
独立取付形制御装置(independently mounted control)
固定配線に恒久的に接続するが,非制御機器から離れて取り付ける構造の制御装置。
注記 独立取付形制御装置は,次のいずれであってもよい。
− 壁に取り付けるような表面取付用
――――― [JIS C 9730-1 pdf 19] ―――――
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− 壁の空洞のような部分への埋込形取付用で,前面から据付けが可能なもの。
− 制御盤のようなものの表面又は内部に取り付けるもの。この場合,取付けは裏側から行う
ものでもよい。
2.5.6
引きひも(紐)操作制御装置(pull-cord actuated control)
機器の中又は機器表面に取り付け,引きひもによって操作する制御装置。
2.5.72.5.11(H.2.5.7H.2.5.11による。)
2.5.12
2段階操作(two-step actuation)
操作部の二つの判別できる動きによる連続的な行動。
2.6 試験手順による制御装置の自動作動のタイプの定義
2.6.1
タイプ1作動(type 1 action)
動作値,動作時間又は動作シーケンスの製造偏差及びドリフトが指定してなく,この規格によって試験
しない自動作動。
注記 タイプ1作動は,6.4に従って細分類する。
2.6.2
タイプ2作動(type 2 action)
動作値,動作時間又は動作シーケンスの製造偏差及びドリフトが指定してあり,この規格によって試験
する自動作動。
注記 タイプ2作動は,6.4に従って細分類する。
2.7 感電に対する保護に関する定義
2.7.1
充電部(live part)
通常使用時に充電する導電部分。この場合,慣例に従って,中性線は含むがPEN導体は含まない。
2.7.1.1
危険な充電部(hazardous live part)
一定の外部影響状態で感電することがあり得る充電部。
2.7.2
クラス0制御装置(class 0 control)
感電に対する保護を基礎絶縁だけに依存する制御装置。
注記1 このことは,可触導電部となる部分を設備の固定配線の保護用接地線に接続する方法がなく,
基礎絶縁が破損した場合に感電に対して周辺条件に依存するということを意味する。
注記2 オーストリア,ベルギー,デンマーク,フランス,ドイツ,イタリア,ノルウェー及び英国
では,クラス0制御装置は認めていない。
注記3 接地端子は,保護用接地とは区別される連続性(等電位)又は機能接地のためだけに許容し
ている。
2.7.3
クラス0I制御装置(class 0I control)
少なくとも全体に基礎絶縁を用いており,かつ,接地端子をもっているが,接地線がない電源コード及
――――― [JIS C 9730-1 pdf 20] ―――――
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JIS C 9730-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60730-1:2013(MOD)
- IEC 60730-1:2013/AMENDMENT 1:2015(MOD)
JIS C 9730-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.120 : 家庭用自動制御
JIS C 9730-1:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2570-1:2015
- 直熱形NTCサーミスタ―第1部:品目別通則
- JISC2814-2-2:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC2814-2-3:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-3部:絶縁貫通形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC3662-1:2009
- 定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第1部:通則
- JISC3663-1:2010
- 定格電圧450/750V以下のゴム絶縁ケーブル―第1部:通則
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC4526-1:2013
- 機器用スイッチ―第1部:一般要求事項
- JISC4526-1:2020
- 機器用スイッチ―第1部:通則
- JISC5101-16:2009
- 電子機器用固定コンデンサ―第16部:品種別通則:固定メタライズドポリプロピレンフィルム直流コンデンサ
- JISC5101-17:2009
- 電子機器用固定コンデンサ―第17部:品種別通則:固定メタライズドポリプロピレンフィルム交流及びパルスコンデンサ
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-2-10:2015
- 耐火性試験―電気・電子―第2-10部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―グローワイヤ試験装置及び一般試験方法
- JISC61000-3-2:2019
- 電磁両立性―第3-2部:限度値―高調波電流発生限度値(1相当たりの入力電流が20A以下の機器)
- JISC61000-4-11:2008
- 電磁両立性―第4-11部:試験及び測定技術―電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験
- JISC61000-4-3:2012
- 電磁両立性―第4-3部:試験及び測定技術―放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- JISC61000-4-4:2015
- 電磁両立性―第4-4部:試験及び測定技術―電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験
- JISC61000-4-5:2018
- 電磁両立性―第4-5部:試験及び測定技術―サージイミュニティ試験
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- 電磁両立性―第4-6部:試験及び測定技術―無線周波電磁界によって誘導する伝導妨害に対するイミュニティ
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- 電磁両立性―第4-8部:試験及び測定技術―電源周波数磁界イミュニティ試験
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- 入力電圧1 100V以下の変圧器,リアクトル,電源装置及びこれに類する装置の安全性―第2-16部:スイッチモード電源装置及びスイッチモード電源装置用変圧器の個別要求事項及び試験
- JISC61558-2-6:2012
- 入力電圧1 100V以下の変圧器,リアクトル,電源装置及びこれに類する装置の安全性―第2-6部:安全絶縁変圧器及び安全絶縁変圧器を組み込んだ電源装置の個別要求事項及び試験
- JISC6575-1:2009
- ミニチュアヒューズ―第1部:ミニチュアヒューズに関する用語及びミニチュアヒューズリンクに対する通則
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- 低電圧ヒューズ―第1部:通則
- JISC8305:2019
- 鋼製電線管