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3.4) 石けん,シャンプーなどの置き場がある。
8.2 性能
ユニットは,完成品について,9.によって試験したとき,表2の規定に適合しなければならな
い。
表 2 性能
項目 性能 試験方法
耐湿性 使用上支障のある変形,異常が生じてはならない。 9.2
強度 衝撃強さ 9.3 a)
壁 使用上支障のある変形,破損,ひび割れなどの欠点
床 が生じてはならない。 9.3 b)
たわみ 天井 最大たわみ量が10 mm以下。 9.3 c)
壁 最大たわみ量が7 mm以下。 9.3 d)
床 最大たわみ量が5 mm以下。 9.3 e)
配管の漏れ 漏れが生じてはならない。
便器,洗面器及び排 9.4
水管,浴室用防水パ
ントラップ及び給
水・給湯管
接合部の水密性 漏れ及び浸潤があってはならない。
壁と壁,壁と床,壁 9.5
と天井の接合部
通電・作動 異常があってはならない。 9.6
電気絶縁性 絶縁抵抗 1M 圀 上 9.7 a)
絶縁耐力 異常があってはならない。 9.7 b)
耐湿絶縁 1M 圀 上 9.7 c)
9. 試験方法
9.1 材料,構造,外観及び機能
ユニットの材料,構造,外観及び機能について,4.,5.,7.及び8.1の
各規定に適合しているかどうかを調べる。
9.2 耐湿試験
ユニットの開口部を密閉し,据置き形給湯器使用の場合は,浴槽の水を満水にして沸騰
状態で1時間放置した後,また,浴室外給湯方式の場合は,約70 ℃の湯を7 L/minの出湯量で1時間連続
給湯した後,各部材及び接合部に,変形又は異常が生じないかどうかを調べる。
9.3 強度試験
強度試験は,次による。ただし,この試験は,通常,耐湿試験終了後に行う。
a) 壁に対する衝撃 直径約200 mmの布袋に乾燥した川砂を充てんして,総質量15 kgとした砂袋を,
図1のように,つり元から砂袋の重心までの距離が1 000 mmになるようにひもでつるす。次に砂袋
を,ひもの角度が30°になるまで持ち上げた後,手放して内側表面に自然衝突させて衝撃を加える。
これを5回繰り返した後,裏打材の脱落,及び壁の表面に使用上支障のあるような変形,ひび割れ,
破損などが生じていないかどうかを調べる。
――――― [JIS A 4410 pdf 6] ―――――
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図 1 壁に対する衝撃
b) 床に対する衝撃 ユニットをコンクリートの床の上に置く。洗い場の中央部に,図2に示す総質量7 kg
の砂袋(3)を,半球部を下にして1 000 mmの高さから自然落下させる。これを5回繰り返した後,床
面の変形,ひび割れ,破損などが生じていないかどうかを調べる。
注(3) 砂袋の半球部には,皮革製又はラバーの円周750780 mmのバスケットボール(検定球)を用
いる。
図 2 砂袋
c) 天井に対するたわみ 天井中央部の上面に,直径約150 mm,厚さ5 mmのゴム板を載せ,その上に質
量4 kgのおもりを載せて,1時間経過後の最大たわみ量を測定する。
d) 壁に対するたわみ ユニット長辺の壁の中央部に,直径150 mm,厚さ5 mmのゴム板を当て,これに
98 Nの水平荷重を加え,壁面の最大たわみ量を測定する。
e) 床に対するたわみ 浴槽にその容量の80 %の水を満たす。次に,洗い場中央部に,直径150 mm,厚
さ5 mmのゴム板を置き,その上に質量100 kgのおもりを載せ,1時間経過後の床中央部の最大たわ
み量を測定する。
9.4 配管の漏れ試験
ユニットに用いられる配管には,それぞれの用途に応じて,次の試験を行う。
a) 給水・給湯管 給水・給湯管の給水栓を閉止した状態で,配管端末から常温の水で徐々に水圧を加え,
水道直結の場合は,1.72 MPaまで,また,私設タンクに接続する場合は0.74 MPaまで上昇させ,そ
のまま2分間以上保持した後,水漏れの有無を調べる。
――――― [JIS A 4410 pdf 7] ―――――
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なお,圧力計の読取りの精度は,読取り値の101以下とする。
b) 排水管 ユニットの排水管の端末を閉止した状態で,防水パンのあふれ面まで水を満たし,30分間放
置した後,接続口などからの水漏れの有無を調べる。
洗面器については,洗面器の排水栓を開いたまま排水管の端末を閉止した状態で,洗面器のあふれ
面まで水を満たし,30分間放置し,接続口などからの水漏れの有無を調べる。
c) 汚水管 ユニットの汚水管の端末を閉止した状態で,便器の上縁一杯に水を満たし,30分間放置した
後,接続口などからの水漏れの有無を調べる。ただし,ロータンク洗浄方式の場合は,同時にロータ
ンクの水漏れの有無を確認する。
9.5 接合部の水密性試験
空調用噴霧ノズル(スプレー角度60°,吹出穴5.0 mm,管の呼び径41)を用
い,ノズルの根元で水圧を0.19 MPaに保ちながら水を噴出させ,浴室の壁と壁,壁と床及び壁と天井の接
合部に沿って7 cm/sの速さでノズルを移動させ,外側への水漏れ及び浸潤がないかどうかを調べる。ただ
し,ノズルは,接合部から約30 cmの距離を保つものとする。
9.6 通電・作動試験
ユニットの電源部にAC 100 V電源装置で定格電圧を加え,各電気器具の作動及び
コンセントの通電を確認する。
9.7 電気絶縁試験
電気絶縁試験は,次による。
a) 絶縁抵抗 耐湿性試験の後,ユニット各部の表面に付着した水分をふきとり,500 V絶縁抵抗計によ
って,充電部とアースするおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗値を調べる。
b) 絶縁耐力 絶縁抵抗試験の後,充電部とアースするおそれのある非充電金属部との間に,1 000 Vの交
流電圧を1分間加えたときの異常の有無を調べる。
c) 耐湿絶縁 9.2の耐湿試験の直後に,ユニット各部の表面に付着した水分をふきとり,500 V絶縁抵抗
計によって,充電部とアースするおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗値を調べる。ただし,
コンセント回路は含まない。
10. 検査
検査は,次による。
10.1 形式検査
ユニットの設計又は生産技術が著しく変更されたときは,次の形式検査を行い,その合
否を判定する。
a) 試料の採り方 形式検査に供する試料は,最初の製造ロットからランダムに1台以上の試料を採る。
b) 検査項目 形式検査は,4.,5.及び8.の各項目について行う。
c) 試験方法 試験方法は,9.による。
d) 判定 判定は,4.,5.及び8.の各規定による。
10.2 製品検査
ユニットは,完成された状態でa)の検査項目の試験を行い,合否を判定する。ただし,
検査は,合理的な抜取方式によって行ってよい。
a) 検査項目 製品検査を行う項目は,次による。
1) 外観
2) 配管の漏れ試験
b) 試験方法 試験方法は,9.による。
c) 判定 判定は,7.及び8.による。
11. 表示
ユニットには,鮮明,かつ,容易に消えない方法で,取付け後も認められる箇所に,次の事項
を表示した銘板を付けなければならない。
――――― [JIS A 4410 pdf 8] ―――――
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a) 寸法又はその略号
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造番号
d) 商品名
12. 取扱説明書及びカタログ
取扱説明書及びカタログには,図示その他明確な方法によって,次の事項
を記載する。
a) 使用取扱説明書(使用者対象)
1) 使用方法,使用条件,使用上の注意事項及び禁止事項
2) 手入れ及び掃除の要領
3) 簡単な故障,異常の場合の見分け方及び処置方法
4) 故障,修理などの連絡先
5) その他 使用材料に対する注意事項[b) 5)参照]
b) 施工取扱説明書(施工者対象)
1) ユニットの構成
2) 据付け・固定の方法,組立手順及びそれらの注意事項
3) 組立後の検査
4) 運搬,荷下ろしなどの注意
5) 使用材料に対する注意事項
5.1) 使用材料の材質
5.2) 製品に使用する構成材のホルムアルデヒド放散区分
例 構成材料
内装仕上げ部分 下地部分
ホルムアルデヒド 放散区分 ホルムアルデヒド 放散区分
発散建築材料 発散建築材料
合板 F☆☆☆☆ 合板 F☆☆☆☆
6) その他
c) カタログ
1) 種類,寸法及びその略号
2) 換気口接続部の大きさ(mm)
3) 主要材料名(床,壁,天井)
4) 取付け部品名
5) 接続管の種別及び口径
6) 総質量
7) 電気容量
8) その他 使用材料に対する注意事項[b) 5)参照]
――――― [JIS A 4410 pdf 9] ―――――
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付表 1 化粧金属板
項目 試験方法 判定基準
耐衝撃性 塗膜などがはがれてはならない。
試験体の試験面中央部にJIS B 1501に規定する12.7
mmの鋼球(質量500 g)を,300 mmの高さから落と
して,塗膜などのはがれを見る。
密着性 JIS A 4401の11.3.2(密着性)による。 塗膜などのはがれは,3個以下。
耐沸騰水性 試験体を沸騰水(95 ℃以上)に3時間浸せきする。 しわ,割れ,膨れ,はがれなどがあっては
ならない。
耐食性 赤さびが出てはならない。
a) 素地が亜鉛めっき鋼板の場合は,JIS Z 2371の試
験方法で240時間行う。
異常があってはならない。
b) 素地がその他の金属板の場合は,JIS A 4401の
11.3.3(耐食性)による。
著しく変色してはならない。
c) IS K 6902の4.7(耐光性)に準じて退色時間を
100時間とする。
耐汚染性 著しく目立つ汚染があってはならない。
日本薬局方白色ワセリンに,JIS K 5107に規定するカ
ーボンブラック(顔料)を10 %混合したものを塗り,
常温で24時間放置し,JIS K 3301に規定する5 %化
粧石けん水に浸したガーゼでふき取った後,跡が目立
たないかどうかを検査する。
耐洗剤性 異常があってはならない。
洗濯用中性洗剤0.5 %溶液に,75 ℃で6時間浸せき
する。
鉛筆硬度 HBで異常があってはならない。
JIS K 5600-5-4の引っかき硬度(鉛筆法)による。
耐湿性 試験片を40 ℃,湿度90 %の雰囲気中に,240時間
著しいしわ,割れ,膨れ,はがれなどがあ
保持する。 ってはならない。
耐熱性 異常があってはならない。
JIS K 5600-6-3において,試験片を130 ℃±10 ℃の
恒温室中に3時間放置する。
耐温水性 60 ℃±2 ℃の温水に7時間浸せきし,取り出して17
表面に,さび又は膨れを生じてはならな
時間常温室内に放置することを,15回繰り返す。い。
――――― [JIS A 4410 pdf 10] ―――――
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JIS A 4410:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 4410:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0012:1980
- 住宅用サニタリーユニットのモデュール呼び寸法
- JISA4401:2018
- 洗面化粧ユニット類
- JISA4413:1991
- 住宅用配管ユニット
- JISA5207:2019
- 衛生器具―便器・洗面器類
- JISA5532:2011
- 浴槽
- JISA5712:1994
- ガラス繊維強化ポリエステル洗い場付浴槽
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB2061:2017
- 給水栓
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3350:2017
- 一般構造用軽量形鋼
- JISG3350:2021
- 一般構造用軽量形鋼
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISK3301:1985
- 化粧石けん
- JISK5107:1965
- カーボンブラック(顔料)
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK5600-6-3:1999
- 塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第3節:耐加熱性
- JISK6902:2007
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板試験方法
- JISK6911:1995
- 熱硬化性プラスチック一般試験方法
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法