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JIS K 8667:2019 規格概要
この規格 K8667は、試薬として用いるトリクロロ酢酸(別名 : 2,2,2-トリクロロ酢酸)について規定。
JISK8667 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8667
- 規格名称
- トリクロロ酢酸(試薬)
- 規格名称英語訳
- Trichloroacetic acid (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1955-03-05 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8667:2019 PDF [11]
K 8667 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(CCl3COOH)(乾燥後)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 乾燥減量・・・・[5]
- 6.5 強熱残分(硫酸塩)・・・・[5]
- 6.6 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.7 硝酸塩・・・・[5]
- 6.8 りん酸塩(PO4)・・・・[6]
- 6.9 硫酸塩(SO4)・・・・[7]
- 6.10 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 6.11 硫酸着色物質・・・・[9]
- 7 容器・・・・[9]
- 8 表示・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8667 pdf 1] ―――――
K 8667 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8667:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8667:1995を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8667 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8667 : 2019
トリクロロ酢酸(試薬)
Trichloroacetic acid (Reagent)
CCl3COOH FW : 163.39
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるトリクロロ酢酸について規定する。
警告1 トリクロロ酢酸は劇物で,腐食性が強いため,粘膜,皮膚及び目に付着しないように注意す
る。また,加熱する場合,腐食性のガスが生じることがあり,蒸気の吸入に注意し,排気に
十分注意して取り扱う。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 別名 : 2,2,2-トリクロロ酢酸
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8092 インジゴカルミン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 8667 pdf 3] ―――――
2
K 8667 : 2019
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
トリクロロ酢酸は,無色から白の結晶,粉末又はフレークで,潮解性がある。水,エタノール(99.5)
及びジエチルエーテルに極めて溶けやすい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gをはかりとり,水10 mLを加えて溶かし,その0.5 mLをとり,ピリジン2 mL及び水酸化ナ
トリウム溶液(300 g/L)5 mLを加えて,60 ℃70 ℃の水浴中でよく振り混ぜながら5分間加熱する
とき,上層は赤くなる。
b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数1 742 cm-1,1 418 cm-1,1 265 cm-1,
830 cm-1,707 cm-1及び675 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117
の5.2 a)(フィルム法)による。溶剤として,エタノール(99.5)を用いた赤外吸収スペクトルの例を
図1に示す。
――――― [JIS K 8667 pdf 4] ―――――
3
K 8667 : 2019
図1−赤外吸収スペクトルの例
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(CCl3COOH)(乾燥後) 質量分率 % 99.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
乾燥減量 質量分率 % 1.0以下 6.4
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.02以下 6.5
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.6
硝酸塩 − 試験適合 6.7
りん酸塩(PO4) 質量分率 ppm 5以下 6.8
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01以下 6.9
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.10
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5以下 6.10
硫酸着色物質 − 試験適合 6.11
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(CCl3COOH)(乾燥後)
純度(CCl3COOH)(乾燥後)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) フェノールフタレイン溶液 JIS K 8799に規定するフェノールフタレイン1.0 gをはかりとり,JIS
K 8102に規定するエタノール(95)90 mLを加えて溶かし,水を加えて100 mLにしたもの。
――――― [JIS K 8667 pdf 5] ―――――
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JIS K 8667:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8667:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8092:2017
- インジゴカルミン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8799:2020
- フェノールフタレイン(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8920:2008
- よう素(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)