この規格ページの目次
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L 1015 : 2010
e) 繊度(8.5)
f) トウ正量繊度(8.6)
g) 引張強さ及び伸び率(8.7)
h) 結節強さ(8.8)
i) 引掛強さ(8.9)
j) 伸長弾性率(8.10)
k) 初期引張抵抗度(8.11)
l) けん縮(8.12)
m) 摩擦係数(8.13)
n) 比重及び密度(8.14)
o) 寸法変化率(8.15)
p) 融点及び熱収縮温度(合成繊維に適用)(8.16)
q) 白色度(8.17)
r) 光沢度(8.18)
s) 異状繊維(8.19)
t) 灰分(8.20)
u) 酸化チタン(8.21)
v) 溶剤抽出分(8.22)
w) 洗浄減量(8.23)
x) 5 %アルカリ処理後湿潤時引張強さ(レーヨン,キュプラに適用)(8.24)
y) 湿潤時5 %伸長応力(レーヨン,キュプラに適用)(8.25)
z) 水膨潤度(レーヨン,キュプラに適用)(8.26)
aa) アルカリ膨潤度(レーヨン,キュプラに適用)(8.27)
ab) スキン率(レーヨンに適用)(8.28)
ac) 硫黄分(レーヨンに適用)(8.29)
ad) 平均重合度(レーヨン,キュプラに適用)(8.30)
ae) 染着率(レーヨン,キュプラに適用)(8.31)
af) 酢化度(アセテートに適用)(8.32)
5 試験条件
試験条件は,JIS L 0105の箇条5(試験条件)によるほか,次による。
初荷重は,次の荷重を用いる。
a) レーヨン,キュプラ及びアセテート 標準時 : 4.41 mN×表示テックス数
湿潤時 : 2.21 mN×表示テックス数
b) ナイロン,ビニロン,ビニリデン及びポリクラール 標準時及び湿潤時 : 4.41 mN×表示テックス数
c) ポリ塩化ビニル,ポリエステル及びポリプロピレン 標準時及び湿潤時 : 5.88 mN×表示テックス数
d) アクリル及びアクリル系 標準時及び湿潤時 : 8.82 mN×表示テックス数
ただし,図1に示すように初期の荷重−伸び曲線を描き,原点の近くで伸び変化に対する荷重変化の最
大点A(接線角の最大点)における接線が伸び軸と交わる点Tから垂線を描き,荷重−伸び曲線と交わる
点F0に相当する荷重を用いてもよい。また,上記の初荷重は,トウ正量繊度,引張強さ及び伸び率,結節
――――― [JIS L 1015 pdf 6] ―――――
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L 1015 : 2010
強さ,引掛強さ,伸長弾性率,初期引張抵抗度,摩擦係数,寸法変化率,5 %アルカリ処理後湿潤時引張
強さ,湿潤時5 %伸長応力の試験に適用する。
図1−荷重−伸び曲線
6 試料の採取及び準備
試料の採取及び準備は,JIS L 0105の6.1(繊維状の試料)による。
7 繊度の表示
繊度の表示は,JIS L 0101の7.(表示方法)による。
8 試験方法
8.1 水分率及び付着水分率
8.1.1 水分率
水分率は,試料約5 gを採り,その質量及び絶乾質量を量り,次の式によって水分率(%)を算出し2
回の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
なお,公定水分率0 %以外の合成繊維に適用する。
m m
R 100
m
ここに, R : 水分率(%)
m : 試料の採取時の質量(g)
m' : 試料の絶乾質量(g)
8.1.2 付着水分率
付着水分率は,試料約5 gを採り,その質量及び標準状態における質量を量り,次の式によって付着水
分率(%)を算出し2回の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸
める。
なお,公定水分率0 %の合成繊維に適用する。
m m
Rf 100
m
ここに, Rf : 付着水分率(%)
m : 試料の採取時の質量(g)
m' : 試料の標準状態における質量(g)
――――― [JIS L 1015 pdf 7] ―――――
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L 1015 : 2010
8.2 俵水分率
俵水分率は,試験俵を解俵して上下に2分し,図2のように○印の4か所から手早く50 g100 gずつ採
取した4個の試料について,それぞれの質量及び絶乾質量を量り,次の式によって俵水分率(%)を算出
し4個の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
m m
Rb 100
m
ここに, Rb : 俵水分率(%)
m : 試料の採取時の質量(g)
m' : 試料の絶乾質量(g)
単位 mm
図2−試料採取場所
8.3 平衡水分率
平衡水分率は,水分平衡に達した試料から約5 gを採り,その質量及び絶乾質量を量り,次の式によっ
て平衡水分率(%)を算出し2回の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下1
けたに丸める。
m m
Re 100
m
ここに, Re : 平衡水分率(%)
m : 試料の採取時の質量(g)
m' : 試料の絶乾質量(g)
8.4 繊維長
8.4.1 平均繊維長
平均繊維長は,次のいずれかによる。
注記1 ISO法による繊維長の測定方法は,附属書Aを参照。
a) ステープルダイヤグラム法(A法) 正確に量った所要量(試験に必要な質量)の試料を金ぐしで平行
に引きそろえ,ペア形ソーターでステープルダイヤグラムを約25 cm幅に作成する。作成のとき,繊
維を全部ビロード板上に配列するためにグリップでつかんで引き出す回数は,約70回とする。この上
に目盛を刻んだセルロイド板を置き,方眼紙上に図記する。この方法で図記したステープルダイヤグ
ラムを50の繊維長群に等分し,各区分の境線及び両端の繊維長を測定し,両端繊維長の平均に49の
境界繊維長を加えて50で除し,平均繊維長(mm)を算出し2回の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四
捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
――――― [JIS L 1015 pdf 8] ―――――
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L 1015 : 2010
なお,試料がレーヨン,キュプラ及びアセテートの場合は,次の式によって所要量(mg)を算出し,
JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって10の位に丸める。その他の繊維の場合は,算出した値に
ρ/1.5[ρ : 繊維の密度(g/cm3)]を乗じることによって計算し,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)に
よって10の位に丸める。
9T L
Mr 120
5.1 38
ここに, Mr : 所要量(mg)
T : 表示テックス数(tex)
L : 表示繊維長(mm)
[参考法]
ノモグラフによる所要量の算出 レーヨン,キュプラ及びアセテートの所要量の算出には,図3のノ
モグラフから求めた値が参考にできる。その他の繊維では,ノモグラフから求めた値にρ/1.5[ρ : 繊
維の密度(g/cm3)]を乗じることによって計算し,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって10の
位に丸める。
――――― [JIS L 1015 pdf 9] ―――――
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L 1015 : 2010
図3−繊維長ダイヤグラム所要量ノモグラフ
b) 補正ステープルダイヤグラム法(B法) A法によって平均繊維長を求めた後,ステープルダイヤグラ
ムの直線部10か所からそれぞれ1本の繊維を板上に引き抜き,その一端を押さえ,指先でまっすぐな
状態にして長さを測り,10本の長さの平均値及びこの10本の繊維のステープルダイヤグラム上の長
さの平均値を求め,次の式によって平均繊維長(mm)を算出し2回の平均値を,JIS Z 8401の規則B
(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
l
Lm L0
l
ここに, Lm : 平均繊維長(mm)
l : 引き抜いた10本の繊維のステープルダイヤグラム上の長さの
平均(mm)
l' : 引き抜いた10本の繊維の長さの平均(mm)
L0 : A法による平均繊維長(mm)
注記2 上記ステープルダイヤグラムの作成に当たり,厚紙にワセリンを塗布した台紙上に上記と
――――― [JIS L 1015 pdf 10] ―――――
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JIS L 1015:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1973:1976(NEQ)
- ISO 5079:1977(NEQ)
- ISO 6989:1981(NEQ)
- ISO 6989:1981(NEQ)
JIS L 1015:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1015:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8103:2013
- ジエチルエーテル(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
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- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
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- 硝酸(試薬)
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- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8567:2018
- 硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8799:2020
- フェノールフタレイン(試薬)
- JISK8858:2007
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- ジメチルスルホキシド(試薬)
- JISL0101:1978
- テックス方式
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0204-1:1998
- 繊維用語(原料部門)―第1部:天然繊維
- JISL0204-2:2010
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISL0204-2:2020
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISL0204-3:1998
- 繊維用語(原料部門)―第3部:天然繊維及び化学繊維を除く原料部門
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8701:1999
- 色の表示方法―XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色