この規格ページの目次
JIS C 4402:2010 規格概要
この規格 C4402は、JIS C 8702-1,JIS C 8702-2,JIS C 8702-3,JIS C 8704-1,JIS C 8704-2-1,JIS C 8704-2-2及びJIS C 8706に規定する蓄電池の浮動充電用サイリスタ整流装置で,公称直流電圧200V以下,定格直流電流600A以下のものについて規定。ただし,通信機器用整流装置を除く。
JISC4402 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C4402
- 規格名称
- 浮動充電用サイリスタ整流装置
- 規格名称英語訳
- Thyristor rectifiers for floating charge
- 制定年月日
- 1980年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
- 改訂:履歴
- 1980-03-01 制定日, 1985-06-01 確認日, 1986-11-01 改正日, 1992-02-01 確認日, 1997-06-20 確認日, 2002-06-20 確認日, 2004-04-20 改正日, 2010-05-20 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS C 4402:2010 PDF [22]
C 4402 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類・・・・[3]
- 4.1 公称直流電圧及び定格直流電流による区分・・・・[3]
- 4.2 構造による区分・・・・[4]
- 5 定格・・・・[4]
- 5.1 交流定格・・・・[4]
- 5.2 直流定格・・・・[4]
- 6 使用状態・・・・[6]
- 6.1 標準使用状態・・・・[6]
- 6.2 特殊使用状態・・・・[6]
- 7 性能・・・・[7]
- 7.1 電圧電流特性・・・・[7]
- 7.2 温度上昇・・・・[7]
- 7.3 効率・・・・[7]
- 7.4 耐電圧・・・・[7]
- 7.5 騒音・・・・[7]
- 7.6 動作・・・・[8]
- 7.7 絶縁抵抗・・・・[8]
- 8 構造・・・・[8]
- 8.1 構造一般・・・・[8]
- 8.2 電線の種類・・・・[9]
- 8.3 端子の配置・・・・[9]
- 8.4 回路構成・・・・[9]
- 8.5 塗装色,電線及び導体の色別・・・・[10]
- 9 形状及び寸法・・・・[11]
- 9.1 箱体の形状及び盤面器具の取付位置・・・・[11]
- 9.2 箱体寸法・・・・[12]
- 10 材料及び主要構成部品・・・・[16]
- 11 試験・・・・[17]
- 11.1 試験状態・・・・[17]
- 11.2 試験用負荷・・・・[17]
- 11.3 試験項目及び形式検査項目・・・・[17]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 4402 pdf 1] ―――――
C 4402 : 2010
pdf 目次
ページ
- 11.4 試験方法・・・・[17]
- 12 受渡検査・・・・[19]
- 13 製品の呼び方・・・・[19]
- 14 表示・・・・[19]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 4402 pdf 2] ―――――
C 4402 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人電池工業
会(BAJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 4402:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS C 4402 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 4402 : 2010
浮動充電用サイリスタ整流装置
Thyristor rectifiers for floating charge
序文
この規格は,1980年3月に制定されたもので,前回の改正は2004年に行われ,引用規格の見直し,直
流電流範囲の拡大,制御弁式鉛蓄電池の追加による蓄電池の収納方式,外箱の外形寸法の変更など全面的
な見直しを行った。今回は,小形制御弁式鉛蓄電池への適用拡大及び消防法の改正による整合化を図るた
め改正を行った。
1 適用範囲
この規格は,JIS C 8702-1,JIS C 8702-2,JIS C 8702-3,JIS C 8704-1,JIS C 8704-2-1,JIS C 8704-2-2
及びJIS C 8706に規定する蓄電池の浮動充電用サイリスタ整流装置(以下,整流装置という。)で,公称
直流電圧200 V以下,定格直流電流600 A以下のものについて規定する。ただし,通信機器用整流装置を
除く。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS C 1102-1 直動式指示電気計器−第1部 : 定義及び共通する要求事項
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 1102-8 直動式指示電気計器 第8部 : 附属品に対する要求事項
JIS C 1103 配電盤用指示電気計器寸法
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 2552 無方向性電磁鋼帯
JIS C 2553 方向性電磁鋼帯
JIS C 3103 電気機器巻線用軟銅線
JIS C 3104 平角銅線
JIS C 3202 エナメル線
JIS C 3204 横巻線
JIS C 3307 600 Vビニル絶縁電線(IV)
JIS C 3316 電気機器用ビニル絶縁電線
JIS C 8201-2-1 低圧開閉装置及び制御装置−第2-1部 : 回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断
器)
――――― [JIS C 4402 pdf 4] ―――――
2
C 4402 : 2010
JIS C 8702-1 小形制御弁式鉛蓄電池−第1部 : 一般要求事項,機能特性及び試験方法
JIS C 8702-2 小形制御弁式鉛蓄電池−第2部 : 寸法,端子及び表示
JIS C 8702-3 小形制御弁式鉛蓄電池−第3部 : 電気機器への使用に際しての安全性
JIS C 8704-1 据置鉛蓄電池−一般的要求事項及び試験方法−第1部 : ベント形
JIS C 8704-2-1 据置鉛蓄電池−第2-1部 : 制御弁式−試験方法
JIS C 8704-2-2 据置鉛蓄電池−第2-2部 : 制御弁式−要求事項
JIS C 8706 据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS G 3101 一般構造用圧廷鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧廷鋼板及び鋼帯
JIS G 3350 一般構造用軽量形鋼
JIS H 3140 銅ブスバー
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8741 鏡面光沢度−測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
サイリスタ整流装置
逆阻止三端子サイリスタ(以下,サイリスタという。),又はサイリスタと整流ダイオードとを用い,交
流電力を直流電力に変換する半導体電力変換装置。
3.2
浮動充電
整流装置の直流出力に蓄電池と負荷とを並列に接続し,常時蓄電池に一定電圧を加え充電状態を保ちな
がら,同時に整流装置から負荷へ電力を供給し,停電時又は負荷変動時に無遮断で蓄電池から負荷へ電力
を供給する充電方式。
3.3
均等充電
多数個の蓄電池を一組にして長時間使用した場合に,自己放電などによって生じる個々の蓄電池間の充
電状態のばらつきを,浮動充電電圧よりもやや高い電圧で充電することによってなくし,充電状態を均一
にするために行う充電。
3.4
浮動充電電圧
浮動充電を行っているときの印加電圧。
3.5
均等充電電圧
均等充電を行っているときの印加電圧。
3.6
定格交流電圧
――――― [JIS C 4402 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS C 4402:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.200 : 整流器.変換器.安定電源装置
JIS C 4402:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISC1102-1:2007
- 直動式指示電気計器―第1部:定義及び共通する要求事項
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1102-8:1997
- 直動式指示電気計器 第8部:附属品に対する要求事項
- JISC1103:1984
- 配電盤用指示電気計器寸法
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC2552:2014
- 無方向性電磁鋼帯
- JISC2553:2019
- 方向性電磁鋼帯
- JISC3103:1984
- 電気機器巻線用軟銅線
- JISC3104:1994
- 平角銅線
- JISC3202:2014
- エナメル線
- JISC3204:1988
- 横巻線
- JISC3307:2000
- 600Vビニル絶縁電線(IV)
- JISC3316:2000
- 電気機器用ビニル絶縁電線
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISC8201-2-1:2011
- 低圧開閉装置及び制御装置―第2-1部:回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断器)
- JISC8702-1:2009
- 小形制御弁式鉛蓄電池―第1部:一般要求事項,機能特性及び試験方法
- JISC8702-2:2009
- 小形制御弁式鉛蓄電池―第2部:寸法,端子及び表示
- JISC8702-3:2009
- 小形制御弁式鉛蓄電池―第3部:電気機器への使用に際しての安全性
- JISC8704-1:2006
- 据置鉛蓄電池―一般的要求事項及び試験方法―第1部:ベント形
- JISC8704-2-1:2019
- 据置鉛蓄電池―第2-1部:制御弁式―試験方法
- JISC8704-2-2:2019
- 据置鉛蓄電池―第2-2部:制御弁式―要求事項
- JISC8706:2010
- 据置ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3350:2017
- 一般構造用軽量形鋼
- JISG3350:2021
- 一般構造用軽量形鋼
- JISH3140:2018
- 銅ブスバー
- JISZ8721:1993
- 色の表示方法―三属性による表示
- JISZ8741:1997
- 鏡面光沢度―測定方法