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K 0099 : 2004
付表2 水の飽和水蒸気圧(続き)
単位 kPa
温度 1℃
℃ 10
.0 .1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9
84 55.57 55.78 56.01 56.22 56.45 56.68 56.90 57.13 57.36 57.58
85 57.81 58.04 58.26 58.49 58.73 58.96 59.18 59.42 59.65 59.89
86 60.12 60.34 60.58 60.82 61.06 61.29 61.53 61.77 62.01 62.25
87 62.49 62.73 62.97 63.21 63.46 63.70 63.95 64.19 64.45 64.69
88 64.94 65.19 65.45 65.69 65.94 66.19 66.45 66.70 66.97 67.22
89 67.47 67.73 67.99 68.25 68.51 68.78 69.03 69.30 69.57 69.70
90 70.096 70.362 70.630 70.898 71.167 71.437 71.709 71.981 72.254 72.527
91 72.801 73.075 73.351 73.629 73.907 74.186 74.465 74.746 75.027 75.310
92 75.592 75.876 76.162 76.447 76.734 77.022 77.310 77.599 77.890 78.182
93 78.474 78.767 79.060 79.355 79.651 79.948 80.245 80.544 80.844 81.145
94 81.447 81.749 82.052 82.356 82.661 82.968 83.274 83.582 83.892 84.202
95 84.513 84.825 85.138 85.452 85.766 86.082 86.400 86.717 87.036 87.355
96 87.675 87.997 88.319 88.643 88.967 89.293 89.619 89.947 90.275 90.605
97 90.935 91.266 91.598 91.931 92.266 92.602 92.939 93.276 93.615 93.954
98 94.295 94.636 94.979 95.323 95.667 96.012 96.359 96.707 97.056 97.407
99 97.757 98.109 98.463 98.816 99.172 99.528 99.885 100.24 100.60 100.96
100 101.32 101.69 102.05 102.42 101.78 103.15 103.52 103.89 104.26 104.63
101 105.00 105.37 105.75 106.12 106.50 106.88 107.26 107.64 108.02 108.40
――――― [JIS K 0099 pdf 16] ―――――
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K 0099 : 2004
附属書1(規定)イオン電極法
1. 適用範囲
この附属書は,イオン電極法によるアンモニアの分析方法について規定する。
2. 分析方法の概要 分析方法の概要は,次による。
附属書1表 1 分析方法の概要
分析方法の概要
要旨 試料採取 定量範囲
volppm
(mg/m3)
吸収瓶法
試料ガス中のアンモニアをほう酸溶液 1.81 600
吸収液 : ほう酸溶液(5g/L)
に吸収させた後,水酸化ナトリウム溶液 (1.31 200)
液量 : 50 ml×2本
を加え,遊離したアンモニアを隔膜形電
極を用いて測定する。 標準採取量 : 20 L
3. 試料ガス採取方法
3.1 試料ガス採取 試料ガスの採取は本体の5.による。
3.2 試薬及び吸収液の調製 試薬及び吸収液の調製は,次による。
a) 水 JIS K 0557に規定する種別A2のもの。
b) ほう酸 JIS K 8863に規定するもの。
c) 吸収液[ほう酸溶液(5 g/L) ] ほう酸5.0 gを,水に溶かして全量1 Lとする。
3.3 器具及び装置 本体の5.3による。
3.4 採取操作 本体の5.4のインドフェノール青吸光光度法の場合に準じて行う。
3.5 試料ガス採取量の算出 本体の5.5による。
3.6 分析用試料溶液の調製 排ガス中のアンモニアを3.2 c)の吸収液に捕集した後,本体の6.1に準じて
操作し,調製する。
4. 定量方法
4.1 試薬及び試薬溶液の調製
4.1.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 JIS K 0557に規定する種別A2のもの。
b) 水酸化ナトリウム JIS K 8576に規定するもの。
c) 塩化アンモニウム JIS K 8116に規定するもの。
d) 硫酸アンモニウム JIS K 8960に規定するもの。
e) ほう酸 JIS K 8863に規定するもの。
4.1.2 試薬溶液の調製 試薬溶液の調製は,次による。
a) 水酸化ナトリウム溶液(100 g/L) 水酸化ナトリウム10 gを,水に溶かして全量100 mlとする。
b) アンモニウムイオン標準原液(0.1 mg/ml) 本体の7.1.2 b) 3)による。
c) アンモニウムイオン標準液I (0.01 mg/ml) 全量フラスコ250 mlにb)のアンモニウムイオン標準原液
――――― [JIS K 0099 pdf 17] ―――――
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K 0099 : 2004
(0.1 mg/ml)を正確に25.0 mlをとり,水を標線まで加える。
d) アンモニウムイオン標準液II(0.001 mg/ml) 全量フラスコ250 mlにc)のアンモニウムイオン標準液I
(0.01 mg/ml)を正確に25.0 mlをとり,水を標線まで加える。
e) アンモニウムイオン標準液III(0.000 1 mg/ml) 全量フラスコ250 mlにd)のアンモニウムイオン標準液
II(0.001 mg/ml)を正確に25.0 mlをとり,水を標線まで加える。
f) 吸収液 3.2 c)で調製したもの。
4.2 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
a) 電位差計 1 mVの高入力抵抗電位差計(例えば,イオンメータ,デジタル式pH-mV計,拡大スパン
付pH-mV計)
b) 隔膜形アンモニア電極
c) マグネチックスターラー 回転による発熱で液温に変化を与えないもの。
4.3 検量線の作成 操作は次のとおり行う。
a) 三角フラスコ200 mlに,アンモニウムイオン標準液III(0.000 1 mg/ml)100 mlを入れ,水酸化ナトリウ
ム溶液1 mlを加え,静かに揺すり,混ぜる(1)。
b) 直ちに,隔膜形アンモニア電極を浸し(2),マグネチックスターラを用い,溶液の液温が変化しない程
度一定速度でかき混ぜ,指示が安定した後,電位を測定する(3)(4)(5)。同時に液温を測定する。
c) アンモニウム標準液II(0.001 mg/ml)及びアンモニウムイオン標準液I (0.01 mg/ml)について,a)及びb)
の操作を行い,電位を測定する(2)(3)(4)(5)。この際,液温は標準液IIIについてb)の操作で測定した温度
と±1 ℃以内になるように調節する。
d) 片対数方眼紙の対数軸に,アンモニウムイオンの濃度(mg/ml)をとり,電位(mV)との関係線(6)を作成す
る。
注(1) このときpH値は約12となる。pH値11以上でアンモニウムイオンはアンモニアとなるが,揮
散しやすいので注意する。
(2) 隔膜電極は,内部ガラス電極のガラス膜面に隔膜を強く押し付けると隔膜に傷がつくので注意
する。
(3) 隔膜電極の隔膜が汚れると,電位が不安定になり,応答速度も遅くなる。
(4) かき混ぜが強すぎると,泡が膜を覆い,誤差を生じる。
(5) アンモニア電極の応答時間は,アンモニウムイオンの濃度が0.000 1 mg/mlで35分間,0.001
mg/mlで23分間である。
(6) アンモニウムイオン標準液0.000 1 mg/mlと0.01 mg/mlとの電位差は110120 mVの範囲に入
り,アンモニウムイオンの濃度0.000 1 mg/ml程度までは,検量線は直線となる。
備考 直読式計器の場合には,検量線を作成する代わりにアンモニウムイオン標準液IIIとアンモニウ
ムイオン標準液を用い,目盛校正(スパン調整)を各数回繰り返して行う。
4.4 定量操作 操作は,次のとおり行う。
a) ビーカー200 mlに3.6で調製した分析用試料溶液の適量vml(NH4+として0.011 mgを含む。)をとり,
水酸化ナトリウム溶液を少量ずつ加えて弱アルカリ性(pH約7.5)とした後,全量フラスコ100 mlに水
で洗い移し,水を標線まで加える。これを三角フラスコ200 mlに移し入れる。全量フラスコは洗わな
い。
b) 液温を4.3の検量線作成のときの液温と±1 ℃以内に調節する。
c) 4.3 a)及び4.3 b)の操作を行い,4.3 d)で作成した検量線からアンモニウムイオンの濃度(mg/ml)を求め
――――― [JIS K 0099 pdf 18] ―――――
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K 0099 : 2004
る。
d) ビーカ−200 mlに吸収液vmlをとり,a) c)に準じて操作し,アンモニウムイオンの空試験値を求め
る。
備考 標準添加法を用いてもよい。その操作は,次による。
三角フラスコに分析用試料溶液100 mlをとり,水酸化ナトリウム溶液1 mlを加えた後,4.3 b)
に準じて操作を行い,電位E0を読み取る。次に,検量線から求めた概略濃度の1001 000倍
のアンモニウムイオン標準液(C mgNH4+/ml)を順次1 mlずつ添加し,このとき生じる電位E1,
E2,E3を測定する。これらの値とE0との差をそれぞれΔE1,ΔE2,ΔE3とする。検量線から現
在測定されている濃度付近の電位こう配S(7)を求め,次の式によってそれぞれのアンモニウム
イオンの濃度a1,a2,a3を求め分析用試料溶液中のアンモニウムイオンの濃度a(mg/L)を算出す
る。
c
a1 E1 / S
101 10 100
2 c
a2 E2 / S
102 10 100
3 c
a3 E3 / S
103 10 100
a 1/3 a1 a2 a3
注(7) 電位こう配とは,アンモニウムイオンの濃度が10倍変化したときの電位変化のことをいう。
別に,吸収液100 mlについて同様の操作を行い,アンモニウムイオンの濃度b(mg/ml)を求
める。
4.5 計算 試料ガス中のアンモニアの濃度を,次の式によって算出する。
1.24 a b 100/v 250
Cv 1000
Vs
0.944 a b 100/v 250
Cw 1000
Vs
Cw v 0.760
ここに, Cv : 試料ガス中のアンモニアの体積濃度(volppm)
Cw : 試料ガス中のアンモニアの質量濃度(mg/m3)
a : 4.4 c)で求めたアンモニウムイオンの濃度(mg/L)
b : 4.4 d)の空試験で求めたアンモニウムイオンの濃度(mg/ml)
v : 分析用試料溶液の分取量(ml)
Vs : 3.5によって算出した標準状態の試料ガス採取量(L)
(乾きガス量の場合はVSD,湿りガス量の場合はVSW)
1.24 : NH4+1 mgに相当するアンモニア(NH3)の体積(ml)(標準状態)
0.944 : NH4+l mgに相当するアンモニア(NH3)の質量(mg)
0.760 : アンモニア1 volppmに相当するアンモニア(NH3)としての質
量濃度(mg/m3)
――――― [JIS K 0099 pdf 19] ―――――
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附属書2(規定)インドフェノール青吸光光度法における共存する
硫黄酸化物などが妨害する場合の分析方法
1. 適用範囲
この附属書は,排ガス中のアンモニアをインドフェノール青吸光光度法で測定する場合,
共存する硫黄酸化物などが妨害するときのアンモニアの分析方法について規定する。
2. 分析方法の概要 分析方法の概要は,次による。
附属書2表 1 分析方法の概要
分析方法の概要
要旨 試料採取法 定量範囲
volppm
(mg/m3)
吸収瓶法
試料ガス中のアンモニアを過酸化水素 1.615.5
吸収液 : 過酸化水素水(1+9)
水に吸収させた後,アンモニア追い出し (1.211.8)
液量 : 50 ml×2本
装置で水酸化ナトリウム溶液を加えア
標準採取量 : 20 L
ンモニアを追い出し,ほう酸溶液に捕集
した後,フェノール・ペンタシアノニト
ロシル鉄(III)酸ナトリウム溶液及び次亜
塩素酸ナトリウム溶液を加えて,インド
フェノール青を生成させ,吸光度(640
nm)を測定する。
3. 試料ガス採取方法
3.1 試料ガス採取 試料ガスの採取は,本体5. による。
3.2 試薬及び吸収液の調製 試薬及び吸収液の調製は,次による。
a) 水 JIS K 0557に規定する種別A2のもの。
b) 過酸化水素 JIS K 8230に規定するもの。
c) 水酸化ナトリウム JIS K 8576に規定するもの。
d) 吸収液 過酸化水素水(1+9)
e) 水酸化ナトリウム溶液(8 mol/L) 水酸化ナトリウム32 gを,水に溶かして100 mlとする。
f) ほう酸溶液(5 g/L) ほう酸5.0 gを,水に溶かして全量1 Lとする。
3.3 器具及び装置 本体の5.3による。
3.4 採取操作 本体の5.4による。
3.5 試料ガス採取量の算出 本体の5.5による。
3.6 アンモニアの追い出し操作 アンモニアの追い出し操作は,次による。
a) 吸収瓶(F1,F2)を外して,吸収瓶(F1)に吸収瓶(F2)の内容液を水で洗い移した後,吸収瓶(F1)を附
属書2図1のアンモニア追い出し装置に接続する。
b) プラスチック製注射筒(A)に水酸化ナトリウム溶液(8 mol/L) 5 mlを吸い込んで取り付ける。
c) 注射筒(A)内の水酸化ナトリウム溶液を吸収瓶(F1)に導入し,アルカリ性(pH13以上)とする。
d) 窒素ボンベのバルブを開き,流量を2 L/min程度に調節し,発生するアンモニアを吸収瓶(G)内のほう
――――― [JIS K 0099 pdf 20] ―――――
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JIS K 0099:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.40 : 固定施設からの発生ガス
JIS K 0099:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0034:1997
- 標準物質 ― 標準液 ― アンモニウムイオン
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0095:1999
- 排ガス試料採取方法
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0127:2013
- イオンクロマトグラフィー通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8228:2020
- 過塩素酸マグネシウム(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8519:2016
- しゅう酸二水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8722:2019
- ペンタシアノニトロシル鉄(III)酸ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8863:2007
- ほう酸(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8960:2008
- 硫酸アンモニウム(試薬)
- JISK9019:2016
- りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬)
- JISK9019:2021
- りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬)
- JISZ8808:2013
- 排ガス中のダスト濃度の測定方法