JIS K 0110:2018 排ガス中の一酸化二窒素分析方法

JIS K 0110:2018 規格概要

この規格 K0110は、燃焼,化学反応などによって,煙道,煙突,ダクトなどに排出する排ガス中の一酸化二窒素の分析方法について規定。

JISK0110 規格全文情報

規格番号
JIS K0110 
規格名称
排ガス中の一酸化二窒素分析方法
規格名称英語訳
Methods for determination of dinitrogen monoxide in flue gas
制定年月日
2018年3月20日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.040, 71.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021
改訂:履歴
2018-03-20 制定
ページ
JIS K 0110:2018 PDF [20]
                                                                                   K 0110 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般事項・・・・[2]
  •  5 分析方法の種類及び概要・・・・[2]
  •  6 試料ガス採取方法・・・・[3]
  •  6.1 試料ガスの採取位置・・・・[3]
  •  6.2 試料ガスの採取方法の種類・・・・[3]
  •  6.3 試料ガス採取装置及び器具・・・・[3]
  •  6.4 試料ガス採取装置の構成及び採取操作・・・・[4]
  •  7 定量方法・・・・[7]
  •  7.1 ガスクロマトグラフ法・・・・[7]
  •  7.2 ガスクロマトグラフィー質量分析法・・・・[11]
  •  8 自動計測法・・・・[14]
  •  9 分析結果の記録・・・・[14]
  •  9.1 分析結果の表示及びデータの質の管理・・・・[14]
  •  9.2 記録項目・・・・[14]
  •  附属書A(参考)ガスクロマトグラフ法及びガスクロマトグラフィー質量分析法の測定条件例・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 0110 pdf 1] ―――――

K 0110 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本環境測定分析協会(JEMCA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 0110 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 0110 : 2018

排ガス中の一酸化二窒素分析方法

Methods for determination of dinitrogen monoxide in flue gas

序文

  この規格は,排ガス中の一酸化二窒素の分析を機器分析室などで行うことを目的に,新たに作成した日
本工業規格である。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,燃焼,化学反応などによって,煙道,煙突,ダクトなどに排出する排ガス中の一酸化二窒
素の分析方法について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7988 排ガス中の一酸化二窒素自動計測器
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0123 ガスクロマトグラフィー質量分析通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0214 分析化学用語(クロマトグラフィー部門)
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS K 0216 分析化学用語(環境部門)
JIS K 1107 窒素
JIS K 8125 塩化カルシウム(水分測定用)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS M 8813 石炭類及びコークス類−元素分析方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8808 排ガス中のダスト濃度の測定方法

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K 0110 : 2018

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0211,JIS K 0214,JIS K 0215及びJIS K 0216による。

4 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 化学分析に共通する事項は,JIS K 0050による。
b) 排ガス試料採取に共通する事項は,JIS K 0095による。
c) ガスクロマトグラフィーに共通する事項は,JIS K 0114による。
d) ガスクロマトグラフィー質量分析に共通する事項は,JIS K 0123による。
e) 標準ガスは,国際単位系(SI)に対する計量計測トレーサビリティが確保されているものを用いる。
ただし,このような標準ガスが入手困難な場合には,その標準ガスをトレーサビリティソースにもつ
ものを用いることができる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保されている標準ガスには,国立研究開発法人産業技術総
合研究所認証標準物質(NMIJ CRM)が供給されており,これをトレーサビリティソース
とした標準ガス又は国家計量標準(計量法第136条又は第144条)の規定に基づくJCSS
(計量法トレーサビリティ制度)マーク付き証明書が添付されているものなどが供給され
る予定である。
f) 装置及び器具は,規定した機能を満足するものを用いる。
g) 一酸化二窒素の分析に用いた排ガスなどは適切に処理する。
h) 一酸化二窒素標準ガスは,指定薬物であるため保管管理に配慮する。また,受渡しの際には受渡し先
及び用途を確認する。
注記2 ガスクロマトグラフ法とガスクロマトグラフィーとは,同義である。

5 分析方法の種類及び概要

  分析方法の種類及び概要は,表1による。
なお,排ガス中の一酸化二窒素を連続的に測定するために,JIS B 7988に規定する自動計測器を用いる
方法がある。

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K 0110 : 2018
表1−分析方法の種類及び概要
分析方法の 分析方法の概要 適用箇条
種類 要旨 試料採取 定量範囲
vol ppm
(mg/m3)
ガスクロマト 試料ガスを直接,電子捕注射筒法,捕集バッグ法 0.550 b) 7.1
グラフ法 獲検出器a)(ECD)付き 又は捕集瓶法による。 (0.9898)
ガスクロマトグラフに 試料ガス採取量 :
導入してクロマトグラ 100 mL10 L程度
ムを記録する。 試料採取速度 :
0.51.0 L/min程度
ガスクロマト 試料ガスを直接,質量分注射筒法,捕集バッグ法 0.5100 c) 7.2
グラフィー質 析計付きガスクロマト 又は捕集瓶法による。 (0.98197)
量分析法 グラフに導入してクロ 試料ガス採取量 :
マトグラムを記録する。100 mL10 L程度
試料採取速度 :
0.51.0 L/min程度
注a) 電子捕獲検出器には,線源に63Niを使用する放射線方式と63Niを使用しない非放射線方式とが
ある。
b) 検量線は,直線性を確保できる濃度範囲で作成する。その際,検量線の直線範囲を超えて濃度
が高い場合は,気体試料の導入量を減らす又は試料の希釈を行うなどの手段を講じる。
c) 濃度範囲を超えて濃度が高い場合は,気体試料の導入量を減らす又は試料の希釈を行うなどの
手段を講じる。

6 試料ガス採取方法

6.1 試料ガスの採取位置

  試料ガスの採取位置は,代表的なガスが採取できる点とする。例えば,ガスの流速の分布が均一な位置
を選ぶ。

6.2 試料ガスの採取方法の種類

  試料ガスの採取方法は,表1による。

6.3 試料ガス採取装置及び器具

  試料ガスの採取装置及び器具は,次の機能及び条件を備えなければならない。
なお,共存物質の影響がない場合,又は無視できる場合は,d) 及びe) の操作は省略してもよい。また,
試料ガスの採取後は,速やかに測定を実施する。
a) 試料ガス採取管は,排ガス中の共存成分によって腐食しない耐熱性の材質の管を用いる。例えば,ほ
うけい酸ガラス管,ステンレス鋼管,石英管,四ふっ化エチレン樹脂製管などを用いる。
b) 試料ガス中にダストが混入することを防ぐため,試料ガス採取管の先端にろ過材を詰める。ただし,
詰められない場合は,適切な位置にろ過材を詰める。
c) 配管中に水分が凝縮するおそれがある場合には,試料ガス採取管を水分の凝縮を防止するため120 ℃
程度に加熱する。
d) 試料ガス保存中に一酸化二窒素の生成を防止するため,導管の途中にJIS Z 8808に規定する水分吸収
用の吸湿管又はJIS R 3503に規定する共通すり合わせU字管に,JIS K 8125に規定する塩化カルシウ
ム(水分測定用)などの吸湿剤を充し,水分を除去する。また,水分の多い排ガスは,更に吸湿管
又はU字管の連結を増やし,除去能力を上げる。同様に,JIS K 8603に規定するソーダ石灰(試薬)

――――― [JIS K 0110 pdf 5] ―――――

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JIS K 0110:2018の関連規格と引用規格一覧