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JIS K 8989:2020 規格概要
この規格 K8989は、試薬として用いる硫酸ニッケル(II)六水和物について規定。
JISK8989 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8989
- 規格名称
- 硫酸ニッケル(II)六水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Nickel (II) sulfate hexahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1954-05-22 改正日, 1957-05-22 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1988-11-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8989:2020 PDF [15]
K 8989 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(NiSO4・6H2O) 36.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.5 窒素化合物(Nとして)・・・・[5]
- 6.6 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[8]
- 6.7 銅(Cu),鉛(Pb),マンガン(Mn)及び鉄(Fe)・・・・[9]
- 6.8 マグネシウム(Mg)及びカルシウム(Ca)・・・・[9]
- 6.9 亜鉛(Zn)及びコバルト(Co)・・・・[10]
6.10 銅(Cu),マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),亜鉛(Zn),鉛(Pb),マンガン(Mn),鉄(Fe)
及びコバルト(Co) 11
- 7 容器・・・・[13]
- 8 表示・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8989 pdf 1] ―――――
K 8989 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8989:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年8月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8989:1995を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象になっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8989 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8989 : 2020
硫酸ニッケル(II)六水和物(試薬)
Nickel (II) ulfate hexahydrate (Reagent)
NiSO4・6H2O FW : 262.85
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硫酸ニッケル(II)六水和物について規定する。
警告1 硫酸ニッケル(II)六水和物は有害なので,吸入及び皮膚・粘膜への付着を避ける。また,
漏えい及び拡散しないように注意する。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
――――― [JIS K 8989 pdf 3] ―――――
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K 8989 : 2020
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硫酸ニッケル(II)六水和物は,青緑から緑の結晶又は結晶性粉末で,風解する。水に溶けやすく,エ
タノール(99.5)にほとんど溶けない。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料2 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液1 mLに塩化バリウム溶液(100 g/L)0.5 mLを加え
ると白い沈殿が生じる。
b) 液5 mLにアンモニア水(2+3)0.1 mLを加えてアルカリ性とし,ジメチルグリオキシム・エタノ
ール溶液0.5 mLを加えると赤い沈殿が生じる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(NiSO4・6H2O) 質量分率 % 99.0102.0 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.4
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.002以下 6.5
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.01以下 6.6
カリウム(K) 質量分率 % 0.01以下 6.6
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 6.7及び6.10
マグネシウム(Mg) 質量分率 % 0.01以下 6.8及び6.10
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.01以下 6.8及び6.10
亜鉛(Zn) 質量分率 % 0.002以下 6.9及び6.10
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.7及び6.10
マンガン(Mn) 質量分率 % 0.001以下 6.7及び6.10
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.7及び6.10
コバルト(Co) 質量分率 % 0.03以下 6.9及び6.10
――――― [JIS K 8989 pdf 4] ―――――
3
K 8989 : 2020
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(NiSO4・6H2O)
純度(NiSO4・6H2O)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) アンモニア水(1+10) JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)の体積1
と水の体積10とを混合したもの。
2) 塩化アンモニウム溶液(100 g/L) JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム10 gをビーカー200 mL
などにはかりとり,水を加えて溶かし,更に水を加えて100 mLにしたもの。
3) ムレキシド希釈粉末 ムレキシド(鋭敏度が保証された指示薬)0.10 gをはかりとり,JIS K 8962
に規定する硫酸カリウム10 gを加えて混合したもの。
4) 0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.1 mol/L EDTA2Na溶液) JIS K
8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001の
JA.6.4 c) 1)(0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及
び計算したもの。
b) 装置 主な装置は,次による。
・ 自動滴定装置 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.6 gを三角フラスコ200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水100 mL及び塩化アンモニ
ウム溶液(100 g/L)5 mLを加える。さらに,0.1 mol/L EDTA2Na溶液20 mLをビュレット又は自動
滴定装置のビュレットを用いて加え,50 ℃60 ℃に加温し,アンモニア水(1+10)10 mLを加え
る。
2) 滴定操作は,次のいずれかによる。
2.1) 指示薬としてムレキシド希釈粉末を用い,引き続き0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,
液の色が緑から赤紫に変わる点とする。
2.2) 指示薬としてムレキシド希釈粉末を用い,光度滴定によって,波長530 nm630 nmの適切な波長
で0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は変曲点とする。
d) 計算 純度(NiSO4・6H2O)は,次の式を用いて算出する。
.0026 285V f
A 100
m
ここに, A : 純度(NiSO4・6H2O)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L EDTA2Na溶液の体積(mL)
f : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.026 285 : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液1 mLに相当するNiSO4・6H2Oの
質量を示す換算係数(g/mL)
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試薬用溶液類は,次による。
――――― [JIS K 8989 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8989:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8989:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8653:2018
- デバルダ合金(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)