JIS L 1065:1999 染色物の染料部属判定方法

JIS L 1065:1999 規格概要

この規格 L1065は、染色された繊維品上の染料部属判定方法について規定。

JISL1065 規格全文情報

規格番号
JIS L1065 
規格名称
染色物の染料部属判定方法
規格名称英語訳
Identification of dyestuff classes on dyed textiles
制定年月日
1963年11月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.120.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1963-11-01 制定日, 1967-02-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-09-01 確認日, 1977-02-01 確認日, 1980-02-01 確認日, 1983-10-01 改正日, 1988-12-01 確認日, 1999-10-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS L 1065:1999 PDF [23]
1
L 1065 : 1999

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS L 1065 : 1983は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS L 1065 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1065 : 1999

染色物の染料部属判定方法

Identification of dyestuff classes on dyed textiles

序文 この規格は,染色された繊維品の染料部属の判定方法を規定したもので,昭和38年に制定された。
今回の改正では,引用規格の改正に伴い,引用規格の名称を変更している。
1. 適用範囲 この規格は,染色された繊維品上の染料部属判定方法について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS K 8013 亜鉛粉末(試薬)
JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8101 エタノール (99.5) (試薬)
JIS K 8103 ジエチルエーテル(試薬)
JIS K 8136 塩化すず (II) 二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8264 ぎ酸(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8322 クロロホルム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛 (II) 三水和物(試薬)
JIS K 8461 1, 4−ジオキサン(試薬)
JIS K 8500 N, N−ジメチルホルムアミド(試薬)
JIS K 8533 ビス[ (+) −タルトラト]二アンチモン (III) 酸二カリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8562 硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8585 ステアリン酸(試薬)
JIS K 8624 炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8629 タンニン酸(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8699 2−ナフトール(試薬)

――――― [JIS L 1065 pdf 2] ―――――

2
L 1065 : 1999
JIS K 8731 尿素(試薬)
JIS K 8737 亜ジチオン酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8937 リグロイン(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 9032 レソルシノール(試薬)
JIS K 9501 アジ化ナトリウム(試薬)
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 1030-1 繊維製品の混用率試験方法−第1部 : 繊維鑑別
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
3. 要旨 この規格は,1種類の繊維に1種類の染料部属が用いられた試験片を調製できる染色物につい
て適用するのが原則である。ただし,本判定方法を利用して一つの試験片に使用されている数種類の染料
部属をある程度推定することができる場合もある。
判定方法としては,JIS L 1030-1によって,試料の繊維の種類を鑑別し,構成繊維別に規定してある判
定方法に基づいて,試験片から染料を抽出するか,又は脱色処理を行い,試験片の変退色,染料の抽出程
度などによって,又は抽出液による染色試験などによって,試験片に使用されている染料部属を判定する。
4. 器具及び材料 器具及び材料は,次のとおりとする。
a) 試験管 JIS R 3503(化学分析用ガラス器具)
b) ブンゼンバーナ
c) ろ紙 JIS P 3801[ろ紙(化学分析用)]
d) ビーカー JIS R 3503
e) ピペット
f) 酢酸鉛紙
g) 時計皿
h) 蒸発皿 JIS R 1302(化学分析用磁器蒸発ざら)
i) 磁製るつぼ JIS R 1301(化学分析用磁器るつぼ)
j) 顕微鏡
k) 分液漏斗 JIS R 3503
l) 水浴
m) 還流冷却器付フラスコ JIS R 3503
n) 白綿布 JIS L 0803(染色堅ろう度試験用添付白布)
o) 白羊毛布 JIS L 0803
p) 白アセテート布 JIS L 0803

――――― [JIS L 1065 pdf 3] ―――――

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L 1065 : 1999
5. 試薬 JISのあるものについては1級又は特級を用いる。
a) アンモニア水 JIS K 8085[アンモニア水(試薬)]
b) 塩化ナトリウム JIS K 8150[塩化ナトリウム(試薬)]
c) 塩酸 JIS K 8180[塩酸(試薬)]
d) 水酸化ナトリウム JIS K 8576[水酸化ナトリウム(試薬)]
e) 亜ジチオン酸ナトリウム JIS K 8737[亜ジチオン酸ナトリウム(試薬)]
f) N, N−ジメチルホルムアミド JIS K 8500[N, N−ジメチルホルムアミド(試薬)]
g) ピリジン JIS K 8777[ピリジン(試薬)]
h) 炭酸ナトリウム十水和物 JIS K 8624[炭酸ナトリウム十水和物(試薬)]
i) 硝酸ナトリウム JIS K 8562[硝酸ナトリウム(試薬)]
j) 硝酸 JIS K 8541[硝酸(試薬)]
k) ステアリン酸 JIS K 8585[ステアリン酸(試薬)]
l) 尿素 JIS K 8731[尿素(試薬)]
m) 酢酸 (99100%) (氷酢酸) JIS K 8355[酢酸(試薬)]
n) ジエチルエーテル JIS K 8103[ジエチルエーテル(試薬)]
o) タンニン酸 JIS K 8629[タンニン酸(試薬)]
p) 酒石酸アンチモニルカリウム(吐酒石) JIS K 8533〔ビス[ (+) −タルトラト]二アンチモン (III)
酸二カリウム三水和物(試薬)〕
q) 硫化ナトリウム九水和物 JIS K 8949[硫化ナトリウム九水和物(試薬)]
r) 酢酸鉛 JIS K 8374[酢酸鉛 (II) 三水和物(試薬)]
s) グリセリン JIS K 8295[グリセリン(試薬)]
t) 塩化すず JIS K 8136[塩化すず (II) 二水和物(試薬)]
u) アジ化ナトリウム JIS K 9501[アジ化ナトリウム(試薬)]
v) よう素 JIS K 8920[よう素(試薬)]
w) 次亜塩素酸ナトリウム
x) 亜鉛粉末 JIS K 8013[亜鉛粉末(試薬)]
y) エタノール (99.5) IS K 8101[エタノール (99.5) (試薬)]
z) 亜硝酸ナトリウム JIS K 8019[亜硝酸ナトリウム(試薬)]
aa) 拿 ナフトール(2−ナフトール)JIS K 8699[2−ナフトール(試薬)]
ab) −メチル−2−ピロリドン
ac) サリチル酸エチル
ad) ふっ化クロム
ae) トルエン JIS K 8680[トルエン(試薬)]
af) 陰イオン系分散剤
ag) テトラヒドロフラン
ah) リグロイン JIS K 8937[リグロイン(試薬)]
ai) ぎ酸 JIS K 8264[ぎ酸(試薬)]
aj) レソルシノール JIS K 9032[レソルシノール(試薬)]
ak) クロロホルム JIS K 8322[クロロホルム(試薬)]
al) ジオキサン JIS K 8461[1, 4−ジオキサン(試薬)]

――――― [JIS L 1065 pdf 4] ―――――

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L 1065 : 1999
6. 試験片の調製
6.1 試料から試験片を調製するには,できるだけ1種類の染料部属が使用されていると推定できる部分
から試験片を採取する。
なお,試料に数種類の色相を含むときは,その色相ごとに試験片を調製する。
6.2 試料が混用繊維品の場合には,繊維の鑑別を十分行い,構成繊維を確認した後,同種の繊維群に分
別し,試験片を調製することを原則とする。
6.3 試験片の質量は,原則として0.050.30gとする。また,染色試験に使用する白糸又は白布の質量は,
原則として0.010.05gとする。
6.4 樹脂加工又は樹脂後処理をしてあることが分かる場合は,次の処理を行う。
a) ホルムアルデヒド−アミノ樹脂の場合 試料100倍量の0.25%塩酸溶液の7080℃で15分間処理し
た後,取り出して,温水0.2%アンモニア水及び水で順次洗浄し,乾燥してから試験片を調整する。
b) アクリル,スチロール,メタクリルなどの樹脂の場合 試料50100倍量のジオキサンを用いて,還
流冷却器付フラスコ内で1時間煮沸した後取り出して水洗,乾燥する。
c) ジオキサン処理及び塩酸処理の両者を必要とする場合 ジオキサン処理を先に行う。
参考 この場合にはナフトール染料及び一部のバット染料は抽出される。
6.5 その他の加工,例えば防水加工などを施したもので,判定試験に支障があるものについては,あら
かじめ適当な処理を行ってから,試験片を調製する。
7. 染色物の繊維別による染料部属の種類 この規格によって判定できる染料部属は繊維別に表1のとお
りとする。

――――― [JIS L 1065 pdf 5] ―――――

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JIS L 1065:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1065:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK8013:2016
亜鉛粉末(試薬)
JISK8019:2010
亜硝酸ナトリウム(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8101:2006
エタノール(99.5)(試薬)
JISK8103:2013
ジエチルエーテル(試薬)
JISK8136:2017
塩化すず(II)二水和物(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8264:2020
ぎ酸(試薬)
JISK8295:2020
グリセリン(試薬)
JISK8322:2020
クロロホルム(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8374:2007
酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JISK8461:2007
1,4-ジオキサン(試薬)
JISK8500:2007
N,N-ジメチルホルムアミド(試薬)
JISK8533:2012
ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8562:2007
硝酸ナトリウム(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8585:2015
ステアリン酸(試薬)
JISK8624:2006
炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
JISK8629:1996
タンニン酸(試薬)
JISK8680:2006
トルエン(試薬)
JISK8699:1995
2-ナフトール(試薬)
JISK8731:2020
尿素(試薬)
JISK8737:1996
亜ジチオン酸ナトリウム(試薬)
JISK8777:2017
ピリジン(試薬)
JISK8920:2008
よう素(試薬)
JISK8937:2020
リグロイン(試薬)
JISK8949:2019
硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JISK9032:2019
レソルシノール(試薬)
JISK9501:2019
アジ化ナトリウム(試薬)
JISL0803:2011
染色堅ろう度試験用添付白布
JISL1030-1:2012
繊維製品の混用率試験方法―第1部:繊維鑑別
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JISR1301:1987
化学分析用磁器るつぼ
JISR1302:1980
化学分析用磁器蒸発ざら
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具